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6月1日午後1時間ほど道に迷いつつも訪問したのは、ビオワイングート・メンハルト Bioweingut Familie Menhardこのワイナリーは、あちらこちらは知らなかったのですが、前回のワイン大使の方たちが研修旅行の際(2014年)に訪問したワイナリーのひとつで、その後都内で行われたオーストリアワイン大使主催の試飲イベントのときに、ワイン大使のブースにロゼワインが出ていたそうです。(あちらこちらも会場にいましたが、そのときは運営側のため試飲できてませんでした)今回一緒にシュタイヤーマルクを訪問するにあたって、事前にどのワイナリーに行きたいか聞いたところ、このワイナリーに行きたいとのことで訪問決定。南シュタイヤーマルク地域の中でも、比較的標高の高いエリアの中にこのワイナリーはあります。周囲は林やブドウ畑ばかりで人家は少ない場所です。屋外の木の下にある大きな石のテーブルで試飲。訪問するきっかけとなったロゼワインは、イザベラ(Isabella )という品種から造られています。イザベラはラブラスカ系とヴィニフェラ系のハイブリット交配によって創られた品種で、フロキセラへの耐性があるため、オーストリアでは少量栽培されています。日本で試飲したのは2013年で、今回試飲に出されたのロゼは2015年でした。ラブラスカ系特有の香りはありますが、あまり派手な感じではなく、自然で柔らかな果実味が広がる独特な旨み感があります。同行者が「2015年は2013年に比べて酸味が穏やかに感じる」とコメントしたところ、2013年も持ってきて試飲させてくれました。2013年は、さすがに少し熟成して果実味がおとなしくなりますが、酸味の陰影が長い余韻となるスタイルでこれまた独特の魅力があります。ところで、2015年のオーストリアは、全域で素晴らしい天候に恵まれた年でした。開花の時期の天候が良く、開花も短期間で終了し、その後も例年以上に暖かな気候が続きました(ウィーンでは40度近い高温の時期もあったようです)。収穫期も穏やかな天候のため、病害の心配もなく、ブドウを収穫するタイミングも自由に選べるという、まさに理想的な収穫となりました。その分酸味のスタイルが、例年と比べるとオーストリア・ワインとしてはやや丸い酸味のものが多い印象です。そのほか、ゲルバー・ムスカテラーから造られた微発泡&ステル、ヴェルシュリースリング、ソーヴィニョン・ブラン、モリロン(シャルドネ)、ピノ・グリ、さらにはまだ発売前のオレンジワインなども試飲。自然で柔らかくきれいに伸びる果実味が共通して感じられ、余韻まで伸びやかな味わいのワイン達でした。こちらではムスカテラー・フリッツァンテを購入。試飲後ワイナリーの横にある急斜面の畑(品種はムスカテラー)に案内してくれました。シュタイヤーマルクでは平地のブドウ畑は、おそらくあったとしても極少しです。ほとんどの畑が急斜面にあるため作業は大変そうです。なお、この地域の急斜面の畑の多くは樹の列が上下方向に伸びているのですが、この畑は水平方向になっていました。この主幹の感じから樹齢が高そうですね。霜にやられてしまった後に伸びてきた新しい枝です。長さ10センチくらい・・・。奥に見える長い枝が、この時期の通常の大きさだと思います。昔からシュタイヤーマルクのブドウ畑に設置されているクラポテツという鳥よけの装置です。風を受けて羽が回転すると音が出る仕掛けとなっています。あちらこちら一行が畑の様子を撮影していると、オーナーのトーマス氏は余分な枝を取る『仕事』(除葉)を始めてしまいました。仕事をしている顔は、お客であるあちらこちら達に見せる顔とは別物でした。
June 28, 2016
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テメントのワイナリーを出発し、南シュタイヤーマルクのワイン街道を西に向かいます。(6月1日)途中道の真ん中がスロベニアとの国境となっている場所や、すれ違いできないような細い部分を通り、両側がぶどう畑となっている尾根の上の道を縫うように走ります。いつ見てもこの景色は美しいなぁ~!個人的には、オーストリアのワイン産地の中でも一番美しいと思う。来るのは大変ですが、ここに来ないと見ることのできない光景です。次のワイナリーの訪問時間まで1時間以上あるから余裕だね~と思っていたのですが、途中でナビに住所を入れても該当する番地が見当たらないことが判明。ワイナリーの住所は、ナビで検索できないことがよくあり、いつもは近い番地を仮に入れて、近くに行ったら探してなんとかたどり着くことが多いのです。ところが今回は近い番地が表示されず、住所 Pößnitz もかなり広い範囲に及ぶことがわかりました。以前ホームページで見た記憶から、野生のカンで、たぶんこのあたり!、という細い道に入り込むも、家と家の間隔もまばらで不安となります。しばらく進んで十字路のところで見渡してもそれらしい家はなし。看板もなし。仕方なく少し引き返して民家のおばさんに聞いてみるもドイツ語しか話せないようで、それでも、そこを左に曲がって右に・・・、などと教えてくれる。その通りに進んでみるが、やはり分からず。郵便配達の車を見つけた聞いてみるも、やはりたどり着けず。いろいろと行き来して、エ~イこの道かも!と進んだ道は、なんと最初に曲がった場所近くに出てしまう・・・。そこで今度は通りがかりのワイナリーに寄って聞いてみると、親切にも地図をプリントアウトして教えてくれた。その地図を見ると、なんと最初に引き返した場所からすぐ近くのようでした。という事で、最初向かった場所まで行き、正解と思われる方に曲がって行くも、それでも分からず。もう一度郵便配達の車を見つけて聞いてみて、やっと到着することができました。到着してみれば、ほぼ約束の時間となっていたので、1時間くらい迷っていたようです。なお、ワイナリー近くの最後の曲がり角の少し先にある電柱に、30センチくらいの小さな看板がかかっていました。次回はそのワイナリーの訪問記です。
June 28, 2016
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スロベニアとの国境を出入りしたのち、近くのテメントTEMENTに行ってきました。ワインをろ過する作業をしていたみたいですね。オリの部分を小さなタンクに入れているところかな?試飲スペース横の窓からワイナリー内を見ることができます。このワイナリーもちょうど1年ほど前に訪問しました。昨年は6か所ほどワイナリーを訪問しましたが、ついにブログアップしないまま、今回のオーストリア旅行となってしまいました。ワイナリーのテラスから眺めるツィアレグ畑はいつ見ても素敵な景色です。テメントに初めて来たのは1997年でした。その時は、ライブニッツの町から自転車に乗ってやってきたのですが、まだワイン関係の仕事をする前のことですね。今回は、次のワイナリー訪問予定があるため、少しだけワインの試飲をして出発です。
June 27, 2016
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6月1日バーデンのホテルを出発し、アウトバーンを快調に走行し、12時前には南シュタイヤーマルクに到着しました。このところ毎回恒例となっている、ベルクハウゼンのスロベニアとの国境まで行ってみました。テメントのワイナリーの先のところです。そこには昨年はなかった国境の小屋があり、そしてそこに監視人がいたのにもちょっと驚きました。おそらく移民問題の影響かと思います。そこからすぐのブドウ畑のわきに車を止めてぶどうの樹をみると、新枝が異様に短いことに気づきました。また、通常6月上旬ならば、もうすぐ開花くらいの時期なので、ブドウの花穂もある程度大きくなり、つぼみもばらけてくる頃なのですが、花穂もまだ出てきたばかりくらいの小ささです。 南シュタイヤーマルク、ツィアレグ畑のブドウ 枝の長さ15センチほど見た目で1カ月くらい生育が遅れている感じです。どうしてこんなに生育が遅いのだろうといぶかしく思っていたのですが、その日の午後訪問したワイナリーでその疑問が解けました。遅霜の影響で最初に伸びていた新枝が枯れてしまい、現在は生育しているのは2番目の芽から伸びてきた枝だったのです。通常ブドウの芽は、メインの芽の両わきに小さな芽が付いていて、もしメインの芽が枯れるなどトラブルが発生すると2番目の芽が発芽するようになっているのです。オーストリア・ワインマーケティング協会の英語版に情報が載っていますが、以下に概要を転載しておきます。遅霜によりダメージを受けたブドウ畑の割合Niederösterreich (Lower Austria)Western Weinviertel: 20%Eastern Weinviertel: 40%Southern Weinviertel: 20%Wachau: 20%, of which the most severe damage was recorded in the western Wachau (90%), due to cold airflowsKamptal: 40%Kremstal, Wagram: 30%Traisental: 15%Carnuntum: 60%Thermenregion: 40%Niederösterreich overall: 30–40%BurgenlandSeewinkel: 70%Leithagebirge, Eisenstadt: 50%Mittelburgenland: 70%Eisenberg/Südburgenland: 70%Burgenland overall: approximately 70%Wien (Vienna)Because of the proximity of its vineyards to urban areas, Vienna was less severely affected: 10%そして、シュタイヤーマルクは、二晩にわたる霜に加え、季節外れの大雪が降ったことにより、すべての地域で深刻な影響を受け、現在のところ収量は90%減の予想。ほかの地域が影響を受けた畑の面積の割合を表示しているのに対し、シュタイヤーマルクの項目は収量予測をしているところに、霜外の深刻な状況がうかがえます。つまり、すべての畑で影響を受けたということなのでしょう。実際に畑を見た感じでも斜面上部まで、ほぼすべての区画で影響を受けた痕跡(2番手の芽のため生育が遅い)が見られます。通常であるば、平地や盆地状のところに冷気がたまりやすいので、斜面上部は影響を免れることが多いのですが、今回は全域でダメージを受けてしまったようです。翌日訪問したハネス・サバティ氏によると、「親の代でもこんなにひどい霜害は経験がないと言っている。少なくともこの70年で最悪の被害だ」とのこと。 この日宿泊したホテルのテラスから撮影 霜の後に新しい芽がほとんど伸びていない畑 まるで剪定後の冬のブドウ畑のようです こうなると来年以降も影響が残るでしょう訪問した数か所のワイナリーでは、霜害から約1カ月経過しているからか、意外と淡々と状況を説明してくれましたが、今年は相当な収穫減となるでしょうし、6月上旬時点で1カ月くらい生育ステージが遅れているので、その後開花がうまくいったとしても、秋までにブドウが十分に熟さない可能性もあると思います。2016年は生産者にとっては大変な年になりそうです。
June 25, 2016
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WIEDERSTEINさんのワイナリーを後にして、ウィーン国際空港に向かいました。日本から直行便できた仲間を迎えに行くためです。この日オーストリア航空でやってきたのは3人ですが、1人はそのままウィーンに向かい、残り2人はあちらこちらのレンタカーでバーデンに向かいます。ここからしばらくは3人の旅となります。空港からバーデンまで車で1時間くらい。その日の宿は、バーデンの中心部に位置するこちらのホテル。 Spa Hotel Schloss WeikersdorfシュロスSchlossとあるように古城ホテルです。さらにスパSpaとありますように温泉入浴施設も付属するホテルです。(バーデンは温泉リゾートして有名です)ルネッサンス様式の回廊とパティオがある古い建物の部分はさすがに時代を感じさせますが、宿泊する部分は新しい感じで、設備も整っています。なお、今回は温泉に入れずじまいでした(残念)スパやマッサージなどは夕方までのよう、温水プールやサウナは午後10時くらいまでみたい。部屋に「湯あみセット」(バスタオルとバスローブ)が用意してあったので、温泉好きなあちらこちらとしては心惹かれるものがあったのですが・・・。ホテルに着いてからも、この季節はまだまだ明るい。ホテルの正面にバラ園があり、そこを散策。地面の大きなカタツムリやナメクジ(?)に驚きつつ・・・。そこから街中に歩いて行ったものの、あまり食事をとれそうなところが見当たらず、結局ホテルに戻りメインダイニングで夕食です。(ホテル内に軽い食事がとれそうなケラー・レストランもありましたが、なんだか騒がしくてパスしました)メインダイニングと言いつつ、着席したのはバラ園に面したテラス席で、この時期のヨーロッパらしい遅い時間の夕暮れを堪能です。席に着く前にボトルで提供されるであろうワインもチェック。さすが、テルメンレギヨンの中心地だけあって、地元のワインばかりがスタンバイしてます。先ずはスパークリング・ワインで「ようこそオーストリアへ!」の乾杯です。 Weingut PIRIWE ロゼ・フリッツァンテサービスしてくれた方が最初持ってきたボトルは残り少なくガスが弱いので、と言って新しいボトルを開けてくれました。(こういった対応は珍しいと思います)そして、このワインが思いのほか美味しかったのです。無理をしないで作っていることが伝わる素直な味わいでした。Weingut PIRIWEはテルメンレギヨン・トライスキュルヘンのワイナリーです。料理は、日本で言うと「お通し」ですね。ハムのスモークと2種類のメロンを刻んだものを「れんげ」に乗せて「生ハムメロン」のヴァリエーションですね。そしてハーブの効いたバター(バターはパンに付けて食べるためのもの)この時期のオーストリアといったら、やはりシュパーゲル(アスパラガス)ということで、2種類の味付けで。日本人ですから、みんなで皿を回して味見します。(上は確か何かのバター味だったと思いますが、パン粉に含ませているので非常に軽やか)こちらは、あちらこちらがオーダーしたシュバインスブラーテンSchweinsbraten(豚肉のロースト)。この料理も典型的なオーストリア料理ですが、こちらはなかなか洗練された軽やかな味わい。(典型的なこの料理は、お肉がドーンといったものが多いのですが、こちらは見た目もちょっとオシャレ)ワインもグラスで数種類飲んでいますが、PIRIWEのヴェルシュリースリング以外は、生産者失念。シャルドネやロートギプフラ-,サンクト・ラウレントのだったような・・・。ホテルのレストランということで、正直あまり期待していなかったのですが、料理は最近のオーストリアらしい軽やかな味わいで、素材の持ち味が生きていました。また、4星ホテルのレストランということで、ある程度値段も覚悟していたのですが、メインはすべて10~15ユーロくらいと非常にリーズナブル。こちらはホテルのバーです。今回は翌日長距離の運転があるため自重しましたが、雰囲気の良さそうなところでした。このホテルは、ゲルストナーGerstnerの系列です。ゲルストナーは、かつてはハプスブルク王宮御用達のカフェで、現在はカフェ以外にもケータリングやホテルなども手掛けています。ウィーンのオペラ座や楽友協会のビュッフェもゲルストナーの運営です。(今回、VieVinum会場のゲスト用レストランやワインマーケティング協会主催のパーティーもゲルストナーが手掛けていました)翌朝の朝食は、もしかしたらゲルストナーのケーキが並んでいるかも、と密かに期待していたものの、残念ながらありませんでした。あちらこちらの1巡目の皿です。2巡目を食べた後、ヨーグルト&フルーツまで堪能。ハムやパン・チーズの種類も豊富で、今回の旅行中で一番豪華な朝食でした。朝食後にホテルを出発し、シュタイヤーマルクに向かいました。
June 24, 2016
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昨年訪問時の情報も含めてワイナリー情報を少し書いておきましょう。所在地はカルヌンントゥムのゲッテルスブルンGöttlesbrunn。オーナーで醸造家は、ビルギット・ヴィーダーシュタインBirgit Wiedersteinさん。母親のグレーテGrete Wiedersteinさんは蒸留酒をつくっています。 2015年訪問時の画像ブドウ畑は6ヘクタール(昨年訪問した時の話では5.5ヘクタールだった)ワインの年間生産量は約2万本。栽培しているのは、グリューナー・ヴェルトリナー、ゲルバー・ムスカテラー、ソービニョン・ブラン、リンデンブラットリーガー(ハルシュレヴェリュ)ツヴァイゲルト、メルロ、ピノ・ノワール、ブラウフレンキッシュ。自然な栽培をしているが認証は得ていない。 ローゼンベルク畑のピノ・ノワール 昨年訪問時ワインはスパークリング 2種類、白ワイン 4種類、ロゼ 1種類、赤ワイン 7種類、そしてメルロからつくるジュースが1種類あります。しなやかで無理のない自然な味わいながら、それぞれの個性もしっかりと感じさせるのがワインの特徴と言えます。そして驚くべきことに、母親のグレーテさんが造る蒸留酒も、ワインとそっくりなスタイルの味わいです。まるで、キャンバスは違えど、同じ画題で描かれた絵画を見るかのようです。ちなみに、メルロ種からつくられるジュースも同じような味わいで、こちらも美味しい。あちらこちらがこのワイナリーに出会ったのは、2012年のVieVinum会場でした。もう、本当に一目ぼれでした(ワインにです)その時の様子が、偶然にもワインマーケティング協会の画像に残されていることを、最近知り合いから教えていただきました。 2016年5月31日訪問時 右側に見える黒いものはオリジナルの「ふうせん」です大好きなビルギット・ヴィーダーシュタインさんのワインが日本に入ってくるようになったら嬉しいのですが・・・。
June 23, 2016
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カルヌンントゥム・ゲッテルスブルンのワイナリー「ヴィダーシュタイン」 今回は赤ワインの試飲レポートです。「Zirkus Zirkus Rot サーカス・サーカス 赤」同名のワインの白はソーヴィニョン・ブランでしたが、赤の方はツヴァイゲルトからつくられています。最新のワインは2014年と2015年のブレンドです。前回訪問時は2012・13・14年のブレンドでした。毎回このワインはヴィンテージまたぎのブレンドのようです。ツヴァイゲルト種のソフトでフルーティな味わいを素直に表現したかのようなワインですが、カルヌントゥム地域ならではの香りの良さときれいな抜けの良さが魅力的です。「Die Rhea ディ・レア」2015こちらもツヴァイゲルトからつくられていますが、1960年代に現オーナーであるビルギットさんの祖母が植えた畑のものです。上記のものに比べて密度の詰まり感と余韻の長さが違うように思いますが、それでもこのワイナリーならではの素直で自然な味わいは健在。ワインリストでは2013年が載っていますが、そちらは完売したようで最新の2015年を試飲させてもらいました。ところで、葡萄の木を植えたのが「祖父」ではなく「祖母」であることにも注目したいと思います。ビルギットさんの母親グレーテGreteさんは蒸留酒の生産者です。このように女系で受け継がれてきた歴史を「WINZERIN」(ワイン生産者 WINZERの女性名称)という名前で表現しているのかもしれません。「Ein Traum アイン・トラウム」2012ピノ・ノワール、ツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュのブレンド。3種類の個性が異なると思われる品種のブレンドながら、出来上がりは驚くほど自然なまとまりの良さ。このワイナリーの個性として、柔らかく自然な味わいがありますが、このワインもそれが当てはまります。ワイン名は「夢」。ボトルにプリントされたデザインは毎年細部が少し異なるそうです。「Die Venus ディ・ヴィーナス」2013ピノ・ノワールとブラウフレンキッシュのブレンドです。この品種の組み合わせはかなり珍しいと思います。ところが、こちらも驚きのまとまりの良さ。本当に自然なバランスを感じさせます。これは飲んでいただかないとなかなか分からないと思いますが、生産者のセンスの良さを感じさせる素晴らしいワインです。なお、例のワインごとに作っているカードは、ルネッサンス時代の有名な絵画であるボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」です。さらに、そのヴィーナス(裸像)に合わせてワンピースと靴、スカーフ(?)が添えてあり、ハサミで切り取って着せ替え人形のようにできる、遊び心満点。「Die Diva ディ・デイーヴァ」2011と2013を試飲ピノ・ノワール100%のワイン。しなやかで柔らかなテクスチャーとピノらしい果実味。2011年の方はやや熟成が進んだ味わいを感じさせますが、2013年の方はいまだにフレッシュな味わいが主体と、表面的には異なる個性を感じさせますが、本質は同じで、余韻まで一貫としたきれいな味わいが続きます。「Wie damals」2011ブラウフレンキッシュ100%です。カルヌントゥムきってのポテンシャルを持つとされるシュピッツァーベルクSpitzerbergのワイン。ミネラル感の長さが印象的なワインです。さすがに構成感はほかのワインと違い大きさを感じさせますが、それでも彼女のワインらしい、大仰さがなく自然な味わいであるところも高く評価したいと思います。ラベルは手作りでシリアルナンバーが入ります。ワインが生産者の個性を移す鏡だとすれば、このワイナリーのワインは、まさしくどれもがビルギット・ヴィーダーシュタインさんの感性のひらめきを感じさせるものだと思います。柔らかくしなやかで自然な味わい、そしてワインも含めてすべてのことを楽しんでいる様子がボトルの中にも反映されているように感じられるのです。次回は、WINZERIN WIEDERSTEINのまとめです。
June 22, 2016
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5月31日の午後訪問したのは、カルヌンントゥム・ゲッテルスブルンの町のワイナリー「ヴィダーシュタイン」。Winzerinとうたっているとおり、女性生産者のワイナリーです。 http://www.wiederstein.at/もともとこのワイナリーのワインに出会ったのは、ウィーンで行われていた2012年のVieVinumの会場でした。VieVinumは2年に一度ウィーンで開催されるワインイベントです。今回オーストリアに行ったのも、6月4日~6日まで開催されるこのイベントに参加するのが目的でした。その2012年VieVinumの会場で、試飲ブースに立っていたのは周囲と異彩を放つパンクファッションのビルギット・ヴィダーシュタインさんでした。しかし、見た目のド派手さとは裏腹に、ワインの味わいは極めて自然で美しいたたずまいだったのに驚かされたのを覚えています。間違いなくそのイベント最大の収穫でした。実は、ちょうど1年前にもこのワイナリーを訪問しています。前回は、ぶどう畑や醸造施設の見学もさせてもらい、すべてのアイテムを試飲させてもらいましたので、今回は「ちょっとワインを買いに(そんなにたくさんは買えないけど・・・)行ってよいですか?」と連絡したところ快諾していただき訪問です。ウィーン空港からレンタカーで向かいましたが、途中から雨も上がり晴れ間がでてきました。入口のブザーを押すと、奥からビルギットさんが現れ「サンシャインを連れて来てくれたみたい」と笑顔。「ウィーンの方向は真っ暗な雲だったけど、このあたりはそんなに雨は降らなかったので良かった」とのこと。ちなみに、「WIEDERSTEIN」を「Wie der stein」と分けて読むと「From the Stone」という意味になるそう。だから「WIEder」の後ろに石を置いているのですね。さて、試飲です。白ワインは4種類(すべて2015年)「Pr1ma Donna プリマドンナ」ゲルバー・ムスカテラーから作られる華やかな香りの軽いワインで、フレッシュな酸味ときれいに伸びる果実味が実に魅力的。「Die Flora ディ・フローラ」樹齢約45年の古木のグリューナーのワイン。柔らかく自然な果実味が広がり、味わいとしては軽やかなのに、余韻にかけてミネラル感が現れ長く続く。「Zirkus Zirkus weiß サーカス・サーカス」ソーヴィニョン・ブラン100%。この品種らしい華やか且つ爽やかな香り。こちらもきれいな果実味と酸味が自然に広がり美しい余韻。「Frau Lindenblatt フラウ・リンデンブラット」ハンガリーの品種ハルシュレヴェリュHárslevelűのワイン。この品種のドイツ語名がLindenblättrigerというらしい。実は昨年の訪問の時に畑の一角で栽培しているこの品種を説明してくれて「今年初めて収穫する」と言っていたので、その出来上がりが気になっていたワインです。本音を言えば、今回はこのワインを買うためにここに来たといっても過言ではありません。その注目の出来は、それまでの3種のワインとは明らかに異なる酸味のキャラクター。酸が太くてある種野性味を感じさせます。味わい自体も華やかさよりはダイナミックでメリハリのある、しかし彼女のワインらしい抜けの良さも兼ね備えている感じです。「晩熟の品種で酸がしっかりと残るのが特徴です。ブドウの実はこんなに大きくなるんですよ」と言って示した大きさは長さ30センチくらいか?昨年畑で聞いた話では、彼女自身が大好きなワインがハイディ・シューレックの「フルミント」で、それに触発されてハンガリー原産のハルシュレヴェリュを植えたとのこと。オーストリアではほとんど栽培されていない品種です。(過去に訪問したWeingut Umathum ウマトゥムで出会ったことがあります)白ワイン4種を書いてきて、そのワイン名の個性的なことにお気づきでしょうか?ワインの名前もそうですが、それぞれのワインの説明するカードを作っていて、その裏面はワインの印象を画像や絵で表現しています。例えば、「Zirkus Zirkus weiß」のそれはタンゴのステップの足の運び方の解説図です。そんな様子が、アートというよりは、自分自身が楽しんで作っているように感じられるのもなんだか素敵です。もしかしたらワインもそんな感覚で作っているのかもしれません。 配送用のカートンもこだわったデザインですね赤ワインの試飲レポートは次の回で・・・。
June 20, 2016
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ウィーンの西駅周辺で空港方面の怪しい黒い雲を見て不安を感じつつ、西駅発空行きのリムジンバスに乗り込みました。空港から来るときは直行だったのに、西駅発のバスは市役所などいろいろなところを回ってから空港に向かったので、思いのほか時間がかかりました。その途中、ウィーンから東側に向かう高速に入ると、案の定ものすごい雷雨に遭遇。周りの車は速度を落として走行しているのに、バスの運転手は慣れているからか、けっこう飛ばします。何故空港に来たかというと、レンタカーを借りるためです。ウィーン市内でレンタカーを借りる手もあるのですが、一方通行が多いので、不慣れな街中を走るよりも楽だし、ノイジードラーゼーやカルヌントゥム方面に向かうなら空港から出発した方が近いからです。 空港からカルヌントゥム地域まで車で20分弱 空港からノイジードラーゼーにゴルスの町まで車で40分ほどところが、この日は空港のレンタカーカウンターが込み合ってます。列に並ぶも、なかなか進みません。ようやく自分の番になって分かったのですが、この日の午後の雷雨の影響でレンタカーの配車が大混乱となってしまったようです。つまり、本来の予約が入っている車が空港のレンタカー事務所に届かず、手持ちのほかの車に振り替えしなくてはならず、通常より手続きに時間がかかっていたようです。自分の予約していた車も用意できていなくて、1台しか空きがないというオートマの車に振り替えてもらいました。(一応マニュアル車も運転できるのですが、慣れない道で右側通行等気を使うよりオートマの方が楽なのです)借りた車はフランス製の高級車だったのですが、ナビが付属しているもののドイツ語に設定されていて、ちょっと見英語に変更することができません。しかし、この後訪問するワイナリーの約束の時間が迫っているので、とりあえず住所を入力して(しかも正確な番地は入らなくて、近い住所の番地を仮入れして)出発しました。幸い、何度か行ったことがある村だったので、道に迷うこともなく、ほぼ予約の時間に到着できました。ワイナリー訪問後、そのワイナリーの方にお願いしてナビの設定をドイツ語から英語に変更していただいたのですが、これがけっこう解りづらく、車のダッシュボードから取説を引っ張り出して、悪戦苦闘しながらようやく変更ができました。というわけで、次回はそのワイナリー訪問記ですかね。
June 16, 2016
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この日は午前中に、ウィーンに着いてから3泊した西駅前のホテルを引き払い、3日後に泊まるホテルに大きな荷物を持って行き、預かってもらいました。西駅前のホテルは、バス・トイレ共同ながら一泊30ユーロちょっとと激安で、後日ワイン大使仲間のS氏もこちらのホテルを利用したようです。ちなみに、このホテルを利用するのは実に20年ぶりくらい。ネットで取ったからか、20年前よりむしろ安い価格で泊まれるなんて驚きです。(以前は朝食込でしたが、さすがに今は朝食は別料金)ここは、空港からだとリムジンバスが西駅前に着くし、地下鉄U4・U6、路面電車も複数の路線があるので交通の便が良く、すぐ近くの地下街には一年中夜遅くまで開いているスーパーもあるので、何かと便利なところにあります。ランチは、このホテルの近くで何かないかな?とネットで探していて見つけたタイ料理レストラン。 「aroi thai」 http://www.aroi-thai.at/別にお米の料理が恋しくなったわけでもないのですが、ウィーンで食べるタイ料理はどんな感じか興味があり、このお店にしてみました。なお、この界隈には小さいところも含めて食事がとれるとこがたくさんあり、インド料理、ギリシャ料理、ヴィーガン料理などもありました。(ヴィーガン料理も興味があったのですが・・・)ランチ・メニューの中で、「辛い印」がついてない料理を選びました。確か8.9ユーロ。ランチにはメイン料理のほかにトム・ヤム・クン・スープか春巻きが付くようで、あちらこちらはスープを選択。 上品な味わい。辛さはほどほど。 メインは野菜と鶏肉の炒め物でした ボリュームはかなりあります「すごく辛かったらどうしよう」と思い、辛くない料理を選択しましたが、やはりちょっとは辛くないと物足りなく、別添えの調味料一式の中から唐辛子粉末(?)やナンプラー、唐辛子のオイル(?)等を使って自分で味を調節していただきました。「もう食べられません!」というくらいお腹いっぱいになりました。しかし、夜になるとちゃんとお腹がすくのは旅行中の不思議なところです。タイ料理のレストランを出ると、何やら雲行きが怪しい。特に東側の空に真っ黒な雲が立ち込めています。そのウィーン市内から見て東側の方にあるウィーン国際空港に、これから行かなくてはならないのですが・・・。ということで、次回は空港でのお話しかな?
June 15, 2016
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この日は、ウィーン在住の方とランチでした。その方とは1年ぶりの再会です。昨年はウィーンのホイリゲやヴァッハウに一緒に行きました。先ずは市立公園のヨハン・シュトラウス像の前で待ち合わせ。レストランはそこから歩いてすぐのところ(シューベルトリンク6番地)にあります。 公園の一角で見つけたブドウの開花 「Liebsteinsky」 http://www.liebsteinsky.at/リンク通りに面した明るい店内は、最近のウィーンのレストランらしい軽やかな内装です。この日は雨が降りそうな雲行きのため店内で食事しましたが、リンク通りに面した屋外の席もあり、天気の良い日だと気持ちよさそうです。食事は、ビジネス・ランチ(Business menu)というコースの中から、サイブリングという魚の前菜とシュパーゲル(ホワイトアスパラ)を選択。ちなみにランチの内容は週代わりらしです。 前菜:サイブリングのソテー、サラダ仕立てオーストリアの魚の焼き加減は、残念ながら日本人にとっては不満が残ることが多々あるのですが、こちらのお店の前菜は焼き加減も味付けも素晴らしく、美味しくいただくことが出来ました。サラダのオレンジの風味が爽やか。 メイン:シュパーゲル&バインシンケンメインのシュパーゲルも軽めの味付けでペロリといけます。素材の持ち味をシンプルに生かした一皿で、アスパラの食感が良かったです。ワインは料理に合わせておすすめのワインをバイ・ザ・グラスでいただきました。1年ぶりということでゆっくりとおしゃべりをしていたので、ほとんどお客がはけた状態の店内です。この日は小雨模様でしたが、晴れた日のお昼は、もっと店内が明るくて気持ちが良いはずです。サービスも変な気取りがなく、フレンドリーな感じで好感度高し。過剰を排してさりげなく本質を突くところが、ウィーンに最近新しくできたお店らしいと思います。ワインはボトルで飲んでも手ごろな価格から飲めるらしく、すごく種類が多くあるわけでないけど、ツボを押さえたセレクションで、ワインに詳しい人にとっても楽しめるところのようです。食事の後は、ワインショップ視察にと、マリアヒルファー通りのWEIN&COに連れていってもらいました。WEIN&COはオーストリア各地に支店を持つワインショップでワインバーを併設しているところも多いので、買い物にも飲みに行くにも便利なところ。ウィーンにも複数の店舗があります。ワインバーは、グラスで空いているワインの種類も多いし、ショップにある数多くのワインの中からボトルを選んでバーで飲むこともできます。(ショップでのワイン代金+持ち込み料金が必要ですが、ミネラルウォーターが1本付きます)実は、この日の夜は遅い時間になってしまったので、WEIN&COのワインバーで軽い夕食&グラスでワイン2杯でした。そういえば、マリアヒルファー通りを歩くのも久しぶりでした。たぶん10年ぶりくらいかな?次回は、ウィーンで食べたタイ料理のお話など。、
June 15, 2016
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炎天下の中ヌスベルクを歩いて降りてきたので喉が渇いた!ということで、ヌスベルク麓のホイリゲを探していると、「マイヤー・アム・プファールプラッツ」 のホイリゲを発見。そのまま吸い寄せられて入店です^^さっき「マイヤー・アム・ヌスベルク」から出てきたばっかりですが・・・、まあ、よしとしましょう。ここでは中庭に空席を見つけて座りましたが、さすが人気のホイリゲだけあってかなり込み合っていました。こちらではワインなど飲み物は店員さんにお願いし、軽い食事はビュッフェに行って好きなものを選び皿に盛り付けてもらう伝統的なホイリゲのスタイルです。オーダーしてからつくる食事(シュニッツェルなど)は店員さんにお願いして持ってきてもらいます。ワインはグラスで「ソーヴィニョン・ブラン 2015 マイヤー・アム・プファールプラッツ」「フリューリンク・ボウレ」を同時にオーダー。何しろ喉乾いてましたので・・・。ちなみにグラスワインの価格は「マイヤー・アム・ヌスベルク」より1ユーロ強高めだったと思います。(グラスワインの量は1/8リットル=125CCです)これは、セルフとテーブルまでもってきてくれるかの差なのでしょうが、まあ納得できる金額差と思います。「フリューリンク・ボウレ」は「春のプンシュ」的な飲み物で、この日は桃のような果物とそのジュースをマイヤーのセクト(スパークリングワイン)で割ったものでした。セクトの酸味がフルーツの甘味と相まってなかなか美味しかったです。「ソーヴィニョン・ブラン」は、この品種ならではの爽やかな香りではありますが、穏やかで温かった2015年のキャラクターなのか、柔らかな果実味があり酸味はやや弱めに感じ、余韻にかけてはもう少し繊細さがある方が好みではあります。料理は、ホイリゲの定番ともいえる「キュンメルブラーテン」。キュンメルはキャラウェイのことで、キャラウェイシードの風味が爽やかな豚肉のローストで、塊から切り分けてくれます。付け合せは、ホワイトアスパラのサラダにしました。 喉が渇いていたのでボウレの減りが早いビュッフェのおばさんは、「キュンメルブラーテン何枚?、えっ1枚でいいの?」的に驚かれてしまいましたが、基本日本人そんなに量食べられません。(さっき上の店で食べてきたしね・・・)まさかの「マイヤー」2店のハシゴとなってしまいましたが、飲み物・食べ物の種類、そして雰囲気も違うので、どちらも楽しめました。ウィーン二日目(昨夜着いたので、実質初日)ですが、ぶどう畑散策&ホイリゲ訪問と楽しみました。次は、翌日リンク通り沿いのレストランでランチの話かな?(食べることばかりですみません)
June 14, 2016
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ウィーン郊外のブドウ畑「ヌスベルク」にはいくつかホイリゲがあります。 それらのホイリゲには、カーレンベルクから畑の中を散策しながら立ち寄る人が多いのではないかと思いますが、車で来る人もいるかもしれません。 今回は、その中の1軒「マイヤー・アム・ヌスベルク」に入りました。こちらは日本にも輸入されているワイナリー「マイヤー・アム・プファールプラッツ」が経営するお店です。「マイヤー・アム・プファールプラッツ」は、ヌスベルクの麓のハイリゲンシュタットにもホイリゲを持っていて、そちらはベートーヴェンが「第九」を作曲した時に住んでいたことでも有名です。 営業は金・土曜14時から 日・祝日12時からこちらのお店は、食べ物・飲み物とも完全セルフサービスで、カウンターに出向いて自分で運んできます。ワインはボトル・グラスで選べますが、グラスは1脚1ユーロのデポジットが必要(もちろん返却すれば返金してくれます)朝食が軽めだったので、思い切ってこちらのプレートを頼みました^^ このボリューム(現地の感覚からすると2人分?)で 11ユーロ弱だったと思いますワインは1人なのでグラスで、「ゲミシュター・サッツ 2015 ローテス・ハウス」「リースリング・アルセッグAlsegg 2015 マイヤー・アム・プファールプラッツ」ともに3・5ユーロでした。「ローテス・ハウス」はマイヤーの所有するもう一つのブランドです。こちらの方が料理の大きさが分かるかもしれません。ナイフ・フォークは木製の使い捨てでした。ウィーンに来てからまともな食事は初めてだったせいか、パンの美味しさやチーズの風味にいちいち感動。もちろんハムやサラミの旨さにもですが。ワインは、スッと広がる透明感に満ちた果実味が素敵でした。日本で飲む同じようなワインと比べて、クリアーに感じるのは、ウィーンの気候や屋外であること、そして特に「ゲミシュター」の方はそのワインの生まれた畑に近いということも関係しているかもしれません。これは、帰り道で撮影したものですが、ローテス・ハウスの名前の由来となった建物が上の方に見えます。次回は「ヌスベルク」の畑を降りたところにあるホイリゲに入った話でも・・・
June 13, 2016
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滞在二日目(5月29日)はウィーン北西部に位置するヌスベルクの葡萄畑に行ってきました。ヌスベルクは、ウィーンの中でも屈指のワインを生み出す畑です。(ヌスベルクはかなり広い畑で、その中に「プロイセン」「ウルム」「ローゼンガルトル」などの小区画がたくさんあります)ウィーンの町並みを見下ろすヌスベルクは、主に南東向きの斜面となっていて、土壌は貝殻石灰。後にVieVinumで合流した知人は、ここに徒歩で登ってきたことがあると言っていましたが、けっこう距離もあるうえ行きはかなりきつい登り坂なので歩いて登るのは大変です。楽なのは、地下鉄U4の終点から38Aのバスに乗り換え、終点カーレンベルクで降りて歩いて下る方法。バスの接続が良ければ、オペラ座近くのカールスプラッツ駅からでも30分強で行くことができます。この方法だと上り坂はほとんどないのですが、麓までの距離は5~6キロくらいありそうで、時間はけっこうかかります。 カーレンベルク山頂方面この日は(というかその後もほとんど)大気の状態が不安定だったらしく、午後から雷雨の予報でした。一応雨具も持って行きましたが、実際はすごく良い天気で、気持ちよく葡萄畑を散策。 これはかなり下ったところ途中ホイリゲなどもあり、土日だと昼から開いているところもあるので、そこに寄ってくるのも楽しいと思います。次回はヌスベルクにあるホイリゲ(ブッシェンシャンク?)「マイヤー・アム・ヌスベルク」に立ち寄ったことなど。
June 13, 2016
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約1年ぶりの訪問です。 5/28日フランクフルト経由だったのですが、この日はドイツ全土で天候が不安定らしく、ウィーン行きの飛行機は、搭乗時間になっても乗るべき飛行機がまだ空港に到着していない状況。こんなときは焦っても仕方がありません。搭乗口近くのカフェで生ビールをゆるりと味わう。結局ウィーン到着は1時間以上遅れてしまい、ホテル到着は夜8時過ぎ。その日の予定していたホイリゲ訪問は断念しました。そんなわけで、今回の旅が始まりました。
June 12, 2016
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