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今日はちょっと風は強かったですけど、すっげー快晴のパーフェクトな日でした。そんな日なんですが土曜に続いて今日も習い事です。去年度までは土曜日に固めて入れられたんですが、生徒さんが変ったせいかいつも取れていた土曜枠の予約がとりにくくて、土日にわたってしまいます。
日曜日嫌なのが、結構生徒さんが多くて去年のマギーさんのときのように貸切にならないんです。レッスンとしてはちゃんと受けれるので、それはそれでいいんですけど、話の内容が固い・・・。みんな、まじめなんです。
「海外とか旅行に行くんですか?」
「えぇ、スペインにサッカー観によく行きます!去年も行きました!あなたは?」
(悪ぃけどーーー、まーったく、)


だから貸切レッスンが楽でいいんです。今日は、名簿をみると、
(お、貸切?)
例の、めちゃくちゃかっこいいカナダ人講師とマンツーマンです。当然話題は、GWですが、彼は私の予定を覚えてくれていて、
「嫁さんに許しをもらって、バイクで行けたかい?」
「えぇ、おかげさまで。」
「どこに行ったんだ?」
「うーん、わかりますかね?琵琶湖の上のフクイ県です。」
「琵琶湖の上ね、京都があそこでー、あー、なんとなくわかったよ。で、どうだった?」
っていう話から、
「戦国ロード、っていうか、史跡をいっぱい巡りました。わかります、戦国時代?」
「どんな?」
「100年以上続いた、一種の内戦です。」
「なるほど。」
「で、んー、絶世の美女、信長の妹のお墓を見つけたんですよ。」
「オー、ノブナガ、知ってる。」
ほんと、グローバルですね、信長。
「で、そのお墓の前に立っていたんですよ。」

これは、前回のツーリングのブログでも書いた件です。でも文字数の関係で、


なんて、簡略しましたけど、実際は、
「お墓の前に立っていたら、視界に女の人が近づいてきてるのが見えたんですよ。」
ちょっと眉をひそめる、イケメン、ジョー。
「オー・・・、それで。」
「いえ、間違いなく、白い着物を着た女性だったんですよ。」
「キモノーー。それ・・・、」
「ですよねー、いくらお寺の近くでも今の日本で、着物とか着ないですよ。で、1回木陰に隠れて、再び現れたときは、」


「だったんですよ。日本のお寺、結構保育園とか経営してるんで珍しくはないんですけど。」
「オー、それ、すっげー怖ぇーーよ!」
「そんことないですよ、自分の勘違いですよー。」
でも、


なんて話してるといい時間です。今日はテキスト使わない流れです。イケメンジョーは、姿勢を正して、
「君は・・・、超常現象を信じるかい?」
(それ!)

この人でしょ!イケメンジョーは、
「俺は信じるひとなんだ、君は?」
「えぇ、信じるほうですよ、いえ、」


「そうか・・・、もしかしてみたことある?」
「いえ、夢で女のひとを・・・。」
「なにそれ!詳しく教えてよ!」
「えぇ・・・、実は義理の両親はうちにもうひとりの女のひとがいる、なんて去年あたりから言っていたんですけど・・・。自分も夢で見たんですよ、白く光る女のひとが家の中を歩いて、自分の寝ている寝室まで来るのを!」
「マジ??こぇー・・・。」
いろいろ、その現れ方、移動の仕方、ビジョンの見え方、壁を抜けて消えてった感じなんか話したら、
「日本のゴーストだなぁ・・・、その感じ・・・。あっちじゃ、そういう感じじゃないんだよなー。」
「どんな感じなんですか?なんで信じるようになったですか?」
「そう、あれはお婆ちゃんが弟にクマのぬいぐるみを買ってきたところから始まったんだ。」
「ぬいぐるみ・・・。」
「当時俺は3歳くらいで、弟のベビーベッドの傍らにそのクマのぬいぐるみを置いてお婆ちゃんは子守をするのが日課だったんだ。」
「どんなぬいぐるみなんですか?」
「それが、露店で買ったらしいんだ。かなり汚れたお古だよ。普通孫に買うのは新品のかわいいやつだろ?お婆ちゃんもなんで買ったのかわからなかったらしいんだ。」
「・・・。」
「今は全てわかってるけど、その買ってきた夜かな?深夜寝ていると、大地震で家中、ガタガタ揺れたんだ。カナダだぜ、カナダ。地震なんてないのに。」
「それで?」
「親父たちは誰か侵入して歩き回ってる感じがしたんで台所からナイフをもって、4階に駆け上がったんだ。俺は、怖くて庭に逃げ出したら・・・。」
「・・・。」
「5,6個だったかな?光の玉が頭上で回ってたんだ、それが急に目の前に落ちで、消えて暗くなったんだ。もー、パニックだよ。ベッドに走り戻って、朝までずーっと震えてたんだ。」
「光の玉・・・。怖いですね。」
「その後かな、お婆ちゃんが弟をあやしていると、クマのぬいぐるみから男性のささやく声がするようになったんだ。さすがに気味が悪くて、弟の枕元から部屋の片隅に離したんだけど、」
「・・・。」
「家事を終えて様子を見に戻ると、そのぬいぐるみが、また弟のベッドにうつぶせになっておいてあったらしいんだよ!」
「こえーーじゃねえですか!」
「さすがにお婆ちゃんはそれを処分したんだ。それから変なことは起きなくなったんだ。正直、その因果を知っているのはお婆ちゃんだけで、家族にも秘密にしていたんだけど、弟が18歳になったパーティーでかな、家族に打ち明けたんだ。」
「家族、どうでした?」
「弟は真っ青、俺は、あのときの地震と光の玉はそれに関係があるんじゃないかって思ったんだ。それからかな、そういうの信じるようになったのは。」
うーん、あっちのゴーストはやっぱりポルターガイストみたいですね。日本のように侘び寂びで攻めてくるんじゃないんですね。
マギーさんもそうでしたが、意外に外人さん、好きですねー、こういうネタ。万国共通のネタかもです。テキスト放り出して、
「お前のその話、聞かせろよ。」
「OK・・・。」
怪談の入りですねー。重宝してます。次、その話に触れてふたりっきりだったら、自分も我が家の怪奇現象のオリジン、人形ネタ、披露しようと思います?
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