おいしい　千葉　～ponの食べある記～

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食べ歩きの参考に、手打ち系を思いつくままにあげてみる。

潤井戸「まつや」（メニュー多し。天重は大海老２尾。ごまそば。おやき有）
犬成「きたこま」（天ぷらうまい）
八幡「田舎そば田」（ほとんど十割近い高質な田舎そば。昼のみ営業）
白金「囲炉裏」（目立たない名店。大盛り３２０円増し）
白金「又十」（おしゃれな店内。３色盛り有。デザート有）
勝間「宇左ェ門」（２色盛り３色盛りあり。平日は昼のみ。土日祝は夕方まで）
山倉「みのしま」（知名度有。価格設定が少し高め）
佐是「楽」（リーズナブルなセット有）
高滝「一久美」（湖畔。土間）
高坂「かとう」（庶民的な価格。天ぷらの盛りがよい。うどんもうまい。通し営業）
五井「大名庵」（元割烹「福千」天ざるには温つゆと冷つゆが来る。メニュー豊富）
岩崎「伊兵衛」（新店。幌加内そば）
姉崎「伝兵衛」（庶民価格）
西広「文一」（新店。本わさび。抹茶塩）

各店なりの雰囲気・特色があるので、そのときの事情によって使い分けることができる。他のカテゴリーは分からないが、こと蕎麦に関して市原は恵まれた地域だろう。

そういう中、市役所通りの「なかにし」に入った。この店を前掲にならって書くと、
五井「なかにし」（昼セット有。夜は居酒屋メニュー豊富）というようになるか。

開店当初から入っていて、何かにつけて立ち寄っている。きょうは、天丼とせいろの大盛りを注文した。

先にせいろがやって来る。中細打ちくらいの太さか。とっくり無しの椀に盛られたつゆは、若干辛めの中濃加減。２：８と思えないくらい硬質で骨太な印象のしっかりした蕎麦である。ああ、この味だったと思いだす。仕事にムラがない。すっかり安定した境地に入っていて、安心して食べることができる。

天丼はふた付きで現れた。ふたを除けると、天ぷらがものすごい。海老２尾、かぼちゃ、春菊、舞茸、ふきのとう、ぜんまいと盛りだくさん。かきわけないとご飯が見えてこない。そばつゆと共用なのだろうが、それをより一層マイルドにしたすっきり系のたれで全体をまとめてある。浅草の「大黒屋」とは対極にあるような天丼だ。

なかにし　天丼

黒板に本日のつまみ物が列記してある。お酒をやる人には天国のような店である。実際カウンターで、そうやっている人がいた。私はあまり飲まない口だが、飲めたら絶対この店にボトルを置くだろう。つまみちょぼちょぼ、ロックでグイ。粋で活きのいいほろ酔いに収まってから、おもむろにキリッとしたせいろで締める。ク～。さぞやうまいだろう。

「手打そば　なかにし」
住　　所：市原市五井５７９５－１　

電話番号：０４３６－２１－９６７５
営業時間：１１：００－１４：００/１７：００－２２：００
定　　休：水曜日
客　　席：カウンター７/テーブル１卓/座敷６卓/
利用種別：個人向き/少人数向き/家族向き/一杯向き/宴会可能/
メニュー：（冷）
　　　　　　せいろそば５２５/ざるせいろ５７８/天せいろ１２６０/鴨せいろ１２６０/
　　　　　　冷したぬき７８７/なめこおろしそば７８７/つけとろろそば８９３/
　　　　　（温）
　　　　　　かけそば５２５/たぬき６３０/天ぷらそば１２６０/鴨南そば１２６０/
　　　　　　月見６８３/玉子とじそば６８３/かしわ南蛮８９３/なめこおろし７９７/
　　　　　　とろろそば８９３/カレー南蛮８９３/わかめそば６３０/大盛２１０円増し
　　　　　（ご飯もの）
　　　　　　玉子丼７８７/親子丼８９３/かつ丼９９８/天丼１２６０/
　　　　　（一品/黒板書き/注：日によって変動）
　　　　　　刺身盛１３５０/まぐろ刺身８５０/タコ刺身７００/くじら刺身９５０/
　　　　　　めじ鮪カマ焼１１５０/しまあじカマ焼９５０/あゆ一夜干し７００/
　　　　　　いしもち一夜干し５５０/するめいか丸煮４００/とこぶし磯煮８５０/
　　　　　　豚天ぷら７５０/天ぷら盛り合わせ１３００/出汁玉子焼６００/
　　　　　　冷やしトマト５００/きゅうりぬか漬け４００/揚げ天豆７５０/
　　　　　　枝豆塩ゆで４５０/
　　　　　（昼のセット/各コーヒー付）
　　　　　　Ａセット（せいろ+ミニ親子丼orミニたぬきそば+ミニ親子丼）８９３
　　　　　　Ｂセット（せいろ+ミニかつ丼orミニたぬきそば+ミニかつ丼）９９８
　　　　　　Ｃセット（せいろ+ミニ天丼orミニたぬきそば+ミニ天丼）１１５５
評　　価：☆☆☆☆

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