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2016.04.28

横断歩道の地下道化

カテゴリ：日常

通勤の際、国道を跨ぐ横断歩道を通っています。この横断歩道は国道同士の交差点にほど近いためか交通量が多く、とくに夜間に疾走する大型トラックも多かったので、さほど歩行者も多くない横断歩道でも残念なことに何件か重大な事故が起きていました。私自身、早朝ではありますが、赤信号になり、横断歩道が青になってからしばらくした後であるにも関わらず、少しスピードを落として様子を見るようにしながらもそのまま直進する自動車を見たことがありますし、自動車用信号が赤になりたてのときには必ずと言っていいくらいに、さも間に合っていると主張するかのように通過する自動車は数限りなく見てきて、その危険度は体感していました。
そんな横断歩道ですが、ここに数年前から地下道化工事が進んでいます。最近、同時進行していた駐輪場の地下化が完了し、次いで自動車道路の立体交差化も終わり、横断歩道の地下道化もそろそろ完了する…という段階になっている…ようです。
自動車道路の立体交差化が終わり、横断歩道を通る自動車の数、とくに大型トラックが減ったように思われ、安全面でかなり改善されたと思うのですが…地下駐輪場が横断歩道の地下道化によりも先に完了したところがひっかかっています。駐輪場はこれまで無料だったところ、地下化を機会に有料化されたこともあって、対応順が収入につながるところが先、人命に関わるところが後…となったように見えてしまっていけません。
もともと駐輪場のあったところは駅の改札口前で、今後何かができそうな広さが残っているのですが、ここに何らかの手がつけられているわけでもなく、駐輪場を先に地下にもっていく必要があったのか…地下駐輪場もそれなりの広さがあるので歩行者用の部分とそれ程広さは変わらず、ただ後者の方がエリアは広いので通気等の対応はより面倒となるとは思いますが、やろうと思えば地下駐輪場よりも横断歩道の地下道化は先にできたと思うのです。
駐輪場が地上のまま、横断歩道だけが地下道になると、自転車利用者は地下道と地上の間の昇降を経て地上の駐輪場に止めることになり手間が増えますが…これは歩行者も一緒、自転車利用者は横断歩道で自転車から降りることになっている(実態は異なりますが…)ので昇降の手間が増えるのは歩行者と同じだけ…どうしても、というのであれば、地下駐輪場ができるまでは横断歩道を残して昇降を嫌う自転車利用者が継続して横断歩道を通るようにすれば良いだけのこと、これは歩行者も一緒、雨に濡れない、自動車と接触する可能性がなくなる横断歩道の地下道化を先にして欲しかった…と思うのは…細かいことなのでしょうか…? もちろん、横断歩道の地下道化は横断歩道の廃止による自動車通行の利便性も高めることを意図していることと思いますので、いつまでも地下道と横断歩道の併用はできないと考えています。

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