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2012.04.29
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カテゴリ: 外来診療一般
 さて今日も前回の日記の続きです。現在の加齢黄班変性(AMD)に対する抗VEGF薬の硝子体注射療法は、効果抜群で治療成績を跳ね上げたまさに「夢のクスリ」なのですが、反面その効き目が長続きせず定期的に注射を受けないといけない場合があるという弱点もあります。

 また、この抗VEGF薬は実は目の玉が飛び出るほど値段が高い薬なので、最初は張り切って頑張って下さっていた患者様でも、次第に「高いし、もうやめたい。」と思われてしまうこともたまにあります。

 しばらく前に新聞を読んでいると、

IMG_2967.JPG

 あらゆる細胞に分化できるヒトiPS細胞から作成した網膜の細胞を使ってこの加齢黄班変性を治療しようという臨床研究が始まるというニュースが載っていました。

 この治療法が軌道に乗ればAMDの治療は更に大きく進歩することになるでしょう。今後の進展が楽しみですね。

 さて4回に分けてお送りしてきた「加齢黄班変性(AMD)について考える」シリーズですが、今回で最終回です。皆様、お付き合い戴き有難う御座いました。

   加齢黄班変性(AMD)について考えるスペシャル  完






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最終更新日  2012.04.29 09:02:20


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