整恵～ととのえ～生活

< 新しい記事

新着記事一覧(全589件)

過去の記事 >

2009年03月04日

離れても楽しみは一緒

(6)

カテゴリ：転勤

ときどきこの日記に登場する年上のお友達Ｆちゃん。
私が金沢に来て、友達になってくれた方です。
大雑把でがさつな私とは正反対のおしとやかな奥様です

お互い性格は違いますが、バックボーンが似てるせいか身近なかんじ
東北出身のとことか、長い独身時代を送り結婚が遅かったとか、
旦那が年下（それもかなり離れてる）の転勤族とか、
趣味にヘンなこだわりがあるとことか･･･

ちょっと浮世離れしたかんじもある彼女
え？」と言うこともありましたが、どこか憎めない。
私にはいとこのおねいさんみたいな存在だったのかな？

Ｆちゃんは私の生活に、いろんな刺激をくれました。
彼女はなにかいいものがあれば、見に行きなさいと教えてくれ
（ときには拉致っぽく連れて行かれるときもあったけど）
今度はこんなのはどう？と、私の視野にないものをピックアップ
あれ作ってこれ作ってと見たことないものを提案
四苦八苦しながらも、これが作る楽しさを思い出させてくれました。
腰の重い私、ミシンを飾ったままになるとこでしたが
彼女のおかげで、ミシン部が生活の一部になりました

１ヶ月前に彼女には作ってあげるじゃなく
「 彼女の手作りを応援する

このまま私が彼女のモノを作ってあげてても
作ったモノはモノだから、いつかなくなる。
けど作ることを覚えれば、それは自分の中にずっとあるんじゃない？

それなら、作る楽しさを知ってもらえたらいいかな？と。

いつか離れ離れになるときがきても、

なぜか、そんな思いがふと浮かんだのです。

いま思えばこれは、別れの予感だったのかな･･･

おととい、仕事を始めようとしたら
かしこまった顔のＦちゃんが、すっと立ち上がり

　　「 このたび、主人の転勤で今月半ばに関東に行くことになりました 」

これが転勤族の悲しいサガ。
辞令がきたら、あっという間。
いとまを惜しむヒマもなし。
さびしい春になりました

　　「でもね、離れても年賀状とか電話とか
　　　やり取りは欠かさないわよ。いいわね」

Ｆちゃんの言葉に、ちょっとこちらもうるっときそう

　　「 あと、まだ数奇屋袋完成してないから、それも忘れないでね 」

あらら～、そうだったわ

お別れまで残り２週間
ちょっと時間なくて厳しいけど～･･･

バシバシ仕込むわよっ！！

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう