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2022年01月31日

時代小説は苦手だけど藤沢周平だけは好き「蝉しぐれ」市川染五郎・木村佳乃

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テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(540174)

カテゴリ：日本映画

ポチっと押してくれると

　　

藤沢周平 原作　2005年・歴史映画・2時間11分
（東宝映画）

時代小説のなかでも筆頭の一つにあげられる名著だと
思うわ。後１冊推薦するとしたら（偉そうかしら？）
「三屋清左衛門残日禄」よ。

時代小説を古臭いと思わないで読んでみて！その人情
は昔も今も同じよ。ただ今は無くなってるかもね。
本当に泣けるんだから。

藤沢作品は本で読むのが一番好きで（当たり前だけど）
「朗読・藤沢周平傑作選」をラジオで放送していて、こ
れも良かったわ（2009年～2012年）

児玉清さんと壇ふみさんが交代で朗読してたのが好きだ
ったけど児玉清が途中で亡くなったのでニッポン放送の
アナウンサーに交代したの。

児玉清さんだったら、いかにもって感じでピッタリでしょ～
時代小説は好きではないけど「藤沢周平さん」は別格ですよ。

そこでこの映画の話だけど…

https://my.plaza.rakuten.co.jp/nra53840/

市川染五郎（現在はの松本幸四郎）
木村佳乃　（清潔感があって、超綺麗）

15歳の文四郎、隣に住むふく。淡い恋心を育んでいく。
この場面はヘビにかまれたふくの指の毒を吸ってるの。

いろいろあってね（二人の間には何もないのよ）
夜道を逃げる時にふくが文四郎の袂をしっかり握って
（切ないね～）
でもね夜、逃げるのに白い着物は目立つわよ

藩主の側室だったお福が藩主の死後、尼さんになる
前日の最後の別れの場面。

この時「ふく」と心から呼ぶの、もう一度心をこめて
切なく「ふ・く」って。染五郎さんの目がほんとうに
素敵。

名言集

★文四郎さんの御子が私の子で、私の子が文四郎さんの
　御子であるような道はなかったのでしょうか…

　それが出来なかったことを、それがし生涯の悔いとし
　ております。

★この指を覚えていますか？

　忘れようと…忘れ果てようとしても忘れられるものでは
　ありません（原作にはありません）

映画では描写されてなかったけど、小説では懐かしく
言葉を交わした後、二人は…結ばれたわ。

ふくと文四郎的には後悔と満足の入り混じった思いな
んでしょうね（昔から男と女は複雑よ！）

いろいろ悲しい事があった人生だったけど、最後はそ
んなに不幸でなく終わるのが藤沢周平の作品。

良い映画だったわ。
映像も綺麗

そして…

今朝は2日目のお試し散歩。昨日よりちょっと足を伸ばし…

出発　 → 帰宅

たった1時間だけど6000歩、歩いたわ。
今日は北青山三丁目を右折してエイベックスの横を曲がり
南青山４丁目の角へ。
イタリアンレストランのブーゲンビリアを見にいったけど

花は咲いてなかったけど、寒い冬を乗り越えて元気に
春を待ってるわ。

今日はここまでが限度よ。同じ距離を帰らなければ…
これでどのくらいのエネルギーを使ったのかしら？

明日はもう少し、足を伸ばして福井県のアンテナショ
ップまで行きたいな～行けるかな？
　

