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2025.08.25
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カテゴリ: クラフト

 アースをとらないと話にならないんですが、ほんと、たまーにボソボソとなにか言ってるのが聞こえるくらいの完成度。それはそれで自由研究なんでいいかな、と思ったんですが、肝心の子供がそのボソボソすらしっかり聞けていないという。そこが聞けなかったら、論証すらできない弱さが。
 ・・・。
 まあ、やっぱりバリコンつけるか。効果あるか知らんけど。ということで注文したやつが届いていました。コイルのリアクタンスもキャパシタンスも不明。バリコンをつけたとしてその同調範囲にラジオ放送の電波がなければ意味ないですが、ゲルマニウムラジオの製作ページでよくみるキャパシタンスのコンデンサーを用意しました。
 これをコイル両端につなげます。
 アースをつないで、アンテナを最大に張ってトライ。
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 だんだんつまみを回していったところ、ほぼ右に回しきる手前で、かすかですが今までよりは明らかに聞き取れる何かになりました。相変わらずボリュームはか細いけど、会話、音楽、CMなんだな、ってくらいは把握できます。
 安定して受信できているので、離れても大丈夫。
 下の子を呼んできて、現認。OK、聞き取れました。これで実体験完了。ひと段落です。

 ここからは自分の興味というか、応用問題。屋外で聞いたらもっとはっきり聞こえるかも。だけど屋外コンセントにあるアースは死んでるみたいでした。
 ということで急いでホムセンに。で、これを買いました。打ち込み用アース棒。400円くらい。
 帰宅して地面に打ち込み。
 アース線をつないで、
 アンテナ線をピンと張って準備完了。
 イヤホンを当ててみたら、無音。ノイズすら感じない。サイレント。
 アース、だめか。まあ、無理して実験することもないか。アース棒を引き抜くと、棒についた土が流れ落ちましたが、砂。サラサラの砂でした。
 この酷暑。こんな短い杭が届く表層部分はカラカラに乾いてるのかな。湿気がなければ、電解質云々が土に混ざっていても導電性はほぼないんだろうな。水をまいてみる?
 まあ、いいかな。ほんと遊んでみたくなったら夏休み後にでもやってみます。
 もう1回宅内にもどって、受信できた周波数を確認です。野球の中継みたいだったから、てっきりCBC放送1053kHzだと思いました。なので、ここにチューニング。で、イヤホンから聞こえてくる音と比較。
 ・・・、違うな、はっきり聞こえないけど、そもそもCMに入るタイミングも違うし。
 なんだろう、あまりお目にかからない周波数。調べてみると、あった、あった。東海ラジオ。名古屋も新城も同じ周波数なのでどっちをキャッチしたかわからないけど、2つの送信局があるは有利そうです。
 でもおかしいな、2つもあるのにオートプリセットだとキャッチしたことないような?
 ちなみに放送内容を見たら聞いていたのと同じ野球の中継だったので間違いないと思います。
 やっぱつけてよかったバリコン。共振周波数を探るのはただでさえ、使えるエネルギーが電波だけのゲルマニウムラジオには必須でした。正直使い物にはまだならないけど、伸びしろしかないという。
 夜、日が沈むと電波を吸収する電離層が消えるとかで電波はより遠くへ飛びやすくなるんだとか。寝る前に確認したらCBC放送1053kHzもキャッチできました。
 子供が学校から持ち帰ってきたら、アンテナを強化して遊んでみようかな。目に見えないものを物理現象、音に変換する装置。面白いもんです。

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最終更新日  2025.08.25 20:21:00
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