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藤波吟子

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2011年09月04日
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アテネ五輪で長嶋監督の頭を悩ました在日問題

日本プロ球界最大のタブーは、「在日」選手である。運動能力が高く、優秀な在日選手なしでは、どのチームもチームづくりがなりたたないが、これまでそれを公表する選手はごくわずかだった。五輪野球・長嶋監督は「日本のトップ選手を集める」と言うが、そうなると、在日問題は避けて通れない。


10月からはじまる、アテネ五輪・野球競技アジア地区予選(札幌)の、メンバー選びが目前に迫っている。
 日本代表・長嶋茂雄監督は、今年2月、
「6月には、みなさんにメンバーをお話しできると思います。ドリームチームをつくりたいですね」
 と明言した。開幕したプロ野球のペナントレースを見て各選手の状態をチェックし、可能ならばメジャーで活躍する選手も入れて、ホンモノの「オール・ジャパン」をつくりたいのが長嶋監督の意向だ。
「今回の予選は実質的に、中国、韓国、台湾、日本の4ヵ国の争いになると見られている。リーグ戦を行い、2位以内にならないと五輪出場権が得られない。中国は少し力が落ちるが、韓国、台湾と日本はほとんど同レベル。ヘタすると2位以内に入れず、長嶋監督が赤っ恥をかくことになってしまう。だから、長嶋監督は少しでもいい選手を集めようと必死ですよ」(日本野球連盟関係者)
 巨人軍・渡辺恒雄オーナーが「宗旨替え」したことで、プロ野球側も五輪野球に協力する態勢を整えている。オーナー会議で、各チーム二人まで主力選手を出すことが合意された。長嶋監督はそれに飽きたらず、メジャーで活躍する松井秀喜、イチロー、石井一久らまで呼びたい考えだという。ヤクルトの古田敦也も、「コーチ兼任で出場したい」と話している。
 長嶋構想通りのメンバーなら、凄いチームになることは間違いない。

2番 ショート 松井稼頭央
3番 レフト  鈴木尚典
4番 センター 松井秀喜
5番 サード  中村紀洋
6番 ファースト 小笠原道大
7番 セカンド 今岡誠
8番 キャッチャー 古田敦也
9番 ピッチャー 松坂大輔
 古田、松坂の故障など気になる要素はあるが、10月にはじゅうぶん間に合う。長嶋監督ならずとも人選が楽しくて仕方がないだろう。
 ところが、その長嶋監督が最近、周辺に苦渋を漏らしているというのである。長嶋監督に近い、ある関係者がこう話す。
「ミスターが、困ったなあと言うんですよ。選びたくても、選べない選手がいる。本来なら、実力だけを選考基準にホンモノのドリームチームをつくりたいんだけど、そうもいかない問題があるんです」







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最終更新日  2011年09月04日 11時22分50秒


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