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今日は、朝から雨。昨日は早めに寝てしまったので、まるで会社に行くような時間に目が覚めました。午前中は上の子を病院に連れて行くとかで、嫁さんは出かけていきました。
自分も13時過ぎには出かけないといけないのですが・・・、
下の子が泣き始めました。
これが、ミルクをあげて抱っこしているうちは寝そうなんですが、下ろすと目が覚めてまた泣きはじめるというよくある無間地獄です。昼ごはんも食べてないし、身支度も何もしていないしで参ります。あまり濡れてませんが、オムツを替えたらなんとか眠り始めました。
いつもより出かけるのが遅くなりましたが、今日は楽しいマギーさんです。
「最近、どう?」
「いやー、眠いですね。」
「ベイビーのせい?」
「えぇ、それもありますけど、忙しいってのもありますね。最近、週末もないし・・・。」
「クラスのあと、仕事なんでしたっけ?」
「1、2時間ですよ。」
「ストレス溜まるでしょ。」
「まー、その分飲むのが楽しいんで。あ、今日はいつも飲みに行くお店はハロウィンパーティーやってますね。」
「日本でも、そういうのやるのね。楽しそう、行くの?」
「今日、クルマで来ちゃったし、来週は職場で飲み会もあるので、我慢です。」
「なんの飲み会ですか?忘年会?」
「いや、送別会です?でも幹事さんは花束とか用意してないらしくて、それもどうかな、と。」
「寂しいかもですね。」
「贈答用のお酒は用意するらしいですけど。」
「日本酒も、ワインのように時が経つほど高級になるんですか?」
「日本酒ではー、あんまり聞かないですね。」
「そう。では、今日のお題はー、これにしましょう。」
選ばれたお題は、殺す、殺されるの表現の違い。要は能動態・受動態の違いです。
「受動態は、ニュース・論文なんかに多いわね。主点が事柄に置かれるので、実施者、犯人は2の次だからかしら。論文では、We、I・・・、を使わないようにね。ああいうのは多くの人たちの協力の成果だから。」
「なるほど。分りました。」
「そうねぇ・・・、最近、ショッキングだった事件ってあります?」
忙しいと書いて、心を亡くす。忙しいので不感症ですがー、
「ちょっと前ですけど、やっぱり、噴火ですか?御岳って知ってます?」
「あー、ニュースで見ます。あれは、大災害ですね。」
「えぇ、御岳って毎年バイクで行ってたんですよ。夏か秋に。去年10月前半に行ったら、紅葉もしててよかったんですよ。休火山かと思いました。」
「まだ、噴火してるのかしら?」
「2週間くらい前に、名古屋のマンションに住んでいる知人から聞いたら、御岳見えるんですけど、まだ煙が上っているらしいですよ。」
「本当!?名古屋から見えるんですね!」
「名古屋高速とか走ると、ビルの合間に見えますね、御岳。冬は真っ白で、綺麗ですよー、ほんと残念。」
「突然噴火とか、びっくりね。」
「日本は、たくさん火山ありますから。九州も多いですねー。道の駅の近くに火口があって煙が流れて来るのには仰天でしたけど。」
「怖いですねー!」
「あれ?でも、あっちにもありますよね?もし噴火したら人類が終わるっていう・・・、イエロー・・・?あれ?」
「あ!イエローストーン国立公園!」
「そう、それです。すっげーデカイ火山なんでしょ?」
「山はないですよ、フラットで、大きな温泉とかから蒸気が立ち上っているくらい?綺麗ですけどね。」
(いやいや、その下にスーパーボルケーノが眠ってるんですよ・・・。)
「富士山も、やつは死んでませんよ!」
「えぇ!そうなんですか?」
「江戸時代にも噴火してますよ。いろいろ画にも残ってるし、そろそろですよ。」
「オー・・・。この前登ったのに。そう、紅葉っていいましたね。今度岐阜に行くんですよ。どこかいいところありますか?」
「えー、岐阜はいいところありすぎてひとつを選ぶのは難しいですねー。高山とかどうですか?遠いけど、小京都って言われてるし。あ、でも早く行かないとそろそろ紅葉終わるかもです。」
「早いんですね、高山。うーん、せっかく兵庫の姫路城をやめたのに。」
「あ、姫路城行く予定だったんですか?」
「えぇ、いろいろお城巡りましたけど、あれが一番、「お城!」って感じよね。」
「えぇ、美しい城だと思いますよ。去年行ったんですよ。でも・・・、まだ?工事中?」
「そうらしいですねー。まったく見れないのかしら。」
「今年?終わるとか見ましたけど、どうでしょう、それはそれで面白いもの見れますよ、」

「大きな絵ですけど!」
「オー・・・。それはガッカリね。あぁ・・・、行きたかったですね。」
「姫路城か・・・、あ、そうだ、ちょっと有名なものがありますよ、姫路城。」
「何があるんですか?」
「井戸です。」
「井戸?」
詳しい話は忘れましたがー、あれがあるはず、皿屋敷の・・・、もととなった井戸。話を自分の語学レベル、マギーさんの興味レベルに合わせて適当に脚色します。
「昔、お殿様が居てですね、大事な10枚ひと揃えのお皿をもっていたんです。」
「それで?」
「お女中さんが1枚割ったか失くしちゃって・・・、」
「切られて、殺されて、井戸に投げられちゃったんです!」
ナイス。受動態攻勢です。
「あー、それで幽霊がその井戸に出るとか・・・。いい幽霊?悪い幽霊ですか、それ?」
「多分・・・、寂しい幽霊です?お皿を夜な夜な数えるんです。1枚・・・、2枚・・・、3枚・・・、最後に1枚足りない・・・って泣くんです!」
「なにそれ!怖い!・・・、あっ!」
「なんですか?」
「日本に来てすぐに名古屋の美術館に、幽霊・妖怪の絵画展を見に行ったんです。そこにあった幽霊が・・・、白い着物を着ていたんですが、なんかお皿がたくさん描かれていた幽霊画があったんですよ!」
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「それです!多分、皿屋敷を題した画です。有名な怪談ですからねぇ。」
と、適当な話を教えちゃったかも知れませんが、落ちまで着いた話にしたので、嘘にはならないでしょう。
「怪談、面白いですねー。あとなんかありますか?」
「今は・・・、エボラ?アメリカ、やばくないですか?」
「アフリカにいった医療チームは3週間隔離されるんですが、どうも出て行っちゃうみたいですね。この前、名古屋の大きな病院に行ったら、先生達が院内感染ウィルスが広がってるので、注意して下さいっていわれたんですよ。」
「強いウィルスで高齢の患者さんとか危険なやつですよね?」
「日本の先生が使った英語がー、ウィルスが変化するようなやつを evolved・・・っていうんですが、それが発音が難しいので、」
「「今、この病院でエボラウィルスが蔓延してます。」って聞こえて焦ったんですよ!」
「それ、本当だったら怖いですね!」
イエローストーンをただの間欠泉ゾーンと思っていたり、日本のお城、幽霊なんかが大好きなサブカル女子マギーさん、今日も素敵でした。
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