旅立ちの日

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2006.09.22

彼と昨日から成田へ。

行く前に支度をしながら大泣きしていた私。
涙が止まらなくなり、どうしてこんな支度をしなくちゃ
いけないのだろうって思いながら支度をした。。。

彼に逢いたくない、でも逢いたい。。。

そんな気持ちのまま、成田へ。

ホテルにたどりつき、彼とやっと２人きり。
たくさんのキスをもらい、強く強く抱きしめられた。

お互い、相手にかける言葉がでず、抱き合うだけで

２人でお風呂に入るのも、一緒の布団で寝るのも
愛してもらえるのも、腕枕も、彼の寝顔も…
しばらくはおあづけになる。

だから今日は彼の寝顔をずっとずっと見ていたい
そう思っていた。たわいもない話をしながら笑い合いました。
でも、いつのまにかお互い寝ていた。。。

気づくと、朝だった。
太陽の光が少しだけのぞいていた。。。

時計を見るともう７時半。
急いで化粧をして、お着替え。

刻々と出発の時間が近づいてくる。

どうしても行ってほしくない。。。
でも、彼だって辛いのだから笑顔で見送りたい。。。

そんな気持ちが入り交じり、泣くのを我慢していたけど
もうそれも限界だった。

寂しい、不安、辛い、行かないで。。。

今頃になってやっと。。。

でも、それは彼が出発する２時間前。
彼と２人で泣いて、言葉にならなかった。。。

それからホテルをチェックアウトして空港へ。

空港が近づいてくるたびに、今まで彼と色々したこと
喧嘩したこと、旅行にいったことなど思い出が蘇り…
涙がずっと止まらなかった。

その間彼はずっと私の頭を撫で、手を握りしめていてくれた。

空港へつき、彼はチェックインカウンターへ。
私は一人ゲート出口で彼を待った。
待ち時間におしつぶされそうになり、何度も
涙を拭った。。。

そして、彼が登場するまであと１０分となった。
最後のこの時間…。

本当に時間が止まってほしかった。
このまま地震が起きたらいいのにとか、飛行機の事故が
起きたら彼がいかなくて済むのにとそんなことを
考えつつ、寂しくて仕方がなくて涙が止まらなかった。

彼は、強く抱きしめて、優しく髪を撫でながら

「俺、向こうで仕事を頑張るからNWも仕事頑張ってな。

俺のことを忘れるなよ。浮気するなよ。。。

次は12月に逢えるからそれまで我慢な。

連絡はするし、いつでも連絡は取れるから

何かあれば、夜中でも叩き起こして連絡をくれてもいいからね。

帰ってきたら次のステップがあるから

それまで一緒に頑張ろうな。

次のステップとは

‘帰ってきたら結婚しよう’

ってこと。

だから1年、待っていてね。」

そう、彼はいって搭乗ゲートへ。

最後にキスをくれ

「元気でな。じゃ、行ってくるから。。。
　愛してるよ」

と、笑顔で彼は旅立ちました。

私も一生懸命笑顔を作り

「私も、愛してるよ。気をつけて行ってらっしゃい。

１年、待ってるからね」

と、見送りました。

ゲートをくぐったあと、下に降りるエスカレーター部分まで
ガラス張りになっていて、そこで彼とガラスごしに話をした。

お互いの手の間にはガラスがあり、手を合わせても
間には大きなガラス。何も伝わらないぬくもり。。。

すごく寂しかった。
近くにいるのに、もう逢えない。声も聞けない。
手も繋げない。。。

苦しすぎました。

でも、泣いてはいたけど、最後まで笑顔で彼を
見送りできたと思う。

彼が見えなくなるまで見送ったあと
私は倒れ込むように、空港の椅子のところで
大泣きをした。。。

無事に彼がつきますように。。。
そして、次に逢える日まで頑張ろうと。

改めて、彼のことを本当に「愛している」
と気づかされました。何より、自分の気持ちと
しっかり向き合えたし、彼のことを本当に大切に
思えました。

今まで、彼のこと本当に好きって自信があまり
もてなかった。でも、ここでちゃんと
自分の気持ちに素直になることができた。

そして、自分にこんなに大切な人ができて
本当に嬉しく感じた。

これから辛いことも多いけど、私なりに
強くなろうと思う。

だから、弱虫な私だけど、みなさん
応援してください。。。

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