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September 13, 2015

29日目フライブルグヨハナと

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カテゴリ：ドイツ旅行

その日の宿は敢えて、古い通りの日本で言うところの料理旅館のようなレストランが営むプチホテルにちょっと冒険した。夫にはこっそり自分の趣味で。

フライブルグで一番綺麗なこの通りにあるホテル。

コンヴィクト通り　フライブルク posted by (C)灰色ウサギ

宿にチェックインして荷物を置いてグマイナーに向かう。そこで自分用のお菓子と色とりどりの花や鳥の形をした可愛らしいクッキーの詰め合わせをお土産用に買った。
それからその日2度目の駅に向かう。

実はそこでドイツの国境の町スイスのバーゼルから車でやって来る次女のロンドンで作った友人のヨハナと会うことになっているのだった。
次女の友人ではあるが、卒論中であった娘の代わりに私が日本を案内したのですっかり私に懐いた。
ハンブルグにいるとばかり思っていたのが、バーゼルにいてドイツのフライブルグまで逢いに来たいと言うので夕食を共にすることにしたのだ。

最初は英語混じりの日本語で、そのうち抜群の語学力で独学習得した日本語で話した。

レストランで私がドイツ語で注文するのを助けてくれたり、ウェイターと喋ったり、相変わらずの人懐っこさを発揮していたヨハナ。
「お母さん、いいチョイスです。このレストラン良いです。」
「お父さんチップたくさんあげたから、ウェイター喜んでいますよ」
まあ、ウェイターさん私のドイツ語注文我慢強く聞いてくれたしね。

夜、バーゼルに帰る彼女を駅に送って行った。途中「ホテルにうまく帰れるかな」という私に、「お母さんは地図がわかるからこの道を行けば帰れます」
ニコニコして言う。
「お父さんはお母さんの後を付いていけば大丈夫です」

すまして言う彼女の言葉に、
ぐうの音も出ない夫であった。