のんべんニャらりのブログ

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2021年04月05日

ニャらり家の4月5日

テーマ：猫のいる生活(139206)

カテゴリ：ハンナ　の　あかちゃん

セルカークレックスコレクション

レイラちゃん。チェルシーちゃん。

お便り　（抜粋）

ロマンティコが日々弱っていく中、
あの暴れん坊のレイラが一番心配をし、
傍に行っては身体を舐め、心から回復を願っている様子でした。
ロマンティコが亡くなると、
10年以上の歳月を一緒に過ごしてきた
15歳の先住のスコティッシュフォールドのカメオとレイラが、
共に体調を崩してしまいました。
二匹ともに、獣医さんで検査をしても
特に悪いところがあるわけでもなく、
とてもショックでとても寂しかったのだと思います。
二匹ともお薬を処方してもらい
無事に元気になってくれたので、少し安心しましたが、
カメオは元々遺伝性の骨の病気を
10歳前後から発症しており身体が不自由なため、
まだまだ予断を許しません。
レイラは今度はカメオを心配して、
時折寄り添ってカメオの身体を舐めています。

こうした中、
無邪気で何の考えもなく遊びまわるチェルシーの姿は、私達には救いでした。
レイラにとっても、可愛い妹のようで、
時に面倒臭くなって怒ったりもしてはいるものの、
寄り添ったり毛づくろいをしてあげたり一緒にい遊んであげたりと、
チェルシーの面倒をよく見てくれています。
また、そのような触れ合いが、
レイラの寂しい気持ちも和らげてくれたようです。

あの我儘で暴れん坊なレイラが、
今ではすっかり良いお姉ちゃんかつ、
先住の子にとっては良い妹になっています。
ロマンティコの死なども経験し、それを乗り越え、
随分と大人になったようです。
私達には以前にも増して我儘で、相変わらず耳たぶ吸いもやめませんが…

さて、チェルシーはそんな事件なども全く分かっていない様子で、
毎日よく食べ、よく遊び、よく甘えます。
とにかく何のてらいもない天真爛漫かつ腕白な性格のようで、
ある意味、レイラよりも自由な子です。
レイラのように運動神経はよくないようで少しドジっ子ですが、
一人遊びも得意で、起きている間は常にワタワタと走り回っています。
レイラにだけでなく、先住のカメオにもよく懐き、
カメオの方も満更でもない様子です。
レイラの時は、しばしばシャーやウーで威嚇をしていましたが、
チェルシーにはほぼ何も言いません。
カメオを枕や毛布にしながら寝ている光景をよく目にします。
私達の膝の上では、ゴロゴロ言いながら人間のような格好で寝ています。
二回目のワクチンも済ませ、順調に１ヶ月で500ｇ増量。
それでもまだまだ小さな子ですが、よく食べる子です。

レイラとチェルシー、全く性格の異なる異母姉妹ですが、
当初の予想通り良い姉妹になってきています。
ロマンティコが亡くなる等の事件もありましたが、
皆で協力してそれをも乗り越えていける三匹になりつつあります。

春先、体調変化なども多い季節のようです。
なかなか気分転換なども難しいご時世ですが、
河田さんとご家族、猫ちゃん達もご自愛くださいますよう。
また改めまして、レイラとチェルシー姉妹のその後の近況を
ご報告させて頂きますね。

＊＊＊

「とても悲しい出来事があり」のお手紙の冒頭部分に
マウスを震わせながら　拝見いたしました。

親孝行をしてきたロマンティコちゃんとのお別れ、
思い出多いお身内とのお別れは、
生誕したからにはどの命も向かう最後の土地への旅立ちであるのに
笑顔ではいられないお見送り。苦しい時でしたでしょう。
心からお悔やみ申し上げます。

魔王の如く我侭っ子のレイラちゃんが
人の様にロマンティコちゃんとのお別れを悼み
己より深く悲しむカメオちゃんを気遣う仕草を見せる件には
「よく出来ましたね」と褒めてやりたい気持ちでいっぱいでした。

今はまだ幼く、悲しみの存在や意味も知らず、
無邪気な可愛らしさを振りまくチェルシーちゃんが
図らずも、皆様の悲しみを薄れさせることができたこと、
嬉しく思います。

彼女もご家族様の愛情と、先住の猫兄弟のふれあいに
何事にも変えられない暖かい思い出をためて
よい子に育ちますよう祈っております。

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