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台風一過・・・真夏に戻ったような暑さの中で見てきた映画『君の膵臓をたべたい』は良かったですよ 激しく燃え上がるような熱いものではなかったけれど、しっとりとしてジーンと胸に沁みてくる堪らない切なさとか・・・ため息と涙がジワーッと出てきてたっぷりと余韻を感じさせてくれましたまさに秋にお似合いの作品かもしれませんねそう、もう季節は秋なんですね 台風一過の後の逆戻り差か、今日は真夏のようでしたが、明日からまた天気は下り坂で、雨模様の予報です あの大好きだった合鴨くんはもういなくなりました。寂しいけれど仕方ないですね・・・毎年同じことを繰り返し、同じことを考えて生きているナンて、ちょっと笑っちゃうけれどこれが繰り返すことができることに感謝感謝ですね。 今日の映画を見てつくづく思いました。生きるって素晴らしいことだって 移ろいに慣れて忘れる命の恩 四季の味かみしめ歩く長い道 see you again
2017.09.19
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松本清張の『砂の器』を見てきました 第一回目の作品のリバイバルなので、出ている役者さんたちの多くは既に鬼籍に入っておられる方々。 丹波哲郎さん、森田健作さん、佐分利信さん、渥美清さん、加藤剛さん、緒方拳さん、島田陽子さん・・・。 懐かしい顔ぶれに胸がどきどきしました ハンセン氏病の父と全国を流離いながらの悲しい宿命を持った少年が、変遷を経て天才ピアニストになった。名前は和賀英良(加藤剛)。絶対隠しておきたい悲しい過去のため、未来への夢を守るため、犯してしまった罪。食い下がって捜査する刑事たち(丹波哲郎、森田健作、佐分利信)がその悲しい過去を暴いてゆくのです。 バックに流れる主人公の奏でるピアノのメロディーがとても強く心に刻み付けられました 見てよかったと思いながらも暫く動けないくらいにノックダウンされました see you again
2016.12.25
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川端康成原作の『古都』が上映されています 川端康成の作品は『伊豆の踊り子』しかりで川端ワールドと言っていいくらいの独特の世界があるように思います。 早速見てきました 主演は松雪泰子さん、その他 伊原剛志さん、奥田瑛士さん、など・・・。オープニングは機織り機の稼働している様子がドアップで出てきて心なしかザワザワと胸騒ぎするような音楽が流れています。杉の木立が美しい大原の里で生まれた双子の姉妹…姉は京都の街中の代々続く和服店に養女として引き取られ育ちます。殆ど会うことのなかった姉妹がある日偶然にばったり会ってしまう。それからまた月日を経て今度はその娘たちが遠い異国の地、パリの教会で偶然遭うというシーンがラストです 古い格式と歴史の街、京都に織りなす複雑に絡み合ったドラマ…ウーン何とも言えない独特の重いストーリー。描かれている美しい風景・・・飛び交う京言葉。優し気で一点で凛としたその気配に、心がピーンと張り詰めました。 最初から最後まである種の緊張感にとらわれながら見た2時間余り。終わった時は快いノックアウトを喰らった気分でした。一言では言えないけれど心地よい疲労感と甘い余韻に包まれていました良い作品でした see you again
2016.12.07
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今日からいよいよ師走、12月です そして今日は『映画の日』です 待ってましたとばかりいそいそと見に行った『聖の青春』前評判のみならず、深い深い興味を感じていたのです。決して将棋に詳しいわけでもなく、むしろ疎いわたしですが、あの有名な羽生さんと永遠のライバル的存在でありながら病で29歳と言う若さで亡くなった村山さんの人生をドラマにした作品と言うことにとても深い関心を持っていたのです 劇場は結構込み合っていました。そして2時間あまり、シーンとした静まり返った中に時折すすり泣く気配を感じながら最後まで粛々と上映されて…エンドマークが出ると、あちこちからため息が聞こえ、なかなか席を立てずにボーっとしている人々。私もショックでしばらく立てませんでした凄い作品でした。 主役の松山さんも東出さんもジャストフィットでしたが、脇を固める役者さんたちも皆、演技派と言うか個性豊かな実力者ばかり…すごい面々だなぁと思っていたら、本当に凄い作品になっていて、息つくこともできずに見入った感がありました。背景描写も美しくて…将棋をさしている中味もですが、村山さんと羽生さんがさしている背景でしんしんと雪が降り積もっている風景は本当に息を呑む美しさがありました。将棋の戦いというのは、大変だなあと身に染みて感じましたし、その将棋に病をおして最期まで戦い抜いた村山さんの生きざまに絶句してしまいました。映画と言うよりはドキュメンタリーを見た感じがしましたね中味の濃い2時間余り…得がたい良い時間でした 外は雨、冷たい冬がこれから続くでしょうが、心は熱く燃えていたいですね see you again
2016.12.01
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『カノン』を見てきました哀しくてせつない三姉妹のストーリ 見ているうちに涙がほろほろとこぼれてきてグッと胸に迫る想いが強く感じられる作品でした。 『カノン』という曲自体、どことなく軽快な中にせつなさが秘められた雰囲気がありましたが、まさにこのストーリーにぴったりの選曲だったと思いました。演じている俳優さんたちも、ベストフィットで、アル中で認知症になった母親役を鈴木保奈美さんが体当たりの演技でとても巧みに案じておられ、真に迫るものがありましたね。祖母役の多岐川裕美さんも、とても品よくそれでいて凛とした役柄をしっかりとこなしておられて、まさにベテランの貫禄充分でしたね。 身に詰まされる現実的な問題もはらんでいてそれがよりリアル感になって伝わってきた部分もある深い内容だったと思います 一緒に見ておられた観客の中からも涙をふく感じが伝わってきて、皆思いは同じだなあと共感していました。ラストで、三姉妹がそろって『カノン』をピアノ演奏する部分は、本当に美しく甘美な余韻をたっぷり残す素晴らしいエンディングになっていたと思います 映画を見た後は、テンションを下げて気分を落ち着かせるために紅葉を楽しむために近場の呉羽丘陵を散策しました。と言っても、まだまだ紅葉は始まりかけたばかりです ここからは富山市街地を縦断する北陸新幹線の高架橋が真下に見えます。すぐそばには五百羅漢があり神聖で心落ち着く癒しのスポットになっています 生きてきた姿のままに老いてゆく 愛されて愛する術をを学び取る 封じ続けた愛が火を噴く刹那ある see you again
2016.10.26
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前々から楽しみにしていた映画『ハドソン川の奇跡』を見てきました 凄い作品でした 実際にあった事故を基に作られた映画であることは周知していましたし、事故事態もニュースで過去に見ていましたが、細かい裏の事情や真実は何一つ解っていなかったということを、映画を見て今日改めて思い知らされました。この事故にかかわってしまった機長をはじめとする乗務員の方々の心身のストレスや疲労を思うと胸が締め付けれるような思いがしました。そして追い詰められた生死をかけた時間の中で、最後の最後まで乗客と乗務員を助けるために全身全霊をかけて戦った機長と副操縦士に深い感銘と賛辞を贈りたいと思いましたね もう途中から涙がポロポロとこぼれてきて拭うのも忘れて見ていました。映画館の中が真っ暗で良かったのと一人で見に行っていて本当に良かったと思います主演のトム・ハンクス氏の熱演も素晴らしかったですが、この作品の監督をしたクリント・イーストウッド氏もまた素晴らしかったってことでしょうね。細かい心の機微や揺れ、熱い思いがとてもよく描かれていたと思います。 また、実際に機長の家族や周囲の人々もきっとこんなふうに応援し支えてくれたのだろうと思われました。ハドソン川に機体が着水したときに、競うように多くの遊覧船や漁船が会場警備隊より早く乗客を救い出そうと駆けつけてきたところは、本当に感動的でした人間、捨てたもんじゃないと人の優しさを痛感しましたね見終わった後もずっと心の中に温かいモノがじんわりと残り、見てよかったと強く強く思いました。 優しさに触れて流れる涙あり 生きている恵み心の襞に染む see you again
2016.10.05
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ディズニーの映画『ズートピア』を見て来ました ディズニーの映画というだけあって、出てくるキャラはいずれも可愛い動物たちばかり・・・で、小さい子供も見に来ていましたが、内容は一転 人種差別、社会的偏見、狡さ、騙し、事件ありと、現代の人間社会が抱えているありとあらゆる様々な社会問題が続出で、到底子供が見てキャッキャッと喜んだり楽しむ内容ではありませんでした それでもそんな社会にたった一人で立ち向かうウサギの警察官が、最初は馬鹿にして相手にもしてくれなかったキツネの詐欺師をやがては相棒にして正義を行うという実にリアルで夢のあるストーリーでした 最後は感動して思わず涙がホロリ なかなか見応えのある作品でした まさに大人のためのアニメでしたね もうすぐ梅雨でしょうか・・・今日は一日雨がじとじとと降りしきり、重くて暗い空が広がっています。 気分が今一晴れなくて、まさに一難去ってまた一難・・・まだまだ精神的に落ち着かない日が続いています。これもまた生きている証拠かと思い、ゆっくり峠越えするつもりでやわやわ歩いています。 五月雨の涙が沁みる胸の奥 息抜く暇のないままドッとくる試練 抜け道を見いだせぬまますわり込む 散策した時に道端に咲いている野草に心洗われ癒されています see you again
2016.06.09
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ファボーレ富山でやっている『午前十時の映画祭7』で久々に見た『追憶』 もう久々なんです、これを見たのは。初めて見たのは中学2年の時でした。当時ロバート・レッドフォードに夢中になりかけていて、ただただレッドフォードが見たくて、学校から帰ってカバンを放って映画館へ一人で直行したんです。 今から思うとちょっとませていたかもいたかもしれない大人の恋の映画でしたが、キラキラと輝くようなブロンドのレッドフォードと、個性的なバーブラ・ストライザンドに本当に感動して・・・泣いちゃいました その後、大学祭で放映されたり・・・テレビで入ったりと見たりしました。でも、映画館で見るのは中学の時以来…ドキドキしながら見ました やっぱりこれは大人の恋だなあと見終わってしみじみと思いました。でも、年代を越えてもその時その時の味わい方、楽しみ方があるとも感じました相変わらずレッドフォードは輝くようにスマートで格好良かったし・・・バーブラはとても個性的で美しかったです ストーリーもとても熟していていつ見ても、うーんと考えさせられるものがあると思いました。私は、この『追憶』を見て、この作品が私の恋愛観の原点になった気がします。本当は好きで好きで大好きで心から愛し合っているのに、互いの主義や生き方がどうしても合わなくて一緒に暮らせなかった男と女の複雑な心模様が見事に、せつなく、そしてとても美しく描かれている作品だと思います もう、レッドフォードもかなり年を重ねました。先日ちょっとある映画の紹介で見ました。でも、とっても渋くて素敵な老紳士になっていた気がします。バーブラは今どうしているのかしら どれだけの年数がたっても、私の中ではレッドフォードとバーブラは『追憶』のハベルとケイティです 青春の熱い日々を抱いて生く せつなさがよみがえってくるマイブーム see you again
2016.05.10
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晴れたとはいえ風が強くて怪しげな天候の今日、前から見たかった『家族はつらいよ』を見てきました。 監督は山田洋次監督です。約2時間の上映時間が短く感じられるほど流れの良いアップテンポの作品でした笑いあり、ハラハラどきどきあり・・・他人ごとじゃないと噛みしめながらウーンと考えさせられたり、そうだそうだと納得したくなったりと・・・もう題材はどこにでもある家庭の姿なのにこんなにも楽しくこんなにもドラマティックになるのかと感動しましたね いろいろあって揉めたり騒いだりして、最後は穏やかに理想的に優しいオチがあって、心底ホッとして癒されました。 吉行和子さんと橋爪功さんの結婚47年目の夫婦役、とてもグーだったと思います。あんな夫婦になりたいと思いました その他の役者さんたちもそれぞれ役に嵌っておられてとても良かったと思います 見に行って良かった、癒されたと思います 不協和音集めて繋ぐ家族の和 なんだかんだ言っても戻る場所は家 see you again
2016.04.13
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以前から息子に勧められていた『オデッセイ』を見に行ってきました 火星で探査中に起きた巨大砂嵐に危険信号船長のジェシカ・チャスティンは探査機に緊急避難し地球への帰還を決断。皆で探査機に戻る途中に思わぬアクシデントが起きて、植物学者のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は倒れてきたアンテナが腹部に刺さって横転、気を失ってしまう。視界の効かない中でメンバーは必死に探すがマークを見つけられず、危険のため止むを得ずマークを置き去りにして地球に戻る。「マークは死んだ」とNASAはもちろん全世界に発信された情報・・・・だがマークは生きていた たった一人で火星に生きていた NASAと連絡も取れない、食料も限られている。埴物学者のマークはありったけの知識と技術を駆使して火星でジャガイモなどの野菜を育てる。まさに自給自足の生活が始まる火星にかつて置き去りにされていた探査機を修理して通信設備を使えるようにしてNASAとの交信ができるようになった時、世界中の人々はマークの生存に驚き感動する 様々な困難が襲いくる中、NASAと国境を越えた支援を受けて再びマークは地球に無事に帰還する もうハラハラドキドキの連続で、涙涙が溢れ出ました 壮大なスケールの感動的なドラマに、見終わった後、しばらくはボーっとして立ち上がることができませんでした
2016.03.11
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ついに見て来ました『人生の約束』 何たって富山が舞台になった映画ですものねしかも、大好きな竹之内豊さんが主演とあっては、行かないわけにいかないでしょう もう何年前になるでしょうか・・・随分前ですが『冷静と情熱のあいだ』が入った時、やはり竹之内豊さんが主演でイタリアとの合作だったあの作品を見たくて、何度見ても飽きずに数回くり返し見に行ったのを思い出します で、今回の『人生の約束』を見て・・・ウーン正直って微妙でした。 ちょっと出るだけの端役に至るまで、ベテランや演技派の役者さんを投入したオールスターキャストになっていて、美しい立山連峰や、勇壮な射水の曳山が惜しげもなく写されていて、富山弁も必要以上にしっかりと使われていて何ともこだわりのある作品になっているはずだったのに、なぜかパンチが今一つ効いていないというか、やや平凡な作品になった気がします。 出来が悪いのではないけれど、もう一つメリハリが欲しかったというか・・・何か足りない気がしてなりませんね。期待しすぎたせいもあるのかもしれませんね まあそれでも、ホームドラマとしてはまあまあの内容になっていたかもしれません。私の眼が欲張り過ぎたのかもしれないですね。 細かい部分に、もう少し心遣いや解りやすさがあったらもっと良かったのかもしれないです。やや説明不足の嫌いがあったように感じました 人生の約束糧に歩む道 see you again
2016.01.28
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吉永小百合さんと二宮和也さん主演の話題作『母と暮らせば』を見て来ました。 長崎医科大の学生だった次男浩二(二宮)を原爆で亡くした助産婦の伸子(吉永)は、浩二の婚約者だった町子(黒木華)に支えられて辛うじて生きていました。3年たった命日に突然浩二が現れ、それから事あるごとに現れて奇妙な親子の生活が始まります。現実ではありえないかもしれないが、現れてはあれこれ思い出話やら何やかやと話してくれる浩二を楽しみに、伸子の毎日は過ぎていきます。浩二は初め、婚約者の町子が自分を諦めて誰かほかの男性と結婚することを決して許したくない気分でしたが、伸子と話しているうちに少しずつ変わりはじめ最終的に町子を幸せにしてくれる男性が現れたら認めることを考えます。 そしてその怖れていたことが現実になり、町子は同僚と結婚することを決めて伸子に報告します。その後、伸子は浩二に連れられてあの世へ一人旅立ってしまい…奇妙な生活も終わるのです。 なんだか現実と非現実が混合した奇妙でそれでいてちょっと不可思議な内容ですが、見てみると本当に重くて・・・・映画を見終わって数時間以上たつのに、まだドキドキしています。 戦争は知らないし、原爆の怖さ、酷さも生では知らないけれど・・・おそらく伸子のような胸潰れるような絶望感や悲惨さ、惨めさを味わった人々は、あの時代非常に多かったことでしょう。 亡霊でもいい、一目会いたいと願った遺族も無数におられたことだろうと思います。そんな人々の願いをそのまま映画にしたような作品に、なんとも言えない気持ちでいっぱいになりました 戦争は二度としてほしくない二人の息子をもつ母としても、私はいつも強く希っています かけがえのない子供たちが幸せに笑顔で暮らせるよう、強く強く心から願い続けたいと思いました 母の一念岩をも通す力生む 愛の証守り続ける親の意地 愛おしい子のため歩くけもの道 正直言って、吉永小百合さんの映画作品は今まであまり見たことがありませんでした。避けていたわけではないけれど、縁がなかったのでしょう。それと綺麗すぎてなんだか完璧すぎてどうも苦手な面がありました。でも今回この作品を見て、本当に良かったと思います。とても温かくて強くて、その反面涙もろい母の素顔がとてもよく伝わってきました。あんな母になりたい、あんな母でいたいと願いましたね。 強くてくずおれそうに弱い慈母 抱きしめて命がけになれる母 泣きそうな、泣いてしまう映画作品でした see you again
2016.01.06
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トルコと日本の深い友好の素になった言われている大きな出来事を取り上げた『海難1890』を見てきました 1世紀以上も前のトルコ船の座礁に、貧しい村の人々が力を合わせて命がけでトルコ人を救った史実は話でも聞いていましたが、こうやって映画で見てみると本当にリアルで迫力があって胸を突くものがありました素晴らしいと思ったし、感動的でもあり、日本人であることを、これだけ心から誇りに思ったことは今までなかったような気がします。そしてもう一つ感謝したいのは、このことをトルコの人々がきちんと語り継ぎ覚えていてくださったことです。それが、事故から95年たって日本人が窮地に立った時にトルコの人々が日本人を救ってくださったということなんでしょうね トルコは地球儀で見ても日本から結構離れていて、もちろん行ったこともないのでどんな国なのかはテレビの映像や本でしか知りませんが、この映画を見てトルコにとても親しみを覚えました。 国境も宗教も人種も言語もその他もろもろ異なることはあっても、人間として相手を思いやり温かい思いと優しさを持って接するということは、世界中皆同じで共通なのではないかと、この映画を見て改めて思い知らされた気がします 本当に見に行って良かったと思います 街はもうXmas商戦 一歩外へ出ればもう山は真っ白で冷え~って感じでしたが、心のなかは温かい満たされた思いでいっぱいになりました see you again
2015.12.18
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今日は「映画の日」ですということは、1000円で好きな映画を見られる日ということで、前から気になっていた『黄金のアデーレ』を見てきました 約2時間張り詰める思いでひたすら一心に引き込まれるように見てきました。これは史実をもとにした、事実の物語です。第二次世界大戦当時の、ヒトラー率いるナチスが一世を風靡したあの頃・・・ユダヤ人であるがために幸せの絶頂から引きずり落とされて愛する家族も失い、大切な家も財産も失い、逃げ惑ったある女性が、戦後60年余り経ってかつての財産の片鱗を取り戻すために、かつての祖国オーストリアと闘い勝った物語です 美術でよく見たクリムトの『黄金のアデーレ』にこのような逸話が秘められていたなんて初めて知りました。この話を知っていたら、あの世界的な名画を見てももっと深く異なった見解を持ったでしょうね 見終わった後、ズシーンと胸深く落ちるモノがありました。言うべき言葉が見当たらず、ただ見てよかったという意識だけはしっかり残りました。 愛した親も家も地位も名誉もすべてユダヤ人というだけで奪い去られて、命からがら夫共にアメリカへ逃げた女性・・・きっとこんな人々はたくさんいたことでしょう。逃げられた人はまだマシで、女性の父母のように収容所で亡くなった方々はどれだけいた事か。本当に酷い戦いの歴史です きっと今世界中で騒がれているISことイスラミックステートも、シリアもこういった状況なんでしょうね。絶えることのない戦いの歴史を恨めしく思いますね 偏見と欲に囚われ武器をとる see you again
2015.12.01
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『グレース・オブ・モナコ』見てきました二コール・キッドマンとティム・ロスのコンビ、決まってましたね 凛とした美しさをたたえたニコール・キッドマン扮するグレース・ケリーも、イギリスの舞台俳優出身のティム・ロス扮するレーニエ大公も渋くてイイ味が出ていて・・・本当に二人ともはまっていました フランスの隣にある小国モナコを守るために、家族のために、国民のために夫婦力を合わせて立ち向かった大公と公妃の歴史をしみじみかみ締めて見た作品でした 夫婦のあり方も、考えさせられたかな・・・って思います 抱きしめて想い通じる夫婦道 愛のため身を尽くすこと悔いはなし see you again
2014.10.29
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降る降ると言いながら・・・一向に雨の降らない重い湿気た空気が広がっています 梅雨の真っ最中・・・ひょっとしたら空梅雨かと思いながら鉛色の空を見つつ、今騒がれている『春を背負って』を見てきました 何と言っても富山が舞台ですモノね 私が知っている場所もそこそこ映っていて「へェーここへ来たんだ」とか思いながら見ていました。 山の厳しさのみならず美しさも巧く描かれていて・・・山に絡んだ様々な人々の葛藤が巧みに織り込まれた素敵なドラマだったと思います 前にも言いましたが、人間は、山派と海派に分かれると思います。私は、そうですね・・たぶん海派です。それでも土地柄、小中高では林間学校やその他の行事で山は何度も行きました。小学校の林間学校では、雄山を登頂しました。雄大な山の美しさは今も胸の奥にシッカリと仕舞われています。こんな海派の私でも時にはほろりと涙する場面が幾つもあるくらいイイ仕上がりになっていたような 壮大な自然の前には、人間なんてちっぽけな存在に過ぎないと思います。そんなこんな厳しさも、この映画には盛り込まれていたし、演じていた俳優さんたちも皆、身体を張って真剣に取り組んでくださったんだなぁと嬉しく思いました エンドマークの後のスポンサーや協力団体を見ていたら、山岳警備隊、警察、病院、役所・・・・と何とまあ多くの方々が関わり作られた作品かと驚きかつ感動しましたわが故郷って胸張って言いたい映画になっていたかな 映画が終わって外へ出たら、相変わらずのどんより空・・・でも胸の中はスッキリとしてちょっと元気になっていました see you again
2014.06.20
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世の中が桜一色に染まっている今、やっぱりというわけではないけれど映画も桜に染めて・・・とばかりに、ちょっと現実味を加味して見てきました『サクラサク』 大体のあらすじは事前にネットでチェックして、今の自分の境遇も慮り見てきたのですが・・・現実味溢れる重くて凄い作品でした。 エリートサラリーマンの家庭に起きた認知症の介護問題・・・気づいてみれば家族もバラバラになり崩壊寸前取締役昇進を目の前にして一大決心をした主人公が、家族を無理やり引き連れて認知症の父の故郷と懐かしい風景をドライブしながら探し求め・・・家族の修復を図るというものです。 キャスティングもなかなかユニークで、あの藤竜也さんが認知症の父親を演じていたのにはビックリ途中に何度も耐えられないくらいに凄まじい惨めなシーンが出てきたのに、体当たりで嵌って演じておられたのにはさすがに演技派俳優と脱帽しました 涙を誘うシーンも多くあり・・・まだそこまでは今のところ言っていないとはいえ・・・覚悟しなければならないことなのかもしれないと胸に染みました 良い作品だと思います 帰りは桜を追っかけて、ドライブして来ました。あとしばらく・・・あとしばらく・・・と思いながら、まだ見ていない桜はないかしらと駆けずり回ってみているしつこい私です 抱きしめてともに生き抜く腹括る 忘れないでね私とあなたの愛の日々 see you again
2014.04.09
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図書館で借りて読んだ『利休に尋ねよ』に触発されて、映画を見てきました何と言ってもキャスティングが凄いですね今は亡き市川団十郎さんと市川海老蔵親子の共演胸をドキドキ高鳴らせてみた約3時間・・・なかなか重厚な出来でしたね 作品中に終始流れ漂う渋いムードが観るものを静かに包んでくれた気がします。 戦国時代の真っ最中、欲望と野心が絡み合い・・・茶道も政の一部になり・・・ナントも大変な時代だったと痛感しました。 最後まで秀吉に媚びず己が自負を通して切腹した利休の生き様を見て、深く考えるものがありましたね 外は凄い雨・・・侘び寂のドラマを見るには打ってつけの一日でした 一服の茶が取持った時の縁 関わりをバネに上ったピラミッド see you again
2013.12.10
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宮崎駿監督がついに今度こそ長編アニメ映画からの『引退』を発表されましたね。もう体力的に限界と言っておられました。 寂しいですね・・・。 宮崎作品は、アニメファンにはもちろん、そうじゃない人々にも見たくなるような不思議な魅力を秘めた作品が多かったですね。それは即ち宮崎駿監督の生きることに対しての真摯な向き合う姿勢と人生観を反映したのではなかったでしょうか 私はもともとアニメファンではありませんが、ジブリ映画は好きでよく見に行きました。特に印象的で今も時々思い出しているのが『トトロ』と『魔女の宅急便』です可愛くて仄々としていて・・・もう堪らなく好きでしたね 今まで何度も「やめる」を連呼していた監督ですが・・・今日の引退会見を見る限り、今度は本物なのかと思いました。まさに「残念」の一言に尽きますね これからは博物館等で楽しく展示等に関わるとのこと・・・「僕は自由です」が印象的な一言でしたね 秋空に腕を広げて舞い上がる see you again
2013.09.06
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ポツンと空いたビルの谷間のような休日、思い切って映画を見に行ってきました。見てきたのは『少年H』です 伊藤蘭さんと、水谷豊さんのご夫婦が揃って共演というなんとも興味深い作品で、妹尾河童さんの自伝小説と言われていたので、前々から見に行きたかったのです。予告では、戦前戦中戦後の日本が大変だった時期に人々が何を考え苦悩して暮らしていたかを描いているというのは想像していましたが・・・実際見て、打ちのめされましたね凄い作品でした。こちらが死にそうな気分になりましたね。 時間にして約2時間余り・・・戦前、人々が幸せにほのぼのと優しい時間を共有して暮らしていた日々がやがて戦争に突入して暗く陰りを帯びていきます。特高警察とか軍事訓練とか・・・欺瞞と猜疑心に満ちた泥沼に嵌り込む暮らしの中で、何を信じ生きていけばいいのか分からなくなるんですね。戦争が深刻化し・・・焼夷弾が雨のように降り多くの人が亡くなって街が失われていく。まさに生き地獄です。そして一転して終戦になり・・・食糧難になり、生きる指針をどこに求めればいいのか、価値観も見失いかけて行く人々。 ああ、こんな時代を生き延びて今の日本があったんですね。 ズシーンと重いモノを噛み締めて帰ってきました。 長い道紐解き見上げる秋の空 see you again
2013.08.28
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朝から凄い雨が降っていました私たちの地域はまだ梅雨明けしていないんです最高予想気温31℃湿気を含んだ生暖かい熱気の中、叩きつけるような雨にも負けず・・・を走らせて行った映画館。レディースディのこともあり、夏休みが始まったことも手伝って、混んでましたよ 『風立ちぬ』というタイトルは懐かしさが込み上げてきます青春時代、三浦友和と山口百恵さんが演じた悲劇のラブロマンスドラマを思い出しました。 「風立ちぬ いざ生きめやも」 結核に侵された少女と青年のストーリーでしたが、二人のドラマにスポットを当てた作品でした。 今回のアニメは、ジブリ作品でラブロマンスのみならず当時の日本の社会情勢にも眼を向けた観点から描かれていたので、相対的な内容になっていました。第二次世界大戦に向けて直走っていく日本とその流れに疑問を感じつつも抗えず、自己の夢との板挟みに苦悩する青年堀越二郎と彼を取巻く人々との葛藤が旨く盛り込まれていたと思います。 アニメ作品だということを一瞬忘れてしまいそうになるくらいにシッカリとした時代背景の中に、時折時空を超えて現れる主人公の憧れのイタリア人航空設計家カプローニ氏がなんともファンタジックで良かったです 夢に生き熱く燃える道進む 何もかも呑んで見守る優しい眼 see you again
2013.07.24
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今日は朝から冷たい雨が降っていました昨日に比べてグッと気温も下がり、肌寒い一日になってしまいましたでも、水曜日です。『シネマレディスデー』です今日行かなければいつ行くのってことで、用事を済ませた後すぐ映画館へダッシュして『リンカーン』を見てきました 感想は、なかなか味わい深い作品でしたリンカーンといえば、学生時代に社会科とか世界史のテキストで「南北戦争に勝利したアメリカ大統領・奴隷制度を廃止した人・最期は暗殺されてしまった悲劇の大統領」ということだけしか知識はありませんでした。 今日の作品を見て、テキストからは学べなかった舞台裏に思いを馳せることができたと思います。自分の信じる道を歩き、意思を貫き通すために知恵を絞り側近等のブレーンを駆使して野党との駆け引きをしたり・・・はたまた妻や息子たちとの関わりに頭を悩ましたりといった一人の父として夫としての人間臭い一面も想像することができたように思います歴史の教科書だけでの遠い存在だったリンカーンが、とても身近な親しみ深い男性に思われました。 アメリカの歴史を大きく変革した人物といえるのでしょうね see you again
2013.05.01
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この間までの初夏を思わせる温い天気から一転して、今日は実に肌寒い3月上旬並みの☂がそぼ降る一日でした出かけようかどうしようかと愚図愚図迷ったのですが・・・完全にオフになる日は本当にラッキーな最近・・・。 思い切って、前から見たかった『草原の椅子』を見に行ってきましたもっと早く見に行きたかったのですがなかなか都合がつかず・・・(公開されてもう随分経ち)そろそろ終わりかな、見れなくなるのではとハラハラしていたんです。 今日の上映は午後一番からで、少し早めに映画館が入っているショッピングモールヘ行って・・・ブラブラとウインドウショッピングしていると、突然声をかけられビックリ 幼馴染の友人に出逢いましたしばしランチをかねておしゃべりしましたお互い、育児やら介護やらで忙しい日々を送っていますが・・・おしゃべりを通して互いのストレスを吐き出すことができスッキリしました そして『草原の椅子』・・・・・大好きな佐藤浩市さん、西村雅彦さん、吉瀬美智子さんなどのキャスティングで作られたこの作品は、パァーっとした派手さはないけれど、じんわりと心の奥深くに温もりが広がる癒やし系のドラマでした 個性的な生き方をしてきて、ふとしたタイミングで出逢ったバツイチの3人が一人の少年圭輔を挟んで共に多くの時間を共有するようになります。やがてある一冊の写真集を縁に、世界最後の桃源郷と言われる『フンザ』を3人で訪れます。 そこで出会った106歳になる仙人のような老人に「圭輔は星から生まれた子」と言われ更に「正しいことを続けなさい」と、かけられた言葉を切っ掛けに貴志子(吉瀬)と憲太郎(佐藤)は圭輔を養子にして家族になることを決意するのです 砂漠が広がる大自然の前では、人間なんて実にチッポケに見えるものなのかもしれませんね 見終わって、「ああ見てよかった」と素直に感じることができました 抱き寄せて確かめてみる胸の内 地の果てまで続く自然に抱かれる ちょっとビックリしたのは、圭輔の生みの母親役で出ていた小池栄子さんの素顔を見たことでしょうか実にビッグサプライズでした 明日からまた介護ガンバります see you again
2013.04.10
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車検二日目、今日の夕刻には愛車が戻ってくる予定それまで暫し代車とお付き合いということで、気分直しに以前から見たかった『東京家族』を見に行ってきました今日は待望のレディースデーなので、女性の観客の多いことご夫婦で来ても、奥さんの分が安くなるので高齢のご夫婦も多かったデス 橋爪功さん、吉行和子さん、西村雅彦さん、小林稔侍さん・・・これだけよく揃えたなあとびっくりするくらいのオールスターの取合せでした。ベテランぞろいだけあって、皆さんがそれぞれの役柄に忠実になりきってイイ味を出しておられました。 一見するとどこにでもある風景、葛藤なのに・・・年を重ねていくというのはこういうことなのかもしれないと、しみじみ考えさせられるドラマでした。自分たちもやがてこういう場面と遭遇するであろうと覚悟させられましたね 決して派手ではないけれど、ゆったりとしたスローなテンポで進行しながら最後に予期せぬドンデン返しが来て、ズシーンと堪えました一度は見てみられたら良い作品だと思います 親子とていつかは別れの時が来る 眼を閉じて生きた道程かみ締める 親の愛初めて気づく適齢期 see you again
2013.01.23
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クリスマス寒波の影響がまだ覚めやらぬ今日、相変わらずコンコンと雪が降りしきる中、暇を見て見に行ってきました『レ・ミゼラブル』 前々から、そう『海猿』に嵌って何度も見に行っていた頃から予告が入っていたこの作品は、なぜか予告シーンがしつこい位に繰り返し入り・・・頭の片隅に深くシッカリと刷り込まれていたようです幼い頃、少年少女文学全集で読んだ『ああ無情』の印象がない交ぜになって蘇ってきました “ミュージカルの金字塔”という大々的な触れ込みで予告に流れていたこの作品ですが・・・私はミュージカルとしては見たことは一度もありませんでしたそれでも幼い頃に文学全集で読んだときの印象が鮮烈で、激しく焼き付けられてジャンバルジャンの名前は忘れた事はありませんでした 妹の子のために、たった一個のパンを盗んでつかまった主人公ジャンバルジャン・・・それだけなら大した罪でもなかったはずなのに、何度も何度も脱獄しては捕まり・・・脱獄罪が重なって20年余りも獄に繫がれ『要注意危険人物』のレッテルを貼り付けられての仮釈放でした 自分の過去を捨てて新しく生き直す決意をしたジャンバルジャンは、名を変え警部ジャベールに追われながらも新しい人生試みます様々な出会いと試行錯誤を経て、かつて自分のせいで身を落し娼婦になって息絶えた女性フォンテーヌの娘コゼットを自分の娘として育て・・・それを生き甲斐に細々と生きていくジャンバルジャン。静かな満たされた時が流れますしかしコゼットが年頃になって、革命に燃える青年マリウスと出遭い・・・・またまた狂いだす運命の歯車・・・・最後は映画館に見に行ってください 幼い頃は、ただただ主人公のジャンバルジャンが怖くて堪りませでした。何度も脱獄して・・・というくだりに囚われて、その背後の事情が理解できなかったのですね。日本語訳『ああ無情』が『レ・ミゼラブル』というタイトルで、ミュージカルの名作になっているのを知り、ビックリしたものです今回の映画も、ミュージカル仕立てになっています。ただのドラマにすると、物凄く重く暗い作品になるかもしれませんが・・・ミュージカルにすると・・・・なるほどこんなにもリズミカルに流れるように進行していくんですね 思うに、面白いとか面白くないとかで見に行く作品ではない気がしましたこれはもう一つの芸術作品ですね、ズッシリとしたフランスの歴史を背負ったヒストリードラマって気がします。重厚感溢れる映画でした レ・ミゼラブル 儘のならない人生よ 影に生き影そのものになった日々 解き放ち 娘の幸せ祝う時 see you again
2012.12.26
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午前中義母の眼鏡つくりに付き合って、その後前々から楽しみにしていた『のぼうの城』を見てきましたナンたって今日は水曜日、映画館では“レディスデイ”と銘打って、水曜日に限り女性は1000円で映画を見れるんです見るならできるだけ水曜日にしなくっちゃねって雨にも負けず勇んで行ってきました 壮大な歴史ドラマで、キャストもベテランがずらり・・・・・ってだからかどうか解りませんが、平日にも関わらず女性のみならず男性人もたくさん見に来ていて、混み合っていました 2時間余りの上映時間、凄まじい戦いのシーンもあって、身体が硬直して息もつけずに見ていました 北条氏の支城・忍城を守る成田長親は。通称『のぼう様』と言われ、領民に愛されている。彼は農作業が大好きだが、不器用で手伝いにならない。一見、およそ侍としての素養を疑いたくなる。ところが、羽柴秀吉に命じられた石田光成が2万の大軍を率いて忍城を開城させんと押し寄せた時、戦うことを選ぶ 数ではとても太刀打ちできない様相を呈しているのに、優秀な部下たちと知恵を絞り見事に撃退してしまうその後水攻めに遭うが、命懸けの奇策で堤を破ってしまう石田光成に「北条方で落せなかったのは忍城だけだ」と言わしめたダークホース的名将だった 面白いという映画ではないが、しみじみ日本にかつてあんな時代が遭ったのだと感慨深く考えさせてくれる作品だったと思う。男ばかりでない、あの頃の女性たちも、肝がすわっているというか大した精神力だと舌を巻かざるを得ない私はあの時代には生きる自信はないなぁ今でもまだ心臓がドキドキしている 開城した後も、長親は家臣たちの仕官先斡旋に奔走したという。その家臣たちを快く引き受けてくれたのが徳川家康だったらしい。家康に其処まで認められた人物だったということか。 歴史の表舞台に出て来ない武将にこそ学ぶことは多いのかもしれないと、ふと感じた 人知れず生きた男の道探る 刃合わせて男の器見えてくる see you again
2012.11.07
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映画『ツナグ』を見てきました 原作は以前に読んでいましたが、やはり映画館で実際に画像として見ると、当たり前ですが臨場感とかリアル性があって、グッときましたねとても意味深いイイ作品だと思います 内容もキャスティングもよく考えられていて、素晴らしい重厚感のあるストーリになっていました。ついでに言うなら、雨の日にとてもお似合いの作品のようにも思われます 人には誰にでも会いたい人がいる。既に亡くなってしまった人と、たった一度だけ会うことができる・・・そのチャンスを作って繋いでくれる人が『ツナグ』なのです。 母親であったり、かつてライバルとして競い合った親友であったり、結婚を約束していた恋人であったり・・・もう一度会って聞いてみたいことがある、確かめてみたいことがある、そういう思いを抱えてツナグに死者との面会を依頼した人々のドラマなんです。 実際には、現実社会で、おそらくあり得ないことだと思いますが・・・そういうことがあったら、こうなるのだろうかと思いながら見ました。自分だったらどうなっただろうとか自分にはそういう存在の人がいるだろうかと徒然と思いを巡らして見ました。 未知の世に思いめぐらす 秋の雨 いつまでも心の中に生きる人 想う限り 心中にある深い愛 see you again
2012.10.23
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『おおかみ子どもの雨と雪』を見てきました以前見てきた息子から「良い映画だから見て来たら」と勧められていたこともあって、ぽつんと空き時間ができたので、「じゃあ」と言ってきたのです。 結論から言って「とてもよく考えられた良い作品だと思います。でも、かみ締めるととても重い意味を含んだ作品でもある」と感じました。 アニメ映画は余り見るほうではないのですが、この作品はとても綺麗でクリアな画像であると同時に、途中で出てくる風景の美しくリアルなのにはでした 内容は、東京の国立大学に通う一人の女子学生が講義で出遭った聴講生に恋します。ところが、この男性が絶滅したとされる日本狼の血を引く「おおかみ男」であることを知って唖然としますでも好きなことに変わりはなく、彼女(花)はおおかみおとこと結ばれ、二人のおおかみ子どもを生みます。そのすぐ後、余りにもあっけなく夫であるおおかみおとこは死んでしまい、花はたった一人で誰にも相談できず二人の子どもを育て始めます。 ところが都会でこの二人のおおかみ子どもを育てるには余りにも障害が多すぎて・・・地方の山深い田舎に廃屋を借りて移り住みます。そこで子どもたちはのびのびと、時には狼に還ったりして思うままに生きます・・・姉の雪は勇ましくじゃじゃ馬で元気に走り回り、弟の雨は甘えん坊で泣き虫、虫を恐がって可愛いのです。 だが、大きくなるに従い二人の子どもたちは自分が将来おおかみとして生きるべきか人間として生きていくか迷い悩むようになります。 様々の変遷を経て、雪は人として生きていく道を選択しますそしてあんなにも甘えん坊で母親にべったりだった雨が、山の先生と言われている野生の「狼」と出遭い彼の後を継いで山を守るべく・・・野生に還り山に入っていってしまうのです。母親の花が、泣いて頼んでも帰って来ることはありませんでした。 映画が終わった時、見ていた観衆は、皆一様に黙って席を立ち一言も発することなく劇場を出てきたのです。私もそうでした。何も言えませんでした 現在の実情を反映していると胸突かれる思いでした親がどんなに子ども愛して傍に置きたいと思っても、子どもには子どもの人生があるのです。思い通りにならないのが、親子なんですね解っているけれど、こういう形で見せられると、ズキーンと胸に堪えて何も言えませんでした。でも母親の花の気持ちは、私には痛いほど理解でき、じわじわと涙が出ましたね母親って悲しいなあと思いましたね、今の私自身の境遇と似てるかも・・・ 子には子の母には母の羅針盤 愛しても愛しきれない子の全て see you again
2012.10.05
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かねてより気になっていた映画『天地明察』を見てきました 時は江戸時代初期、水戸光圀の若い頃。4代将軍徳川家綱がいた時代です。当時は、天体や宇宙のことはまだ何もはっきりとは解明されていなかったようで、地球が円いとか世界の規模とかも全く知られていませんでした中国から伝わった暦をそのまま利用していたようです。 代々将軍に碁を教える家に生まれた安井算哲は、趣味で算術を解いたり、星を観るのが好きでした。それが講じて、会津藩主から北斗七星の調査隊に加わるよう命じられます。そしてそのことが切っ掛けになり、日本の暦を改暦してキチンと正確なモノにしたいと感じるようになります。今まで使っていた暦では、日食の謎も仕組みも解明されていなかったこともあり次第に暦がずれて来ました。そのことが、庶民の生活にとっても、様々な多くの弊害を生み出していることに気づいたのです。 ところが、暦を変えられるのは朝廷、ことに帝の特権でした。公家からの嫌がらせや妨害を受け、大事な恩師を亡くしたりと辛い目に遭いますが・・・水戸光圀公が算哲の命懸けの熱意に負けてスポンサーになってくれます。そして陰から支えてくれたのが妻の“えん”でした。その甲斐あって、ついに大和暦を生み出し真価を帝に認めてもらうことが出来ました。其の大和暦が、現在の日本の暦の元になったのです 今の私たちの生活があるのは、こういった昔の人々の命懸けのご苦労があるからなのだなぁと、しみじみ痛感しましたねただ・・・多くの便利なモノたちに囲まれて、何もかも当たり前の時代に生きている私たちは、昔の人々に比べるとハングリー精神や好奇心・ガッツに欠けているのではないかと、とても不安を覚えますね モノはなくても、昔の人々は心を働かせ精神的に豊かで・・・現代の私たちよりもずっと何倍も何十倍も温もりのある幸福度の高い暮らしを送っていたかもしれないという気もしましたねある意味、今よりずっと幸せだったのではないでしょうか 私の大好きな佐藤隆太さんは、算哲の義兄・えんの兄 村瀬義益(算術塾の塾長)で出ていました。主役の算哲とは強い信頼関係のある温厚な懐の深い人物で・・・海猿とはまた一味も二味も異なる味わい深い役所に満足満足でした 良い映画でした 見上げれば無限にきらめく星の群れ 星を追い地球に生きる意味探る see you again
2012.09.26
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『あなたへ』を見てきました 高倉健さん主演の作品です。テレビでも盛んに宣伝されていて、ヴェネツイア映画祭に出品されたり一部のロケ地が地元に縁があるせいか、久々に映画館は満員でした 高倉健さん扮する刑務所勤務の技官のもとに届いた一枚の手紙・・・それは最近亡くなった愛する妻(田中裕子さん)からの遺言だった。“私の骨を故郷(長崎県平戸)の海に撒いてください” 悩んだ末、主人公は妻と一緒に旅しようと改造中だった車で妻の故郷への旅に出る。途中に様々な人々と出遭い触れ合い、葛藤を繰り返す。中にはいかがわしい人物もいたりしてハラハラドキドキさせられたりもするが・・・。 結果的に、真っ青に晴れた空の下で凪いだ海に静かに妻の散骨を終えて帰路に着く。 見終わった感想は、良い映画だと思う。派手さや強い刺激や熱く燃えるものは余りない、どちらかと言うと地味だけれど、じんわりと胸深く染み入る温もりを感じることが出来て日本人らしい映画だと思った。 高倉健さんがやると、こういう作品になるんだなあと思う作品だった。 ちょっと古いけれど『幸せの黄色いハンカチーフ』や『ぽっぽ舎』やその他諸々おそらく高倉健さんが出演されてきた数多くの映画は、皆こういうオーラが出ているんじゃないかなと思う作品だった。 妻の役をやっている田中裕子さんにしても、沢田研二さんの妻ではあるがわりと地味な雰囲気の女優さんではないだろうか。派手に目立つ華になる女優さんではないが、地味で平凡な温もりを感じさせる人だと思う。まさにこの作品にピッタリだったのかもしれない。 人生ってこんなモノかもしれない。こういう夫婦ってイイかも・・・とふと思いたくなる作品だったと思う。 ほのぼのとして帰宅できました 小さな灯 胸に抱いて帰路に着く 愛してるかも 瞼の裏に浮かぶ人 いつまでも一緒にいたい人がいる see you again
2012.09.12
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辻村深月さんの『ツナグ』を読み出しました動機はいたって不純です・・・『ブレイブハーツ・海猿』を見に行き、吉岡哲也を演じていた佐藤隆太さんに夢中になってしまった(ナンとミーハー)私は、佐藤さんが出る映画をもっと見たいと思うようになったのですそして予告で入っていた『ツナグ』に、佐藤さんがまたまた出演されることを知り・・・どんな話なのか予習したいと思いましたそのほうがより映画を楽しめると思ったからです 一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。彼が取持つ5つの再会を纏めた連作長編小説です。 この再会は、あくまでも生きている人から死者への再会要望を受けて「ツナグ」が動き出し、死者と交渉し、死者が再会を望んだ場合に限り再会ができるというモノです。その逆はできません、つまり死者側は「この人と会いたい」と逆指名はできません、ただ生きている人からのリクエストを待つのみ・・・です 半分以上の内容を読み進み・・・「うーん」と考えてます。面白いといえば面白いです。実際問題、現実には起こり得ない何とも摩訶不思議な世界、人には人それぞれの理由やしがらみ、未練や迷いがあって、友人やその他身の回りの人々との様々なかかわりの中で、喜怒哀楽に揺れ動いて生きています。中にはその様々なハードルに揺さぶられてフッとした拍子に感情的になって羽目を外したりして他人を傷つけることもあるでしょう、それでなくても知らないうちに他人を傷つけていたってこともあり得ます。 その誤解が抱えたまま、突然その人が死んでしまったりした時、もう一度キチンと会って誤解を解いたり話しておきたいことがあると思った時に「ツナグ」に連絡を取って仲介を頼むってことになるのでしょうか これはあくまでもストーリーです。非現実的でありながら、なかなか意味深です。もし私だったら誰に会いたいかただ恋しくてとか気まぐれではなく、本当に会う必要があるときにのみこの手段を使うべきということを考えた時・・・誰に会いたいかそして何を聞き話したいか考えますね まあ、でもよく出来た作品です映画を見るのがとても楽しみです 思い出を紐解き偲ぶ友の顔 使うか使わぬか迷いあぐねて時流れ あり得ない不思議の森に迷い込む see you again
2012.09.09
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暦の上では秋になったせいかどうか、日中は相変わらず30℃を超える暑さが続くものの・・・朝晩は涼しくなり過ごしやすくなった気がする昨今皆様に温かいお言葉をいただき、義母の白内障の手術は両眼とも無事に終わりました このまま感染症とか何かトラブルが起きなければ、数日中に退院できる予定です 今後は通院をしながら、毎日点眼しつつ経過観察して眼鏡をかけて過ごすことになりそうですご心配・励ましをいただき、本当にありがとうございました 取り合えず安心して、束の間の息抜きに行って来たのが・・・・3度目の『ブレイブハーツ・海猿』です もう笑うしかないカモ こんなに嵌るとは思っていませんでしたこの映画を見ると、感動し元気が出て来る気がします。テンションが上がるというか、熱いものがこみ上げてくるんですねテレビで入っている時は、殆ど見ていなかったのが悔やまれます こんなに嵌るのなら、最初から見て嵌っておけばよかったと、変なところでくよくよしています ストーリーも重厚でいいというのもあるけれど、一生懸命生きている男って本当に格好良いと思いますね 演じている役者さんたちも皆粒ぞろいの個性的演技派ばかり特に好きな俳優さんは、主役である仙崎大輔のバディ・吉岡哲也を演じている“佐藤隆太さん”でしょうか温かくて真摯な役処がとても似合っている気がします 一つの映画を、同時期に3回も見に行ったことは滅多にありません。こんなに嵌ってしまった自分を持て余していますでもやっぱり好きですね、『ブレイブハーツ・海猿』 胸焦がしお百度参りの映画館 スクリーン見てる間は止まる時 see you again
2012.08.09
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プロジェクト BRAVE HEARTS 海猿著者:渡辺水央価格:1,400円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る
2012.07.28
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オフの今日、またまた『海猿』を見てきましたこの間一度見て、粗筋も解っているのに、二度目の今日もやっぱり泣いてしまいました なんだかすっかり『海猿病』にかかってしまったみたいです夏休みに入り、子供達もたくさん見に来ていました。映画が始まるまではワァーワァーと結構喧しかったのに、『海猿』が入っている間はシーンとしていました。 何度見ても、迫力満点の熱くて温かい素晴らしい作品だと思います 忘れられない熱い日々 名画と共に蘇る 生きている 泣き笑いで過ぎる時 揺れながら私の道を探す旅 see you again
2012.07.25
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ブレイブハーツ『海猿』を見ました この間見た『臨場』もそうでしたが、使命感をもって命懸けで働いている人って、本当にカッコイイと思います最初から最後まで息も付けずにジッとみいっていた気がします映画館もそれなりの入りでしたが、皆シーンとして咳払いも声も出さず・・・時折涙をすする音がするのみでした 涙と感動満載の超大作に、見終わった後もまだ心臓が早鐘のようにドキドキしています今日は一日、気分も『海猿』モードで過ぎていきそうです see you again
2012.07.20
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劇場版『臨場』を見ましたこのシリーズは以前からのお気に入りで、テレビでもずっと見ていました 主人公・倉石鑑識官の、普段は人間臭くていい加減ながら、事件になるとどんな些細なことにもこだわり追求する姿勢が好きで、何時もドキドキハラハラして見ていました 映画館で見ると(当たり前ですが)、テレビで見るのと異なり“臨場感”が半端じゃなくて圧倒されました物凄い迫力、恐怖、不安、期待…そして最後に感動して泣いてしまいました頭の中を、まだいろんなシーンがぐるぐると駆け巡っていますこのテンションのままではを運転して帰宅するのは危ないので、気持ちを少し落ち着けるために、スターバックスで一休憩しています 見応えのある作品でした see you again
2012.07.07
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今日は近郊の映画館がレディースデーということで、均一1,000円で女性が映画鑑賞できる日です空き時間を利用して、見てきたのが『ホタルノヒカリ』です 綾瀬はるか、藤木直人、手越祐也、松雪泰子さんなどが出演している、いわゆるラブコメディーといった作品です。イタリアのローマを舞台にして新婚夫婦が新婚旅行に出かけて旅先で出遭った人々と巻き起こす様々なドタバタ劇・・・それを乗り越えて二人の愛を確認していくという設定だったのだと思いますが・・・ 劇場の入りはまあまあでした。出ている俳優さんたちがそれなりにキャリアがある人たちだったお陰もあるでしょう。随所で沸き起こる笑い・・・ハッキリ言ってウーン、吉本歌劇だったらそれなりの成功だったかもしれないけれど。ラブロマンスのドラマを期待して行ったら、失望するかも・・・ 面白くなかったかと言ったら、・・・微妙です余りにいろんな要素が盛り込まれすぎて、結局何が言いたかったのか今ひとつ的を絞りきれていない残念感がありました。藤木直人さんは二枚目俳優の部類でしょうが、綾瀬はるかさんは、シリアスドラマをやるにはちょっと若いかなという気がしました。かれこれ2時間余り・・・イタリアの観光名所が山ほど出てきてそちらの眺めを楽しみました。ドラマが終わった途端、見ていた人々が出演者のタイトルが流れる中サッサと立ち上がり退出していくのを見て、皆似たような感想なのかなと感じました。 せっかくお金を掛けてイタリアまで行きそれなりの役者さんたちを使ったのならば、もう少しプロットをシッカリ組み立ててそれなりのストーリーに仕立て上げて欲しかったと思います でも、今日は暑かったです。こちらでも28℃くらいになったようで・・・日中映画館で過ごせたのは其れだけでも涼しくてよかったことにしておきましょう see you again
2012.06.13
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親の介護の合間を縫って、やっと今日『レイルウェイズ』を見に行ってきました富山で先行上映された日からずっとずっとずーっと行きたくて堪らなかったのですが、時間が取れずひたすら我慢して時間ができるのを待っていたのです 今日、突然スポッと空き時間が一日できて今日行かないともう行けない!!と朝一番で映画館へすっ飛んで行きました 『レイルウェイズ』でメインに出て来る富山地方鉄道は、私自身学生時代から結婚するまで、通学通勤に利用していた交通機関でした。あの風景、あの駅この駅・・・もう懐かしさが込み上げて来て自然とウルウルと目元が潤んでくるのです。 また、三浦友和さんと余貴美子さん扮する熟年夫婦が直面している問題も、とてもよく理解できました。呉羽山丘陵から友和さんが結婚指輪を投げ捨てるふりをした時には、ぎゅっと胸が詰まりそうになりましたね 最後には「もう一度やり直そう!!」というなんともハッピーなどんでん返しがあり、これがこのドラマの大きな救いになったのではないかと思います。 映画館の会場内でも悲喜こもごもに涙を啜る音が静かにしていて、とても厳粛な雰囲気でしたね。見に着て良かったと心から思いました 作品の中で常に出て来る雄々しい『立山連峰』は富山の象徴ですが、この風景は富山では殆ど常に見る事ができます。よほど雲が重く掛かった日でない限り、晴れた日は澄んだ連山が、明日は雨という日は青みがかった迫るような迫力のある連山が見られます。今日も帰りに立山連峰を見ながら帰ってきました!! この映画を見て、つくづく感じました「富山は田舎で長閑だけれど、美しい立山と田園風景の広がる素晴らしい街だ」と・・・。富山に生まれ育ったことを幸せに思い、誇りにして生きたいと思いました 一寸だけ気になったのが、役者の皆さんが一生懸命『富山弁』を使ってらっしゃることでしょうか「~がぁ」とか「~ながやぜ」とかナンだか一寸滑稽でした。確かに語尾にそういった言葉がついている場合が少なくないかもしれないけれど・・・強調しすぎじゃあないかしらと思いましたね。それと、三浦友和さんはとても良い味を出して演じてくださったと思います。 人は皆 自身のドラマ生きている see you again
2012.01.10
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NHKで入っていた『蝶々夫人』を見ました。このドラマは余りにも有名で、オペラにもなっています ストーリー自体は見たことがなくても、名前は知らない人がいないのではないかと思われる位有名です。 明治~大正にかけての頃、アメリカの若きエリート軍人が、軍艦の修理のために立ち寄った長崎で芸伎(蝶)と恋に落ちます。しばし長崎に逗留する間、結婚ごっこをして過ごすのです。やがて日本を離れるとき「必ず迎えに来るから・・・」とお決まり文句を言い残します。本国には既に妻がいるというのに、その真実を知らない女のほうは男の言葉を信じ、子供を生み育てて男の帰りを待ちます。でも、来ない。やがて怖れていた真実を知った女は、子供を男に託して、自らの命を絶つという内容でした。最期が可哀想で、見ているほうも胸が張り裂けそうな気分でした。でも、きっとこういったことは当時たくさんあったのではないかと思いますね。たまたまこのケースは、ドラマになりオペラにもなり・・・注目されましたが、きっと第二大三の蝶々夫人はたくさんいたのではないかという気がします。 何とも可哀想な話です。ですが見ていた息子が一言「要は、日本の芸伎とアメリカ将校との不倫ドラマじゃないか!!」と言いました そうです、まあ一言で言えばそうなりますし、それで片付けてしまえば実も蓋もないのですが、ここで考えておかねばならないのは・・・アメリカ男のほうは遊び半分だったかもしれないが蝶々夫人は真剣勝負だったんでしょうね。 だから男を信じていた、それが後で自分が裏切られたと知ったときに彼女のプライドが大きく傷つけられたんでしょうね。彼女は士族の娘だった。日本古来からの守られてきた士族の女としての慣習に習って、自分のプライドと対面を守るために自害したところにこのドラマができた由縁があるんだと思います。 可哀想で悲惨な締め括りに、テンションがドーンと落ちましたが・・・悲劇のラブ・ストーリーとしては、よくできていると思いました。 裏切りを許した甘さ 許せない 知りたくない事実知らされ下す幕 それでも私 彼を信じる最期まで see you again
2011.11.26
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今日はふとしたチャンスをゲットして北日本新聞社の「北日本ホール」で上映された“小津の秋”を見てきました 彼の有名な“小津安二郎監督”が愛した蓼科の自然と「無藝荘」を舞台にした大人のメロドラマを目指して作られた作品です。 美しい蓼科の風景・それは見たままの光景だけでなく登場人物の心情風景でもあると思います。しっとりと心の奥深くに染み入る情愛と激しい震えるような熱い慕情を感じて、まさに小津好みの一作と痛感しました。俳優さんも、藤村志保さんを初めとして深い味わいのある演技派が脇を固めていました。約一時間半の間、ほぼ満員の会場は水を打ったように静まりかえっていました 私も身動ぎ一つできぬ間々ジーッと見ていました 結婚で悩むある若い女性編集者・明子(沢口靖子)が、かつて父が愛した女性に会いに蓼科を訪れます。父は、その昔仕事でやって来た蓼科である女性と知り合い恋に落ちます。余りに愛し合った二人は、駆け落ちを約束します。当時妻子がいた父は、妻も幼子・明子(女性編集者)も見捨ててその女性と逃避する決意をしますが、約束の日突然病に襲われ倒れます。死の床にあり、その企みを妻に打ち明けて死んでしまうのです。明子が3歳の時です。それ以来、明子の母は父の愛人を憎んで憎みぬき気が狂いながら3年前に亡くなります。そして彼女は、かつての父の愛人に会い真実を知りたいと思います。そうしなければ現在つき合っている恋人との関係も先へ進めないと感じるのです。 父の愛した人の名は園子(藤村志保)。園子もあの日、父を信じて死にそうになりながら待ち続けていました。そしてついに来なかった恋人の子を流産してしまい、それ以来結婚もせず恋人を忘れられず半分呪い続けて生きてきたのでした。 園子は、明子を一目見て彼女がかつての恋人の娘であることを見抜きますが、明子に対してここを閉ざしたまま何も語ろうとしません。明子は園子の元へ毎日のように通い続けます。色んな話しをしている間に、ゆっくりと二人の間にあった溝や凝りが解けて来ます。背景にあるのは美しい蓼科の自然の風景です。 最後に総てを語ってくれる園子、それを聞いて明子は再び自分も恋人との関係を見直して歩き始める決意を固めます まあ、ザッとこんな内容です。役者もロケーションも文句なしの素晴らしい“小津ワールド”を一人を除いては・・・それは主役の沢口靖子です。 沢口靖子のファンの人がいたら、ごめんなさいね 彼女は今回この作品を見て、未熟だと思いました。沢口靖子が、演技が下手だというのはよく聞いていました。デビュー当時は“原節子の再来”とか騒がれていたのに、いつの間にか出演が減り萎んできました。あんなに奇麗な顔立ちをしているのに、演技がまるでなっていないという噂を聞いたことがありました。「本当かな」と思っていたのですが、今回映画を見てよく解りました。作品の中で彼女は色んな科白を山のようにたくさん言いましたが、科白を言っているときの表情が皆均一で、殆ど変わっていません。喜怒哀楽の科白が同じ表情で言いっぱなし、しかも棒読み状態でした。余りに単一で、彼女だけが作品の中で妙に浮いているのを感じずにはいられませんでした。 こんなに美しいこんなに素晴らしい作品なのに、沢口靖子だけが浮いている見終わった後に来る筈の爽快感がなく、何だか重い鉛を心中に抱いて帰宅したのです 良い作品なのに・・・残念です でも、小津さんの映画は大好きです機会があったらまた別の作品も是非見たいと思います see you again
2009.10.22
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イイ天気デス 秋とはいえそろそろ晩秋に差し掛かり冬に向かっている筈なのに・・・どうかすると暑いくらいです。気温も23℃とか・・・。 以前から気になっていた映画“最後の初恋”を見にで出かけてきました。途中神通川にかかる婦中大橋を渡ったら、川面に釣り糸を垂れる太公望たちがチラホラ・・・鮎釣りに興じておられましたこんな良い天気だったら、河に半身浸かっていても気持ちいいでしょうね 上映時間約2時間・・・もうすぐ終演になるとあって、お客さんもチラホラでした。熟年のご夫婦もいれば、恋愛真っ最中というカップルもいるし、私のように暇な時間を使った主婦たちも・・・若干気になったのは若い男性ひとりという人少々 まあ、人それぞれデスね 見終わった感想は、これはリチャード・ギアが売りの作品でした内容は、悪くはないけれど今一インパクトに欠けるかなッテ気がしました。よくありがちなストーリーに若干脚色を加えた程度かなッテ思います。素晴らしいブラボーッテ思いにはなれませんでした残念です。もう少し、本当はもっと期待して行ったんだけど・・・寂しかったデス。でも、リチャード・ギアの魅力は相変わらず健在でしたおそらくもうかなりの年齢だと思うのに、年寄り臭さもないばかりかグッと迫る渋い魅力が大画面から溢れていました それだけでもせめてもの救いかな 久し振りに映画を見に行き、イイ気分転換になりました 懐かしの君にメロメロ 日が暮れる see you again
2008.10.19
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映画はここの所トンと見に行っていなくて、残念極まりない気分です。本当は映画大好き人間なんですよ。でも、なかなか時間が取れません。 今揺れました地震速報です一瞬を閉じるべき迷いましたが、しばらくしたら治まったので(モノの2~3秒でした)このまま打つことにします。能登半島の地震以来、どうも揺れに過敏になってしまっています。何だか鈍い空気の音「ゴゥー」って音を聴いた様な気がして「ウッ」って本能的に構えました。そしたらやはり揺れ出しました。私が今を打っている部屋が2階なので、しかも家は鉄骨ですからユッサユッサと揺れが来るんですね。まさに「ヒェーまたかー」って思ったのですが、大した揺れでなくてホッとしました。 話しが戻りますが、大学時代はよく見に行きました。講義の合間があると直ぐ映画館へ駆け込んだりして時間は潰れましたが。今から思うともう御老体の俳優さんが殆どです。ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、リチャード・チェンバレン、ロバート・ワグナー(故人)、ライアン・オニール等々・・・みんな当時のイケメンばかりでしょう。 もう洋画かぶれのきらいはあったかもしれませんね。恋愛モノ、ミステリーサスペンス、アクションモノが大好きでした。 結婚して子育てに時間を取られるようになり、ゆっくり自分だけのために映画を見に行く時間がどうしても取りにくくなったのかもしれません。子供と一緒に、アニメや怪獣映画はたくさん見に行きましたね それと、哀しいかな見たい映画の質が変わってきたのかな・・・「今見たいなあ~」って思う映画が少なくなってきたのかもしれませんね。 それでも此処数年で見た映画で良かったと思うのに「阿弥陀堂便り」「半落ち」「明日への記憶」などあります。そうですね、邦画を見るようになりましたね。 最近騒がれている映画を見て、少々過激な描写や映像が増えてきた気もします。“バベル”もそうだけれど見ていて気分が悪くなる表現方法とかあると、どうしても退いてしまいますね。内容は悪くないと思うけれど、見る人が安心して楽しめるように気を配って貰えると良いのかなって思いましたね see you again
2007.05.02
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今日、息子と一緒に『ナイト・ミュージアム』を見てきました もう最高に面白かったです前々からテレビの広告とか見ていて、とても気になっていたし期待一杯だったんだけれど、こんなに面白いとは思いませんでした 時間にして約2時間、時には大笑い、また時にはハラハラドキドキしてジッと大画面を見続けました現実には絶対あり得ないことですが、だからこそ夢とロマンがあってスケールの大きな作品になっているのですねこの作品を作られた監督その他の多くの方々に、脱帽します。是非、一度見に行かれたらとお勧めの逸品です きっとストレスも発散しスッキリ気分になるでしょう see you again
2007.03.28
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先日、久々にケーブルテレビで懐かしい映画が入った・・・それは“早春物語”と、言っても知ってる人は知ってるし知らない人は知らないだろうが。 主演は、原田知世と林隆三さんで、そのほかに仙道敦子さん田中邦衛さん由紀さおりさんなどが出ている。当時流行った角川映画の一つで、高校生の瞳(原田知世)は、ひょんなことで出逢った商社マンの梶川(林隆三)に惹かれ始めて付き合うが、やがて梶川が実は今は亡き母の元恋人であったことを知る。梶川は大学時代に瞳の母と愛し合い付き合っていたが、卒業後商社マンになりニューヨーク駐在になった時に出世と恋を天秤にかけて、瞳の母と別れたのだ。梶川への復讐を胸に急接近を果たしつつも結局自分も強く惹かれて想いを遂げられず、逆に梶川にその事実に気づかれて諭される瞳。大人になりきれない少女が精一杯背伸びした可愛くも危なっかしい姿と、そんな瞳にかつての恋人を見てやがて惹かれ始める男性の思いをさらりと描いている。 決して厭らしさや媚もなく、自然なテンポでサラッと流した描写がとても良かった作品だと思う。あのころ洋画かぶれに近かった私も、この作品には妙に気持ちが取られてしまった。久々に見ても、やっぱり味のある余韻の残る作品だと思う。描かれた季節は春で、鎌倉を舞台にして“春の鎌倉”を描いているが、秋に見ても充分しっとりと楽しめると思う。 林隆三さんもかなり年を重ねられたし、あのころ高校生姿が似合った原田知世さんも既に熟女の域に達しておられるだろう。月日は流れる、でも残された作品の中では皆あのままなのだ 当たり前のことだけれど、銀幕のスターって言うのはイイなあってちょっと感じた。 話しは変わるけれど、最近真面目に朝の連ドラ“芋タコなんきん”見てます面白いんですモノ、とっても藤山直美さん、なかなか味のある女優さんですね。お父さんソックリです。お父さんの藤山かんびさんは超個性的で、人により好き嫌いのある役者さんだったけれど、あの強烈な味は今もまだ記憶に健在ですねその娘さん、決して親の七光りではない彼女らしい味が光っていて良いドラマになってますね。相手の國村隼さんもイイ演技してますいつもは割とクールで淡々としたやや気障な役で見るのに、今回はすました顔でウイットのあることをサラッと言ってのける、何とも憎めない好感の持てる男性ですよ。“カモカのオッチャン”という言葉を聞いたとき、田辺聖子さんのことがピーンとひらめきました。田辺さんの本は、実を言うとあまり読んだことがないのですが、これを機にトライしてみようかと思っています。こんな素敵なカモカのオッチャンがいるなら、私も出逢ってみたいデスね 本当に出遭いなんて、何処に転がっているか解りませんね 先日“環水公園”でぼんやりしていたら、毛並みの素敵なシェパード犬に出逢いましたまさしく101匹ワンちゃんに出てくるタイプで、ドキドキしました。飼い主とお散歩の途中でした。「ブログに載せたいので、一枚撮らせていただけませんか」と声をかけたら、気軽にいただき、更に「名前はダイスです」と教えていただきました。ちっとも大声で吠えず、大人しく飼い主に寄り添っていて可愛い顔をしていました。こんな犬も良いなあってチラッと思いましたね。 see you again 楽天ブログランキング
2006.10.21
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久々に映画漬けの一日を過ごして、疲れました。こんな風に1日に2本の映画を見たのは、実に十年ぶり・・・学生時代以来です。ひょんなことからポーンと時間ができて、何か有意義に過ごしたいと思って考えついたのが、見たい映画を見ることでした巷で騒がれている“ダヴィンチ・コード”と“明日の記憶”を見てみようとに乗って、一路郊外の大きなショッピングモールへ。此処にはまた大きな映画施設が入っているのです。 午前中に運良く“ダヴィンチ・コード”を見れました。成る程、平日にも関わらず超満員でした。終わってすぐ食料(サンドイッチなどの軽いモノ)を仕入れて、再び“明日の記憶”が入っている会場へ・・・終わったのが、午後4時近くでした。まあ、大学時代のフルタイムで受けた講義のような感じで、ドッと疲れが出ましたね で、結果どうだったかというと・・・まあ、私個人の考えから言って“ダヴィンチ・コード”はこんなモノかなって処でしょうか。マグダラのマリアの謎を知らない人が見ればそれなりに楽しめるかもしれないけれど、もう民放などでネタバレされているのですよね。殆どの人が知っているかも・・・スリルとサスペンス&オカルトチックさを求めている人はまあ面白いかもと思いました。そして事が事ですから、クリスチャンでない私には余りピンと来なかったけれど、冷静になって考えれば熱心なキリスト教徒の方々には由々しき問題として取り上げたい箇所もあったようなないような・・・微妙な処ですね 気分を変えて・・・“明日の記憶”は凄かったです私のみならず会場にいる人の半数以上は、もう泣いていましたね涙なしでは見られない素晴らしい作品でした迫真に迫った演技力だけでなく、演じている渡辺謙さんや樋口可南子さんやその他の役者さんたち全ての姿に熱い心を感じて揺さぶられました。 高齢化が進み、高齢者だけでなく働き盛りの人にもある日突然何の予告もなく襲ってくる“若年性認知症(アルツハイマー)”バリバリのエリートだった夫が、突然何もかも分からなくなる怖いデスね、イエ殆ど恐怖ですよ。だって自分だってなるかもしれない危険性は、皆孕んでいるのです。そうなったときに家族はどうすればイイのか・・・どうすべきなのか・・・ズーンと来ましたね とても重い作品だけれど、考えなければならない問題ですね。 今日はとても疲れましたね、でも失いたくない“明日の記憶”デス 君を愛し 君に愛され 共に過ごした 記憶を いつまでも 眼を閉じ て 懸命に掘り起こす 記憶の 欠片 see you again 人気blogランキングへ
2006.05.31
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今日はもうすぐ終わりになる冬休みに備えて??下の息子と一緒に『あらしの夜に』を見てきました。じっくり腰を落ち着けて、しみじみと見ることの出来るなかなか奥深い作品でした。 可愛い山羊・メイと恐いオオカミ・ガブがひょんな事から嵐の日の夜に朽ちかけた小屋に逃げ込んで出会い、ブラインド・デートをしてしまいます。暗闇の中で話している内に意気投合し、再会を約束して別れますが、互いに天敵同士とは露知りませんでした。だってオオカミは山羊の肉が大好きで大好物の餌です。そして山羊はそんなオオカミから命辛々逃げ回っています。主人公のメイは母親がオオカミに食べられているのですから、なおのこと宿敵です。 再会したとき、両者は絶句しただ呆然と立ち尽くしてしまいます。でもそれを運命と受け入れて、仲間には内緒で友人つきあいを始めます。この幸せな、しかしなんとも奇妙な友人関係は、やがて互いの仲間の知ることになります。それぞれ「村八分的扱い」を受けることになり、お互いを騙して相手の活動状況を聞き出すことを任務に課せられます。 つまりガブはメイから山羊の住んだり餌を食べにくる場所を聞くこと、メイはガブからオオカミの襲う場所やグループの状況を聞くことをです。 でも結局それは出来ず、ガブはオオカミの集団から「裏切り者」としてして死刑宣告を受けて仲間から追われる身となります。ガブとメイの奇妙なコンビは、命辛々ただひたすら手に手を取って逃げまくります。 追うオオカミの群れ、逃げるオオカミと山羊のコンビ・・・。まさに迫真の場面がくり広げられます。最後は・・・皆さんの御想像にお任せして・・・気になる方は是非見てみて下さいね。 『たかが映画、されど映画 』 子供向けの映画でこんなに夢中にさせてくれた映画は久々です。感動だったのは、本当なら食べたくて堪らない山羊のメイをオオカミのガブは決して裏切らず噛みついたり食べたりしなかったことです。人間でも真似の出来ない強い信頼関係が此の二人??の間にあったということでしょうか。 信じることとそれに応えることの素晴らしさを解ってくれれば良いなあと、傍にいる息子を見て思いました。 see you again ☆☆☆☆ 人気blogランキングへ
2006.01.06
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1969年の今日、山田洋次監督・渥美清主演で、『男はつらいよ』の第一作が公開されました。以来約35年に渡って、このシリーズは大衆映画の代表的存在として多くの人々を惹きつけてきました。毎回、マドンナ的存在の美しい女優さん達が寅さんの片思いの対象になりました。ハラハラドキドキ、何となく筋書きは毎回決まっていて・・・マンネリ化してるのに、飽きもせずまた見てしまうという人がけっこういたのではと思います。きっと、渥美清さんの、人間的な何処かユーモラスで憎めない人間性が影響しているのではと思いますね。 夏休みも残すところ、あと僅か。。。・そろそろお尻に火のついた子供達がべそをかき始める時期ではないでしょうか? 我が家にも、ちょっとヤバイのが一人います。そろそろ追い込みです。まさにラスト・スパートって感じですね。 自分の子供だと思うと、まるごと受け入れてやらなければと自身に言い聞かせ、深く深呼吸しつつ笑顔で微笑みかけるように努めてはいるのですが・・・。世のお母さん達、キレないように「スマイル!スマイル!」で、いきましょうね。 夏休み終わり見えても度胸の子 見上げれば澄んだ青空秋の風 see you again ☆☆☆☆ 人気blogランキングへ
2005.08.27
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