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複数のSを中1に教えます。いつも困る(といか迷う)事柄があります。付け方は大別して6種類あります。
1.普通の付け方。desk→desks
2.語尾s/o/x/ch/sh。tomato→tomatoes
3.語尾子音字+y。city→cities
4.語尾発音が[f]。wolf→wolves
5.単複同形。fish→fish
6.不規則変化。child→children
ですが、いつも困るのが、2・4・5なんです。先生によって教えにくいところは違うと思いますが、私はこれら3つが嫌いです。
2については、「ソックスチッシュ(soxchsh)」は「es」だから、くっつけて「ソックスチッシーズ」だね。で、なんとか覚えてくれはします。しかーし 、「pianosとかphotosとかstudiosはどうすんの?」 となる。pianoなど外来語の語尾oの場合には「es」ではなく「s」をつけますが、ぶっちゃけこのあたりの経緯や理由を説明している暇がない。よって、「pianoのように人工物のoはsをつけ、自然物(生き物)のoにはesだぞ」という 「嘘」というか「飛躍」で方便説いています 一応、これでheroもpotatoもbuffaloも説明がつくんですが。。。まずいな、と思いつつしかし塾だから、と諦める。
4については、例外がねー。roofs があったりbeliefsだったりと、これはもう説明できません。なんでだろう。。。知りません。しかもroofsは読み方だけは「ヴズ」なんだよなー。いつも「roofは例外だからねー。」などと、およそ 「教えている」にふさわしくない 表現を使うしかない。この記事書き終わったら調べてみます(案外すぐに判明しちゃったりして。。)
5に関しては、生徒がよく質問に来るので困る。もちろん暗記すればいいということになりますが、どうも「単複同形」っていうのが気に食わないらしく「そうなる理由」が欲しいらしいのです。一応 、「集団で暮らし、逃げるときにカタマリで逃げる動物」という定義を与え、「カタマリで逃げるから、一匹に見える」だからたくさんいても単数形だと 。別にこれは私が勝手に考えたわけではなくある偉い先生が言っていたのでそのままマネしているわけですが、こじ付けっぽいし、どうも例外が多すぎる。。。「fishはわかる。sheepはわかる。JapaneseやChineseやPortugueseやVietnameseはちょっとあやしいな。deerはホントかよ?」ですね。逆に集団で暮らしカタマリで逃げるのならsparrowはどうなんだよ!となる。
我々の世代では、理屈ぬきにガリ勉して覚えたという思い出があるけどなー。
「とにかく全部覚えろ!来週までに覚えてこなかったら100回書く!」とかいうやり方もありなんですが、部活や行事で疲弊している生徒に対してあまり訓練主義を導入したくないな 。「嘘でも理屈を」というのは、 教え方として 間違っているのか??