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突然ですが 「みかん絵日記」という漫画をご存知ですか?とっても心温まる漫画なので、今回こそ「楽天さんからご紹介」というコンテンツを使って皆様に本を紹介するという方法の練習をしよう!と思ってがんばってみました。ら・・・・、なんと「売り切れ」になっていてびっくり!でした(しょんぼり)これは、ウチのお嬢が小さかった頃の漫画です。全14巻。アニメにもなりました。2足歩行をしておしゃべりのできるオレンジ色の猫「みかん」と飼い主の小学生の男の子「吐夢」のおはなし。こちらがコミック本の1巻。そしてM氏が持っている(?)のが「みかんちゃん」ですこのコはお家型のケース付き。他にも7つのお人形があります。 この本に限らず、ウチの本棚は本当にカオスですので(笑)漫画もたくさんあります。音楽関係も多いですが(もちろん!「のだめ」も!)ねこちゃん関係も多いですねぇ。なかでも、この「みかん絵日記」は本当に大好きです。一年間M氏と暮らしてみて、この本がいかに「ねこのきもち」になって描かれているかとてもよくわかりました。ですからね・・・・・・私・・・そしてウチの家族は、ひそかに願っているのですよ。いつか、M氏がおしゃべりしてくれないかな?ってでも「今は」おしゃべりできないのだから(あたりまえ!ですね)少しでも何を考えているかわかってあげたいな、と思います。さてさて、今日は2月最終日。明日からは3月ですね(早い!)昼すぎから、M氏がぐっすりとお休み中なのを幸い、「押入れからお雛様一式を出して飾る」という大イベントに取り組みました。・・・・・・疲れました・・・・・・。お雛様の写真は、3月3日にでも~♪願わくば、それまでM氏の餌食になりませんように~(祈)
2008.02.29
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・・・・・・・というわけで(笑)「なぞ、3部作」も今回で終わりです。お付き合いくださいませ。「まるで 深い海の底や、深い森の中に 住んでいるようではるか遠くから、君たちを見守っているという時に 暖かく やさしく 君をつつんでくれるが時につめたく するどく きみの心をえぐりとる たった3さいの子でも ほんのいくつかなら持っているそして、年を重ねるごとに、どんどんふえていくとてもなつかしく、いつまでもいっしょにいたいが君たちは、自分で それに別れを告げ、歩いてゆかねばならぬそう、それはともに歩いてきた人でないと、いっしょにみつけることはできない前に出会った人は、あとから出会った人とは本当の意味では、いっしょに見つめることはできないだから、君たちあとから来た人には、時間をかけてゆっくり教えてあげてまるで、はじめからともに歩いてきたひとのようにいっしょに、そのことを語り合えるように」これに続く歌は、タイトルにもしましたが、「ダニエルのテーマ」です(ミュージカル「メランコリック・ジゴロ」より・・・)♪この道をたどれば、遠いあの空に続く 古い小さな傷 痛むように なつかしさが こみ上げてくる ・・・・・中略・・・・・ この街に生きて 昨日も今日も明日も 見上げる星屑 あこがれはかぎりなく ・・・・後略・・・・ この歌でしめくくった、この公演をもって「卒業」していくメンバーがいました。毎年くりかえされる、出会いと別れ。3月の公演はいつもとても特別なものでした。いままで一年間に読んだ本や歌った歌を、少し小さい学年の子たちが演じます。まぁいわば、「新人公演」みたいなもの?最後に、卒業していく上級生が「葉っぱのフレディ」を演じました。ただし、フレディ役は次の責任者の子が演じます。命を引き継ぐ物語です。挿入歌は東儀さんヴァージョンの朗読CDより「生きてきた君たちへ」♪ひとは だれでも 思い出の引き出しあけるときに 時の流れの せつなさを かみしめることがある そのひとつ ひとつに いま こころから 「ありがとう」 ひとことを つたえたい・・・・・後略・・・・というわけで、数年前の作品を振り返っているという「そのこと」がなぞの答えだったりもしますが(墓穴?)それに↑の歌のどこかに、答えそのものが出てたりもしますが(ますます墓穴)よろしければ、このなぞに「答えよ~~~♪」でございまする(ぺこり)さてさて、そんな新入学シーズンももうすぐ!だんだん春めいてきている日差しの中で、なんだかM氏が遠い目をしています。だれかに似てるな?と考えて、「あ!」と思い当たったり(以下親バカですみません)あのージブリの「耳をすませば」の猫の男爵「バロン」に似てません?というわけでM男爵(笑) 今日はお嬢の携帯を借りて、自分で撮影しました。けっこうお気に入り♪
2008.02.28
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教訓・・・・・猫を洗面台で洗ってはイケナイ・・・・・・(とほほほほほ)いや~今日はまったく参りました。ちょっとした思い付きで「M氏を洗面台でシャンプーしてみよう!」と「私が」言い出しまして(あぁあああ、大反省!言わなきゃ良かった)いえあのー、ここ2・3日、あまりにM氏の雰囲気がやさぐれておりまして「なんだかほこりっぽい?どこかにもぐって来た?」ということでシャンプーしたかったのですが、本日相方は遅くなるというし・・・・私は午後から出の指導だし・・・・・。そこで、午前中に「洗面台でシャンプー」に挑戦したのでした・・・・が・・・・こんなかんじ 洗い出しと同時に逃亡をはかろうとするM氏と、必死の攻防戦となりました(涙)洗面台の鏡の中の「だれかさん」に向かって助けを求めてる?いえいえ、鏡にはベランダ(お外)が映っていたので、逃げ出そうと必死です。でも、がんばってシャワーをかけるとおや?ひょっとしてM氏ってば意外にスリム? そんなこんなの阿鼻叫喚のすえ(大汗)なんとか、一件落着いたしました。しかし鍵盤屋M、不覚にも商売道具の腕をキズモノにされてしまった!(大反省)で、こちらがタオルで「おくるみ」にされたM氏 ストーブの前で30分近く乾かしまして(M氏、ドライヤーの音が苦手なんです)やっと♪ふかふか~のもこもこ~♪にもどりました(ほっ)いや~、なれない場所でシャンプーされたのでパニックになったのでしょう。ごめんよM氏。いつも洗面台の中にちんまり座っては「おしっぽがびしょぬれ」になっている君だから大丈夫だと思ったのよね。(あさはかでした・・・・)やはり、次からはちゃんとお風呂場でシャンプーにしましょう。さて、そんな大騒動で午前中がつぶれ、午後からは出で指導でしたので、またまた今から昨日の続きで過去データの整理・企画立案をしなくては!という、なんでも鍵盤屋Mでございます。で、昨日の「なぞ」ですが、お答えくださった、ecoさま、シュライツさま、ありがとうございます。大正解です!で、コメントレスでも書きましたが、これは3部作でして。それでは、次のなぞにこたえよ(また?笑)「たしかにそこに ある と 思うのに あしたは、もうないかもしれないと、不安になるときもある。 それが あるだけで あたたかいのに それのことを かんがえて 心が凍るときがある。 みんなにあるようで 自分にだけ ないような気もする あふれるほど持っていてしあわせなときは 気づかないが、 なくなるとその大切さに気づく 心のとびらを あけるための「鍵」となる 大きくて強いもの」これは2月用の「魔女のなぞ」そして、このときは「節分集会」だったから、読み聞かせたのは「ないた赤オニ」と「おにたのぼうし」でした。どちらも、「本当に大切なもの・・・それは・・・??」というお話です。だからそれが、なぞの答えになっている・・・・というわけ。1月の「時」「時間」のためには「本の世界は時間を越える」がキーワードでした、あれれ?ウチのスフィンクス(笑)M氏は?とみわたせば今日はめずらしくロッキングチェアーの上です。シャンプー疲れですでに夢の中のようです。ではではおやすみなさい。追記:いつもながら写真はお嬢提供でした。
2008.02.27
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さて、突然ですが、次の「なぞ」に答えよ!といわれたらどうします??「足もなければ、羽もなく、体もなくて、見えもせず、聞こえもしないで、速く飛び、決して追いつくことはない。 この広い世界のあらゆる物の中で、一番長くて、一番短い物一番速くて、一番遅い物。 いつでも、細かく分けられて、またどんなにでも大きく引き延ばせる一番無視されて、一番悔やまれて、それなしにはなにもできない。小さな物は飲み尽くし、大きな物をも、すべて生かす。たまには、金やお金にたとえられ、大切にされるが、たいていは、みんなに、無駄に使われる。楽しいときは、少ないように思い、苦しいときには、永遠にあるように思える。いつも君たちとともにあり、世界とともにあり、そして宇宙とともにある。私の名を、答えよ!」いやいや、突然申し訳ないです(うふふ)実はこれ、昨年の今頃子供たちが図書館の児童図書コーナーで見つけ出した「世界のなぞなぞ」という古い古い本の一説から創作した脚本の一部なんです。「なぞなぞ」というと、なんだか「~なものは、なぁに?」的な可愛いものを想像しますがこの本は、世界の言い伝えから来ているなかなか手ごわい「なぞ」が多く、読み聞かせボランティアの中高生も、うなっておりましたっけ。で、彼らはこれを「なぞなぞドラゴン」というキャラに語らせて、観客の小さい子たちに「このなぞに答えよ!」と投げかけたんです。なかなか楽しい出し物でしたが、難しいかな?と思っていたら意外や意外!小学生くらいがぴたり!と答えた記憶があります。このまったりブログにお見えの皆々様。なぞなぞドラゴンのなぞに「答えよ!」でございます(ぺこり)ぜひぜひ、皆様の楽しいお答え、お待ちしておりまする(ぺこり)いえ実は、今、次年度の読み聞かせボランティアの企画やら&子供たちのミュージカルワークショップの企画を立てていまして昨年度・一昨年度の脚本原稿を拾い出しているときに、↑のなぞをみつけました。たしか、元ネタは「世界のなぞなぞ」の中のヨーロッパ編だったような・・・・。ヒントは ・・・・・○は金なり (○に入る一文字の言葉が「なぞの答え」です)あ、このヒントだとわかり安すぎ?ともあれ、お答えお待ちしておりまする(ぺこり)さてさて、そんなこんなで過去のパワーポイントの資料などいじっておりますと、いつの間にか足元(ストープのそばで一番暖かい)ところから見上げているM氏。 いつになく、眼光鋭い野性的が様子です。時々こんな表情をしているときがあります。すると、金色の目がなんだか遠くを見ているようで、「昔のことを、思い出しているのかな?」「親や兄弟を思い出しているのかな?」などと、かってに推測したりしていたわけですが・・・・・・なんのことはない・・・・最近わかったんです。「M氏はとっても眠い・・・のに遊びたくて眠気を我慢している・・・」というだけなのでした(笑) M氏よ。我慢しないで眠っちゃいなさい。明日もまた遊んであげるから。
2008.02.26
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南房総の春を花瓶に生けてみましたこんな感じ メインになっている黄色い小さな花房は「ミモザ」です。昔から「あこがれの花」でして、たとえば「風と共に去りぬ」にでてくる「ミモザ屋敷」とか(クリオール風の真っ白なお屋敷に黄色い花が映えてとてもきれい)ロマン派の音楽や19世紀ヨーロッパの文学作品にも良く出てくる「ミモザの花」そちら方面での扱いは「平凡で、でも平和な家庭」の象徴のような花なのかもしれません。ウィーン菓子の上にちょこんっと乗っているお砂糖菓子の「ミモザ」も大好きです。そして、「ミモザ」に象徴されるような家庭の中ではぐくまれた愛らしい小品が大好き。「おけいこ」といわれる時代(小学校時代?)に演奏する曲などはどうしても軽視されがち。なので料金をいただく場(コンサートやサロン)でそういった曲を選ぶのは勇気がいります。でも、最近「おさらい会(発表会)」などで演奏されるいわゆる名曲が、以外に生で聴けないので、聴いてみたいという声をいただくことがありまして思い切って解釈しなおし、ちゃんとさらい直してプログラムに入れ込むようにしています。ピアノやヴィオリンは小さい頃から練習を始めますので、「この曲は何年生くらいで弾いた」という記憶やイメージなどからクラシックに詳しい方ほど曲に優劣というか、難易度順をつけがちな気がします。「自分は音楽に詳しくないので」とおっしゃる方の方がむしろ純粋に受け止めているかも?自分自身、あらためて楽譜にあたってみると新たな美しさを魅力も感じたりします。子供時代には、思いも寄らなかった解釈を思いついたりして、けっこう楽しい作業です。「There's no place like home(おうちほど良いところはないわ!)」というおまじないでおうちに飛んで帰った ♪ドロシー@オズの魔法使い♪ のように暖かいお茶とクッキーの香りがするような、そんな音楽が創れたらいいな・・・と思います。さてさて、お話に羽がはえて、どんどん違う世界へ飛んでいってしまいそうなのでミモザの話にもどして、もどして・・・とこのお花大好きなのですが、切花としてはとても扱いがやっかいでして(困)「咲きこぼれる」とはこのこと!という感じで、すぐにぽろぽろぽろと・・(泣き)なので、近所のお花屋さんではあまり見かけない花でもあります。暖かい土地で日当たりがとても良い場所なら、栽培できるのでしょうが我が家はとてもムリなので、大好きなのにあまり手元におけない花でした。で、昨日のドライブ先のお花畑直売店で見つけたときは大喜び~♪風水にくわしい方によると、玄関に黄色は良いらしい・・・(のですよね?←誰に聞いている 笑)ので、黄色&白のストックと合わせて玄関に飾ってみました。これで、我が家も♪プチ・ミモザ屋敷~♪(←単純&安上がりな性格)さて、これを逐一観察していたM氏。早速やってくれました。なんだか廊下に黄色いものがてん・てん・てん・・・・・。M氏の背中にも黄色にてんてんてん・・・。M氏よ・・・・君がお花大好きなのは知っていますが、ミモザはね、すぐにこぼれちゃうからねおまけに、この花は結構花粉が飛ぶのだよ・・・・(くしゅんくしゅんくしゅん)ほらほら、また涙目になっている~~~(あぁ、世話がやける・・・)追いかけて、目薬&お顔拭きをしようとしたら、思いっきりねこパンチを受けました 「てやんでい!べらぼうめ!」と聞こえたヨウな気がするのは気のせい?そういえば、M氏、江戸っ子さんでしたっけ?池袋生まれも江戸っ子でいいの?????以上2点の写真をはじめ、ここ最近の写真はウチのお嬢提供でございます。携帯でとってくれるんですが、きれいですよね~♪やっぱり、機種変すべきでせうか・・・(私の携帯はもはやアンティークかも)
2008.02.25
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ちょっと春を見つけにいってまいりました♪こんな場所までドライブ で、そこで美味しいお昼の御膳をいただきましてこんな感じ その後、お花畑へ~・・・・・と思ったら、とんでもない強風で吹き飛ばされそうになりましたので、お花を大量購入するだけでがまんして海を渡り、こちらへ移動~♪ で、またまた美味しくいただきまして~♪こちらは残念ながらお写真を撮るの忘れました。で、大評判らしく長い列のできていた「豚まん」のお店でお土産購入の後帰宅・・・・・・・あれ?「春をさがしに」じゃなくて、「美味しいものを食べに」になってる?(あははははは←笑ってごまかす)さてさて、笑い事じゃすまされないのが、M氏のゴキゲンの方でして今日は車で移動するだけ・・という旅程でしたので病母も連れて行きましたので朝から家中が留守になることになりました。家人が一気にいなくなることが「初体験」だったM氏。帰ってきたとたん、ものすごい勢いで2階から降りてきまして大興奮!もうもう、先ほどから家中を駆け回っております。あららら・・ 「もやしもん」特典のオリゼーちゃんもターゲットに!だから、ごめんて・・・お願いだから、足にタックルするのはやめてほしいもうわかったから・・・・カーテンの影から、ジャンプして飛びつくのはかんべんしてほしいあぁぁぁあ・・・あわれなオリゼーちゃんは思い切り蹴り飛ばされております(困)まぁね。きっと一日さびしかったんだよね。母いわく、いつも私たちが出かけると2階で眠ってしまって降りてこないそうな。眠ってたら、いつの間にか時間が過ぎるから目がさめたら、きっときっとみんないるはずだから・・・・そう思って、一人ぼっちで眠っているのかな・・・・。M氏よ。今度はいっしょに「海を食べに」行こうね。さてさて、企画が煮詰まってくると稽古と事務処理で「引きこもり」になりがちな私に「すこし外にでなさいよ」と引っ張り出してくれた相方。ありがとうでした。たいへん美味しかったです(←あれ?やっぱり趣旨が違っているヨウな????)
2008.02.24
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絵本や児童図書の「読み聞かせ」だとか朗読または朗読劇といったものの音楽を担当することがあります。なので、子供の本とそれにかかわる方々とは、本当にたくさんの出会いがありました。で、相性が合う本というものには、突然出くわすもので、ウチのお嬢の場合、この本だったんです。はしれおてつだいねこ おてつだいねこシリーズはこの他に「わたし おてつだいねこ」「おてつだいねこのクリスマス」「おてつだいねこのこもりうた」復刊されたものは、イラストが変わってしまったから、ちょっとレアもの?「おばさん」としましまねこの「ねこさん」の日常をえがいているんだけれど。「わたしおてつだいねこ」がシリーズの一冊目です。この「ねこさん」ある日おばさんが、「あぁあ、いそがしい いそがしい まったくねこの手もかりたいわ」という声を聞きつけて、玄関からやってくるんです。ちゃぁんと「エプロン」の入った風呂敷包みをかかえて。まぁ、「おてつだい」といっても「ねこ」ですからねそれはそれは、いろいろありまして(そこが、また可愛い)結局おばさんに「どうして、なんでもできるなんて、うそいったの!」といわれるの。で、ねこさんはこういうのですよ(ネタばれごめんなさい)「ここのうちの前をとおったら、ねこのてもかりたいって声がしたでしょ? それを聞いたら、きゅうに、わたし、なにかできるような気がしたの。 ほんとうは、なんにもできないねこだけど、もしかして、もしかしたら やくにたつこと、できるんじゃないかと思ったの。 いろいろなおてつだいができて、このおうちでくらせたら、 どんなにたのしいだろうと思ったの」そうして、ねこさんはエプロンをはずして、きちんとたたんで風呂敷にいれて雨の中を出て行くんです・・・・・・が・・・・・残りは、どうかこの本をさがして読んでくださいね。(うふふ)この作家さんは他にも「ねこ」の本をた~くさん出してらっしゃるので検索されたら、猫好きさんにはお気に入りの本が見つかるかもです。ところで、ウチの「おてつだいねこM氏」は・・・・といえばこんな感じです(滝汗) M氏よ・・・・お買い物してきたばかりの大根の葉っぱを食すのは止めたまへ・・・・。そして、お買い物袋の中に顔をつっこんで、「手荷物拝見」をするのも止めてほしい・・・そんなに「お荷物拝見!」が大好きなのだったら、♪スキンブルシャンクス@CATSみたいに、「鉄道ねこ」になってみるかい?
2008.02.23
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今日は2月22日にゃんにゃんにゃん・・・・ということで、「猫」の日らしいそこで、あらためてM氏をご紹介いたしましょうM氏であります M氏との出会いは「里親掲示板」でした。一昨年の10月~11月ごろ、ミュージカル製作で相当テンパっているときでした。「そうだ!猫をかおう!」(唐突な決断)「それも、ロシアンブルーをかおう!」(どうしてか、聴かないでほしい)というわけで、早速ネット上の「ペットショップ」を検索しました。で、可愛いチビ猫さん画像を「うわ~、どの子も可愛い~♪」と目を細めていたのですが、ふとある思いにとらわれてしまった。「この子も可愛い、この子も可愛い・・・なのにどうして○万円の違いがあるの?」ということ。もちろん、ワクチンが何回・えさ代など「いままでのお世話料」やら「血統書」「お血筋」のために、代金が違うことは理解していたのです。でも、なんだか「命に値段をつけているみたい・・・・」とそこを「観て、選んで」いる自分に違和感があったんです。で、「里親掲示板」の存在を知り、はじめに見たところの一番上に彼がいたんです。そのころの様子はこちらこの「銀色の毛並みと金色の目」に心を持って行かれてしまったんですよね~♪ちなみに、彼をお世話して下さっていた方も「里親掲示板」利用は初めてだったそう。それも、彼の写真を載せた何分か後に私が連絡したそうな(ご縁ですね~♪)M氏、実は「ブクロのシティーボーイ」(←池袋で保護された猫)です。丁寧にお世話して下さっていたので、とても健康で素直な子でした。池袋からウチまで約2時間の電車の旅の間もぐっすり眠っているという大物ぶり。ですから、「立派な雑種ねこ」のはずなのですが、調べたところ毛並み・体系・目の色・性格のすべてが「シャルトリュー」という猫種にとても似ている・・・体系・・・太目ちゃんがスタンダード(笑) 目・・・金色 性格・・・・人見知りする小心者だが飼い主にはとても甘えて付いて歩くタイプ。 遊び道具を持ってくる、遊びを要求して鳴くなど「犬的」なのだそうな。う~ん・・・・・出生の秘密はM氏のみぞ知る!というところなんで、わかりませんがね。とにかくそんな風にM氏との同居生活は始まったのでした。もしも、私がPCを使わない人だったら?もしも、池袋のEさまがM氏を保護して、しかも里親掲示板に載せてくださらなかったら(ご自分で飼うつもりだったのですって、でも飼い猫ちゃんと相性が悪かったのでした)そして、もちろん!もしも、私がその掲示板を検索していなければ、今の私の生活は全然違うものになっていただろうな?と思うととても不思議です。ところで、目下M氏は「甘いもの」にはまってちょっと困っております。本日のターゲットは「お嬢の作ったスコーン」 写真を撮ろう!と用意したら真っ先に駆けつけて、「ふむふむふむ、今日はなかなか出来がよろしい」というご様子。で、「これこれ!」とスコーンを取り上げたら、とってもご不満なM氏がこちら M氏・・・・目つき悪いですよ・・・・。
2008.02.22
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コンサートの概要が見えてくると、まずは「自分の調整」に入るわけですが(つまり、技術のメンテチェックでございます)私は手が小さいんで、ショパンさんの曲が弾きやすいです。(ショパンさんも、外国人で男性の割には手が小さかったらしいです)というわけで、本日はエチュード(練習曲)の日でした。一日がアレグロ(楽しく速く)からヴィヴァーチェ(とても速く)の間で♪ばびゅ~~~~ん♪と過ぎてゆきました。(その間にお洗濯&おふとん干したり、ご飯作ったり食べたり、生徒が来たり~♪)で、いつになくせわしないピアノ周りに、M氏のテンションも妙にハイな一日なのでした。家中駆け回って、さんざん大騒ぎした後、やっと定位置にもどったM氏ですがなんだか、ご不満なお顔ですな。ー 気に入らない?ー ふんっ! 君に言われなくても、所詮私のピアノは一生修行中なのさ!(ぷんぷん)とつぶやいてみたり。・・・・・・・・・・・って、あれれ?ショパンの曲って「子犬」はあるけれど「子猫」はないのねひょっとして、ショパンさん「犬派」?それとも・・・・ねこにこばん?・・・・ねこにしょぱん・・・・?(うわ~、おやじギャグ!ぶるぶるぶる)というわけで、♪ねこにしょぱん♪の図"> 使っているのはコルトー版です。学生時代からずっと同じ。作品12が12曲 作品25が12曲。全部弾くと、右と左の腕や指が、両方「おそろいで」「ほど良い具合に」お疲れになります。その昔、作品12の2(和音と半音階の練習)でつまづきまくって、おたおたしている私に「モデラートテンポ(中庸な速さ)」で毎日弾いたら、弾けるようになるよ(にっこり)」とおっしゃった温厚な故D・J教授のお顔を思い出しつつ。で、こちらがその証拠写真(笑) で、そのとき「先生、毎日ってどのくらい・・・・」ともごもごしていたら「そうだなぁ・・・・20年くらい?」としれっと答えてくれたダンディな横顔に「はぁ・・・(いや、あの・・・毎日何時間くらい・・と聞きたかったんだけどさ)」と思ったっけ(遠い目・・・・)センセ、20年(とっくに)過ぎました。で、なんとか弾けるようになったみたいです。お言葉感謝します(今頃遅い!ですね)
2008.02.21
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アジア人として、ヨーロッパ音楽に耽溺してましてや、自己表現の手段として取り組もうなどという大それたことをしていると時に(いや、とてもしばしば)超えられない壁に向かっているような恐怖を感じたりする。そんな時に聴く(効く)音楽のクスリがこの一枚。これは、DVDになっているのかな?私が持っているのはLDですが。1996ダンス・スクリーン(フランス・リヨン)最優秀賞獲得作品「希望への苦闘」バッハ 無伴奏チェロ組曲第5番(ハ短調 BWV1011)原案・チェロ:ヨーヨー・マ振り付け・舞踊:坂東玉三郎映像監督:ニヴ・フィッチマンどの程度ゆるされるのかわからないのでボケボケですみません。こちらがジャケット ドキュメンタリー部分と、組曲全7曲とで成り立っているのだけれどこの作品を創るにあたり、ふたりの間に交わされたビデオレターやら、対話やらの様子また、ヨーヨーから送られた音源を、タクシーの中で外の雑踏やら雨やらを眺めながらあるいは、ホテル(多分フォーシーズン)の一室にこもってひたすら聞き入っている玉三郎さんが映し出される。で、ふたりが常にお互いに、または自分自身に問うていることのひとつが、「アジア人であることに向かい合って、なおかつバッハの音楽に対峙すること」組曲それぞれに与えられた題名が、ある意味答え?ともとれるかな?と思ったり。もっとも、すべてが「音:ある種デュオニソス的ですらあるもの」に奉仕されている場において国籍とか、人種とか、年齢・性別すべてが「それがどーした?」ということにもなるのだけれど。(この題名は玉さまの作なのか、ヨーヨーの作なのかはっきりさせていないのだけれど)1:プレリュードとフーガ「儀式」2:アルマンド「哀嘆」3:クーランド「否定」4:サラバンド「祈り」5:ガヴォット1&2「夢」6:ジーグ「調和」行き詰ると、とにかくバッハに還ってみる。自分で弾いてみる。聴いてみる。それでも何か足りないと思うとき、この盤を観る。この盤の中には「バッハの音を目で見ること」ができる世界がある。玉三郎の絶頂期、心の従うまま、思うままに舞う彼の舞踊に、彼の歩み・腕の動きにしたがって舞う衣装の振るえにまた、映像の色彩(ドキュメンタリー部分でさえ)にもアジアを意識しつつバッハの世界が広がる。音と音の「間」を埋めていく作業をしていく中で、音楽でないものにふいと心を奪われることがある。たとえば、ダンサーの衣装のすその翻るさまだったり。書家が大胆に筆を運ぶ息遣いだったり。丁寧に煎れてもらったお茶の香りが、ふっと鼻をぬけていく心地よさだったり。でも、なんにせよ、どうにも「つかみどころのない」感情なので「なにを」「どのように」音楽の中に収めて言ったらいいのか、結局迷子になったりしている。とりあえず、思い浮かぶ感情の数々を「ニホンゴ」で書き綴ってみる。そこからなにか生まれるかもしれないし、ともあれ「自分にわかる言語」にはなるわけで・・・。まぁ、風もお日様も、月の光だって、こことあちらでそうかわるものでなし・・・ねぇ?(って、誰に聞いているんだか・・・・)
2008.02.20
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Kinderszenenー子供の情景ーシューマンの作品15 作曲は1838年 あの「歌の年」の2年前。クララとは、今風に言えば「遠距離恋愛中」(笑)クララは半年に及ぶ演奏旅行へ(半ば強制的に)行っていたしふたりの間の文通には、危険も伴っていたり(盗み読む輩やら、握りつぶす人やら)そんな中で、作曲者の現実逃避ともいえる夢の中でこの曲は生まれたらしい。上のタイトル「遠い国から来た人々、そしてその国々」はその1曲目。4分の2拍子 G Dur(長調)子守唄のように、夢のように始まる曲集。この中に、「かの有名な」(いや、この曲くらいしか一般に知られてないんじゃ?)「夢ートロイメライー」がある。 「憧れの心と期待ほどに、空想に翼を与えるものは他にないことを 僕は経験しました。 数日前に、僕は貴女のお手紙を待ちつつ、 本一冊を満たす奇妙な楽しいピアノの小曲を作曲しました。 きっと、お弾きになったら、貴女は目を見張られることでしょう。 これは、かつて僕に貴女がお書きになった言葉のやまびこかもしれません。 ・・・・・・僕は貴女にとて、きっと時々子供のように見えたことでしょう。 いずれにしても、それが霊感になって、30ばかりの奇妙な小曲ができました。 そのうち13曲を選んで『子供の情景』と名づけました。 きっと喜んで弾いてくださると思いますが、 貴女は大演奏家であることを忘れて下さらなければいけませんよ。 こんな題がついています。 「お化け・・・炉辺・・鬼ごっこ・・・・木馬の岸・・見知らぬ国から・不思議な噺」手紙文の中にある「見知らぬ国から(邦訳:原田光子)」を直訳したのが、上のタイトルです。もう一度くりかえしますが、ふたりの年齢差は9歳(時に10歳)、もちろんロベルトが年上。ですが、彼の方が「時に子供のように思われていた」のは、事実だった模様。この曲集の中はクララとその弟・妹たちと「やさしいお兄さま」として遊んでくれた「ヘル・シューマン(シューマンさん)」の思い出なのでしょうね。で、このころの手紙の一説 「・・・僕は貴女が、月光に気のふれたあなたの謎々作りのことを どんなに良く理解して下さるか良く知っています。 ・・・・・・貴女のお留守の間に、僕はお気に入るような御伽噺を仕入れに、 アラビアにいって来ました。(ほほぅぅう!アラビアへ!←突然反応する人 爆) 人間の分身の話を6つ。百とひとつの謎々。8つの面白い判じ物。 その上面白くて恐ろしい強盗の物語。そして、あの、白い幽霊! ウォー・・・・」(って、シューマン氏吼えてます!吼えてます! 笑)って、アラビアンナイト?ですか?いやはや「ウォー」って・・・・ヘル・シューマンさま(あはははは)・・・このお手紙執筆時は1831年、ヘル・シューマンは御年21歳かぁ・・・・。今風だと大学3~4年生?の、オタク青年か・・・・・。(うふふふふふふ)この手紙は、この頃シューマンの先生だったヴィーク氏(クララの父上)への手紙の中に「お嬢様へ」あてて封入されていたもの。父ヴィーク氏の検閲後に渡されています。このとき、彼には師であるヴィーク氏にもクララにも言えない隠し事があったのですよね。それはムチャな訓練をして永遠に失われてしまったた第4指(薬指)のことなんだけれど。 さて、お話を作品15「子供の情景」作曲の年1838年にもどして、もどして。うわさの(笑)トロイメライですが、第7曲目にあります。ちなみに、第6曲は「重大な出来事」(って、ナニゴト?笑)第8曲は「炉辺にて」FDur(ヘ長調)の穏やかな曲この曲集の曲のチョイスも順番も、自分だけで行ったのでしょうから、(後には、編集者やクララなどの意見で変更を加えたらしいけど)何か意味があるのかな?と過去の手紙をあさってみる(私も悪趣味だわ~~~ 苦笑)1838年2月11日の手紙 「愛する人よ。僕の傍らに座って、何時も貴女がそうするように少し頭をかしげながら どうか何もかも僕に語らせてください。(ほほう、クララには首をかしげるクセが?) ・・・・・1833年になると、直面するのを恐れていた絶望感が襲ってきました。・・・ 加えて右手の薬指の負傷のために演奏不能になりました。 この暗い物思の中で、踊りながら僕の方に近づいてきた人。それが貴女だったのです。」同じく8月28日の手紙 「天国のごとき秋の光と喜悦の中に、僕の良く知るクララに似た,天使の顔がのぞいています。・・・ 貴女が僕にとって、どんなに大切な人かご存知でしょう?」第6曲のリズム・曲調ともに歌曲集「女の愛と生涯」第5曲「姉妹たちよ、さぁ」に現れる「結婚行進曲」と呼ばれる形に酷似しているのだから、「そういうこと」を暗示?で、第8曲は「炉辺」(シアワセそうな曲なんだわ、これが)というわけで、間に挟まれた「夢ートロイメライー」とは・・・・・。ご想像にお任せします。というわけですわねぇ(ふむふむふむ)思いが行ったりきたりしながら、そして時折「遠いところにいる人」の無事を思いながら今日は一日が、子供の情景とパピヨンで暮れていった・・・。というわけで、M氏も夢の中です。今日はちゃんと定位置でお休み中。おかえりM氏。お客様ぎらいはもう少し直してください。あれ?でも美人ソプラノHちゃん来宅の折には、ずっといませんでしたか?M氏?もしもし?(M氏は、多分「可愛い子にはえこひいき」のタイプです・・・)
2008.02.19
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祝!衣装さん大学合格!&サラちゃん(役名)高校合格!いや~、サクラサク!ですね~♪ めでたや!あとひとり・・・サンちゃんも・・サクラサクか?(どきどきどきどき)昨年の3月に子供ミュの製作にかかわり(というか主催・企画したんですが)公演の時期が時期だったので、一年間「中学生」として稽古していた何名かは終了後すぐに、めでたく高校生になり、「あぁもう子供ワクではないねぇ」とちょっとさびしかったりしたわけですが、さすがに当時中2だった可愛い子ちゃんの「高校合格しました!」メールには、喜びつつも時の流れの速さにおののいております。そして、公演の衣装30着以上を、たったひとりで縫い上げたスーパー衣装さま!合格おめでとう!というか、「そうか!、考えてみたら、今から大学生なの?!」「いや、キミはあの頃からすでにプロだろう!!」とあらためて、そのスーパーっぷりに感動しております。ワカモノの「一歩」は大きいなぁ。みんなすごいなぁ。(うるうるうる)基本このブログで「先生」という立場でモノを書くことはしたくないのです。ですが、今日はちょっと祝いたい気分なので(昨日そうとうへこんだし)こうして、いつだって子供たちのパワーに押されてここまで走ってきたなぁと思います。今日も「ほらほら、もうすぐ春だよ!」と目を覚まされた気分。こちらは、おどおどしつつ下におりようかな?と様子を伺っているM氏 日差しがやわらかくなりましたね。本当に春はすぐそこなんですね。M氏の銀色の毛並みが光を反射するので、なんだかピンボケですみません。お日様の光の中のM氏は、なかなかに麗しいです(親バカですみません)それにしても昨日~今日と、アップダウンの激しい日記ですな・・・(ひとごと?笑)別に躁鬱気質だというわけではなく、身の回りがスリリングであるというだけなのでどうぞ、生暖かく見守ってやってください(かなたこなたに、ぺこりぺこり)本日の音出し・・・というか、やっと5月のプロが固まったヨウですね。(これもひとごとのように 笑)曲目などなど、詳細はまだ企業秘密ということで(あはは)ともあれ、ここまで分析・研究していたロマン派の曲を紡いで紡いでちょっとした、一人ミュージカル風に味付けしてみたわけですが、さて、どうでしょう・・・・。初夏のカフェの空気に、言葉と音が、溶け込んでくれるかどうかが問題。あとは、ソプラノHちゃんとの、話し合い次第・・・・さてさて、どうなりますか。
2008.02.18
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Lieder ohne Worte(歌詞のない歌)メンデルスゾーンの曲集(作品19)の名前で有名だけれど所詮「楽器」という道具で紡ぐ音楽なんて、いつだって言葉のない世界だ。ただ、言葉がないから、かえって自由だったりもするわけで・・・・・・。思うことの多い一日。でも、思っても何をどうやっても「いたしかたない」一日。楽譜をみていたって、結局思いのほうがどこかへ飛んでいってしまうからこんな時は、指にまかせて音楽の世界を勝手にさまよう(自由人だからね)ひたすら、つむぐ私自身の♪Lieder ohne Worte.なるべく遠くまで、届くといいなぁと「よろずのかみに てをあわせ」てみたりする(自由人だからね)祈るしかない日もあるよね。所詮、ただの鍵盤屋だから、そんなときもただただ弾いている。音楽が、時折、どこかの景色を映し出す。♪~Follin' in love again ~~You are the only one~Be Myself~おやおや、気が付いたらここはジャズエイジのHOLLYWOOD?ならば、もうすこし時をもどしてみようか・・・・・。いやいや、時計の針は前へ、前へとしかすすまない。そのかわり、明日・・・・晴れた朝、世界は・・・微笑むかもしれない。少し哀愁をおびたメロディを、祈りの意味を持つ半終止形で宙に飛ばしてみる。音が、きれいなサンセットの中ににじんでいくように。なんだかね、こんな日もあります。で、そんな日に限ってM氏はご不在です。昼間、ちょっとお客様があって、おびえて2階から降りてこない。M氏のいないピアノの上は、やけに広く感じたり。で、今日の一枚はこんな感じ。春色の折鶴に心をこめて。
2008.02.17
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というわけで、↓のななちゃまより、お話の接ぎ穂をいただいた感じですが「交換日記」の顛末などなど、すこしお話を続けさせてください。そもそも、クラシック屋には有名人すぎる、このふたりですが念のため、なれそめから(え?そこから?爆)クララ・ヴィーク(1819年生まれのピアニスト 後に大学教授 76歳で没) 生まれながらに父親の手で「ピアニストとして」育てられた天才少女 ロベルトとの間に8人の子あり。 ロベルト・シューマン(1810年生まれの作曲家、47歳で没) 同時に評論家・研究家・編集者でもあった。 彼がいなければベートーヴェン・バッハ・シューベルトなどは、埋もれていたかも? 20代前半にムリな練習(妙な器械を使ってムチャをして)で指を痛めたので 演奏家としての道をあきらめた。少年代から夢見がちで精神に疾患を持つさてさて、ふたりの年の差は↑のとおり9歳(時に10歳)ありまして、ロベルトは最初クララの父ヴィーク先生のお弟子として、クララの家に訪れました。そのとき、クララ8歳、ロベルト18歳。もちろん、この頃はなにごともなく(あったら、たいへんです!)ロベルトにも、別の恋愛対象があったり、まぁいろいろ。クララの方は「天才少女」として12歳からヨーロッパ中を演奏旅行・・・・。で、1838年くらいのふたりの手紙から、どうも友情→愛情へ?というきざしが!この手紙の数が膨大!な上に、内容がこちらがうろたえるほど「一直線!」なんです。で、父ヴィークの、裁判に訴えるほどの反対を押し切って結婚するわけですが、その結婚のプレゼントがピアノの上に花飾りとともにおいてあった歌曲集で名前が「ミルテの花」(ミルテは花嫁のヴェールを飾る花です)えーっと、ななちゃま?大丈夫ですか?ベタなお話に胸焼けしてませんか?まだまだ、このふたりのラブラブっぷりが続きますが?(だいじょうぶ?笑)では、続けます。この年(1840年)はシューマンの「歌曲の年」といわれております。他にもたくさんの歌曲(ほとんどラヴソングよ~♪)が生まれるわけですが、結婚式の翌日に「最愛の若き妻よ」と呼びかけるこの日記が登場するわけです。「あなたの21歳の最初に選ばれたこの善き日に、接吻とともに貴方を祝福する。 この小さな本には深い意味がある。 われわれは、家庭生活の感動や希望をすべてここに記し ・・・・中略・・・・ わが心の妻よ、もし賛成ならば、私の名の下に署名し、 呪符としてこの世の幸福の元である 三つの言葉を称えたまえ。 『勤勉 質素 節操』 ロベルト・シューマン」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ですって・・・・・・。というわけで「交換日記」の言いだしっぺは、ロベルトの方でした。その割に、自分から約束をやぶってしまうわけで・・・。あぁ、余談ですが、♪濡れた~草の中の~「蒼い小さな花」~それはあなた~で有名な、「蒼い小さな花」ですが、ドイツロマン主義の象徴とされております。ロベルトにとって、クララはまさしく「蒼い小さな花」だったのでせうね。最近・・・・・なんとなく・・・・・ロベルトはクララに「夢の中の理想の女性」を見ていたのであって、本当のクララを観ていなかったんじゃ?とも思ったりしてます。さてさて、本日もなんだか硬い話(あれ?硬くないかな?)になったのでそんなときには、癒し系のM氏にご登場願いませう~♪本日、ちょっと暖かくベランダにて、「お洗濯かごの中でひなたぼっこ中」のM氏です。家猫さんで、外に出したことがないので、びくびくしております。小心者なM氏(内弁慶さんです)動物病院や、お客様の来訪時には「人見知りな小学生」となります(笑)
2008.02.16
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「今日はなにもない。しかし、クレールヘン(クララの愛称)わかってくれるだろう?今日は音楽に暮れてしまった。」とまぁ、かっこつけて言えば、これが昨日の日記をさぼった言い訳です。(あはは)↑の言い訳は、ロベルト・シューマンの言葉から引用。なんと、このご夫妻結婚いらいずっと(といっても結婚生活の半分くらい、彼の精神は正常を保てなかったけれど)交換日記をつけていた!のです。だけれど、↑のような言い訳つきで、ロベルトの方はよくさぼっていたらしい。というか、夫婦間で交換日記・・・・・・・・・(うげげげげ)どなたか、試してご覧になります?さてさて、タイトルの「テーマ・登場人物・ストーリー」ですが・・・・。これは、気鋭の脚本・演出家植田景子女史作のミュージカル「The Last Partyーフッツジェラルド最後の一日ー」のセリフ。創作に行き詰まり、精神を病んでいる妻との確執に疲れ、また自分の現状と理想との間で苦しんで、酒におぼれ幻覚を見ていく主人公スコット・フィッツジェラルドの前に、アーネスト・ヘミングウェイ(当時のスコットのライバル)が現れ(これも幻覚)耳もとで挑戦的にささやく言葉。そして彼はますます、翻弄され追い詰められていく・・・・というわけで。私には、そんなライバル・アーネスト君はいないので、昨日は自分で自分を追い込んでみた。しばらくの間はね・・・。ところが、別のアーネスト君(@ミュージカルEarnest in Love)があらわれて「良いお天気で~♪」とか「たまのことさ!陽気にやろう!バンバリ~♪」などと、歌ってくれるので(以上全部脳内再生機能利用)結局のところ、あまりはかどっていない(あはははは←笑っている場合ではない)で、「う~ん、体が固まっているからいい考えが浮かばないのか?」と、ストレッチ&Wiiなんぞやってみた。 ↑は敬愛する画伯おはぎ様より、いただいたものデス。あんまり可愛いので、「うわ~、どうやって使わせていただこう!(わくわく)」とずうっと考えておりましたが、↓のコメントのやりとりで「ねむりん&M氏@Wii」の時使用させていただこう!と決定(感謝です!)♪こ~どもの~、よう~な人が~好き~ 誰にも見せない~はにかんだ姿が こ~どもの~、よう~に 安らいで~ 微笑み~ あふれて~ あなたを~ 迎える~ (from Earnest in Love)・・・・って、あれ?もしかして、これって後半のプログラムに入れられる?かも?ソプラノHちゃん、いかがでしょう???(って、ここ観てますか?)
2008.02.16
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♪かりかりかりかりかりかり・・・・♪(ごきげんさんで、楽譜書き~~♪)♪ごそごそごそごそご~そごそごそ(ごきげんさんな、M氏の爪とぎの音~♪)♪かりっかりかりかりか~~りかりか・り・か・り・か?り?か?(ごきげんさん・・・・・で楽譜書いてる場合じゃない?!?!)♪ご~っそごっそごっそごそごそごそごそ~♪(こちら、相変わらずごきげんさんなM氏は、ハイテンションで絶好調!)って、こら~~~ そこは、きみのねどこじゃないし~~~~(おろおろおろ)手荷物検査もしなくていいから~~~(おろおろおろ)カフェコンのホン書きのために、出かけるときはどこへ行くにも大量の楽譜持参で大荷物!なんですが、そんなときはミュージカルのツアーバッグが便利♪なのです。プログラムが入るサイズ=楽譜サイズなので、縦横ともにぴったり~♪で、先ほど帰ってきてすべての楽譜をだしたら、あっという間にM氏がジャンプ・イン!A-Rexごいっしょした「お仲間」の皆様?こんな「お届けモノ」はいかがでしょう?
2008.02.14
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ワタクシゴトで申し訳ないがA Happy Birthday!相方!ついでに明日のヴァレンタインも「こみこみ」で良い?という、手抜き仕事にOKをもらいましたので(自由人なヨメでごめん!)しごく簡単にすませましたが、本日は相方の誕生日でした。まぁ、せめてものつぐないに、本日の音出しは「女の愛と生涯」にしておこう(なんのつぐないにもならんがな)というわけで、こちらこんな日に全曲ってどうなの?と思うから(この曲集って悲劇的な終わり方だし)第4曲♪ Du Ring(指輪)までで中断したり。(結婚前夜のHappyな予感やとまどいを表現。そうそう結婚式前日「まで」ならみんな幸せ~♪)今日は歌う人(美人ソプラノ歌手)はいないからメロディーラインもピアノでひいちゃう。このくらいなら「楽譜に書いてあることがすべて」なシューマン夫妻も文句は言うまい。(そんなヘタクソに弾かれたくない!という文句はこのさい、受け付けない←自由人)ぼそぼそと、音を出しつつ、あれこれ楽譜をひっくりかえす私に、M氏は、呆れ顔である。「なぁ、まだカフェコンの曲決まらんのか? もう眠いんだが・・・・・」すまんね、M氏。でも、ピアノの上に楽譜をいっぱいひろげたからって、そこで寝るのはどうだろう。たしかに、そこでは食事はしないが、一応テーブルだし・・・・・。まぁ、いいか。ゆっくりオヤスミ ♪Guten Abent~ Gut Nacht~♪
2008.02.13
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民俗楽・・・ならぬ眠俗学者M氏はぐっすりとオヤスミ中(笑) 枕にしているのは小泉文夫著作選集 5音のなかの文化(対談集)学習研究社 2003年発行(青土社より1983年に発行されたものの復刻版)ゲストが多彩!話題も多彩!YMO(細野晴臣・高橋幸宏・坂本龍一)・五木寛之・芥川也寸志佐藤信・岩城宏之・寺山修司・加藤登紀子 などなどなど昨年 MAHOROBA(脚本・振り付け 謝珠栄)という民族音楽を使った革新的なショーを観て以来ずぅっと今まで学生時代にも夢中になっていた「アジア系民俗音楽」への熱が復活している。本日、その公演のDVDを鑑賞したもので、ついつい↑の本に手が伸びた。読書タイムは基本的に無音・・・・・・というわけで、いつもより早めですがM氏はぐっすり・・・です。このショーでアマテラスオオミカミを演じ、圧倒的な歌声で世界を操っていた稀代のソプラノ「出雲綾」女史が、次の公演で卒業を決められたそうだ。巨大な小屋の空気を一息で動かして、物語世界に真実味を与えられる人だ。歌声だけでなくしぐさのひとつひとつ、いや存在そのものが物語世界をつむいでいく。どこにいても、思わず目で追ってしまう。そんな存在感のある人。またどこか新たな場所で、再び出会えるといいなぁと、心から願っている。さて、そろそろ「現在の私の家」後期ロマン派の世界へもどるとしよう。ところで本を枕に眠りこけているM氏は「睡眠学習」ができているのだろうか?(ムリです)
2008.02.12
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I嬢!いやI夫人!まったくお変わりなく!>学生時代の友人I嬢(現在はI夫人)出演のランチコンサート@銀座に行ってきました。場所はここですって、これじゃ、どこなのか、わかりまへんんがな(笑)まぁ特徴的なライトなんで、ご存知の方はご存知・・・。情報をWEBに公開することへの怖さが自分でちゃんと理解できていない気がするので、今のところは、こんな風にもや~っとした表現にて失礼をいたします。Iちゃんはオーボエ吹きです。今日のステージは、コンパクト編成のオケでした。お席が上手(かみて=舞台に向かって右側)だったので、私の前はコントラバスと金管。ゆえにIちゃんの妙なる音色を聞こうと耳をダンボにするものの、どうももうひとつ。でも何曲か、オーボエのソロ部分がありましたので、麗しい音が堪能できました。場所柄J・シュトラウス作品を中心に、映画音楽も!とにぎやかなプログラムで会場の老若男女(本当に幅広い客層!これは難しい!)にも受けてましたよ。良かったね。ハネた後、「年末からの風邪がまだ完治してなくて~~(泣)」と嘆いておられましたがなんのなんの。それにしても、私ときたら(反省)着席したとたんに天井を見上げ照明機器、およびPA周り(音響機器)を点検するのはどうかと思う。・・・・・まったく職業病だわ・・・・。会場に着くまでに、友人Kちゃんとは珍道中を繰り広げていたわけだが(この店の系列店があんなにあるなんて!ふたりで迷子にならなくてよかったねKちゃん!)会場についても、盛り上がる一方で、おしゃべりが止まらない(まぁ、いつものこと)さて、このサロンは着席前にオードブル&パンが置いてあるシステム。お客さまの着席後にランチ・ドリンクチケットをウエイターに渡してメインとドリンクをいただくようになっている。そして1部終了後、休憩(20分)中にコーヒー&デザートをサーヴする。メインはローストビーフ&ポテト ドリンクはビール・ワイン・ジュースデザートはプリン・・・・・だったのだけれど(写真撮る前にすべて完食・・・反省)これは調理場が完全に会場と分離している広いサロンだからできることかもしれない。カフェ・コンサートだと、調理場が見えていたり客席と同じフロアなことが多いからやっぱり、前にすべてサーヴ・・・・しかないのか?な?カフェでも、休憩中に「もういっぱい」ができるといいな。テーブルはプチ同窓会でした。友人Sちゃんの可愛いお弟子さんお二人も同席。こちらもウチの大学だとか。今後が楽しみな若手さんのお話を聞くのは楽しい!新たな出会いをくれたSちゃんにも、感謝を!Iちゃんからは、ドイツ在住の旧友Y子女史の様子も聞くことができた。相変わらず、バリバリとやっているらしい。これもとてもうれしいお知らせ。Iちゃんの音を聞いていたら、ふわっとタイムスリップして大学時代を思い出した。ら、終演後「ねぇ、たしかモーツアルトのフルート&オーボエとか伴奏してもらったよね~」と、話をふられてびっくり! Iちゃんも同じことを思い出してくれていたのか!音楽の力っていったい・・・とあらためて感動したり。共に創り出した思い出と音楽があれば、一瞬で時を飛び越せるね。私にとって、あなたの音こそがオーボエという楽器のイメージなんだと思う。私は、あなたの音を、あなたそのもののように記憶していた気がするよ。あなた自身、相変わらず麗しくて、本当に変わってなかったけれどあなたの音は(もちろんより円熟味を増してはいるけれど)本質的に変わってなかった。明るくてやさしくてあたたかい、人の心に寄り添う音だね。今日は本当にいい日でした。
2008.02.11
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というわけで、前回の続き(しつこい?)冒頭の少女時代の御前演奏のシーンなんとお父様(ヴィーク教授)も舞台の上、演奏中のクララの脇にいる。で、「クレッシェンド!フォルテ!」などと指示をだす。(くりかえすが、「ただいま本番中」というシーンである。しかも、演奏中にもかかわらず、クララはいちいち、「Yes! Father!」と良いお返事・・・。ありえん・・・・たしかに、この当時クララの演奏会の舞台上には常にお父様は「同席」していた。ただし、それは当時暗譜演奏の習慣がなく、譜めくりの必要があったためで舞台上でレッスンしていたわけではない(あたりまえだ!)「それが、ハリウッド!」再び、誰かが叫ぶ声が聞こえる。なんだかね・・・・。クララ&ロベルトシューマン夫妻を「美しく」描こうとして、実はゆがめているんじゃ?で、少々硬い話になってしまったので、こんな時にはM氏にご登場願わねば(困った時のM氏だのみ・・・・)しかしM氏よ・・・。そこに居座るのはどうかと思う。それは、「いにしへオーディオマニア」には命より大事なDVL-919なのだよ。今後「レーザーディスクを再生する」なんていう機材は消えてゆくばかりなのだから。故障したら困るのです(汗)いや、だからといってそこからジャンプしてピアノに飛び乗るのもどうかと(もういや!)自分の体重(注:5.5Kg)を考えて行動してほしい。
2008.02.10
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とにかく、ピアノを弾く場面が出てくるたびに「はぁ・・・・・これがハリウッド・・・」とつぶやきながら見ていた1947年公開作品監督・製作 クラレンス・ブラウン原作:バーナード・シューバートクララ・シューマン:キャサリン・ヘプバーンロバート・シューマン:ロバート・ウォーカーちなみにピアノの吹き替えはアルトゥール・ルービンシュタイン・・・・さてそれで、↑のつぶやきの原因である。ハイフィンガー奏法(指を高く持ち上げて、たたきつけるように演奏する方法)でバリバリとピアノを弾くクララ・・・・・・(唖然)1940年代のアメリカで主流の演奏法だったのかもしれない。ルービンシュタインは1887~1982に生きたポーランド出身のピアニスト。で、日本においては、むしろショパン弾きと認識されていると思われる。第二次大戦の頃から、アメリカで活躍していたはず。撮影時に録音したとすると、50代後半?なんとも「自由人」な弾きっぷり。ところが!なのです。この映画の中で、愛する夫シューマンの「献呈」という歌曲を豪華絢爛なパラフレーズにしてしまったリストに向かって、クララはこういうのですよ。「あなたは、ありふれた会話を煌びやかなコンサート会場へ運んでしまう」と。そうそう。史実から言えば、彼女のこの発言には納得なのです。クララやシューマンおよび、その周辺の人々って、リストなんかのハデハデ演奏にはあまり良いことを言わなかったはず。なのになのに、いざ彼女の演奏が始まると(もちろん弾き振りだけれど)なんともオトコマエで、豪快かつ絢爛なヴィルティオーゾっぷりになんとも・・・。最も「うーむむむ」だったのが、この作品のキーワードになっている「トロイメライ」うーん・・・・・ この曲、同時代にルービンシュタインと対極にあったホロヴィッツのアンコール曲で有名。小さい頃に聞いた音って自分の中で、勝手にその演奏をスタンダードにしてしまうのかな?この映画の中では、何回も登場するのだけれど、そのたびに違和感が・・・・。こればっかりは、個人的な趣味の問題なのかもしれない。辺境ブログでのつぶやきということで、ご容赦願いたい。おもしろいのは、単なる女優映画か?と思った頃に、ふ~んと思う場面があったりする事。演奏会直後(というかぬけだして?)子供にお乳をあげる場面があるのだが、泣き叫んでいた赤ちゃんが、お乳をもらって安らいでいく・・・・という表現に赤ちゃんの足のアップを使っている、というところに妙に感動してしまった。力いっぱい突っ張っていた足の指が、まぁるく緩んでいくのがとても愛らしい。ただし、その前の場面で曲を「一部カット→後テンポアップ」して駆けつけるピアニストにも舞台ソデに赤ちゃんを連れてきて泣かせてしまう乳母にも賛成はできないけれど。結局これって、次々に衣装を変えて登場する主演女優さまの美しさを描く作品?1940年代ハリウッドって、そんな時代?それってなんだか、デジャヴ・・・・「歴史を変えてまで、似合う髪形を押し通す女優」「彼女の美しさのためにある映画」「それこそ、ハリウッド!」と、誰かが叫ぶのが聞こえる(笑)もしかして、悪徳プロデューサーが監督の芸術性を無視して横槍をいれたのか?監督こだわりの「ディレクターズカット」があるのでは?とスタッフを見てみたら製作:監督は同じ人なのね・・・・・。なぁんだ。でも、たいへんにヒットした作品らしいので、この映画が世に出なかったとしたらシューマンの曲、特にトロイメライが今のようにポピュラーにはならなかったのだろうし。パフォーミングアートとメディアの融合って本当に難しい。
2008.02.09
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敬愛してやまないおはぎ画伯より可愛い頂き物が!おはぎ様ありがとうございました。プロフィール欄に使わせていただきました。(え?)まぁ、M氏のプロフィールということで、ご容赦を・・・・。さて、ピアノを弾くM氏といえば、思い出したことがある。もちろん、イラストのように両手でイスに座って・・・というわけではないけれど。或る晩(しかも、だいぶ夜遅く)PCに向かう私の背後で、もそもそっとピアノの音が・・・・(ぞぞぞぞぞ)♪ねこふん・・・(ミ♭ レ♭ ソ♭)・・・・・。おそるおそる振り返ると、そこには困惑してへたりこむM氏の姿が・・・。PCで楽譜検索しようと、鍵盤の蓋をせずにイスをはなれたため、蓋のしていない鍵盤の上を、通り抜けようとしてこけたらしい。音がして、相当びっくりした模様(しばし、固まるM氏 笑)ごめんよ、M氏。でも、いくら君でも神聖なる鍵盤の上を通過するのは許さないから。それと、M氏よ。どうせ「♪ねこふんじゃった」を弾くなら♪・・・・・じゃった(シ♭ ソ♭の和音 2こ)まで、続けて弾いてほしい(ムリですから)ところで通常のM氏の居場所はグランドピアノの上、譜面台の裏 譜面台に映りこんでいる晴れた大空(さん)模様(←なぜ「さん」付け?笑)はM氏ご愛用の円形ぺたんこクッションである。さわやかな大空(さん)である。このクッションは、もちろんM氏ではなく音夢鈴の趣味。大空(さん)が好きだから、M氏にも有無を言わせず使ってもらっている。M氏の金色の目が「そんなことしとらんで、もうちょっと練習せんか!」と言っている気が・・・・。
2008.02.07
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哲学猫M氏はご不満である でも、M氏のごきげんは、この際無視して本日はこれまで本日もシューマン小品。今日は昨日より詳細に取り組んでみたり。ちょっと寄り道してブラームス後期の小品このあたり、曲名はそっけないのに(幻想曲、とか、インテルメッツォ とか)横に「こういう風に弾いてね(はあと)」とばかりに当時の詩人(友人なのかも)の作による詩が付いていたりするのがおもしろい。とある曲など、楽譜を出版するにあたり、その詩を載せる、載せないともめて、編集者とシューマンとクララ(奥さん)でものすごい手紙の応酬があったりしたらしい。で、つまりご本人としては、その詩のイメージで弾いてほしいわけね・・・多分。このあたりの時代の作曲家が、もし、現在に生きていたとしたら、真っ先にPCゲームのサウンドクリエイターとか、映像の音響作家になりそうだ。などなどと、想像(え?妄想?違う・・・と・・思う)をめぐらしていたら時間切れ!今日は「出」で指導の日なのでね。↑でM氏は「バツ!」のマークを出しているみたいで、とてもご不満そうである。言い訳をしておくと、本日の出来具合が中途半端ということばかりでなく家の人間が外にでかけてしまうのは、彼にとってはいつだってご不満のタネなのである。ところでM氏よ、わかったからストッキングで爪をとぐのはやめてほしい・・・・伸び上がってニットのスカートにぶら下がるのも、どうかと思う・・・。あぁ・・・もう一度着替えが必要らしい。
2008.02.06
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今日の音出しシューマンの小品、数曲他にその周辺 ブラームス・メンデルスゾーンなど やはり小品う~むむ、ここまでなら、クラシック畑で取れた人っぽいな(苦笑)続いて、ミュー伴奏用のナンバーを(自己アレンジ加えつつ)数曲これは生徒の発表会&オーデ用に準備中とにかく彼女達の声がいちばん生きるアレンジを考えねば!で、次が現代邦人作品数曲。これは本当の音出し(試し弾き)。ん~ん、なかなか麗しい響きです。でも、麗しいだけにちょっとした和声の揺れが「お気に入り」な線を描いてくれるまでちょっとこだわってしまった。本日のメインはこれではないのに(反省)哲学猫のM氏も、お気に入りの模様(つまりぐっすり眠っている 笑)あ、↑の「邦人作品」という言い回しですが、クラシック独特の表現?なの? 「お若いヒトビト」に言わせると「邦楽」っていうのが日本人アーチスト(「アーチスト」というらしい、つまり歌手さんやらバンドさんやら)の曲ということになるらしいのだけれどねここまでくると、そうとうカオスだ・・・(苦笑)で、今は耳コピ(しかも三半規管に記憶した曲、楽譜なし)を楽譜に書き下ろし中かりかりかりかり・・・・・(さらなるカオスを製作中 笑)今の日本では舞台作品の音楽は、その舞台が終わると任務を終えてしまうことが多い。一曲一曲、思いをこめて作られた美しい歌でも、なかなか世にでてこない。DVD化、CD化される作品でも、ナンバーが広く知られることって少ない。きれいな曲、心に響く歌がとても多いのに、残念。もちろん著作権などの問題があるから、商用には使わないけど一人で弾いたり、歌ったり。時には自作のパラフレーズにしてみたり(楽しい!)また、時には子供たちといっしょに歌ったりもする。そんな風にして、歌に、もうちょっとだけ羽ばたけるように小さい翼をつけてみる。作った人歌った人の思いのかけらだけでも、残してあげたいから。って、あれれ?哲学猫M氏は、ペンの音はおきらいらしい・・・M氏よ・・・。お願いだ。ドアを開けたら閉めてほしい(ムリです)・・・ううぅ寒い!
2008.02.05
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~まったりとコーヒーを飲みつつ~♪皆様はじめまして♪図書館のごとき音楽室に棲む鍵盤屋Mでございます。若人のすなるブログなるものを始めてみようと思いついてから幾星霜(大げさな!)自慢できるほどの優柔不断さを振り切って本ブログをはじめさせていただきました(ぺこり)まずは音楽室の同居人「哲学猫M」をば、ご紹介いたします。まぁナニゴトにも動じないで爆睡できる、という特技を持ち合わせているだけなんですがね。でも、この子(あ、ちなみに男子です)ミスタッチ、音のブレには非常にキビシイです。ものすごい不機嫌になります(汗)ではでは、まったりゆっくりと鍵盤屋のつぶやきを展開していきたいと思います。
2008.02.05
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