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車が姉妹の横に並ぶ 「乗りませんか?本渡まで出ますが?」妹が運転席の横に乗り込もうとする!姉からたしなめられ後部座席に2人並ぶ。どうも助手席が空いていて、後ろに乗られるとタクシーの気分、しかもすごく遠くに感じるのです。仕方なし?に走り出しても、気がつけば喋る言葉がないのです。姉はOLで私と同じ名前の彼がいるとの事、(すこ~し残念!)妹は姉に気を使い喋らない!学校が手前なので先に降りる、手紙を渡せない!軽く手を振り、走り出す。用事も無いのに街まで走り、姉を降ろして、することな~し。又宿まで引き返す、対岸を見ると遠くに作業員がみえるのです。仕事が恋しくなり、船では10分だけど陸を回れば道は悪いが車で30分!現場にいってみよう、と又走り出す。現場では岩石の発破準備で忙しそう!○島建設の監督にいつから作業が出来るか問うて見ると 明日からは出来るという。でも2時間も掛かったら終わりそう!これで給料呉れると思うと、すごく悪い気がする!マツ本来の意気が消沈してしまう。毎日2時間も仕事したら終わり!遊びに行くのも金が無い、ボンヤリ過ごす日が2週間。社長がやってきた!「社長!こんな仕事は誰でも出来ますよ、暇すぎてマツにはあいませんね、他の現場にやってくださいよ」「まあ~お前には、少し休養過ぎたかな!他の者だったら喜ぶのにな、暇を喜ぶ者にはさせたくなかったのだよ! よっしゃ誰か代わりをやろう、会社に帰って相談するからな!」といって帰っていった。翌日朝電話が有り「代わりを今日中にやる!お前は3日以内に栃木に行け!」と社長からの直電。え~~栃木県?もう冬だよ!
2004年07月18日
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買い物袋に入れてくれた手紙!気になるけど、宿に帰り着くまで開封を我慢したのです。なんでも我慢していて開放されたときは、無理をするもので御座います。はやる心で開封するものだから、丁寧になってない!そこら辺で破いたら封筒を袈裟懸けで破いてしまい、中の便箋まで半分にしてしまった!何を血迷ってるんだ!どうも手紙は慣れてない。つなぎ合わせながら読んでみると、なんと恋文だ~~~!彼女は未だ高校3年生だ!手も足も出す気はな~い。でもなぜか!ドキがムネムネする、なぜだーーー可愛いし楽しくなるのは確かだけど、恋愛対象ではなかったのに!この胸騒ぎ!彼女は、ぬるい風呂を勧めて、新聞紙など 燃やし続けても中々熱くならない物を燃やし 時間稼ぎをしてまで話をしていたかった!など書かれていれば、けなげさに胸が痛む!次ぎの日も我が仕事は出来ないという、ならば朝バス待つ彼女を送ろうか、と考え昨夜書いた「有難う」の一言を封書に入れ、バス停に車を走らせる。丁度バス停に向かう彼女の後ろ姿があった!なんと!隣に姉も歩いてる。
2004年06月07日
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余りにも勧める風呂!(そう感じただけかも知れない)「じゃー入らせて貰いますか!」と案内されて浴室に入ると仕切りのない脱衣所!横に焚き口があり五右衛門風呂なのです。「少しぬるいかも知れません、入ったら炊きますね!」と云って入るのを待ってるんです。さすがのマツも弱りましたね、「ぬるかったら、後でお願いしますので・・・」「あ~いいですよ遠慮しなくて!」仕方なしにモジモジしながら脱いでると、「あらっ恥ずかしいの?私見てないから大丈夫よ!」だって。大丈夫じゃな~~い、こういう環境に慣れてないし困るー。湯に体を沈めると確かにぬるい!少しは熱いのが上がってくるけど、時間が掛かりそうだ!そ~っと焚き口をみると新聞紙を燃やしてる、ビールは飲んでるし長湯はいけないなーと思いながらも上がれない。娘は上を見ながらいろんな事を聞いてくるし、何とかしなきゃと思いつつ、上半身を上げたり足を淵にかけて冷やしながらタイミングを図ってるけど難しい!上がりたい!勇気を出して上がる事にした、思わずいつもの癖で左足から出た、タイミングの意識のし過ぎで右側の焚き口から娘は、頭を上げたのだーーー。「きゃー」と云うて目を伏せたけど、もう遅い。マツが悪いんじゃない、新聞紙何ぞで風呂が暖まる訳けないのにいつまでも炊いてるから、見てはいけないものを見てしまう。全てを見られたマツもどうも居心地がわる~い。いそいそと礼をいって帰ったのです。2・3日して夕方買い物に行ったら、娘が居たのです。買い物済ませた帰り際、買い物袋に手紙を入れてくれたのです。
2004年05月16日
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現場に行っても、原石が割れるまで仕事がな~~い!「今日は現場に行かないよ!」「そうだな~行っても仕方ないしな~」。なにして遊ぶか、昨夜から考えてたんだけど、やはり「つり」しかない!釣り道具でも買いに行こう!可愛い娘は居るかな?なんてウキウキしながら行ってみた。居る訳けない! 姉は務めだ、妹は高校3年生仕方ない(何が仕方ないんだ!)海岸に下りて餌を堀り、そこら辺に投げ釣りを始めたのだがさっぱり、何にもいないのか!2・3箇所場所移動したがダメー。おもしろくな~い!釣り道具を道路わきの堤防の上に置いたまま、宿に帰り車に乗る。「天草本島の観光でもしよう!」南回りで天草四郎の遺跡めぐりだ!道路が狭い、バスでも来たら離合が出来ないくらい。でも心配は要らなかった、バスとは云わず普通の車も来ない!一方通行ではないはずである。そのまま海岸線を左に見ながら北に向かう!本渡市に出る昼食に適当な店に寄る ラーメン食って時間をつぶすためパチンコやに入る、よせばいいのに2時間ほど3000円使ってしまう。(過去パチンコで勝ったことはない)帰りの道のり学校の前を通りかかると生徒が沢山出てきてる!ゆっくり走りながら、道を塞ぐ生徒にクラクションを鳴らす!と、ある生徒に目が合う!なななんと、店の可愛い娘ではないか!(別に帰り時間を知ってて計画したわけではない。)思わず車を停めて「○○店の娘さんでしょ?」「ハイ」可愛い返事!「帰りますから、乗りませんか?」かわいい子はどこまでも素直だ!「帰るのですか?ありがとう御座います」今日の一日がこれで救われた気分で、30分ほどのドライブがこれほど短いとは思わなかった。店の前で娘を下ろし、ついでに夜食でも買い込もうと 店に寄る!娘が両親に送ってもらった事を 報告している。早速お礼を言われ、「ま~こちらでコーヒーでも飲んでいって下さい」。どうせ暇だし、ま~いいか!上がりこんでの世間話、出してくれた飲み物はコーヒーではなく ビールだった!親父さんと差しつ差されつ、気がついたら3本空けてた。物はついでと、夕食が出た!高校生が作ったと云う手料理だ!食べない訳には行かない。待ちに待った姉が帰ってきた、夕食は揃った家族と一人増し!これほどずうずうしく、厚かましく行動出来るのも、日頃の家族恋しさかも知れない!姉は仕事があるといって自室に立ってしまった。「あのう~お風呂に入りませんか?」と高校生の声!「いいえ いいです、帰って入りますから!」少しは遠慮をしないと、アンマリダーー「いいんです、どうぞ!」余りにも勧める。
2004年04月19日
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朝 ○島建設の担当にあう為、聞いてた所に電話する。未だ事務所はないらしい、下宿して居て単身赴任だと言う!会うために下宿先を聞くと な・な・なんと雑貨屋の2階に居ると言う!早速出かけて行くと、可愛い娘が出てきた!2階を教えられ 担当に逢う、同年くらいのインテリー!仕事の内容や今後の段取り打ち合わせ、海底ダムの原石の試験堀りだった!毎日現場への通いは、船になる 地元の作業員を5名ほど雇用すると言う。船も出してもらう、など打ち合わせを済ませ、重機搬入の段取り!原石山は湾岸の対岸になるところ重機はドーザーショベル一台 湾岸を廻り途中運搬車から降ろし狭い道を自走する。仕事は簡単!割った原石を海に投入するだけ!重機を走らせたどり着いた場所は、6・7mの切り立った原石の壁が出来ており 採石場の跡なのです。翌日の朝!下宿の親父さんと船着場に、出向くと他の作業員も担当者も集まってきた。船は下宿屋の親父さんの船、他の作業員のおじさんより「にいちゃん!こんな漁船に乗った事ないだろ」って云われたの!はははだねマツは元々漁師の子だよ!15分で現場に着いて 皆船から上陸したけれど マツはすることな~い!作業員のおじさんたちは 原石山に向かって機械など湾岸道路で運び込まれたものを設置している。この原石山は灰石(火山灰の凝固したもの)で石垣の間知石(けんちいし)を採取していたのです。軽いし 目に沿って 綺麗に割れるのです。あ~~一日が退屈で仕方ない、明日は釣り道具準備してこよう。
2004年03月26日
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なんとなく 響きのいい地名である!昨日社長に言われて 今朝より転勤のための引越し準備、ダイブ荷物も増えたけど 移動荷物は5分で片がつく 夕方までに着けばいい、朝飯食って 所長と仕切り女にお別れの挨拶を済まし昼前より 天草へ出発!まあ~3時間も走れば 着く距離だ!天草の島々を渡る5色・5種類の橋 天草5橋を松島観光をしながらのんびりと やはり一人では勿体無いくらいイイ雰囲気の ドライブコース 5橋を過ぎ 天草本島に渡る最後の橋はどこかの国のカチドキ橋の如く 船が通る時は橋が開くのです。作業現場は天草本島の南の端、訪ね求めてたどり着いたのはかなり田舎で 集落の中の一軒!「ごめんください」 と表に居たお婆ちゃんに声を掛ける!「あ~~ハイハイ、待っておりましたよ、娘をチョット呼んできますから 待ってて下さいよー」と海辺の道を小走りに 出て行ったのです。「オ~この家には 娘が居るのかいな!楽しくなるかな~」な~んて想像しながら待ってたのです。出て行った道の先を見つめながら待ってると、2人の姿が見えてきた!ワクワクしながら 見つめてみると どうも2人とも若くない!80歳近いお婆さんに 50過ぎのオバサンだ~~。「いらっしゃ~~い!」明るい大きな声で歓迎の挨拶をされたのです。お婆さんの娘さんらしい、旦那も帰ってきた 養子なのだ!夕方も早く到着したので、旦那に界隈を少し案内してもらいながら仕事話をしてみると なんと工事現場に一緒に関る事になるらしい。帰りに一軒しかない酒屋兼雑貨やでビールを2本買ってくる。なんと この店に本当の娘さんが2人も居た!大変な事である、宿から100mくらいしか離れてない!夕食前にビールを開けながらなんとなしに店の家族の事を聞いてみたくなるのである。姉が22歳 妹が19歳らしい!ちなみにマツは27歳くらい!
2004年02月17日
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26歳の夏!「オーイ マツ」と後ろで呼ぶ声!蒸し暑い夕暮れの一時、仲間と談笑中に ダミ声で怒鳴る声に思わず振り返ると、社長が近づいてくる。「ハイ ご苦労さんです」「お前明日から天草へ行かんか?」「はい 行きます!」何のことはない!2つ返事だーー。本当はやっとこの緑川も慣れて来て 動きたくないのに、仕方ない!直接云われると 考える暇もない!社長にゴマを摺るめったにないチャンスでもある。しかもこの現場内に4・50人居るオペの中で選ばれたと解釈したいし、「社長!聞きたいのですが、どんな現場ですか?」「あはは、お前一人だ、向こうには鹿○建設の職員が一人でお前と2人だ!」「え~~!何するんですか?」まさか相撲取るためではないな!「そんなもん、明日現場に行ってから確認しろ!」「一人を出すんだ、だからお前がいいのだ!」この言葉 かなり社長の信頼が厚いと見たね!今まで長いことゴマ掏ってきた甲斐があったと云うもんだ!まあ~ゴマすりくらいで誤魔化される社長じゃないけど!なぜか気分がいい!”人をいい気にさせて使う” これ人使いの哲学なり!明日は天草かー!考えるとワクワクする、子供の頃から天草とは、天草四郎のキリシタンの地として興味があったのです。
2004年02月06日
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いい天気の 日曜日!ドライブには最高のお天気、鼻歌交じりのウキウキ気分で 握るハンドル大型2種!(関係ない)「まつ君 おトイレ~」後ろからそ~っと近づき耳元で大声!後ろからバケツに入った水を掛けられたような驚き!ビックリさせるのが好きな 女でもある。道路にどこでもという訳にも行かないのは当然だが!なるほど!ドライブインがあったのだ、さすが地元。駄菓子とジュースを買い込み出発。神が鉾の先で海底の土砂を掬い取り 堆積させて日本列島を創り、高千穂の峰に鉾を突きたて 舞い降りたという おとぎ話的 神話の里高千穂!最初の目的地が「天の岩戸」、仕切る女が道案内のつもりで、先頭を歩く 河原に向かって降りてゆくのですが、マツは最後を歩いていると 先頭からやたらマツを気にしてか振り返るのです。すると、わざとなのか?事故なのか?つまづいて転んだのです。後続の2人が思わず駆け寄り「大丈夫?」と聞くと「大丈夫よ!先に行って~」と身を起こしながら云うのです。マツも傍に来て「大丈夫か?」「大丈夫じゃない!おんぶして~」「冗談じゃない、大丈夫って言ってたじゃないか、歩くんだよー」「じゃー腕貸してー、」と云って、マツの腕に腕掛けて、ビッコ引く振りしながらしっかり マツの腕にしがみ付いてるんです。フッと気がつくと 前の二人もしっかり腕組んでるんです。河原に下りた後も登る時もまつの腕を放さない!してやったり!と思う壺にはまった 満足感か上目でマツを見ながら ニヤリとする仕切りの女。でもこれくらいで 妥協するマツではない!次の目的地 高千穂峡!阿蘇の火山灰が凝固して出来た灰岩を 永い年月侵食して出来た 10m以上の狭い絶壁の間を流れる緩やかな川。ここにボートが浮かぶのです、仕切り女は早速人選!乗るボートまで決めちまう!当然マツと彼女、痛めた足なんぞ忘れてしまって 小走りにボートの傍に、「マツ君先に乗って~!」「マツ君 手を捕まえてて~~」横に付けられたボートだから別に先の方に乗れるのに、マツと同じところに乗ろうとする。乗ったとたんにしがみつく 「こわ~~い!」だって お笑いだよ。他所から見れば 恋人同士に見られるな~「マツ君 彼たちはあっちの方へ行ったから こっちに行ってみない!」と別々の方向へ「マツ君、キミ可愛いね!今度2人だけでドライブしない?」「ず~っと前から考えていたんだ!」だって断る理由が考え出せない!「2人で?」「そうよ じゃないと自由に行動出来ないじゃない!」たいがい 自由行動してると思うけど!「いつ ドライブするの?」 思わず云っちゃった!「来週の日曜日でもいいよー」「今月はダメなんだ、実家に帰る用事があるからね!」こういう逃げ方は、まずいですね。その内行き詰る。”何とかなるわ~~”とその場逃れ!ボートから降りて食事をしようとなる。メニューも当然の事ながら、これが美味しいから皆さんこれにしよう!選ぶ権利も剥奪され、蛇ににらまれた カエルがごとき!帰り道、「○○君 今度はアナタが運転するのよ、○○チャンはお隣へどうぞ!」「私気が利くのよねー」「マツ君 らっしゃ~~い」「これでやっと 理想的なカップルになったわねーー」以後仕切り女の再三の誘いを断り、2度と同伴する事はなかったのです。
2004年01月15日
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女性に対して強がりではないけど、余り追いかける事はした記憶がないのです。諦めが早い事もあります、いい女にはそれなりの敬意を表して口説くこともしなければいけません、失礼にもなるのです。でも口説きたくない女も居るのです。必要最小限の言葉、用事が足りるだけの言葉を発して日常が過ぎて居るとき、ある日曜日 仲間から 朝早くの出発でドライブに行こうと誘われたのです。気軽く 「いいよーどこに行くんだ!」「宮崎の高千穂峡に行きたいな!」「ふ~ん 俺と2人でか?」「女の子2人話してあるから 4人だ!」「ふ~ん」と返事をしておいたのです。次の朝7時ごろ待ち合わせ場所に行くと、もう3人は来ていた!そのうちの一人の女性は会社の事務員だ~30歳前くらいで極普通の体型、美人系ではあるけれど ただ気が強い!ほとんど男性の職場なのに ごめんなさい、判りました、そうします、などの返事は基本的持ち合わせてない。年上ではあるけど 全く可愛くない!その彼女が来てるのである。「おはよ~~う」と朝の挨拶!すると、やはり可愛くないのが 仕切ってるんです。「マツ君と私は後ろに乗るわ~」『げ~~~~っ』です。「いや~俺が運転するから、お前も助手席に来いや!」仲間を呼ぶ!「マツ君私から逃げるの?」「そんなんじゃないけど、俺が運転したいんだよ~」「いいわ!後でじっくり口説くからね!」どうもこの日のドライブは間違っていたような、気がしてならない!
2003年12月21日
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平和が続くある日、事務所にマツ宛の言伝電話、明日彼女が来るという、[この文章の中で始めて出てくる彼女のはなし。]もう付き合って6年になる、何で明日?うン! マツの26歳の誕生日だ、昼ゴロ来るという、電車で3時間 バスで30分掛かるのに。日頃逢う事は全くない!年に2度 盆と正月のみ、後はラブレターでの会話!永い付き合いをしてるからって、結婚の約束してるわけでは無かった。でも結婚するかも知れないと云う雰囲気はあったのです。マツは結婚そのものを否定していた、なぜならマツの生き方に結婚は水を差すと思われたのです。”所帯じみて来る、短気を起こせない、闘争心が邪魔になる。”彼女はスタイルのいい 可愛い娘だった。昼過ぎにやってきたのです、プレゼントの品を持って!マツの部屋に案内され夕方作業終わるまで、待っていたのですが、その待ってる時間中に彼女は見てはいけないものを見てしまったのです。それが原因で、6年間の付き合いも 終わりになってしまったのです。あはは、何のことはない、マツは身の程ワキマエズニ日記なるものを書いていたのです。事細かく何年にも渡って!中に 書かねばいいものを 女性も当然登場してきます、それを時間のあるだけ 彼女は暇つぶしに読んでくれたのです。仕事が終わり、ハン場に帰ると、懐かしき可愛い彼女がニコニコしながら待ってるのよ、「お帰り ハイップレゼント!」「ありがとうよッ」って受け取ると、後は彼女の言葉がうわづっていて、なにかおかしい? ハハ~~ン早く抱いて欲しいのかな?何て思ってると、「チョットここに来て座って!」どうも様子がやはり おかしい。「ここに日記が出てたので暇だったから、悪いと思ったけど読んだわよ、」ドキッツ!!です。それからは、記述には耐えられない言葉が延々と!彼女はそのままタクシー呼んで帰ったのです。以来何十年今だ消息未確認!風の便りでは大阪に居るらしい。
2003年12月02日
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あははは、兎に角愉快です。人があれこれ苦労しながらやって出来ない!仕方なしに一番頼みたく無い者に頼まなければならない”歯がゆさ”手に取るように良く判るんです。おもむろに下っていく、「どうしたんですか?」ぎゃははは聞かなきゃいいのに 聞いてしまった!「マツ お前見てたじゃね~~~か、聞くな!」「お前に任せる 引き上げてくれ!」。「所長の仰せならやりましょう」「マツ お前簡単だ と云ったな、今日中に引揚げれやー」。「判りました、簡単ですよ」ただ「ハイ」と云えば可愛いものを余分な言葉がいつも多い。未だ時間は朝の10時ごろ 改めて引揚げの段取り、切れたワイヤーは捨て、再度きれっぱしをスクラップに留める。「マツ おんなじ事して引くのか~」「いいえ、見ててくださいよ」。小さな10トンブルを中間点まで下げる、滑車をワイヤーの中間点に通しその滑車を10tブルにて引かせる。30トンで引揚げながら、障害物に当たりそうな場所を10トンで横引きしながら避けていくのです。地面に食い込むところは生木の丸太を並べる。確実に、上がっていく!中間点を通過する前に10トンも同時に上がっていくのです。なぜか、休む事なく止まる事なく上がりついたのです。余りにも簡単であったため、感謝の心が薄らいだのか、所長は、何も言わないで事務所に下る。主任は、「マツ さすがだな!」で終わり。ちなみにお昼までに未だ時間があるのです。みんな照れているのか、恥ずかしがりやバカリだ、あはははもっと手ごたえのあるものがほしいな~。
2003年11月05日
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前回のダンプの転落に続きショベルの転落!引き上げサルベージではないが、その道の権威者になってる。歳は25歳 身長166cm、体重59kg(原石山の7mの絶壁から3度飛び降りるほどのバカ!)関係ない!良く考えて見ると、マツの行く先々で転落事故が待ってるような、そんな気がしてきた!まあ~思い過ごしではあるが。転落車の引き上げが明日でも行われるとなると、なぜか、興奮して夜寝れないのである。今までもそうだが、別に引き上げを頼まれたわけでもないのに、頭の中が引き上げモードになってる。朝、気持を抑えて現場に出る。所長が重機主任と引き上げ段取りで打ち合わせてる。マツが意識的に通りかかる、所長が「オイ マツなにか案はあるか?」「はい、簡単ですよ!」。そのまま通り過ぎ、もち分の仕事を始める。計画通り!重機主任も所長もマツがキライだ!余分な事は頼みたくないはずです!だけどマツに頼らなければあの20トンのスクラップ化した機械は上がらないよ!と鼻持ちならないくらい大変な自信。段取りは進みワイヤーなど準備され引き上げ方向なども検討して30トンのブルで引き上げが始まったのです。マツのお呼びが無いのです、作業の合間を縫って覗きながら気になって仕方がない!マツを差し置いてダンプを引き上げた経験を生かして居るのです。それでもマツなら半日仕事を、1日懸かりで引き上げてる。ショベルの引き上げが始まって1時間、気になって仕方がない、20トンの機械を30トンで引くのですから当然、引けるはず。と思うのは、普通の素人です。現実にはそのまま引いてる!素人そのまんま。くず鉄化した機械は、谷底であちこちに引っかかり、30トンで引くにしても引けない筈、それを無理すればワイヤー切断、真っ直ぐ引けないために掛かる抵抗などなど、上手く行くはずは無いのだが。くず鉄は動き始めた、5m、10mと登ってる。気になる気持を抑え切れず、上方から仕事を止めて見ていると、下のスクラップの方から「ストーップ」が何度か云われてる、引っかかってるのだ!その時異常な音を立て25mmのワイヤーが切断!同時に元居たスクラップの位置より落ちる羽目になったのです。所長も主任も座り込んでる。そろそろマツを呼びに来るはずだ!中々来ない!「簡単ですよ」と言ってあるのに!照れくさいのと、マツに頼みたくない気持の両方でしょう。でもマツはこんなに待ってるのに!ところが意を決したか!主任が傍に居た作業員にマツを指差しながら何か指示してる。歩いて上がってきた!「オイ マッチャン、主任が降りて来いと云ってる」。あははだね、最初から云えば良いものを、本当可愛くないんだから。
2003年10月18日
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ダンプ転落から幾日か過ぎたある日の昼!マツは下の広場にいた。昼食の為飯場に帰りかけた時 上方でガラガラ ガラガラとキャタピラの激しく回る音がする。フト見上げるとショベルに3人乗って下ってきている。道は例の崩壊の起きた道だ!かなりのスピードだ、このショベルは全速で時速2km、歩く半分も進まない機械です。どうしたんだ!叫んでも判ることではないけど、思わず叫んだ!ウインチのみで作動してるショベル、旋回もバケットの巻上げも(下げるのは自重で)ウでの収縮も全部ウインチ作動でドラムを動かすのです。走行も同じでウインチドラムの反動回天のドラムを使い旋回、又前後進をするのです。走行時方向を変えるときは右左別々に独立した駆動ギヤを外し片方をロックして、他方だけ廻すことで進行方向を変えるのです。接続は、レバーをニュートラルに戻した時点で自動で駆動ギヤーが接続するようになってるのだが 機能的に接続しない時もある。登り時に駆動ギヤを外しても、レバーをニュートラルにすれば自動でギヤ接続が出来てなければ 動かなくなるのですが、下りの特に同じことをしても機体は自重で下るため もし接続されてなくても機体は片足駆動でも方向変えずに走行します。そのまま下る時先ほどと逆の方向に進路を変えようとすると片足駆動してたものが その駆動ギヤーを外すことになるのです。そうするとその時点で両キャタピラの駆動ギヤーが外れたことになり、下り坂は止めることが出来なくなります。当然ブレーキはついてるのですがギヤーが接続出来ていて効くようになってるのです。時速2kのスピードを超えた時、もう手遅れです。飛び降りるだけです、一人乗りの運転席に3人乗ってる。「飛び降りろ~~」声を限りに叫ぶ!一人又一人飛び出した!運転手は何とか止めようとしているショベル10年のベテランだ。でもどうしょうもない!スピードは増すばかり!「飛べ・飛べ!」必死に叫ぶ。絶壁50mの角まで来たと同時に大きく開放されたドアーから辛うじて飛ぶ!カブトムシの角を長く伸ばしたような 20トンの機体は宙を飛ぶように地面から離れ大きく弧を描き谷底に転落したのです。人災は無いものの 当時の金額1000万の機械も一瞬にしてスクラップ!何か映画のワンシーンを見てたような、興奮を覚え 思わず出た言葉、口々に「スゲ~!」当然引き上げをしなければならないが段取りのみ 作業は翌日の事となる。
2003年09月26日
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大崩壊の後積み出しは順調に進み元の道路も露出してきた。だが崩壊には 使えない土砂も多く それは捨て土になる。山肌を削り出来た道路ぶちにコンクリート壁を作り道幅を広げた場所から捨て土をダンプすることが決まる。昼夜を問わず作業が続けられていた。マツも夜勤者として捨て土の積み込みを担当!夜中近く(時間不明)ダンプが捨て場にてバックで入る様子が見える!ヘッドライトがそれを知らせてくれる!すると なぜかヘッドライトがサーチライトの如く夜空を照らす!なぜだ!どうしたんだ!機械を止めそのまま登って来たダンプで下る。土を捨てる場所は、絶壁(コンクリート部分)から、谷底まで50mほど、ヘッドライトの夜空を照らす様子から、直壁を後部から落ち尻餅をつく形でドスーンそれから縦にダンプが仰向く形で回転して落ちたようです。運転手は最初のドスーンで運転席より外に放り出されてダンプと共に転がって落ちたのです。上から別なダンプでの照明で降りていくと、暗がりに運転手が転がってる。動かない!息を確認 死んではいない!声を掛ける、大声で怒鳴る、しっかりしろ!「ありがとう」小さな声が聞こえた。兎に角引き上げなければ、背負っていくしかない!大きな男だ80kgくらいある、でも一緒に来た連れと交代でやろう、足元の不安定な場所、だけど背負った!歩いた!落ちたところは登れない、谷を下る距離は遠いが登らずに道路に出る。交代で背負いながら、待ってる車にたどり着き救急病院へ!全身打撲、全治1年の診断!事故を予期し、事故をすばやく発見し、最小限の被害に貢献して、事故処理も最大の知恵と知識と勇気を使って処理してきた。この事故車両の引き上げにも、後にパワーショベルの転落事故処理にも一番の功績を残したと思う。だけど、やはり思うだけだった!。
2003年09月09日
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夜の谷間を大音響がこだまする。「山が来る」(山が壊れるの意味)といい続けて3時間!自信を失いかけた3時間!信頼を失くしかけた3時間!やはり長かった!皆に信頼される実績の無い マツの感だけを訴える、裏付けのない訴え!過去経験のない出来事への、不審。山の来る前までには それぞれ仕事はしないまでも、退避してる訳でなく、20人ほどの運転手はそれぞれ 勝手な場所でくつろぎの姿勢なのです。原石山の絶壁の上に建てられた詰め所に3人ほどくつろいでいたのです。建物の前には20トンのパワーショベルが避難しておいてあったのです。私の大声で皆一目散に下の広場を越え 谷を越えた所まで逃げたのです。慣れた夜目の中で崩れる山を遠めではっきりと見ながら、この世の最後みたいな恐怖を感じたのです。右端の30m絶壁の上に立つ詰め所、月明かりで確認すると窓の外に3人 窓枠にすがり、ぶら下がった状態にみえるのです!助けなど当然出来ません、まだ山は滑っているのです。ダム全体の灯が消えて、異常事態を感じ皆登って来てるのです。山の崩壊が収まったのは1時間を過ぎていた、兎に角詰め所の3人を回収しなくちゃと思い、小屋の前まで行くと直径3mもの大石がショベルに寄りかかり半壊してる。ショベルが無かったら詰め所を押しつぶして、大石は谷底に3人ともに落ちてるな~、身震いしながら声を掛ける「お~い 生きてるか~」、「なんとか 息してる」「出て来いヤー」「手がしびれて、力も出ないんだ、引き上げてくれ」 窓の外でうめき声的な死にそうな声!兎に角ショベル1台以外 誰も怪我をせずに済んだ!マツ よくこの山を予期してくれたな~ ありがとうよ」って所長は言ってくれたのです。でも 全てがそれだけ!他の上司は マツを褒めるのは照れくさいのだろうか!ごく事務的。元請会社の所長「機械は一台だけの損傷だ、今から又原石の搬出をしてくれ」との話!山の来るときの恐怖で皆 そのすそに行けない!電気照明もない 山の上方も見えない。その日の作業は中止となったのです。元請会社の所長の言葉「あの山の来たおかげで、火薬代が4・5百万浮いたかな?」次の日より、崩壊部分の測量によると、約30000m3の崩壊だったそうです。マツは今度こそ少なくとも表彰に値する。と思ったのは、マツだけでした!
2003年08月09日
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原石を積み込む機械は、いろいろあるのです。最新鋭機(輸入機種)のショベル、どうせ運転手!乗るなら良い機械!ごねて選んだ新鋭機、重量20トンあるショベルなのに 足は速いし操作も早い、力強さも、一級品、水を得た魚の如く、我が分身の動きをする。フッと、前の現場で言われたことを思い出し、登れるところ以外降りてはならない(始末書により 署名した)!でもこの現場では誰も知らないはずだ、やっちゃえ!早速、下り専用わが道を作ったのです。それは、上方の広場から下方の広場にまっすぐ降りるだけ!作った後は 簡単に誰でも降りることが出来るのです。工事主任が上がってきた!「まつ 誰がこんな道作れといった!」「誰も言いませんよ、もっともあんな回り道通る気ありませんね!せめて下りだけでも。」「なにっ!」かなり険しい表情で 色々云ってましたが、まつは無視をし続けたのです。その場が過ぎて、出来た道路は皆が下りに使ってるのです。勇気のある奴は、下るもダンプいる位。ある日の夕方、山肌を切り取り斜め一直線に作られた道路(例の周り道)を歩いて下ったのです、削り取った崖側を見ながら歩いていると!「うん??なでだ?」山肌に1cm程の石ころが一個 目の前に転がったのです、ゆっくり歩きながら気をつけて目を凝らしながら歩くと、又一個サラサラと山肌をすべるのです。「う~んおかしいなあ~」距離は50mほど、全体を見ながらの歩き!一筋の砂粒も法面をスーッと流れる。確かに何かある、50mを通り越し下の広場まで降りて、改めて回り道の上方の山を見る。山は杉山できれいな植林がされ、工事用に電柱が尾根伝いに立てられ 電線が引かれているだけ!何の変化も無いのですけど!何かおかしい!夏の夕方7時前、夜勤者が 上がってきた!まつは現場で待ち下の広場の入り口に皆を待機させたのです。皆に説明をし 現場内にある重機も出来るだけ、端の方に避けるように指導したのです。機械が止まり運搬がされてないため、主任が顔色変えながら上がってくる!当然説明をするのですけど、「又お前か!」ってな事で作業開始を号令かけるのです。でもまつの言葉も無視できずに皆、前に進まない。もう小石見つけて2時間を過ぎる 何の変化も起きない。自分を信じ、成らないものも成してきたまつも、さすが疲れた!皆運転手は、勝手に行き来してるだけ!3時間が来ようとしてる、暗くなって見えにくいけど 山が、頂上の木が 動いた気がしたのです。「おお~い、見たか~!見えたか~」怒鳴りあって皆に知らせる。頂上の杉の木が、2・3本大きく傾いたのです。尾根に建ってる電柱が 傾いたのです。ダムの明かりが全部消えたのです。
2003年07月13日
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まあ~何処の現場に移動しても、余り歓迎されるとは、思ってないのだけど、これも身から出た錆、大人しくしてればいいものを、何か一言いうし、態度も悪い!でもこれも一人で 何処の馬の骨か判らぬ奴と 同じ釜の飯を食うためのコツでもあるのです。決して他人に背を向けない、正面で話をする事をモットーに、頭に来たら 我慢しない!をモットーに、常に闘争心を忘れずに!こんな心掛けですから、どこでも歓迎されるはずはありませんね。でも いいのです、そのうちマツで無ければならない様にしていくのです、すごい自信家ですね!そうなんです。自信何ていうのは 無くても気持ちで作るのです。そうすると自信が湧いてきますどんな事でも負けないと言う気持ちが大事なんです。やった事が無い事でも、又他の者が出来ない事でも 俺なら出来ると信じるのです。その為の言動もしっかりと PRするのです。この現場も原石を山から積み出すだけの仕事なんですけど、山肌をダンプカーが登れる勾配で道を作り、上方の谷合を埋めて広場にしさらに山の尾根の方にブルが上がって原石を押し出す、それを下で積み込みダンプ運搬と言うパタ~ンなんです。筋書きは簡単な事なんですけど、朝と夕方は発破作業があるため 毎回退避!時速2kmのショベルで毎回退避は、すごく面倒!山肌を削って作った道は片側のため上と下で待ち合わせの調整がいるのです。下りの道を別に作ろう~と主任に話すと、来た早々に判ったようなこと言うな!だって。な~るほど!さっそく私に予防線を張って封じ込めを開始したかな?と思いましたね。そろそろ自信の裏付けを取るための行動開始!です。
2003年06月26日
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大発破 成功の後は、何事も無く過ぎてゆく、夜勤の無いのが尤もいい!30分走ってネオンの街に五月みどりの「1週間に10日恋」は我らが為に歌われたのかと思うほど。給料日なぜかオネーサン方しっかりと、飯場の下に並んでるんです。ねこなで声で「ネエーマーサン」そのとき払うお金はなぜか 惜しいのです。でもアルコが入ると惜しくなくなる 麻薬の飲み物。給料のその日は支払いで余った金を集めて、又夜の街へ出て帰りのタクシー代もない!お金のある所まで載せてもらい、後は夜中の道をトボトボと歩くのです。(かなりバカ集団である)ある日、仕事を終えて帰ると、「マツ!転勤だぞ!」と所長の声。ふ~ん!そうか 慣れたもんだ!「何処に行くんですか?」まあ~何処でもいいんです。そろそろココも飽きてきた 刺激も無くなったし やはりまつは なにがしの刺激を求めてるのかもしれない!と思いながら。「熊本だ~」といわれ!ふ~~ん 「判りました、いつ行けばいいのですか?」「明日でもあさってでもいいや~」と言う事でその晩は、また まつのお別れパーテイと言う事で街へ。支払いを済ませる為に会社に金を借りて下る!3軒の店に支払いを済ませ、後はおごりのパーテイ、夜中帰ったのが思い出せないくらい!翌日昼まで寝ていて午後5分間で出来る身支度をして、所長に挨拶作業中の仲間に一人ずつ別れのブルースを歌いながら あばよ!駅まで送って貰い一路熊本へ!現場までの道がわからないので 迎えをよこせと言うと、探して来い!だって。「俺は加勢に行ってやってるんだぞ~」と思っても言えない!気が小さいのだ! ただ 「はい」といっただけ!バスを乗り継ぎ 緑川ダムの現場に!もう夕方遅い時間、事務所に数人が居た!「只今到着です。電話したときに出られたのは、どちらサンでしょう?」「あ~俺だー」と所長の名刺を出しながら言う。「そうですか?覚えて置きます」「なに~どういう意味だ!きて早々因縁をつけるのか?」「そうです!初めてのものがこの現場に応援に来るというのに、すこ~し冷遇じゃないですか?」「なんだとーお前は噂どおりだな!誰でも突っかかるのか?」「そんな事はありません、気に食わない時だけです、兎に角私はここに喧嘩をしに来たのではありませんので、宜しく御願いします」「腹が減った飯食わせてくださいよ」。
2003年06月24日
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この現場に来て半年が過ぎる頃、山合いではコツコツとトンネルが掘られていたのです 原石山の中腹に人が中腰で一人が出入りできる大きさ!何の穴掘りかは 気にも留めなかったのだが いつ頃か爆薬を担ぎ込み、さらに土砂の埋め戻しも終わったと言う!発破開始30日前と言う!30日も前から予告する発破ってどんな発破だー。聞き捲くりの、調べ捲くり によると掘った穴は真中を進むとT型に分かれ両端はさらに入り口と同じ方向に戻る!鍵状に穴をあけてるのですそれを2段、半年かけて穴を掘り 火薬量20tを箱ごと担ぎ込みます。噴出さないように土砂を入り口まで詰めてしまうのです。電気発破で電気コードを長く伸ばし準備は出来る。予告表示は直径4kmの周辺住民の立ち入り禁止・忠告を告げる!大変な物々しさだ。発破1時間前!が告げられる、かなりな緊張を感じる。立ち入り禁止区域が広いのは、発破が失敗をしたときの事らしい!均等な圧力で爆発ならいいが、地表面までに浅いところがあるとそこから力が抜ける事になり、噴出すのです。なにさ、山全体を爆破しょうとしてるのだから、どんなことが起きるか判らない!火山の爆発で噴出してる穴を 塞いだ状態に成らなければ 成らない。発破10秒前!皆に緊張が走る!もし失敗をすれば、鹿島の所長は首だろうとの噂!おそらく所長は昨夜は寝れなかったろう。爆破スイッチオンは所長自身で行うため、鍵を受け取り、鍵穴へ刺す、 カウントが山から山 谷から谷にコダマする 5・4・3・2・1・点火!静かに確実にスピーカーの声が流れる。所長の指先が静かに動き 右にひねりを加えた!大音響と共に20tの火薬が同時に点火した!地球の底からマグマがせり出すのかと思うような地鳴り!山が動く!山が浮き上がる!そして爆発音。500mほどの地点で様子を見ながら、人間の怖さを改めて感じた!地球の形をも変えてしまうかもしれない。爆破は大成功をしたのである。
2003年05月02日
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この日記は、書かずにいたら誰が訪問してくれたか判らなくなりますね。折角来てくれて足跡が見えない!余りにも申し訳なくて、自叙伝は書けなくても、何か書かなければと思って!自叙伝は、余りにも昔のことなので、思い出しながら、その中に入り込めないと書けないのですけど、書き始めるとそのまんま その場が再現できるのです、歳取った証拠でしょうね。雑事を挟みながら、書きつづけて行きたい!ロムされる方 どうぞ宜しく御願いします。
2003年04月29日
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マタマタ日記の書き込みが1ヶ月以上に渡って出来なかった!反省しています。このダムには本堤の上流側に副堤が設けられているのですが、大雨が降って副堤の前に直径20m四方くらいな池が出来ていたのです。2・3日して鹿島の職員が数人で水際を覗き込んでるんです、「どうしましたか?」と問うと「数位が下がってるんだ!」と言うんです。へ~どうせ雨が降って出来た水溜りじゃないか!なんのことはないわ!と思ってると所が職員が あわただしくなったのです、なにか缶に入った塗料のような液体を水の中に入れてるんです。池全体を混ぜてるんです、「何してるんですか?」「う~ん大変なことになったぞ!ダムの水が漏れてるかも知れん」といって川の下流に数人が下って行ったのです。水溜りといえども水位が下がるという事は、太陽による蒸散か漏れるしかないわけだから 止水ダムを造るものにとって神経を尖らせている事になるのである。地球が出来て山や川・池・湖が自然に造られてまだ一度も水溜りの無い所にダムという水溜りを作るのです。地表面から下は水を通さない層になってるとは限らないのです。みずが溜まり水圧がかかると、どこまでも浸透していきます。夕方になり下流にむけ出かけた職員が帰ってくる。約1km下流で色つきの水を発見!とのしらせ間違いなく漏水である。今後の対策に谷の全域に渡り地中防水工事が必要になってくる。本堤の始まる前に川底から両岸に1m~1.5mピッチでボーリングを行ない、2・30mの深さよりセメントを水で溶かし圧力をかけ岩の隙間・割れ目に圧入する。すなわち、地中にカーテンのようにコンクリートメ地による 止水壁が形成された事になる、(カーテングラウトと言う)
2003年04月26日
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久しぶりの日記になってしまった!一人の人相悪が来てから なにか皆が意識して 腫れ物に触るような言動が多くなったのですが、1週間ほどして同じ色のダンプが3台来たのです。前からの一人が他の3人を連れて私の仕事場所に「まつさん 今日からこいつらが一緒にお世話になります!どうぞよろしゅうおたの申します」だって!3人が私に最敬礼して立ち去ったのですが、4人ともヤクザのチンピラそのまんまなんです。その日仕事が終わり風呂に入るようになると、なぜか普通に入ってた者が入らないのです、「入らないの?」と聞くと「う~んあとで!」風呂を覗いて見ると、いつも大声で騒動して入ってる奴がもう脱衣所で服着てるんです「おっ もう上がるんか?」「ああ~」湯船を覗くと 人相悪が4人入ってるんです。刺青の花盛り!「よ~ あんたたちの刺青にビビって若いもんが風呂に入りにくいみたいだな~」「あーそうですか すみません」「いや~服着て入るわけもいかんから しようがないか!」「お~い皆風呂入れや~ なにしとんか~」といいながら、自分も服脱いで入ったのです。すると 人相悪たちは、「すんません、以後気をつけます」といってそそくさと上がったのです。ま~後はなんとか 彼らが時間ずらせて事なきにはなったのです。
2003年03月20日
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前回中途半端で終わって!余り読んでくれる人の事を考えてない!自分勝手に回想してるだけかもしれません、悪しからず!モータープールの前で停まったダンプから降りてきたのは、余り人相がよくないのです。プール内のおっさんに 何か尋ねてるんです。誰かを探してる様子です、私はたまたま会社のダンプに乗り原石運搬をしてたのですが、私とすれ違うように人相悪が原石山の方に行くのです、どう見ても ヤクザみたいなのですけど 「ま~関係ないや~」と思い走ってると、どうも私の常用してるショベルのところに行ってるんです。私を探してる様子なのです、 でもあんなのに探される覚えは無い!仕事が終わり 飯場に昇って行くと 食堂の前の丸太で作った手摺越しに、私を見下ろしながら 「今マツが帰ってきたぞ!」って人相悪に教えてるんです。階段を昇りながら「なんだ~」と怒鳴る!昇りつき 食堂の前まで行くと 他の同僚が 「マツお前を尋ねて久留米市から来たそうだ!」「ふ~ん、なんでだー」と言いながら 傍に行くと「マツモトさんですか?」「そうだよ!」と言うと、パッと後スダリをして 右手を前に手のひらを上に 腰をかがめて テレビで見る ヤクザの仁義を切り始めたのです。「わたくし 久留米から参りましたトリス組の○○です、以後よろしゅうお頼み申します!」。「ちょっと 待ってくださいよー、俺はあんたたちの仲間とちゃうよ!どうして俺にそんな挨拶するんかな?」「所長に挨拶したんですか?」「イエ まだです」「本社の方から 日出生ダムに行ったら マツモトってのが居るから それに挨拶しとかんと 仕事が出来んよ!って言われて来ました」「そんなバカな!俺は一介の重機のオペだよ!」食事をするようになったら 人相悪が ビ~ルを20本私の食器の周りに並べて「私はいい奴でしょ、これ飲んでください」と差し出すのです。いい奴の押し売りですね。この日の夕食は ドンチャン騒ぎになりましたけどね。
2003年03月01日
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工事現場もなんとか仕事しやすい環境になったのです。初夏がきて本格的搬入作業に成り始めた頃、遠くに色の違ったダンプが一台走ってきたのです。修理工場(モータープール)の前で停まったんです。
2003年02月23日
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昨日に続き 昨夜も降り続き大雪が積ってる!朝は小降りの状態だが 仕事的にどうしょうも無い。所長から呼ばれる!「マツ今から ブルで道路の雪かきに行って来い」 運転手はいっぱいいるのに 何で俺が!「どこを除雪するんですか?」 「県道だ!この現場から街までの除雪だ」距離は15kmくらいある 県道と言っても土道の石ころ道路である山を削り出来てる道路は 方や切り崖 反対側は 絶壁もある兎に角ブルを始動させ 県道に出る!すごい積雪 九州生まれの経験した事のない積雪だ~少なくとも1mくらい!20トンブルの排土板をアングルという斜めに切り出す角度に替えて 押し始めた。これが結構面白い!北国のラッセル車を思い出す、2度3度押し直すことで 綺麗に土道が露出される。切り立った崖の下に差し掛かる ソコは反対側は50mほどの谷底のはず だが道がわからない 雪の無い状態を思い出しながら崖のほうに排土板をいっぱいに寄せて 前進するところが がけ下の道路わきに大きな石が出ていてそれに左端が突き当たったのです 廻ってるキャタピラはそのまま谷の方へ横滑り道路端がみえない 思わずブルを止め 降りてみる突き当たった端からキャタピラの谷側の端は どう見ても道路巾より出てるのです。見えない道路端、後ろには下がれない 前は石に突き当たってるスコップで突き当たってる石の状態を見るため雪を掘る、石はブルに突かれて半分取れようとしている。しめた!ブルにのり再度石を掘り起こす為の試みをした ブルは前進をし始めたのです、石が起きたのです。もし起き損なえば 前進出来なかったら さらに横滑りをして谷に落ちてたかも知れない 道幅は4mほど ブルの長さは6mほど 後で考えると ぞっとする!もう4・5km来た 道を開けて進みながらフッと後ろを見ると ななんと車が3・4台付いて来てる前進バックを繰返しながら 除雪してるのに 車もそれに合わせて前進・バック!邪魔になってしょうが無い!降りていって聞くと ラジオで「今日中に県道が開通します」と言ったそうなんです。冗談じゃない!見えない道のため 命がけで除雪してるしまだ4・5kmだ!昼になった 腹も減ったし飯も食わずに雪押しか~!グチで腹いっぱいにし乍 もくもくと押す!車を見ると 乗ってるものは 弁当持参だ!食ってやがる見ると後方にダンプが来た、何かぶら下げ歩いて来てる、弁当です地獄に仏の光明が差しましたね!弁当すませ 又エンジン始動 今日中に!今日中に!がわが身を駆り立てる、”何とかしてやろう”バカリの気持ちで。10Kmを越えた頃 遠くに街並が見え出したところがそこに木橋があったのです 重量制限6tと記してる確かに丸木橋が掛ってる 自重をこのまま乗せるわけには行かないのです。橋の上に雪を押し上げ 手前から少しづつ踏みしめるのです硬く締まった雪の厚みを1m以上積み上げ橋を乗り越える事が出来たのですが。遠く街の方を見ると なにやら2台の車両がやってくるのですブルを止め待ってると 近づいたのは なんと自衛隊の戦車だったのです、高校生や通勤サラリーマンがそれぞれに10人くらい乗ってるのです。さらに戦車の後ろに 線路の枕木をワイヤーで引いて来てるのです。枕木で雪を締め固めるのだ というのです。まあ~なんでもいい ココから先は自衛隊にお任せだ~と言う事で終わりにする事にしたのです。戦車もユータウンしたのですが 考えてみるとこの道はユータウン出来る道幅は無いはず!道の両側は 3mほど下が田圃になってるはずだけどな~と思いながら 夕暮れの帰り道を全速で県道を走ったのです 全速と言っても時速12km弱!
2003年02月12日
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正月明けて間もない日先日より降ってた雪で 目がさめると 窓の外は真っ白!未だ降ってる”今日は大変だ、此れでも仕事するって言うのかな~”と思ってると 下のほうから「お~い 水が出ないぞ~」って声!”ふ~んそんなもん知るか!顔洗わなきゃいいんだ!”「お~い 誰か水汲みにイケやー」所長の声!所が誰も返事をしない。ダチが来て「炊事の飯が炊けんそうだ、水汲み行こう」って言ってきた”そうか 飯が食えんか しゃないな”「誰かもう一人連れて行こう」と言って アメチャンと呼ばれる背の高いおっさん(180以上)に声を掛け3人で行く事とになったのです。水源地は山の中4・500m上流に有る為ソコまでやかん、バケツ、ナベなどを持って出かけたのですが山の中へ歩き出して雪の深さにビックリ股の深さあるのです。アメチャンが先に行くのですが足が長い為足のはまる跡が付くだけの歩き方なんです、後を付いて歩けないので ダチのヒロ君が先に行く事になったのですヒロ君は股下が低い為(タンソク)雪をまたぐ事が出来ないのです体で押していくのは大変良くて雪の中に断壕を作ってくれます。所が20mも歩くと疲れてしまい 「まつ変わろう」と言うんです「そうだな!一時俺が行くけど其の間体休ませとけよ!」といいながら 先頭を歩いたのです 出来るだけ大股で体で押さないように後のものが歩き難いようにし乍!「まつ モット体で押せヤー」「しゃない 俺が又先にいくわ!」などと骨折り苦労して1時間掛り水源地へ着いたのです。すごく綺麗な水が山肌を流れてるのです、石を並べただけの止水をしてパイプに取り込んでるのですが 流れ込んでる様子がない少しのたまりを汲み取りそれぞれ両手に!下り道の難しさ 滑って転んでも水だけはこぼさないように歩く30分掛って帰り着き炊事場へ!「おい夕方までに風呂水も汲んでおこう」 「なぬっ」”一度殺すぞ”やかんに汲む位、手提げのバケツに汲む位で風呂に入る水が出来るわけない 「そんなん 雪を入れれやー」「なるほど お~い皆で雪を風呂桶に入れるぞ~」ということで 雪を運び込むことになったのです1.5m*2.5m深さ60cmほどの桶に山盛りボイラーに点火 しばし待ってると焦げ臭い蒸気が出始める「チョット待てよ、ボイラー割ってしまうかも知れんぞー」”ボイラーの釜に雪が触ってない”「汲んできた水をもってこ~い」雪を書き出し循環用の上の口から水を流し込んだのです、所がビックリ 焼けた釜に かけた水が蒸気となって噴出し大騒動!何とか冷やしながらボイラー点火蒸気に雪を掛けながら少しづつ水が出来てきたのです。山盛りに盛った雪なのにやっと10cmの水位!夕方まで掛り雪の運び込み膝の高さまでで 入る事になったのですが、なぜかあの真っ白の雪が水にすると 泥水なんです 兎に角臭い こげた匂い!でも風呂に入れる嬉しさで 一人残らず入浴したのです苦労して得た喜びの一瞬未だボタン雪のお天気 明日も未だ降りそうです!
2003年01月29日
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ロックフィルダムは水を止める遮水壁に赤土を使い 締め固めて何10mも高く盛り立てをするのですもちろん土が壊れないように両側には小石から直径2mくらいまでの岩石を積み上げます。土を盛土したら其の分岩石も盛っていきます土を採取する所が遠くてジグザグに登るダンプ道路をキャタピラのガタガタで登るのですが時間掛ってしょうがない!せめて マツ専用の 降り道路を作ろうと考えたのです。法面勾配は40度くらい 真っ直ぐ下れるコースを何度も歩き法面に出てる石を草薮の中から見つけてはコースを避けて いいコースが見付かったところで 法面を下るべき心の準備 距離は50m位だけど 40度は絶対登る事の出来ない勾配!下れば滑る始末書に『安全作業を心掛ける』を誓ったバカリでも安全な場所を何度も確認して 降りるのだから いい筈だ!勝手な判断でも結論は出る。勢いでやる時はたいがいな事は恐怖なしで出来るけど これだけ考えてやると成れば ついでに”もしも”まで考えてしまう。勝算9割 よし下ろう!路肩から一気に法面に向かう ゆっくりと前進 キャラピラの前輪が法面に接触ショベルが40度の勾配になったトタン滑り始めた!5・6mで停まるはずと信じて すべるままに!下り始めは少し急だったけど やはり滑りは停まった!後はコースを間違わないように露出した石を避けながら 下にたどり着く。専用路が出来た!登ることは出来ないけど くだりはダンプより早い!何日か経った後 原石山の積み込み中 ダンプが私を呼びに来たのです。私が作った専用路を他のブルが下ったらしい!行ってみると 途中の法面で横になり傾いてるんです運転手が「まっちゃん たすけてくれ~」と泣き顔!様子を見るとコースを外れて下ったため 露出してる石に乗り 片方が滑り 横になったみたいです。此れが怖くて何度も確認したのに! バカメッ と思いつつ上の道路より別なブルでワイヤーで引き、横になったブルの建て直しをして、下ることが出来たのです。ところが心配した通り 鹿島の所長がやって来た。「オイ!マツ この滑った後は 前から気がついていたのだが誰が滑り落ちたのか?」「いいえ 落ちたのではありません 降りたのです」「まさか まつ お前じゃなかろうな!」「違います!」「じゃ誰だ!呼びなさい」「・・・・・・」「やはり お前だ!お前以外にいない、お前は始末書をなんと思ってるのか?」「すみません、安全を心掛けて仕事しております、ただ他の奴が安全作業をしてないと思うのです」「理屈いうな!お前があんな事をしなければ 他は真似はしない」「お前に限り 登れるところ以外絶対降りてはならない」「もし 意に反したら その場で辞めてもらう、前は世話になったけどな それと此れとは違う!」すこし甘かったみたい また謹慎作業が続きそう
2003年01月10日
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まつのイメージは良くないまま 毎日が精進料理の謹慎作業!どこのダムでも谷あいに集落がありそこを通る村道があるのですが水没する為に上方に湖周道路なるものが出来るのです。したがって村道は工事用道路となるのです、集落も立ち退きを開始した所から随時撤去していくわけですが 1件道路下の家が補償金の関係で取り壊しが出来ず 現状維持の状態だったのです。ある日 村道をブルドーザー(24t)が走行中 タマタマ残された家の真後ろで石垣が壊れブルが落ちたのです 高さは2mくらい 家の壁に当たってない程度に倒れかかり 動かしようがない状態なのです。補償問題の済んでいない家を傷つけたら大変!他のブルドーザーが3台呼ばれ 鹿島建設の所長を始め10人くらい来てるんですけど どうしょうもない。私は呼ばれないままに 積み込み作業をし乍 様子を遠くで見てるだけ!1時間位して呼びに来たのです!「どうしたの」と聞くと 「うちの所長がマツを呼んで来い」と言うんだ!「へ~俺が行ってブルが上がると思ってるかな?」「ごちゃごちゃ言わずに はよ~こいや~」ダンプを待たせて迎えの車に乗り込む。他の作業も止めてる ダム工事の作業全ストップの感じです。全員集合の中で 重機主任が指揮しながら 引き揚げを試みる、所長「まつヨ~お前何か方法があるか?」「どうして 私に!」「お前には相談したくないけど 鹿島の所長も心配してるんだ 何とか俺の面目を立ててくれ!」道は狭い24tのブルを横にストレートに上げる事は不可能だ、石垣の反対側は10mほどの崖になってる、ふっと見上げると神社があり杉の大木が2本立ってる。「判りました、何とかしましょう」「おっそうか!頼むぞ」重機主任以下 新入りの若造からの指図は面白くない 段取り方法は 所長を経由して行う事になったのです。インチワイヤー(25mm)を30mほど準備 神木の杉にW滑車をかけ ブルに接続して横に引き揚げようというもの。後の石垣を壊さないために後ろからと前からも他のブルで同時に引きながら、滑車のワイヤーを引いたのです。1時間後 見事に成功。なぜか「まっちゃんよかったな~」と何人もが握手を求める!いい気分になって仕事に戻ったが、所長だけは何も言わないのですまあいいか!と思いながら 作業終了後 事務所に呼ばれる。「まつ 鹿島の所長から お褒めの言葉を貰ったぞ!」「そうですか 有難う御座います でも良かったですね!」「お前のお陰で助かったよ 今後も宜しくたのむわ」これで謹慎作業は解禁だろうか?
2002年12月30日
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ショベルは機体が殆ど垂直に立つ状態になったのですが、バケットレバーを一瞬引き揚げた為、1mほど前に突き刺さり キャタピラはまだ地面に着かない形で止まったのです。わたしは日頃から急坂を下る時は体がつんのめり状態になる為いつも片足は運転席の前のダッシュ版に足をかけるんですが 落ちた瞬間には ダッシュ版の上に真っ直ぐ立ってました。落ちたと同時に 地面に刺さったままのバケットで 地面を掘削するようにし乍前進をかけ 壁に垂直にキャタピラが接地すると一気にエンジン全開で脱出したのです。その間おそらく1分の出来事!エンジンも止まらず、漏れるものもなし 無事 こと無く 何事もなかったような顔押して ダンプへの積み込みを開始したのです。2・3台目を積んでるところへ 所長がジープでやって来た!待ってるダンプと話してる!「おい まつ降りてこ~い」エンジンを止め 近づくと いきなり「ばかやろ~う」「お前仕事は出来ると聞いていたが、要危険人物だな!」「・・・・あの~う少しでも早く待たしてるダンプの積み込みをしょうと 近道をしたんですけど、下るのは慣れてますんで 大丈夫です」「この会社に2・3百人の運転手がいるが お前みたいな奴はいない!仕事終わったら 始末書を書け!」大変な立腹である!仕事終わり事務所に行く 「まつ お前どんな神経しとるんだ!」「モット安全作業を心がけてくれ」差し出された始末書用紙 何も書かれてない白紙 「以後一切危険な行いは致しません と書け!」な~んだそんなことを書くのか 簡単な事だな!と書いてサインをする。こんど 同じようなことがあれば辞めて貰うからな!ところが後日 「まつ何とかならないか?」と所長のお願いを聞くことになる。
2002年12月28日
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『ダムの紹介』位置は西椎屋と言われる滝の上流、四日市町から玖珠町を繋ぐ県道の中ほどの山間部。ダムの規模は、農林省の多目的ダムで ロックフィールダムと言い止水壁には土を締め固めそれを支える為に直径2m以内の岩魂を積み上げる高さは60mほど 盛り立て量50万m3 岩魂の比重は世界で一番軽いといわれてるまだ堤防の出来る場所(以下本堤)の 土砂の取り除き工事中だった。ドーザーショベル(アメリカのキャタピラ社製で九州では3台目)を本堤の表土掘削積み込みに入る。今日で3日目6m位ある土壁の上方よりブルドーザーで土を押し落とし落ちた土砂をダンプに積み込むのです。午後の作業に入り何台か積み出した後気がつけば土が落ちてこない!そのまま地山を掘削して積み込んでいると 上からブルのベテランオペが「お~い マッちゃん ブルめり込ませた!動けないから引っ張ってくれ~」だって!めり込ませる者はベテランとは言わないんだけど 自分で思ってるからどうしょうもない。仕方なしに ダンプ5台ほど待たせて 回り道して登っていくと奥の方で”カメ”(機体の腹が支えてキャタピラが空回り状態)になってる兎に角ワイヤーで引き出したのですが 下に降りる時に又回り道を降りるのが面倒になり 下を覗くと6mの真下 土の絶壁ではあるがここから降りようと決心!上の角を精一杯削って降りれば 落ちた土が下で溜まればいけるはず そのまま一気に下る! 読みが甘かった!!積み込みの時地山を削って オーバーハングしてる そこに落とした土は所詮バケット一杯分 何の足しにもならないまま 20tのショベルで 真ッさかさま!
2002年12月20日
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我がふるさと大分と言っても現場は知らない!宅急便の如くあて先住所を書いてもらい 胸に貼り付けた気持ちで松江の駅まで送ってもらい、夜行キップのままに指定座席に!昨夜の未練を引きずって 列車は出てゆく気持ちは残る!所長はキットわたしに嫉妬して 追い出したんだ、鬼みたいな所長だ~。寝台に眠る前車掌に住所を見せ 降りる所を聞く、起こしてくれるようにも頼んで 冴える目を閉じ無理やり眠る。車内アナウンスが遠くで聞こえる 車掌が起こしに来た!さすが忘れなかったなと思い、降りる身支度。外の景色はまだ暗いのです、ホームに下りたのは2・3人寂しい!薄暗い夜明けのホームを一人トボトボ、他の人は行き先判ってるのか なぜか急ぎ足で追い越してゆくのです。バス停に行き住所方向の時間を確認、始発まで1時間余りあるんです。店も開いてないし 寒いタクシーが私が乗るものとドアーを開けて待ってるんです。タクシーの方に行き開けたドアより乗り込んだのです「どちらまで?」「どこにも行かないよ!」「えっ」「寒いからチョット載せててよ」「ダメですよ 降りてください!」「そんな硬い事言わずに どうせお客が来るまで暇でしょ」「そりゃそうだけど 誰か乗ってると思ったらお客来ないよ」「あと列車も来ないしそこら辺には人は居ないじゃない?」などと押し問答しながらとうとう一時間余りをタクシーで寒さ避けし乍 バスに乗り込む タクシーには500円を渡して来た、バスは私一人の乗客、運転手に行き先や降りる所の話を聞いて小一時間 現場の傍で降る。まだ7時前 所長を尋ねて挨拶!「もう1週間前から 本社に頼んで置いたんだ やっと来たな~」「部屋に荷物を置き 朝飯食ったら直ぐ現場に行け!」昨日の夕方まで現場は島根県!今朝は朝から大分県!こんな移動が現実にあるのか!現場は朝7時から作業 出てみると知ったのが2・3人居たのです「よろしく!」と挨拶しながら 停まってるショベルに乗り込む!余り見かけのよくないダンプの運転手が降りてきて、「アンタがマッチャンかい!」「そうです」「大人しそうだけどな!」「大人しいですよ よろしく!」「いや~こちらこそ」この会話 何かおかしい! 初めてのものから おとなしそうだけど!なんて本人に聞くことがどんな意味があるのだろう?
2002年12月11日
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振り向いた男!!にゃ~っ ぞ~~~っヒゲをはやした汚い人間!黒っぽいズボンに白の布シャツをズボンに入れずにピラピラさせて歩いてるんです。車もこない人家もない2時間歩いたってその位置にはこないはず!矢張りおかしな行動です。兎に角アクセル踏み込みましたね。「車のトランクの上に乗っていないか?」「きゃ~っやめて~」脅かす気持ちはないのですけど、そんな言葉が自然と出るくらい怖かった!何とか谷ぞこに落ちずに帰り着いたのです、夫婦は降りたのですが娘が降りないのです。「どうしたの?」「・・・・・・こわ~い!」「家の前だよ 降りなきゃ」「あなたも一緒に来て~」と言うので車から10mの家まで送る事に!「チョット待って・」すると家から姉らしき女性が出てきたのです。「まあ~お入りなさいよ~」言われるままに上がりこんだのです。その姉さんの綺麗な事 ミス○○を付けるほど いい女!パ~マ屋の店主とのこと 私の髪は天然パ~マ(天然パ~ではありません)だけど なんとかお客になれる方法はないものかと考えたのですけど 当時ニグロもなかったし 理由もつかない。今日の出来事話しながら「ビール飲む?」「ハイ」てな具合で3人でさしつさされつ!姉妹2人で住んでたみたいです、姉はおしとやかだし 美人だし 気が効くし アルコも強い!一日の運転で疲れてたのか、睡眠薬入れて二人で私を悪戯しようと思ってのことか?眠くなってしまってそのまま寝てしまったのです。ふっと気がつくと、上着とズボンは脱がされてシャツとパンツ姿でなぜか 二つ並んだ敷布団の真中に寝てるのです。お2人さんはもう起きてましたけど、矢張り寝てる間に私に何かしたんじゃないかな~「何もしてないよ~」って言うけど きっとしたんだ!おしかったな~ な~んにも覚えてないのです。朝食をご馳走になり 飯場に帰るのです。折角朝帰りをしたのに!未練だ~「お~い所長が呼んでるぞ~」事務所に出かけると、「君には、いろいろ助けてもらったり ヒヤヒヤさせらりたり 有ったけど ここの仕事は今日までだ!夕方早く帰ってきて 今夜の夜行で 大分に行け!」 げ~っ げげげのげ~っだ!将棋の駒より簡単に人を動かしますね。
2002年12月05日
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でた~~~何か判らず 3人は走った!100m5秒くらいで走った。飯場まで7・800m 靴も脱がずに駆け上がる。死ぬほどきつかった!夜中の12時過ぎなのに皆起きてきて「どうしたんだ~」「幽霊が出たんだ!」「やはり!」すこ~し落ち着いてからの話、やはりの意味を聞くと 地区の死んだ娘が出ると言う。どうりで 地区から運転手が2名ほど来ていたが、10時までの残業をしぶるし 無理やりさせれば夕方6時頃より奥さんが飯場に来て(遅くの迎えは奥さんも出来ない) 帰りに一緒に帰るんです。むかし 山の頂上では死人を焼いてたり、向かいの山は山中鹿之助の処刑場があったり 大変な所です。ある日の休日 日頃誘ってた地区のパーマやの娘と友達夫婦4人でドライブとしゃれたのです、松江市観光から鳥取砂丘まで娘は丸ポチャの可愛い娘だったのですが することが幼稚なのかお茶目なのか、レストランのジュークボックスの前に立ちお金も入れずにピアノを弾くみたいにのキーを叩き始めたのです。「オイ やめろよ!」でも止めないのです、すると聞いた事も無いような音楽が鳴り出したんです。15分も居たけど別な曲が次々とかかり、「こりゃ大変だ」と表に出たのです。表にはジュースのボックスが置いてあるのですが其の横に紙コップが100個ほどケースに入っていたのです、それを見つけると下から手を入れ引き抜き始めたのです。「オイ やめろよ」「これね!ピクニック行くとき便利いいんよ」「だめだよ お願いだから止めてくれ!」なぜか頼み込んでるんです。それでも20個位抜き取って 私に半分呉れるんです「いらないよ」「無理しちゃって、本当は欲しいんでしょ」この娘はわかってない!ハラハラしながらボートに乗ったり それなりに楽しかったのです。帰りは遅くなってしまい夜10時ゴロくねくね曲がった山間の道を走ってると突然娘が「チョット止まって!」「どうしたの」と聞くと 「この先に中国電力の小さな発電所があり 其の横にお地蔵さんが立ってるんだけど今朝出る時立ってたかな~」と聞くんです。「記憶に無いけど どうして!」「あそこに幽霊が出るんで、お地蔵さんを立ててるんだけど 出る時は男だから力強くて倒すんだって!」「なぬっ またか!」と思いましたね。車のライトで山全体を見ながら発進したのですが、カーブを曲がりながら見渡すと何か動いてるものがあるんです。距離は200mも先ですけど、一度止まりバックをして動いてるものを照らしてみるんです、皆の目で見ても確かに白いものが動いてる皆車の窓ガラスはカチカチに閉めドアーロックまでして固まってしまい誰も喋らなくなってしまったのです。「どうしょう この道通らなきゃ帰れないよ」「街まで下って泊まろうよ、走ってる車でも乗ってくるの!バイクで帰ってる人が通りかかって後ろに乗られて手が前に出てるのを見て 谷に落ちた人が何人かいるのよ!通れないわ」「どうしますか他の方は?」「まつさん 行って見ようよ」「よし じゃ前進しょう」。という事でローギヤーのままアクセル踏む事にしたのです。谷あいを回り込んだところに発電所があり地蔵さんも立ってるんです。「地蔵さん立ってるよ」「そうね~」でも先ほどの動く物体はなんだ!段々とライトがはっきり照らす位置まで来た。ライトの中に見えるものは確かに人間だ!姿は男で向うに歩いてるように見える でも足元が見えない!又止まる、「足が判るか!」「いいえ ないですね!」「行こうか!」「・・・・」返事がない。兎に角前進をしたんです。4・5mまで近づくと 振り向いたのです。またもや「ぎゃ~~~~」。
2002年11月26日
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得意になって我忘れるとはこの事か!早速うわさになってしまった。所長に呼ばれ、「君がこんな問題を起こすとは思いも依らなかった!」「直ぐに出しなさい」。「危険は無いです!」「ばかもの!そんなもんだいじゃなーい」。「此れに署名しろ」と始末書を差し出す。「始末書くらいじゃ済まないんだぞ!」兎に角こっぴどく叱られた!せっかくいい感じで、マツをおいて他にはいない位の立場を築いてきたのに 全てパー!半分以上この現場が面白くな~い、自分のせいではあるけど!今夜自棄酒でも飲みに出よう、とのっぽの修理やのおっさん・小太りの電気やのおっさんと3人で町まで下る 歩いて20分位の所に集落があり飲み屋が出来てるんです。夜中12時を回って帰るとき 途中お寺の裏側の森の横を過ぎると川の土手に石積み用の石を積み上げてるのですが、右端を歩いていた のっぽのおっさんが、「おい お前達先に帰っとれ」「そこに誰か居る!俺を招いてるものがいる!」・・・・・ 何も言わずに歩きながら 目ん玉だけ動かしてのっぽが行った方をみると誰かいるみたい!「なにしとんや~」とのっぽの声と同時に のっぽのかがむ姿が見えたんです。時同じくして 私の左後ろから「こちら ですよ!」って聞こえたのです。ぎゃああああああ~~
2002年11月17日
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どうも 持って帰ったダイナマイトを鳴らす雷管が気になってしょうが無い!部屋に入り誰も見られないように取り出す。テッシュを20枚くらい取り出して包み込み バックの底に押し込んだのです。どうしょうと思ってるわけでも無しに、持ち帰った雷管!気になって気になって!捨てれば済むがもったいない。日にちが過ぎて忘れた頃、其の日は休みで同室の相棒は帰省していていない。おもむろに雷管を取り出す、洗面器に水を汲み 裁縫針をヤスリでキリのように角を付けてトガス。準備の出来たところで、雷管を水につけながら針で底から穴を開ける、雷光と言う超過激な火薬を取り出すのです。左手に握る雷管が もしもだったら手首から先くらいは無くなるだろうな~、なんて考えながら!針でキリの様にもみながら、熱が発生しないように水の中で!1時間もしたら穴が開いたのです。黄色の薬が水に溶け出して出てきた。中は2層に成っていて、頭の層は別に取り出さねばならない。此れが又難解!ゴムを口金でカシメてある。先の尖ったペンチで脂汗を流す気分で口を開き取り出すと、電気雷管特有のニクロム線が出てきた!乾電池一個分1.5ボルトで爆破できる代物!中身を取り出してしまうまで4時間!細まきたばこの太さに3・4cmの長さの小さなものとの戦いに勝った。どっと疲れた!これからネックレスを造ろうと考え早速ロケットの製作。世界中に誰も持たないロケット!造るのは簡単、クサリの端をボンドでつければいい。ただ問題なのは 首から下げる事が出来るか?このまま下げれば、雷管だと直ぐに判る。色を塗ろう!銀色をべったり。一見わかり難い、得意な気分になって、日常つけることが出来たのです。ある日風呂に入ってる時に「お前変わったもの下げてるな~」と手にとって見るのです。「お前雷管じゃないか?」「そうだよ~」「俺も欲しい」と言い出したんです。「そりゃ無理だよ」と造る難しさを話したんです。此れが失敗の始まり!
2002年11月10日
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出てきた”ヒゲ付き石”腫れ物に(いやそれ以上に)触るように鉄の爪で掬い取り広い所へ選び出す。2つ目・3つ目生きた心地はしない!30分掛る。「お~い誰か変わってくれ~」当然誰もいるはずも無いのだが、叫びたくなる。なんとなしに振り向いたら 山影から世話役が手招きしている。ショベルのエンジン止めて聞くと、いい考えがあるから機械持ってきてくれだって!何でもいい、どんな理由でもこの場所から離れるだけでもいい、と全速で戻ると、大きな鉄板を差し出してるんです。「おっそうだ!運転席の窓ガラスの外に張ればいい」見るとこだけ穴あけて覗けるようにしたらいいと思った。「戦車みたいだなー、ははは」笑い事ではないのですが、穴をあける位置を確認して5cmくらいの横長の窓を開け鉄板を溶接したんです。「よし、此れなら何とかやれるな!」やはり何か戦場に向かう戦士の気分、命永らえ、無傷の生還を果たせるな、と思いながら戦場へ!「さあ~どこからでも来い!」といい気になって石を転がす。ヒゲ石なんのその、ガツ~ンガツ~ンやってたら穴の開いた石が出てきた。ヒゲが付いてない、「なぬっ!」おかしい~な~と思ってエンジンを止めて、降りて確認すると、ガツ~ンガツ~ンで詰め物が出てマイトも出たらしい、辺りを探すと「あった!」直径3cm長さ20cmくらいのダイナマイト、それに電気発破用の電線付き雷管を押し込んである。雷管は雷光と呼ばれる引火性の高い超強力な火薬が入っていて、取り扱いはNO1の危険度があるのです。辺りを見渡すと 案の定誰もいない!ダイナマイトから雷管を引き抜き、マイトは捨てて雷管だけポケットに入れたのです。見付かったら、始末書くらいじゃすまないね、警察行きかも!火薬取り扱い法違反ですからね。上着かズボンか迷いながら、ズボンのポケットに!運悪ければ下半身なくなるくらいは当たり前なのに。石影から「どうかしたんか~」「どうもしないよ。」エンジン始動でヒゲ石探しの再開!少しは丁寧に石の選び出し、人間慣れると怖いもので、もう普通の気分で90個のヒゲ石の取り出しが完了!世話役を呼び確認してもらう、「まっちゃん、どこかもう一個ないか?」「しらないよ~」だ。「数の間違いじゃないですか?」「皆で探してみろ!数え直せ!」など言ってる。そんな細かく計算してるとはしらなかったな~。なんとか数の間違いをした事にして、出てきたものの爆破を済ませたのです。作業終了後帰ると所長からお褒めの言葉を戴く!「君がこの現場にいなかったら僕は切腹もんだったよ!」(給料あげてくれ~)飯場に帰ると、皆に無事を祝福されるのですが。気になる事が、ズボンのポケット!
2002年11月04日
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ダイナマイトが込められてる石に向かう気持ちは、自殺の気持ち!近づいてよく見るとマイトを爆破する為のリード線見えるものがいくつかある。あわててショベルを旋回!全開時速2kmで退却する。「お~い 現場みてみろ!このまま爆破できるのがある 手と足で探して、爆破しろヤー」。発破やが石の間を探し始めると、10個ほどが爆破できると言う。一個でも少ない方がいい!見つけ出したマイトを再結線して爆破する。「あ~あ 後はやはり行かなくちゃならないのか!」又3分の一回転で微速前進。石にたどり着く 90個のマイト探しだ、2・3個石を取り除いてみる、しろいひげが見えるマイトを接続してるリード線だ!バケットを上に挙げ、機械を旋回して周りを見回すと そこら辺りには誰も居ない 山陰に2・3人顔だけ出して様子を見てる。急に心細くなった、機械をそのままにして降りる。2・3人いる山陰に 歩いて行く、「おい 俺一人か?」「いいやここで見てるから!もしもの時危ないから そこにはいけん!」「じゃ 俺もココにいるよ」「・・・」世話役が手を合わせてる。「たのむよ まっちゃん どうかしてくれ!」仕方なく返事もせずにショベルの方へ「何で俺だけ、命がけのことをしなきゃならないんだ、」ぶつぶつ 上手く行けば手足が飛ぶ、運悪ければあの世行き!{続きは明日書きます}
2002年10月27日
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所長から「作業終わっての帰りに事務所に来い!」。ふ~ん何か臨時賞与でもくれるんかいな 勝手な想像しながら事務所に寄ると、所長が手招きをし乍椅子を差し出すんです。膝を突き合わせるように座ると、声を潜めて「今度来た彼は ショベルには乗れんのかね?」「そうですね、ブルドーザー一筋ですから 乗れませんね。」「それにしては 仕事が出来ないんだよ、君が彼にショベルを教えて 彼をショベルに載せ、君がブルに乗ってくれんかね!」「そりゃ無理です、1日か2日で出来る事じゃないし」「じゃブルを教えてくれよ」「冗談でしょ、ベテランの先輩にそんな事出来ませんよ」「じゃどうするんだよ!」「君は あの山に登るのに なぜ彼が登れないんだ!」「建設機械は 特にブルは技術と並行して勇気が要ります、ベテランは勇気を出さないのです。」「家族を持つと危険な作業は避けようとしますからね」「君は普通にやってるように見えるが 今の作業は危険なのかね!」「そりゃベテランが引くくらいですから危険ですね!」。「君は人事のように言うんだな。」「・・・・・」「勇気を出すように言ってください、私もフォローしますから・」この寒い地でショベルの暖かさはもう離さないぞ!って思いましたね。翌朝 発破やの親方が呼ばれていました、少し登る勾配を緩やかにしていけ、との話 ブルが掘削しやすいように何日か余分に掛ってもしょうが無いということでやるようになったのです。結果的には10日余分に掛ったのですが。お陰で私はショベルのみとなったのですが、ある日原石の積み出しの為の大発破の後大石が多い為 小割発破を依頼し200個ほどの石にダイナマイトを仕掛けて割ってもらったのです。ところが100個ほど割れて後は不発だったのです 割れたほうの飛散した石が不発原石に覆い被さり不発のダイナマイトが撤去出来ないとの事、ショベルで選び出して欲しいというのです。ショベルのバケットの爪先でダイナマイトの入った石を100個も探すという事は自殺行為です、導火線に鉄の爪先が触り擦ればいつ爆発するかわかりません、一個2個ではないのですから怖さ100倍、さすがの私も「できないよ!」マツにも出来ない仕事が起きたということで、所長が飛んで来たのです。「こりゃ大変だ!マツどうかしてくれ、」「どうにもなりませんよ。」「安全第一の工事現場でしょ、私の方こそどうかしてください、と言いたいのです、勇気や技術の問題ではありませんよ」1時間ほど沈黙が続いたのです。「仕方ありません、やりますよ!」私の根負け!エンジン全開で時速2kmの速さのショベル!エンジン3分の一回転 仕方なく前進してる、「あ~神様 お命だけはお助けくださ~い。」
2002年10月17日
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さすが裏日本寒さが違います。兎に角、足が冷たい 朝 顔なんどは水で洗ったらそのまま氷るかも知れない「おばさ~んお湯ないの?」って聞いたら「なにに使うの?」だって!思わず「歯を磨くのに水が冷たくて凍みるんで~す」と言ったらなんと コップ一杯のお湯を差し出してくれた。仕方なくそれで 歯と顔を洗ったんです。朝食を済ませ、現場へ。飯場より200m位だから歩けと言われ しぶしぶ歩く!300mはある。所長は後から車だ~ 「オイ マツ こっちにコーイ」「この山の頂上までブルで登ってくれ!」な~る程こういう事か!かなり手強い山の感じです。私は 今じゃパワーショベルのオペレーターです。なのに誰でも出来ないという 原石山の表土の剥ぎ取りを ブルドーザーに乗れと言う事です。ま~認められてるという満足で ”豚もおだてりゃ木に登る”「は~い」ってなもんで2つ返事!早速発破掛けた原石山の頂上登山に切り込み開始!登り始めは 何の事はない2時間も押せば発破掛けた後の我が道くらいは出来てしまうんです。後は又次の発破まで3・4時間する事なし!1日2時間ほどを3回程繰返して道は登山に向け10mほど登ったんです。夕方飯場に帰ると 所長から呼ばれ「マツ さすがだな~調子よく登ってるようだな!」ココの所長は人使いが上手い!だけど今の登り始め位は誰でも出来るのです、すこ~しくすぐったい。4・5日すれば切り立った崖を登るようになり、難しさの本番になる。オペレーターにしか判らない事ですけど、4日ほど過ぎた日 明日から少しややこしくなるな!岩石を押し落としながら道を作って登っていくのですが50m程登ってる 落差は15mくらいはある。「マツ 明日からパワーショベルが入るからそれに乗れ!ブルは別に運転手を呼んだからな!」。な~んだ、今からが腕の見せ所なのに 私がスイスイだから誰でもいけると思ったのか?夜運転手が来た、30歳くらいのブルの専門らしい ベテラン雰囲気最初から私をおだてなくても 彼を呼べばよかったのに!なんてヒネテみた。翌日あさより私はショベルへ ベテランはブルへ ショベルにはもうダンプが3台待っているんです。石取り場の広場を作るのです、ショベルは暖房はないけどハウス型になっていて運転席もエンジンもウインチ部もワンルームなので ブルドーザーの地獄の寒さからは 天国なのです。昼食に飯場に帰ると ベテランが事務所に入っていくんです、”どうしたのかな~”と思ってると食後所長から呼ばれ「マツ 午後よりチョット ブルに乗ってくれ!」「どうしたんですか?」「う~ん なれないからかな~朝からまだ1回の発破分が済まないんだ!」あ~あ又寒い目に逢うのか!ま~ベテランがモタモタしてるのを 手早くやればカッコつくし私の株も上がるというもの 気合を入れてやるか!午後行って見ると もうわずか残すだけになってる でもココまで余り時間がかかり過ぎる。見た目で30分あれば済むな~とブルに乗り込む 15分で押し落としてしまったのです。得意になって下がってくると 所長が下でベテランに何かいってるんです。エンジン止めて近づくと ベテランの「でも所長 私には女房も子供も居るんです!」といってる。だからどうした!
2002年10月07日
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南畑ダムもそろそろ終盤に差し掛かる。うわさが一人歩きをはじめる。「大分に日出生ダムが始まりそうだよ!」「マツは一番にご指名だよな~」「まっちゃんよ~大分行ったら皆を観光案内せーや」「別府連れて行けヤー」色んな事を言い寄るのです。まー故郷の県に帰れるんだーと思うだけでワクワクでした。何日かしたある日、辞令「島根県布部ダム転勤」なぬっ!全くの肩透かし しかも12月に入ろうとしている季節にこの南国育ちを日本海側にやろうとは、会社は人間じゃない!(そうです会社は人間ではありません、怪物です)住所を聞き宅急便の宛名みたいに札に書いてバックに入れ翌日夜行列車に乗るため現場を下るのです。博多駅より見送りも無く 一人寂しく夜汽車に乗り込むのです。隣席した人と話も弾み、お花のいけ方を取得?(男性)一眠りして目を覚ますと「マツエ~マツエ~」のアナウンス。米子で降りて 「さあ~どこに向けて何に乗ったらいいのやら」早速駅員に宛名住所カードをお見せする 黙って渡せば 直ぐ返事!「そこのバス停から広瀬行きにのんな!」「おおきに!」早速来たバスに乗り込む、割とすいてた 1番前に乗り途中から運転手と話し込む、運転手も暇だったんでしょう私の話をよく来てくれた。(運転手 暇なわけないですね)話に寄ると山中鹿之助と言う武将が居たそうな!城下町との事「そりゃ現場から城下町が傍とはありがたい」と思ってるうちに降りる終点に来た!一時間以上バスに乗ってたと思う。バス停に下りたけど、あとが判らない。2・3の通行人に宛名カードを見せ、やっと行き先判明!バスは此れより先は日に2本朝と夕方のみ!仕方なくとぼとぼ歩き始める。町外れまで来た時 自動三輪が来る 手を挙げてカード見せながら事情の説明 「いいよ 乗んな!」「ありがとうございます」助手席は他が載ってる 荷台を見ると豚の子が10頭余り 何でもイイや 載せてもらえた喜びで豚の折の中へ 寝袋とバックは運転席の屋根にのせ ギターは背中に担いで 揺れる荷台にしがみつき 足元は豚に足踏まれたり小便掛けられたり、し乍小一時間!素手では何も握っていられないくらい寒かった(冷たかったのです)履物は福岡からず~っと長靴のまま、お陰で豚の小便には耐える事が出来たのです。飯場の前まで送ってくれて「有難うおっさん 恩に切るで~お礼はないけどな~」。昼頃ついた、元請会社の現場所長が迎えてくれたんです。「難しい所あるんで君を指名して来て貰ったンや たのむで~」他のオペでは難しいってどんなとこだろう?と案じながら「今日はもう休めや」「明日現場案内するからな~」。所長はまだ30歳くらい マツは22歳だった!明日が楽しみダー。
2002年09月25日
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一週間交代の夜勤2日目に入る。夕方6時半過ぎ現場につくと 主任から「マツは3段目のベンチに入れ!」と言われ「よ~しいくぞ!」と時速2kでダンプ6・7台ゾロゾロ引き連れて歩き出した。3段目は”く”の字に曲がった急坂になってるんです。ショベルの駆動はウインチで旋回クラッチを切り替えて動く為、登坂力が弱く途中で登れなくなったらその場で止まるブレーキが無いのです。エンジンは回りウインチも廻って機体が止まるということはクラッチが滑る事になるので すばやくクラッチを切る!下降しないために ロックを掛けるのです。でもタイミングが難しい ロックは全ロック(前後ともにロック)と片ロック(後進だけしない)があるのです、したがって登坂の時には、片ロックで登るのです。ところが直進で登り着くならいいのですが 途中で方向を変えるとき前進レバーを中立に戻し少し後進にレバーを移動してキャラピラの片方をロックさせて方向を変え又ロックをはずす操作をしなければ成らないのです。登り坂は出来るだけ方向変える操作回数を少なくする方向を選び歩くのです。でも”く”の字の道では一度は切り替えねばなりません。片方ロックで登りながら限界まで来て切り替えの為止まる、運転席は右側にあり登坂中の崖も右側になって登るのです。すでに5・6mの高さは出来てる所で切り替えの為に止まった瞬間 我が足元の土がなくなったのです。でもなぜか?機体は傾きもしない、全くそのままなのです。一瞬目の錯覚かな?とも思えるほど!ともかく飛び降りたのです、「さあ~後はどうでもなれ~」って気持ちで周りを見回すと、確かに機体の半分は崖の外にでてるんです。なのに転倒しない???エンジンは木切れを使って止めたのですが、もう手で押しても転倒するかも知れない。よく調べてみると、考え難いことではあるけど、宙に浮いてる方の前の端に岩が出ていてそれが少~し掛ってるんです、片方ロックで登っていた為止めた瞬間にロックが掛り動かなかったのが幸いしたらしい。この道路の落盤も昼勤の者が道の下を土取りして 下を空かしてしまったために落ちたものと判る。バカを相手に仕事するのも命がけです。兎に角この機体の救出が大変です!主任が上がってきたのですが、どうしょうも無い。「マツどうして引き出すか?」答えがでないんです。「下から埋めなければ 出す方法がないんじゃないですか?」「じゃそうしょう!」別なショベルで土を積みダンプで運ぶ、ごく当たり前の作業なんですけど、今夜はダム用に運ぶ原石が出ない 一晩中運んで朝方やっと機体の脱出が出来たのです。今夜の出来事は、マツが悪いのではない!昼勤のバカがわる~い。命を2つ・3つ準備しとかなければ、と つくずく感じた夜勤でした。
2002年09月17日
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ダム工事は休日がないのです、と言っても月に一日は有るんですけど、貴重な休みです。でも観光めぐりするほどの事も無いし飯場でゴロゴロするだけ!飯場の直ぐ下は川になってますけど この上流 原石山の傍に建てられたモータープール(修理工場)の道を挟んだ下が池になってるんです。川をせき止めて小さな土手を築き地元の田圃用の池なのです。何人かが魚を確認してるという事で、それを採りに行こうということになったのです。採る方法として電気でしびれさせてタブ(金の輪ッカが付いて網袋をつけたもの)で掬い取ろう!みんなの晩のおかずにしょうと5人ほどで出かけたのです。手分けしてタブを作るもの、電気を段取りするもの。タブ網が無いので鳥小屋の囲い網をはずして作ったのです、電気は電気溶接の火花の出る線を川まで50mほどつなぎながら、崖を滑り降り 池のぷちまで引いてきたのです。少しでも広範囲の魚をしびれさせる為に2本の線を一本は20mくらい離して水につける、離して水に付けた20m間の魚は一網打尽に捕獲しょう!その間はビリビリ来たら大変だから 人の体は絶対水に触れるなよ~!とお互い声を掛け会いながら、合図をしてモータープール内の溶接機の電源を入れる。「さあ~いくぞ~」。同時に電線の端を水の中へ、固唾をのみ水面を見渡す。一匹水面に出てきた!ところがなぜかまた潜ってしまった。待てど暮らせど上がってこない!「おお~い電源入れなおせ~」でも何も無く静かなもの。「線が悪いのかな~、そっちの端を持ってきてスパークしてみろ!」なぜか、火花がバチバチ!もう一度 線の両端を今度は1mくらい離しただけで水中に入れる恐る恐る、一指し指を水につけてみる。”ビリッ”と来るはずが何ともない。なぬっ!此れじゃ魚は浮き上がらないはずだ。大きな期待はずれで、皆座り込む。みな何も言わない。魚が水面に一杯浮き上がった想像をしていただけに、なおさらです!。知識の無いものは、行動で確認する事しか出来ない。金が無いのも悔しいが、知識のないのも悔しい!昼飯も食べずに2・3時間 楽しくも有ったけど、こんな疲れたことはなかった。飯場に帰ると他のものは鍋を叩いて待っているんです。山間部の僻地生活 魚が食えるぞ~と期待をさせて、土産は皆無!あ~つかれた。
2002年09月04日
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ダム工事に限らず原石山の石の採掘は、階段状に火薬で爆破(ベンチカット)するのですが その一段が7mあるのです。ダンプカーなどの走路として各段に設けられていますが、歩くにはかなり面倒!機械も時速2kmではそう大きく移動も出来ません。毎日朝・晩小割発破を掛ける為積み込み場を移動しなければいけません。やっと岩陰まで移動して、後は待避所までダンプ走路を歩いて行くだけです。いつも歩いて(時には走る)出るのに ある日ふっと思いついたのが、この絶壁を飛び降りれば近い!次の日実行に移そうと絶壁に立ったのです。落ちる場所を選び、飛んだのです。不用意に飛んだため足が歩けないほど痛くて、着地の失敗をしたのです。次の日、今度は着地に重点を置き、膝のクッションを使って足の負担を和らげようと考え 飛んだのです。上手く行きましたが、ズボンの股が破けてしまって歩けない程!どうも上手く行かない!飛ぶときに飛び上がるように飛ぶと一度その位置より高くなるから落差が大きくなると思ったのです。そこで 飛び上がらないように飛ぼうと考え、絶壁の上に立ってしばらく考えながら そーっと体を前に移動して飛んだつもりが 体は倒れてるのに足は未だ岩カドに残ってるんです、慌てて蹴ったけど もう遅いのです、ムササビのように体を大文字のように広げて落ちたのです。地面に着くまで随分時間が掛ったような気がしました。勿論着地の時は一瞬に身をかがめて着地しましたけど、思わず出した右の手首骨折、両膝・左肩・頭・の打撲それでも着地後すばやく立ち上がり待避所へ歩いたのです、目の前がぐるぐる廻って おそらく酔っ払いの歩きになっていたと思います。10人ほどの作業員がその一部始終を見ていて、まっちゃん大丈夫か?と心配してくれるんですけど、大丈夫だといわざるを得ない状況だったですね(日頃強いイメージで生活してると辛いんです)主任から、明日は仕事出来るか?と問われると思わず”出ます”と言ったんです。夜になるとあちこちが痛い!送ってもらって病院に行くと先ずは手首のギブス、その他あちこち貼り薬。次の日は当然な顔して休んでしまったのです。夕方主任から呼び出しです、民家を借りて住んでる主任の家へ行ったんです。「ごめんください」と戸をあける、トタンに何か飛んで来たのです練習してたのか すごい命中で私の腹部に直撃 見るとかねの灰皿です、3枚投げられ共にいいとこ当たったのです。「入れ!」「貴様 昨日俺になんと言ったか!仕事に出るといっただろ!何故休んだ!ばかもの!!」「すみません」しかいえなかったのです。翌日から右腕ギブスで脂汗掻きながら運転しました。以後高いところは苦手です。
2002年08月25日
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人は、偶然と言うものを軽く見る傾向がある。どうしてか?何故なのか?という事を面倒臭いからか?怖いからか?追求しょうとしない!物理的な理論で答えを出そうとする。だがどうしても納得いかない、みな長い事同じ仕事をやってきてる、素人ではないのです。なのに信じられない事故!。削岩機を担いだ作業員は大石の間に落ちる時ヘルメットはとび削岩機は、別の穴に落ちて後からの大石で人は見えなくなってしまったのです10分ぐらいしてから石が落ち着き、落石がなくなったのですが、私も怖くて傍までいけないのです。人が集まってきています、「お~い静かにしろ!」気のせいか石の中から人の声が聞こえるのです。「死んではいないぞ!」私は怒鳴ったけどどうしょうも無い。けどどうかしなければ、人がいるはずのところは私しか判らない!大石をワイヤーを使って周りから一つずつ取り除く、中々はかどらない、ずーっと声を掛けつづけ かすかな声を頼りに 1時間以上掛ってやっと姿が見えたのです。石の間に落ち込み上半身は無事でしたが、下半身が大石でつぶされガタガタ!救急車で近くの病院へ、同乗して行くときささやくように「助けてくれて有難う でも死んだ方が良かった!」私は何もいえませんでした。その日の作業は中止となり、神官を呼んで山の神のお祭りとなったのです。現在の思想 理屈 理論で判断行動する時代 何百年 何千年の歴史の中で生きて来てる人類の 無形の教え いわれ しきたり を何故に現在の感覚で理屈で解釈するのか!憤りを感じた出来事でした。
2002年08月13日
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採石しているパワーショベルの前方から石山が崩れだし 運転手は機械に乗る暇も無しに20トンのショベルの上に落ちかかったのです。私は慌てて、下の段にも関わらずバックして上のショベルを見ると半分埋まるくらい、落ちてるんです。落石が落ち着いた後、歩いて上に上がって見ると 運転手はガタガタ震えているし 言葉も上滑りで何言ってるのか判らないくらいです。埋もれたショベルを見ると、運転席の変わりに座席に座るように10トンくらいな大石が乗ってるんです。運転手はその一部始終を見てたんです。もし運転手が乗っていれば、逃げもしたでしょうが、どうせ時速2kmで間に合わない!としたらあの大石が乗ってきてる事には間違いありません。ダンプもみな入って来たが 私も積み込み気分になれない!「おーい 誰か所長に知らせに帰って来い」出口に近いダンプが出て行く!。只呆然と眺めてるだけの時間が過ぎてる時 「まっちゃん 此れ 山の神のたたりじゃねーか!」 「バーカそんな事有るか!」といったものの 何かそんな気がしてきた。所長が上がってきたのですが、ビックリ仰天!「どうしますか?」「どうにも成らない、ショベル一台スクラップにしたな、ここは明日の朝からなんとかしょう、他のところは、仕事をしろー」「はい 」。「所長 ところで今夜のこの山崩れ、山の神の怒りに触れたんじゃないか?という者が居るんですが」。「なに~誰がそんなこと言うんじゃ、黙ってやれー。」急に機嫌が悪くなってしまいました。翌日のあさ、は1週間の交代日なので午前中までやるのですが、大発破掛けた後の石が大きすぎるため、小割発破をする為 人夫が削岩機を担いで大発破で崩れた山に登っていく時私のショベルの目の前で、人夫の足元の石が転んだのです、人夫も転び 大石の間に落ちたのです小さな石が外れた為段々と大きな石まで転びだし とうとう人夫の体は石の下で見えなくなって埋もれてしまッたのです…
2002年08月03日
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まつ!起きれや。。。(所長より揺り起こされる)何かヤ~ナ予感!「まつよー、相棒帰って来ないぞ しゃないど」「もう限界です、乗れませんよ!」「そうだな、これ以上俺も言えんな。」と言って、ショベルから離れたんです。私も又そのまま、ショベルの運転席でグウグウ、何か周りが騒々しくて目を覚ますと、ショベルの周りに10人くらいダンプの運転手がいるんです。「どうしたんだ!」と聞くと、「まっちゃんを起こすべきか、寝せて置くべきかを相談してたんだ」と言う。「もう俺を起こしたじゃねェか!」「まっちゃん、仕事出来るか?」。「ダメだよ、俺はもうしないよ、帰るからな!」「そうだよな、無理だもんな・・」私もショベルから降りて、帰りかける車に乗る時、振り向くと 誰も何も言わずに、私を見送ってるんです。飯場に帰ると所長が食堂にいて、私の帰りを待ってたみたいです。「マツご苦労だったな、飯食ってから、もうそのまま寝るだろ?」「はい、そうします!、今夜のダンプはどうなるんですか?」「う~ん休ませねばしょうが無いな。積み込みの代わりが居ないんだよ!」「相棒は、連絡無いんですか?無断欠勤でしょ?」「そうなんだ!一応明日帰ってくると 連絡は夕方あったんだけどな。」「そうですか、帰ってきたら一度思い切りぶん殴りたい!のですが?」 「マツよー気持ちは判るが、それで又仕事休まれると困るぞ!」なにっ そういうことになるのか?「所長!運転手の募集しましょう、このままだと誰が休んでも他の者に負担になります。」「もう一ヶ月すれば、別のダム現場が縮小になるから運転手呼べるんだよ!」等食事中に話してたんですが、ダンプの運転手達が私を見送ったと時の姿がどうもやりきれない!このまま寝ることが出来ないと思ったんです。「所長、私を現場に送ってもらえませんか?」「なにっ まつ やるというのか?大丈夫か?」「大丈夫じゃないけど、行ってやりたいのです!」「よしっ じゃ行こう!」もう夜8時半にもなっていた、他の班は、私の班の分まで走るつもりで何か余分にダンプのアクセル踏んでるように見えた。現場に着くと休憩所からみなが出てきた。「まっちゃん大丈夫か?」「よし 皆待たせたなーやるぞ~」自分自身に気合を入れて、ショベルを現場に入れる。やはり運転席に乗ると時速2kmで歩く速さに眠りが来る。原石の積み込みも一回り積み終えて、ほっとしたら又グウグウ、2・3分の合間でも、グウグウ、起こされては積み込み、グウグウ 気合を入れようと、ショベルから降りて背伸びや体操して、乗ればグウグウを繰り返し、やっと朝が来たのです。作業を終わり、又 出口に向けて歩く、当然機械は歩きながら、寝てるんですが、直線方向に出口があるわけでなく、くの字に曲がってる為曲がりで方向操作しなければならない。はっと目を覚ましても10mしか歩いてない、30mくらい行ったらハンドル操作が居るんですが、そこまで2度3度目を覚ましながら進行するんです。ガツッ キャタピラの前で何かを踏んだ音!ハッと目を開けると、ドラム缶を踏みしゃいだ音なんです。ドラム缶は、一番端の邪魔にならないところに有るはずです。しかも7mの絶壁の縁に並べてあるんです。そのドラム缶を踏みつぶしてキャタピラが1m乗り出してるんです。運転席の足元はもう外に出てたのです。金○が頭のてっぺんから飛び出すくらい ビックリ!もう30cm前に出てたら完全にもんどり打って7mの絶壁からショベルもろともマッさかさま!ショベルの後ろのドアから降りて、助けを呼びに!眠気どころでは有りません。バックで動いて、重心が前に移動して落ちたら大変と 後ろから別なブルドウザーで引かせて脱出でした。朝飯場に帰ると、相棒が来てました。所長が色々話したらしく、私の前に来て土下座するように詫びるのですが、私はもうなにも言う気力も残ってません。飯も食わず、風呂も入らず我が部屋に入り、そのままグウグウ!24時間眠り込んだのです。3昼夜寝なかった割に 一昼夜寝れば済むのかなーを勝手に解釈しながら目を覚まし、久しぶりに朝風呂入り、すがすがしく朝飯を食って、午前中のんびり、仕事は、午後から出かけ、相棒には夜勤をやれといって、変わってやる。なぜか すごい仕事をしてきたような、30人程の運転手もみな私に一目置くようになったですね。それから数ヶ月経つた日、原石山の作業員で地区の作業員が10人くらい居たのですが、その日山の神のお祭り日だからといって作業に出なかったのです。現場は、休みなしで作業したのです。ところがその日の夜勤で私が出てた時、私の採石場の上のベンチ(階段状に作り採石をする)に入ってるショベルが居たのですが、10時頃の時間 たまたま私のほうにも上のほうにもダンプが途切れて、上の運転手がショベルから降りて、下の私の話し掛けてた時、仰向いて話してる私の目に、山の石が崩れだしたのが見えたのです。
2002年07月21日
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採石現場に着いたが、車から降りるのがおっくうだった。しぶしぶショベルの所まで行き手摺を捕まえるけど、キャタピラに足が上がらない、やっとの思いで運転席に腰をかけ、エンジンをかける。後は思考のある限り何とかなるだろう と原石をすくい旋回をする、旋回しながら バケットの蓋をあけるため左手の親指でレバーの上についてるボタンを押す、なぜかダンプのボデーの後ろでこぼれ落ちる!眠りながら旋回してボタンを押してるんです。初回から此れじゃ大変だと気を取り直して、気合を入れて 。ダンプの運転手にやかんに水を汲んで来て貰って 頭から水を被りながら 何度も繰り返し どうやら その日の朝が来たのです。だけど、その日昼仕事がある。ショベルもその場所に置いて寝たいけど、毎日朝と夕方原石の小割り発破(ダイナマイトで大割の石を小さく割る)をするので100mほど移動しなければいけないのです。ショベルの移動最大速度は時速2km、やっと移動し終えたところで、そのままグウグウ。昼勤がやってきた、朝からキャキャ言ってる、面白くも何ともない!同僚が握り飯を持ってきた、ひとつしか食えないまま、またショベルを採石場の方え、昼のうちは周りが明るいし飯食わずに1時間寝たので少しはいいのです。何はともあれ、夕方終了時間、もう思考も限界、昼・夜・昼・夜・昼・2昼夜半の仕事 よくできたもんだな~としみじみ、 そのままショベルの上でグウグウ。体をゆすられ大声で起こされたんです、おおっ夜勤者か!と思ってやっと目を開けると所長です。ヤーな予感がしたんです!
2002年07月13日
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仕事は、砕石を作る為の原石をダンプに積み込んでやるだけの仕事現在の油圧式ショベルと違い、ウインチが三軸の6個の巻き取りドラムがついてる奴で、このパワーショベルの操作は少~し難しい!バケットの爪のあるほうからすくい 後ろに蓋がついてて、キャッチをはずすと蓋が開き排出する構造です。何日か過ぎたある日、夕方仕事を終えて飯場に帰ると相棒が、「マツよっ」と寄ってきた、「今夜悪いが、チョット帰ってきたいんだ!夜乗ってくれんか?」って言うんです。「ああ~いいよ」と2つ返事、ということは昼の仕事に続いて夜勤だから次の朝まで、まあなんとかやれるだろうと たかをくくって引き受けたんです、これが大きな間違いになろうとは!。仕事は慣れた仕事、でも夜中 昼食後より眠さが来ます何とか我慢して朝まで頑張ったんです。やれやれと飯場に帰る、一昼夜の仕事は疲れる、食後 朝 風呂に入りかけたら、「お~い 現場行くぞはよせ~い!」ぬっ そうか昼の仕事は自分の番か!しぶしぶ現場行きの車に便乗、午前中は何とかいいのですが、午後が機械動かしながら居睡りが来るんです。夕方の6時までの時間の長い事!何とかやっと終了時間 帰りの車で5分もかからないのに眠って帰るほど、同僚が心配してくれる「今夜は、徹夜で寝れや!」飯場に帰ると所長が迎えに出てくれてる、いい所長やな~と思いながら!「マツ お前の相棒は帰ってきてないぞ、しゃないで!今晩もやれ!!!」あアアアアア・・・・この所長は 鬼か!俺を殺す気か!同僚も同情する奴は居るけど変わってやろうと言う奴は1人も居ない、変われば私と同じ事が起きると思ってるんです。晩飯も喉に通らないまま、現場行きの車に抱え込まれる。2晩目に入る。
2002年07月07日
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典型的重力式コンクリートダムの現場で コンクリート用の材料である原石を山から砕石プラントまで運び込む仕事です。ダムの建設場所から2kmくらい先に原石山がありその中間に飯場が立てられています。所長に挨拶後 一人足の不自由なおっさんが山まで案内をしてくれる事になったんです。車は、右ハンドルのジープ、左側に載せてもらって、発信したのですが、1速(ロー)に入れたままアクセル一杯踏んだままなのです、チェンジをしないのです、でもアクセル一杯踏み込めばかなりなスピードは出ます。ハンドルさばきは、でたらめで道路を端から端まで使って走るんです。右側は切り立った壁、左側は10m以上下が川なのです。かなり恐怖を感じながら、やっと開いた口「あのう ギヤーは2速も有るんですが」・・「なにー2速も有るのか?」「もういいや、着くからな~」未だオートマなどの無い時代の事です。命がけで原石採集現場に着いたんです。以後このおっさんの事を観察した所、右足の太ももから足が無くて義足だったんです。義足の足でアクセル踏んでるから調整が出来ない!車の免許は勿論持ってなくて、初めて乗ったらしいんです。後でわかっただけでも、ふるいの来る位怖かったですね。この現場では1台のショベルを2人で交代で乗るらしいんです。ふうん 楽なもんだな!と思ってましたら、仕事は昼夜やるんだって!昼が朝7時より夕方6時まで夜も7時から朝6時まで一週間交代でやれだって!仕方なく了承、皆がやってればし様がありませんね。私の相棒が2歳上のそれなりのベテラン!頼りにしてまっせ!。ところが後日この相棒とんでもない奴で、性格わる~い奴だったんです。
2002年06月27日
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朝日が居なくなって、すこ~し寂しい!それでも仕事休みの日は、朝日に連絡して街で会い、一緒にパチンコで時間つぶしたり、ビリヤードにも出かけたんです、でも何回かいってたビリヤードで台の使用料(1時間300円)が足りず負けてくれと、談判したのですが聞き入れられず、私が人質で朝日が近所の質屋に行き、入れるものが無くてズボンを脱いで500円借りて払ったんです。当時のビリヤードはやくざやさんが経営してる所ばかりでしたのでそれくらいは、覚悟してましたけど、朝日は 帰りは下着のパンツだけ!滑稽でしたね。でもさすがやーさんも商売人「有難う御座いました、又お出でください!」と割と丁寧に言われましたが、負けて呉れ~金もって来るまでは、やはりやーさんです、勝てる相手ではないですね。夕方飯場に帰ると、所長の事務机の上にマツ名義の封筒が有るんです。本社からの郵便みたいです、所長は居ないし自分のでも勝手に開けられないとの事で、気になりながらそのまま。次の朝、所長の来るのを待って、封筒を貰う 開けてみると辞令書だったんです。福岡・南畑ダムへの転勤命令!なんじゃこりゃ。「私が一人ですか?」「マツお前にしか気とらんから そうだろな」だって!私は気が小さいし弱いんです、見たことも聞いた事も無い所に行け!場所もわからず、心細いし、あんな紙切れで 人の都合も聞かずに簡単にあそこ、こっちって言われても困るんです、バス代のつけもあるし、金は無いし、皆に別れの挨拶もしなきゃ成らないし、ま~そんなことはどうでもいいことだけど、心の準備って物がいります。所長にそう言うと「そんなもんいるか!」「会社が行けって言われたらしゃないだろ!」。荷物(大したものはない)をまとめて、(5分でまとまる)バスを待つんです、(会社から1万円也を借りてる)今日はバス代はらってやろう付けの分までと思い、バスに乗り込む、私の荷物を見て運転手「まさか帰るんじゃないでしょうね、」バス代踏み倒されると思ったんでしょう、「ああ帰るんだ!前の分のバス代も払うから勘定してくれ!」運転中の運転手に言ったって無理ですよね!ところが「まつさん、バス代は餞別に差し上げます」との事。こんな運転手が他に居るだろうか!表彰もんですよ。私は、直ぐに甘える癖があるんです。「そうか、ありがとうよ」「元気でやれよ」。徳山駅から一路福岡へ、博多駅に降り立ってからは、片っ端から南畑ダムを聞くけど誰も知らない、タクシーに聞いて判ったけどタクシーに乗らずバスののり方教えてもらうんです。かなりご機嫌悪かったですね。乗り換えで、やっとダム現場が見えました。山間部の僻地だ~。街はずれからだいぶ走って来たな~。思い出した!前の山は林道工事で夜中に逃げた山だ、何故同じような所に来る事に成るんだ、や~だね!。
2002年06月19日
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