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2016年6月2日 午前中
前夜泊まったシュタイヤーマルク・ワイン街道のホテルから出発し、一度ガムリッツの町まで降りて左折。
おぉ、この道は2005年にも通ったところだ!
むむ、2010年にも途中まで来たことがある。右側の製材所のところでユーターンしたんだっけ・・・。
と記憶がよみがえってきました。
大体このあたり、と目星をつけて曲がったところは、2005年に来たときに引き返すためユーターンした小道のところでした。(その当時は、その先に何があるかわからず引き返したのでした)
ハネス・サバティのワイナリー(ホイリゲもやってます)は、そこからかなり山の上のほうまで入り込んだところにありました。
ホイリゲのテラスからの眺めです
ワイナリーの横の畑を案内していただきました。
右手奥の方に黒いネットで覆われた葡萄の樹が見えますでしょうか?
これは雹対策でかけているもので、こちらではまだテスト中とのこと。
『全部やるとコストがかかるし、ネットの中は『微気候』になっちゃうしね』とサバティ氏。
ちなみに、このあたりの畑も霜で大きな被害が出たそうです。
『親の代でも今回のようなひどい被害はなかったそうなので、少なくともこの70年間で最悪の被害だと思う』
その後ワインの試飲です。
ところで、右側扉にかけられた大きな地質図(南シュタイヤーマルク・ガムリッツ近郊のもの)に、同行者は大興奮!
どこかで入手できないかと聞いたところ、サバティ氏はどこかに電話して聞いてくれたようですが、ちょっとどこで入手できるかわからないようでした。
この地質図によると、この地域は大きく分けて4種類の土壌があるとのこと。
・石灰岩(ライタ地区と同じ時期に生成されたもの)
・砂利や砂
・オポック
・もうひとつはブドウを植えているところはあまりないという硬い土壌
このワイナリーでは、砂利や砂の畑の地区に多くの畑があり、一部石灰質の畑も持っているようです。
ところで、試飲の後に何かワインを買って帰ろうかと思ってワインリストを見ると、かぼちゃの種のオイルも販売していることがわかり、たずねてみると、
『君たちはラッキーだね!ちょうど昨日搾ったばかりのがあるよ』と言って味見をさせてくれた。これが今まで経験ないほど美味しいオイルだったので、皆ワインもそっちのけでかぼちゃの種オイルを購入!
すると、サバティ氏はタンクから直接ビン詰めしてくれてラベルを貼って、さらに持ち運びの際に割れないようにと、梱包用のビニール(ワインのダンボール箱を重ねたパレットをぐるぐる巻きにするやつです)で、ひとつずつ丁寧に巻いてくれました。
絶品のパンプキンシードオイル!!
なお、サバティ氏によると、街中のスーパーで売っているカボチャの種のオイルは、他のオイルと混ぜられているものが多く、純粋なものは少ないので注意が必要とのこと。
また、このオイルは加熱すると苦味がでるので料理に使う場合は最後にかけると良い。
服などつくとなかなか落ちにくいので大変だが、直射日光に十分にさらしておくと落とすことができる、など教えてくれたました。
彼のワインにも、その素敵な人柄が反映されているかのような、自然体の味わいがあるように思います。
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