南フランスで育つミックス双子のおはなし。 - 旧パリ日記

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会社員としてフランスへ。その後フランス人の旦那に出会い、結婚。2012年7月に男女の双子を出産、パリからフランス南西部のトゥールーズに引っ越しました!双子の育児日記、フランスののんびり地方暮らしなども更新していきます☆

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2014年10月01日
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待機児童解消のための政策や女性の社会進出などの話題が出てくると、フランスが引き合いに出されることが多いですよね。

フランスはヨーロッパの中でも出生率が高く、出産しても仕事を続ける女性が多いので、やはりモデルケースとして取り上げられることが多いようです。
ところが、唯一うまく機能しているとフランス人が誇る家族政策にもついにメスが入ることになりそうです。

まずは2人目以降の出産手当ての額の半減(赤ちゃんグッズ購入の補助)。2人目はお下がりもあるから補助金が少なくても良いだろう、という理由です。

もう一つは育児休暇の半減。今は両親2人で最大3年までとれるのですが(累計でもどちらか1人がまとめてとってもよし)、これを片親で18カ月まで、とする法案がでているようです。
お父さんにも育児休暇をとってもらって育児参加を促す、女性の仕事復帰を後押しする、と言っているようですが…これはひどい!

こんなことされたら、仕事復帰しても持ち出しで赤字になる家庭がどれだけあることか…
特に、双子ファミリーには大打撃です。

パリの保育園なんてほとんどの人が入れないし、ベビーシッターさんや保育資格を持って自宅で預かってくれるアシスタント・マテルネルも2人預かってくれる人を探すのも指南の技だし、経済的に無理という人もたくさんいます。

また、赤ちゃんの双子育児は体力的にもかなり大変なので、仕事との両立は難しい、と育児休暇をとる人も。

3歳になって幼稚園に入れば保育時間はほぼ夕方までなので、子供の預け先の心配はかなり楽になるのです。

だから、双子ママには3歳まで育児休暇がとれるというのはかなり重要なのですが、こんな法律が通ったら、双子ママはどうすればいいんでしょう?

私たちがお世話になった双子協会もこの法案には大反対です。

赤字削減のためとはいえ、育児休暇には手を入れて欲しくないな…。

もちろん、小さい間は自分で子供の世話をしたいから、成長の瞬間を見逃したくないから、という理由で育児休暇をとる人もたくさんいるはず。

自分達のライフスタイル、価値観に合わせて選択肢があるのがフランスの良いところなのに、子育てに関しては厳しくなってしまうのかなぁ…残念です。


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Last updated  2014年10月01日 08時35分56秒
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