心のポテトサラダ
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日曜日は仕事で午後から神戸でした。勉強した後、参加しなかったけど夜は忘年会という毎年恒例の行事です。家内も別の集まりの忘年会で夕方から大阪でした。忘年会なんてものは、基本的に女性が少ないので、がんばって8時まで付き合い帰ってきました。帰る口実に今回使ったのは、「家に年寄りがいますので」・・・元気満点な母ですが、一時弱ってもらいましょう。 朝はいつものように6時ごろ目覚めたのですが、暗いのと寒いのでグズグズしていました。今月に入り、まだ1日も自転車に乗っていません。3月末にロードバイクを買って、梅雨時でもこんなに連続で自転車に乗らないことはありませんでした。夜明けが遅くなり、真っ暗の中で自転車に乗るのは危ないということもありますが、先週初めに通勤スクーターを50ccジョグからリード110ccに替えたのが大きいです。毎日の通勤往復5km、2回の早朝バイク50kmと40km、そして日曜日の神戸往復50kmでの、リード110購入1週間のインプレッションをば。●総合的に、このリード、2スト快速ジョグCのような俊敏な出だしはありませんが、ゆったり感があり上品でとても気に入りました。250ccや400ccの大柄なスクーターが、初速は遅いけどグーンと伸びて追い抜いていくのと、2スト50ccが初速は速いけど頭打ちになるのとの中間な感じです。スクーターはギアチェンジがないから楽ですが、VTR250の方が乗ってて楽しいです。リードはジョグよりエンジンブレーキが利きますが、マニュアルギアで自分の思うようにギアを選択しながら加速や減速できるVTRの楽しさにはかないません。まあツーリングするようなバイクじゃないから仕方ないですね。●鍵盗難やいたずら防止で、鍵穴にシャッターがついています。ヤマハ・ジョグもシャッターがついていたのですが、閉じる時は手動で開ける時は別の鍵穴にメインキーを突っ込んで開けるスタイルでした。ホンダは、シャッターキーが別にあり、開閉ともこれを使わなければなりません。セキュリティー面ではホンダの方が上なのかもしれませんが面倒です。鍵も増えました。●シート下バゲッジボックスジョグの倍はあり、収納力は大幅アップです。でも高さがなく、僕の安もんジェットヘルでギリギリです。VTR用に使ってるヤマハゼニスのジェットヘルが入るのだろうか?ゼニスは1段階高い安全規格をクリアしてるので少し大きいです。アライの最高安全規格のフルフェイスヘルメットでは入らないんじゃないかと思います。ココが浅い分、その下に置かれている燃料タンクの重心が低くなり安定性に貢献しているのでしょう。●足つき乗る位置によって違います。身長170cmの僕の楽な運転姿勢が取れるお尻の位置では、VTRより足つきが悪く、VTRべたつきに比べ、リードではかかとが少し浮きます。少し前に乗ればべたつきになるし、多少かかとが浮いたことろで問題ないですが。●シートリードは110ccあるので、法令上2人乗りができます。2人乗り出来る原付二種でも実質1人乗りというバイクがある中、リードはゆったりでした。背もたれ用KAPPAリアボックスをセットして家内を乗せてみましたが、僕も家内も窮屈な感じはしませんでした。●乗り心地僕が最も重要視した乗り心地ですが、これは満足点です。ジョグの10インチタイヤから前輪だけですが12インチになったことで随分良いいです。サスペンションもいいようで道路の凹凸から来る突き上げがずいぶんマシです。ジョグでは20kmを越えてくると、お尻と腰が苦痛になってきますが、リードでは50km走っても平気でした。往復100kmぐらいの所までは快適に走れるかもしれません。通勤の帰り、ちょっと足を伸ばして夜景を撮りに行こうとかいうのが出来そうです。夜景だホタルだと、一旦帰宅してVTRに乗り換えていたのですが、そんな面倒なことをしなくてもよくなりそうです。寄り道が増えそうです。●ハンドルハンドルがジョグよりどっしりしています。60km/hぐらいになると頼りなかったのですが、それがなくなりました。VTRに乗った後ジョグに乗ると、すぐに感じるのが加速の遅さとハンドルのふらふら感でした。すぐに慣れるのですが、ハンドルの軽さは実に頼りないものでした。それがリードなら随分違います。横風にあおられるのも随分ましです。これは車重がジョグ70kgからリード110kgになったのも影響しているでしょう。●エンジントルクが大きくなったので、坂道のしんどさがなくなりました。アクセルを回せば上り坂でもスーッと伸びます。これは車列に入って流れている時安心です。馬力も問題ありません。片側4車線国道片道R42往復で信号・すり抜けで車列の先頭発進するときが多くありましたが、2ストに比べれば初速が遅いけど、余裕で車列をリードできました。まあ制限速度+10km/hまでしかスピードを出さないので、がんばってる車には後で抜かれますが、これは怖くないので大丈夫です。●法令順守「二段階右折」しなくてよくなり、右折する場所を考えなくてもよくなりました。プロパーコースをダイレクトに攻めることが出来るようになりました。「30km/h制限」からも開放され、車と同じ法定速度がOKになりました。これで精神的負担が減りました。生活道路では30km/hで十分なのですが、国道など主要道路になると、そんな速度で走っていたら、車との速度差がありすぎて怖くて仕方がありません。第一危険です。車ドライバーから見ても、邪魔で仕方ないでしょう。スピード違反というのを一度も経験せずに今日まで来ましたが、この違反でお縄になるのなら原付に乗ってるときだろうと予想していました。これでスピード違反検挙は、安全圏に入ったようです。僕のバイクライフは、VTR250とリード110というコンビになりました。いい感じでお互いの欠点を埋めています。家内用に安もんヘルメット4980円を、バイク用品屋さんで初期投資しました。初めてバイクの後座席に乗ったのでまだ怖いでしょうが、今まで車出動していた近場への買い物などで慣れさせて、来夏は「早朝バイク」で北摂の里山に連れ出したいと思います。夜露に濡れた稲穂が低山から顔を出した朝日にキラキラ輝く素晴らしい景色を見せてあげたい。まあ僕が家内の意思に関係なく、そういうのを一緒に見たいと思ってるだけですけど。
2009/12/09
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