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本日は、決して忘れてはならない日です。亡くなられて方々の、ご冥福を衷心からお祈りします。また、一日も早い被災地の復興を願います。 * * *(ブログの進捗状況からも明白なように)あの日から自分も、時計が止まったままで今日まで来てしまいました。
2017.03.11
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きょうは、忘れてはいけない日です。あの日から5年経ちました。 * * *亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
2016.03.11
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あの日から4年経ちました。言いたいことは山ほどありますが。きょうは、心静かに過ごしましょう。 * * *亡くなられた方のご冥福を、切にお祈りします。
2015.03.11
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本日は3月11日。お亡くなりになった方のご冥福を、心よりお祈りします。
2014.03.11
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このたびの東北地方太平洋沖震災におきまして、被災された方および関係者の皆さまには、謹んでお見舞いを申しあげます。一日も早い復興と皆様の健康を心の底から祈念いたします。
2011.03.14
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ダイニングバー「杏美」が、いつの間にか昼をやるようになっていた。かなり変則的で、月、水、木、土というみごとなまでの飛び石営業。出すものもラーメンのみという(お客に媚びない)徹底した姿勢でのぞんでいる。この手の店なので、入るのにすこし勇気がいるのはご愛嬌としておこう。小ざっぱりとしたミニ割烹的スタンドバーで、明るい陽の下にさらされるのは、どうころんでも苦手だ。ラーメンのバリエーションは極めてすくなく、味も醤油一本のみ。ラーメン、チャーシューメン、メンマラーメン、チャーシューメンマラーメンしか揃えてない。基本のラーメンをたのんだ。それほど期待せずに食したのだが、これが大まちがい。本当にすばらしい逸品だった。やや大きめの丼に盛られたそれは、スープがたっぷり注がれた余裕ある堂々とした面構え。貧相・チープの対極に位置する「どっしりした感じ」が何とも食欲をそそる。濃い目の醤油スープに、みじん切りの玉ねぎが漂泊しているのだから「竹岡系」の一種といっていいだろう。あとの具は、海苔、チャーシュー、メンマと基本の基本どころが居ならぶ。間に合わせで出している感覚がどこにもない。ていねいの限りを尽くしている。食べているあいだじゅうずっと「洗練」という言葉が思い浮かぶ。スープは「竹岡系」の一派なのだから、推して知るべし。しかし普通それでイメージする、派手で猛烈な「しょっぱさ」は影も形もなくなっている。最後の一滴まで、まろやかで、程よい醤油感に満ちている。これは、現在考えうる限り、もっとも洗練された竹岡系であると断言することできる。ていねい煮込まれたチャーシューは、いくつかの小片の仕様ながら、このラーメンの最重要パーツとしてスマートに君臨していた。噛むと素直に噛み切れて、まろやかスープの醤油感を濃縮・凝縮した、得も言われぬ味わいが広がる。ラーメンに配された焼豚というものがどれだけ美味しいものか誇示する味わいが、口の中いっぱいに広がっていく。噛めば噛むほど美しい。メンマは極細に調製され、よく知らずに食べた最初はえのき茸の片割かと思ったくらい。慣れるとこれも、このラーメンを形づくるすばらしき要素だと思い至る。「間に合わせ」「片手間」という雰囲気がどこにもない。この店のプライドを賭けた、どこまでも「本気」の一品が、安価にいただける。こうしてみると、飛び石でしか出さない理由がおのずと理解できるだろう。この逸品が「竹岡系」の新たなる潮流、新たなる可能性として、もっと幅広く認知されることを私は1ファンとして希うばかりである。ダイニングバー「杏美」(あずみ)住 所: 市原市姉崎704アクセス:潮見通り ホテルタカザワ入口 P(有り)電話番号:0436-41-4469営業時間:11:00-14:00/17:00-LAST/定 休:ランチの定休日は火、金、日/客 席:カウンター9席/テーブル2卓/利用種別:個人向き/少人数向き/仲間向き/メニュー:【昼】 ラーメン550/メンマラーメン600/チャーシュー麺700/ メンマチャーシュー麺750/大盛りはプラス100/ チャーシューとメンマ盛700/メンマ盛300/ 【サラダ】 トマトとオニオン500/ベーコンサラダ680/ オニオンスライス450/焼豚と水菜650/ 【単品】 ピザ700/モッツアレラとトマトの生ハム包み800/ ラザニア800/ポテトのチーズ焼700/チーズ唐揚650/ 【飲物】 ビール600/梅割400/生ジュース600/ジュース200/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量3.5/サービス4/雰囲気4.5/CP4/駐車場3)
2011.01.13
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今年の10月、国分寺にオープンした新店に立ち寄らせてもらう。ここは、十数年前には蕎麦の「まつや」が入っており、そのあとは居酒屋「おばこ」に変わった場所…。看板に≪和食二十四節季≫というサブタイトルがついているのだが、これだけでは何のお店か、さっぱり見当がつかない。ドアを開けると、以前ここに陣取っていたお店とは明らかに異なる空気が漂っていた。靴を脱ぎ、下駄箱にしまってから、上にあがる。(プライス的にも味覚的にも)カジュアルなお店でないことだけは、一瞬のうちに感得できる。間接光やシーリングスポットライトを駆使し、暖色系で統一感のあるインテリアを凝らし、なかなか高級ぽい装いでまとまっている。前のお店の雰囲気を(よく)知る身としてはその激変ぶりに、ただ驚くばかりである。お茶が、そろりそろりと運ばれてくる。卓上にセットされた半月の小盆の片隅にゆるりと置く。手前には、透明な箸と魚の形をした箸置。昼のメニューは4種類。(ただし予約を入れておけば、それ以外も可)その中から「かに御膳」を注文した。まずは、小鍋がやってくる。つづいて、前菜替りのアボガドサラダ、かにの茶碗蒸し、かにの巻寿司とセットされる。醤油をはじめとする調味料類は、テーブルには用意されてない。それが必要な料理とともに、小皿によって供される。爪楊枝が入用な場合は、係の女性に告げて持ってきてもらう。そういうお店だ。締めは、ラズベリーのシャーベット。メニューの構成、味わいや供しかたなど、数年前の「蟹工船」を連想させる。あせってない。心なしか、時間の流れがゆるかやに感じられる。あらゆる意味で趣味が良いし、上品この上ない。財布にじゃっかんの余裕があるときの午餐としては、かなり有用な働きをしてくれそうに思う。店を出てあらためて先ほどの看板を注視してみると、隅に小さく「ふぐ」と「蟹」のイラストが描いてあった。食事処 和食二十四節季「なつ味」 (2010年10月OPEN)住 所:市原市国分寺台中央2-15-9アクセス:国分寺通り 横山医院入口 P(4台)電話番号:0436-63-5112営業時間:11:00-14:00/17:00-21:00/定 休:木曜日客 席:テーブル5卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/小グループ向き/メニュー:【昼】 節季1890/たらば御膳2600/ずわい御膳2100/ かに御膳1260/ 【コース・セット】 かに・ふぐコース3980/かにセット3980/ふぐセット3980/ 寒椿4300/ 【単品】 てっさ1200/ふぐ唐揚1200/かにてっちり3200/ かにグラタンかに焼売420/かに茶碗蒸420/かにサラダ1000/ 焼鶏800/鶏唐揚800/蒸し鶏800/ 【ご飯もの】 タラバ押し寿司1200/かに太巻1000/タラバ握り1200/ ずわい握り1000/かに雑炊800/ 【飲物】 エビス生550/エビス550/ハイボール450/ アサヒスーパークリア380/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量3/サービス4/雰囲気4.5/駐車場3)
2010.12.02
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山倉坂下の寿司「平居」が閉店していたので、残念に思っていたところ、白金に引っ越したという情報を得た。これはやはり行ってみなければならないだろう。行く前に素朴な疑問がわいた。なぜ(知名度のある)前の店の名を継承せず、新たな店の名で進出したのか。それは訊いてみるまでもなく、中に一歩足を踏みいれたとたんに分かった。少なくとも、寿司屋のイメージはどこにも感じられない。今回の引っ越しにテーマがあるとすれば「徹底的に合理的」ということだろうか。内装と雰囲気は、以前ここに入っていた居酒屋とほとんど変わらない。もっとも大きく変わったのは、入ってすぐの左手に、寿司用のカウンターを作ったところ。右手にもカウンターが設置してあるのだが、それは元々ある、背の高い厨房と客席を山のように仕切る(居酒屋仕様)のカウンターだった。たしかにこれを、ガラスケースのある寿司屋仕様にするのは、けっこうなお金がかかる。夜専の居酒屋だったためか、採光面はまったく考慮されてない。寿司屋にしては、いやに薄暗い店内だとは思うが。それを逆手に取って「長所」とするために、もっとも重要なアイデンティティである店名を、そちらに合わせるようにした(のではないか)。今回は海鮮丼をいただく。ねたは、キュウリ、カンパチ、鮪、ウニ、イクラ、海老、サーモン、いか、玉子など。鮮度は悪くない。値段相応で、特に不満はない。「平居」とはまったく別の店になってしまって、少し寂しい気もしないではないが。リニューアルではなく、「NEW OPEN」だと思えば、それもまた良いことなのかもしれない。「寿司Dining 隠れ家」(2010年9月開店)住 所: 市原市白金町3-60-20アクセス:稲荷台通り かつ波奈むかい P(約2台)電話番号:0436-22-1179営業時間:11:00-14:00/17:00―23:00/定 休:客 席:カウンター5席/小上がり2卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/仲間向き/メニュー:江戸前寿司2000/海鮮丼1000/まぐろ丼700/ 穴子天丼1000/まぐろソースかつ丼680/ 刺身盛り1500/天ぷら盛り1500/ コース3000/5000/ 【飲物】 ビール(中)400/ソフトドリンク200/
2010.10.25
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ヒルトンの「テラス」で、期間限定のケーキバイキングを実施するという。通常のバイキングにおいても、スイーツのコーナーは別格だっただけに、そのクオリティは容易に想像できた。現場は、思ったより空いていた。飲み物は、温製のコーヒーと紅茶がついてくる。冷たいソフトドリンクはオプションとなっていた。ラインナップは次のとおり。・マンゴープリン・カスタードプリン・オレンジゼリー・グレープフルーツゼリー・チーズケーキ・すいか柄ケーキ・べイクドオレンジケーキ・ミニシュークリーム・洋なしのタルト・チョコケーキ・ロールケーキ・モンブラン・ロールケーキ・チョコレート・ロールケーキ・和三盆・オレンジココナツケーキ・メープルジンジャーケーキ・クレープ3種(実演)・パフェバーコーナー・コーンスープ・キムチと豚の和え物・ライス・カレー・サラダバー実食してみても、想像上のクオリティーが裏切られることはない。しごくまともで、あっさり系のスイーツが存分に楽しめる。パフェバーコーナーはトッピングを30種もそろえ、それなりに楽しい趣向のはずなのだが。何か私の思っているもの、理想とするものとは異なっていた。容器が平板仕様のカクテルグラスのようで、容量がごく少ない。これは、アイスクリーム2種盛りor3種盛をつくるときにはベストサイズだろうが。ことこれにスイーツ界の曼荼羅宇宙、クリーム界のピカ1テーマパークである「パフェ」を盛り込むとなると、いささか荷が重い。役不足を如実に露呈してしまっていた。パフェの美は、その横から見たフォルム、背が高い厚ぼったいガラスの側面からみる、多種多様のアイテムたちの重なり具合、それにともなって発生する得もいわれぬ豪奢なるマーブル模様にこそあるのであって、平板的で薄いガラスごしに存在する、何事もない、芸も魅惑もない、単なるアイスのシンプルな横腹を現実視するだけでは、その幽玄さは半減してしまうのである。パフェほど、その着飾るための衣装・衣裳・意匠が大事なものは、地球上に存在しない。またアイスのよそい方にも問題があった。「ソフトクリーム」をベンダーから流しこむタイプのものではなく、普通のアイスをバルクからディッシャーで取る方式なので、どうしても(パフェを作る)意識がうすくなってしまう。これだと。ドーム型にアイスをすくい取って、それに少々デコレートしようというだけの、単なる(少し豪華なトッピングアイスを盛ろう)という感覚に落ちてしまうではないか。プロが作るなら、パフェにも堅いアイスは許されるだろう。しかしド素人が自分の楽しみで作るこういう「公共の場」のパフェバーには、その場ですぐにマーブルの絵柄に協力的な態勢を取ってくれる「ソフトクリーム」こそがかかせない重大アイテムであると、私は思う。レギュラーのバイキングの際も、同じ仕様のパフェバーはやっているのだが。せめて、甘味フリークがやってくるだろう、このSP的催しの際は、それらの面に特別な趣向を凝らしてもらいたかったというのが本音である。何はともあれ。甘いもの好きが存分に頼めるイベントであることは疑いようがない。いつか定例化することを希うばかりである。「カフェレストラン テラス」住 所:成田市小菅456アクセス:ヒルトン成田内 P(多数) 電話番号:0476-33-1121営業時間:モーニングブッフェ 6:30~10:00 (土・日・祝)6:30~11:00) ランチブッフェ(土・日・祝を除く毎日)11:30~14:00 ディナーブッフェ(土・日・祝)17:30~21:30 ヒルトンブランチ(土・日・祝)11:30~14:30 ケーキバイキング(9月10月、火、水曜日)15:00-17:00定 休:無休客 席:テーブル40卓以上(可変)利用種別:個人向き/少人数向き/ファミリー向き/女性向き/グループ向き/メニュー:ランチブッフェ(大人)2700/(シルバー)2420/(小)1370/ ディナーブッフェ(大人)4400/(シルバー)3950/(小)2190/ ホリデーブランチ(大人)3500/(シルバー)3000/(小)1540/ ケーキバイキング2300/(小)1150/ その他単品多数あり/
2010.09.08
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回転寿司の「スシロー」が、やっと市原に舞い降りてきてくれた。この地の人たちのニーズをがっちりつかみ、駐車場は余裕を持ってとられている。オーダーするのに、タッチ式の大型ディスプレイを使うというのが、かなり好感度が高い。この店独自の「きわものネタ」は、しっかりといまだに健在。天ぷらメニューがあるというのが、何気にうれしい。だれも感心したり、褒めたりしないが。ここは最新・最新鋭の「スシロー」旗艦店である。その他のファミレスとおなじように、普通に通しで営業してくれている。各人が各人なりのアプローチで、楽に、自由気ままに利用できるというのが、この種の店のいちばん良い所なのだろう。(海老天ぷら盛)(焼豚ねぎまみれ)大阪回転寿司「スシロー」市原店 (2010年9月1日グランドオープン)住 所:市原市五井字下場5636-1アクセス:市役所通り D2向かい P(約60台)電話番号:0436-26-3363/FAX :0436-26-3364/営業時間:11:00-23:00(LO22:30)/定 休:無休客 席:カウンター20席以上/テーブル約30卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【寿司全品105円】 まぐろ/海老/玉子/海老アボガド/海老サラダ/ツナサラダ/コーン/ ミートボール/ほたるいか/かつおのたたき/たらマヨ軍艦/ツナサラダ/ 数の子/はまち/甘えび/つぶ貝/鯛/いか/やりいか姿/煮穴子/ 焼とろサーモン/貝柱/つぶ貝/〆さば/甲いか/生海老/漬けいか/ しゃこ/生たこ/わさびなす/生ハム/うに/いくら/シーサラダ/ねぎ鮪/ まぐろ山かけ/納豆/ねぎサーモン/鉄火巻/きゅうり巻/軍艦甘海老/ 焼豚ねぎまみれ/サーモン/サーモンチーズ/海老チーズ/ 海老天にぎり/その他/ 【極上1貫/各105円】 中とろ/ボイル本ずわい蟹/生サーモン/大うなぎ/活〆大えび/ 赤えび/鮭ちゃんちゃん焼/穴子天にぎり/ 【味噌汁】 魚の赤だし180/蛤の赤だし180/海老味噌汁180/ 【うどん】 えび天うどん280/えび天うどん280/きつねうどん280/ 肉うどん280/釜玉うどん280/ 【サラダ】 海老レタスサラダ230/シュリンプカクテル230/ 【甘味】 チョコパフェ230/チョコパフェ230/マンゴーパフェ230/ 【甘味/各105】 バニラアイス/チョコアイス/プリン/パンナコッタ/チョコケーキ/ チーズケーキ/スイートポテト/大学いも/ 【飲物】 瓶ビール500/ソフトドリンク各種105/
2010.09.01
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中華「景山」は、年に1度か2度、期間限定でオーダーバイキングを行っている。(8月、ディナー限定)最初に、前菜の盛合わせがやってくる。そのあとは、自分の好きなように注文できる。ただし一回の注文は4品まで。品数は約60種。そのオーダーリストが、実によく考えられており、バランスがすばらしい。デザートも少なくない。これなら、多種多様の人に対応できるだろう。肝心の料理はわりとクッキリ系。濃淡のメリハリがはっきりしていて、どれも素直においしくいただける。(前菜盛合わせ。最初に出てくる一皿)(チャーシュー)(豚バラのにんにくソース)(鶏の唐揚)(海老の天ぷら。芝海老だが、それを感じさせないくらいプリプリ)(焼売)(黒酢酢豚)(海老のマヨネーズ炒め)(北京ダック。限定品。ひとり2本まで注文可能。激うま)(五目炒飯)(ふかひれスープ。限定品。ひとり1回のみ注文。特有の濃密な味わいで、存分に満足できる)(玉子炒飯)(杏仁豆腐、ココナツミルク、バニラアイス)中国料理「景山」(けいざん)住 所:千葉市中央区本千葉町15-1アクセス:千葉中央駅隣接 ホテルミラマーレ内 (P多数/2000円以上利用にて2時間無料) 電話番号:043-222-2351/営業時間:11:30-15:00/17:00-21:00/定 休:無休/客 席:テーブル20卓以上(可変)/個室4部屋/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード可/メニュー:【ランチ】 ミラマーレコース2940/ランチセット1050/ 1365/ランチミニコース2100/ 【8月限定ディナー】(2名~) 中華オーダーバイキング3980/小学生1575/ 【コース】 卓料理15750/12600/10500/ 8400/5250/3150/ 【単品】【特別料理】 スペアリブにんにくソース2100/ ふかひれ姿入り汁そば5880/ 【前菜】 くらげ1575/3種盛合せ1365/叉焼1155/ 【ふかひれ】 ひかひれ姿煮5250/蟹入ふかひれスープ1470/ 【つばめの巣】 海つばめの巣すましスープ4675/ 【麺類】 五目汁そば997/芝海老入汁そば1260/ 担々麺997/五目かた焼きそば997/ 【魚】 白身魚の炒め1680/かに肉と玉子の炒め1575/ 【豆腐】 芝海老と豆腐煮込1575/蟹と豆腐煮込1575/ 【牛肉】 牛肉オイスターソース2100/味噌炒め2100/ チンジャオロース2100/カレー風味炒め2100/ 【サラダ】 レタス炒め温サラダ/ミックスサラダ1050/ 【鶏肉】 鶏肉とカシューナッツ炒め1680/ 鶏肉と辛し炒め1680/ 【豚肉】 肉団子甘酢ソース1680/五目うま煮1680/ 【揚物】 白身魚のフライ1680/芝海老の天ぷら2100/ 鶏の唐揚1680/揚肉団子1680/ 【海鮮】 帆立塩味炒め2310/いかオイスターソース2100/ いか唐辛子炒め2100/ 【あわび】 あわびのクリーム煮3675/鮑の醤油煮3675/ 【海老】 大正海老チリソース2310/芝海老チリソース2100/ 芝海老とグリンピースの炒め2100/ 伊勢海老チリソース3675/ 【野菜】 青菜クリーム煮1470/貝柱と白菜煮込1470/ ※別途サービス料金要 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4.5)
2010.08.23
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元の「栄寿司」のところが、新しい中華料理店に生まれ変わっていた。「彩煌蓮」と書いて(さいふぁーれん)と読む。リニューアルの恩恵もあって、店内は清潔感に満ちあふれている。シーリングのスポットライトが巧みに配されており、知らない人がピカピカの新築物件のように感じたとしても、何ら不思議ではないだろう。店内は今を先取りして全面禁煙。BGMがわりとして、ラジオがかかっていた。ランチは、日替りで何種類か用意されている。本日は「牛肉のうま煮ご飯」。これに、スープ、サラダ、アイスコーヒーが付く。特にことわらない限り、ご飯大盛りがデフォルトとなっていた。主菜の味のほうは、中華の本流を真っ直ぐに駆けぬけている印象。基本がしっかりしている。変な野心がない。想像通りの味がそのままの形で口に広がる。安心して、食べすすすめることができる。いわゆる(独創系)(創作系)ではない。サイドのサラダにしても、スープにしても手抜きがない。全体的にやや薄めにシフトした味つけは、現代のヘルシー指向を反映しているのか。こういう上品な仕上がりは(濃系の味が主流のこの界隈では)賛否を呼ぶかもしれないが、私としてはこれを強力に支持したい。中国創彩厨房「彩煌蓮」(さいふぁーれん)住 所:市原市八幡2384-61アクセス:白金通り 飯岡八幡宮交差点近く P(5台)電話番号:0436-43-3337/営業時間:11:30-14:30(LO14:00)/ 17:00-22:00(LO21:30)/定 休:月曜日/客 席:テーブル4卓/個室2卓/座敷1室/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:【ランチ】 日替りランチ(A)800/(B)950/ 各ライス、スープ、サラダ、コーヒー付 五目炒飯700/五目あんかけ飯750/ 海老うま煮かけご飯800/ ねぎの香味そば750/五目あんかけそば800/ 冷製坦々麺950/ 【単品】 甲いかの上海炒め850/芝海老のチリソース1100/ チンジャオロース900/牛肉のカキソース炒め950/ 麻婆豆腐750/回鍋肉800/広東風酢豚800/ 鶏の唐揚750/鶏肉のピリ辛炒め850/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場3.5)
2010.08.15
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以前「王道」が入っていたその同じ場所に、新たなラーメン店がオープンしていた。店の名は「喜屋ともえ軒」パブリシティで目立つことは一切せず、言うなれば「ひっそりと」「地味」に、いつの間にか開けていた風情。今の時代、見る人は見るので、こういうやりかたも(特にフリークの多いカテゴリーなら)悪くないかもしれない。はいって左手奥に券売機がスッポリ納まっている。店内のようすはほぼ前店と同様で、L字カウンターのみ。背面全体をぐるりとステンレス張りにしてあるのが、最大の変更点か。一瞥しただけでも、ディテールにこだわっているのが見てとれる。冷水ポットのお茶さえも、試行錯誤を重ねて出しているらしい。「濃厚系のラーメンを食べたあとに飲んで、口の中がさっぱりするようなのを狙いました」とは店主の弁。ラーメンのバリエーションとしては3種類。とんこつ、醤油、つけ麺。その中からとんこつを注文する。現在無料サービス中ということで、大盛りにしてもらう。茹で具合の好みを訊かれる。これも初見の店の定番である「普通」に決める。しばらくして、カウンター越しに注文品がやってきた。麺は、けっこう大胆な太麺。細うどん並のゴツさを実現している。これだけの番手があると「もっちり」と「コシの強さ」の双方とも、容易にかなえることができるに違いない。スルスルと流しこむための麺、のど越しの良さを楽しむための麺ではなく、顎の力を存分につかって麦の豊穣をガッツリ取りこむための「食する」ための麺である。スープは、意想外以上にあっさりしている。極端なまでに洗練され、その長所でもありながら欠点でもある濃密系の脂っこさ・脂っこさをベースとしたしつこさをうまい具合に消去している。暗闇で食したら「塩ラーメン」と受けとる御仁もいるだろうと想像できるような、それほどの好パフォーマンスを秘めた「ニュータイプ」の豚骨に仕上がっていた。具は、チャーシュー、ねぎ、メンマ、海苔というメンツ。チャーシューは、一見鴨ロースを想起させるようなきめの細やかな肉色をしており、どちらかといえばソリッド感が際立つ仕立て。また超極太のメンマは、その太さを遺憾なく発揮し、噛みごたえじゅうぶん。仮に「千葉のラーメン」のムック本があり、その中の具材別のセレクトコーナーがあったとすると、そこに堂々とランクインしてもいいくらいの良質アイテムかと思う。通常の「ラーメン」は濃厚魚介系の醤油。「つけ麺」のつけ汁は、それのバリエで、より強化された濃厚さとじゃっかんの辛みを同居させたもの。こちらも期待が持てる。欲をいえば、ラインナップの充実・完成が急がれるところか。券売機のブランクを見ると、今後「餃子」「ステーキ丼」などが計画されているのがわかる。どうやって伸長していくのか、今後の展開を、少しく楽しみにしたいと思う。「喜屋 ともえ軒」(2010年8月1日開店)住 所: 市原市白金町6-7-9アクセス:稲荷台通り 山九斜向かい P(無)電話番号:0436-63-6560営業時間:11:30-14:30/17:30-21:30/定 休:客 席:カウンター7席/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/仲間向き/メニュー:【魚介系醤油】 ラーメン600/チャーシュー麺700/ 特製ラーメン800/ 【とんこつ】 とんこつラーメン600/とんこつチャーシュー700/ 特製とんこつ800/ 【つけ麺】 つけ麺700/チャーシューつけ麺800/ 特製つけ麺900/ 【トッピング】 メンマ100/味付玉子100/のり100/ 【サイドメニュー】 チャーシュー丼500/ミニチャーシュー丼300/ 【飲物】 ビール500/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量3.5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場1)
2010.08.06
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雑炊専門店「こころ」のあとに、インド料理の店が忽然と入っていた。千葉の祐光町のお店の支店らしい。さっそく味わってみることにする。(余談だが。この店のシンボルの象のイラストが、妙にかわいい)中のようすは、前店とほとんど変わらない。この種の店が内装にお金をかけず、ほぼ居抜き同然のスタイルでやるのは、よく見慣れている。手堅いというか、合理的というか。まあ今の時代なら、こういう方向性も悪くないだろう。あちら系のオリジナル曲がながれ、あちらのスタッフが応対する。ランチメニューは3つ用意されていた。ざっくり簡単に触れると。Aがカレー1種、Bがカレー2種、CがBプラスタンドリーチキン&シークカバブ。これに、あとは共通してナン、ライス、サラダがつく仕様。ドリンクは別料金となっていた。この地区の他店舗のような「ナン食べ放題」は実施していない。また、辛さも1種類のみで、選ぶことができない。心配した辛さは、ミディアムの中庸。万人向けに調製されているようだ。ナンがきわめて上質。十分モチモチしており、カレーとの相性が最高。油脂系の香りが良質で、食欲をけっこうそそられる。あとを引くだけの美味しさがある。思ったよりボリュームがあった。これなら男性のランチとしても悪くないだろう。それにしても。数年前までこのへんは、インド系カレーの過疎地だったのだが。最近のこのエリアへの進出具合は、なかなか目覚ましいものがある。隔世の感があった。どの店が~とか。あの店は~用とか。くっきり色分けできそうではある。この点自分としては、TPOに応じた使い方をしようかと無手勝流に楽しく思い描いている。(そのパターンをここに記すのは控えておくが)要は、最近のラーメンの好みと同じ。個人の趣向にまかせてチョイスするのが最善の策かと思う。インド料理「サンサーラ2」住 所:市原市八幡1128-1アクセス:白金通り沿い 飯岡八幡宮交差点近く(P2台) 電話番号:0436-43ー9000営業時間:11:00-15:00/17:00-22:00/定 休:木曜日客 席:カウンター5席/テーブル5卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:【ランチ】 Aセット650/Bセット770/Cセット980/ サービスドリンク100/ 【カレー】 エッグカレー720/野菜カレー800/ ダルカレー800/チキンカレー800/ 【スープ】 チキンスープ350/トマトスープ400/ 【サラダ】 サンサーラサラダ350/スパイシーサラダ300/ 【ナン】 ナン300/カブリナン420/チーズナン420/ 【飲物】 一番しぼり生ビール/400/ ノンアルコールビール300/ グラスワイン400/ウイスキー500/ ウーロン割400/コーヒー250/ ラッシー400/ウーロン200/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場3)
2010.07.20
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以前「ラーメン白金家」がやっていたその場所に、新たなラーメン店が入っていた。まるは「旬」。習志野にある同名の支店ということらしい。ここで問題になるのは、前店舗から懸念材料だった駐車場問題なのだが。これはちょっとしたアイデアで、実に軽々とクリアしていた。となりのパチンコ屋のPスペースに停めてよろしいという。なるほど。これならほぼ無限大の客に対応可能となる。そこから歩いても訳ない距離にある。店の前に立ち並ぶ花輪が、初々しさを強調してくれていた。券売機制なので、メニューを悩んでいる暇はなかった。とりあえずはざっと一瞥。麺類では、ラーメン2種類、つけ麺1種類ということ、鶏にこだわりがあることだけは即座に把握する。初見なので、オーソドックス路線で「地どり白湯らーめん』を食べることにした。(なお、麺類注文で「ライス無料」のサービスがある)店内風景は、デジャブそのもの。「白金家」の基本レイアウトを踏襲している。大柄なL字カウンターに、じゃっかんのテーブル席が用意されている。ステンレス様の器に盛られて、注文の品がやってきた。鶏メインのスープは、思ったよりずっとあっさりしていて、くせがない。いやな部分を極力除去し、なるべく万人向きに洗練に洗練を重ねたような印象。浮き脂の量も、今の時代としては普通の部類に入るだろう。麺は、やや縮れの中太タイプ。スープとのマッチングも悪くない。ここに添えられたチャーシューは、ほぼ絶佳もの。「肉の実質を噛むことがいかに快感か」をイヤというほど思い知らされる。それだけの質・量・厚みをもっている。しかも存分なまでに柔らかい。口の中でほろ解ける。頃合い炙りがしっかりと入っており、思わず口元がほほ笑んでしまうくらい豊かに香ばしい。美味しさに至るための仕事が、みごとになされていた。この一品を食するためだけでも、寄る価値はあるだろう。今後とも大いに注目していきたいと思う。二代目ラーメン処「まるは」旬住 所:市原市五井金杉1-5アクセス:平成通り沿い (P 多数/サンシャインパチンコ駐車場利用可) 電話番号:営業時間:11:00-15:00/17:00-スープ切れまで/定 休:未定/臨時あり/客 席:カウンター12席(可変)/テーブル2卓/小上がり1卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:先払い/券売機/メニュー:【ラーメン】 地鶏白湯ラーメン700/濃厚地鶏白湯ラーメン800/ 濃厚白湯つけ麺800/(中)850/(大)900/ 【トッピング】 味玉子100/のり100増/ほうれん草増100/ やくみ増100/チャーシュー180/ 【その他】 つまみ焼豚400/地鶏唐揚500/同ハーフ280/ 【飲物】 ビール(中)500/チューハイ各種400/ 評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場5) (2010年6月25日OPEN)
2010.07.01
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「ラーメン」やら「営業中」という赤い旗が、風にたなびいていた。一瞥した限りでは、それらしき店はないように思えたのだが。その奥に「もしかするとアレかも」という小ざっぱりした風情で、一軒のお店が鎮座していた。なんとなく魅かれたので、とにかく寄っていくことにする。食べ歩きのときは、もっぱら予習していくのが常なのだが。今回は一切の予備知識なしの飛びこみとなった。ラーメン店というより、地域の住民限定の居酒屋兼食堂のような、この場にじっくり溶けこんだような、どっしり落ち着いたたたずまいを見せている。店の中に入ってみても、その印象は変わらない。中は少し蒸していて、生暑かった。テレビが無造作についている。ついているというより、惰性のように流されているといったほうが正鵠を得ているだろう。とりあえず基本であろう「ラーメン」を注文する。バリエーションはそれほど多くない。醤油ラーメン一本やりのお店だった。そこに若干のトッピングが風趣を添える。面白かったのは、どの品にも「ワンタン入り」のバリエがあること。得意にしているのか、それともキーアイテムにしているのか。各種ラーメンの「ワンタン入り」におけるその個数を壁に貼りだしてあるのが、律儀というか、折目正しいというか。実になんとも微笑ましい限り。ほどなくして現物が運ばれてきた。極濃醤油味、細麺、玉ねぎのみじん切りなど。竹岡系をほぼ踏襲している。さやいんげんの細切りを混ぜているのが、噛み心地に不思議なアクセントを添えていて、なかなか興味深い。思いのほかスープの出来がよい。シンプルな竹岡系とはじゃっかん異なる、深く立体的な感じがする玄人好みの代物だった。チャーシューは口に含むとほどけるタイプ。上々の仕上がり具合といえる。完成度が高い。この手の系統が好みの人には、特におすすめできる。一つ注意点を述べると。ここの品物は、単なる「味」のみで評価してはいけないという点。そのロケーションや雰囲気やらを加味した上での「独自の味わい」をこそ見て欲しいと思う。どうしてそう言うのかは、この場に実際にたずねてみれば、すぐにわかるだろう。「とみや」住 所:千葉市緑区古市場701アクセス:イエローハット浜野店裏側 地図参照(P約7台) 電話番号:不明営業時間:11:30-15:0016:30-20:00/定 休:水曜日/客 席:カウンター4席(可変)/テーブル2卓/喫煙自由/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ラーメン】 ラーメン600/チャーシュー麺800/ ワンタン麺800(大盛不可)/メンマラーメン700/ 大盛+100/ワンタン入+100/ 【その他】 スープワンタン600/水餃子300/ライス100/ 納豆200/生赤玉子100/ゆで玉子100/ 冷奴200/チャーシュー赤身細切200/ 【飲物】 ビール(中)500/コーラ150/ジュース130/
2010.06.13
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所用のため船橋に行った。帰りに、駅前の「Mam's cafe」に寄らせてもらう。不二家のケーキバイキングは公式HPでも広報されていて、それなりの周知を得ているが。ここのお店だけは、なぜかそれを実施しているクダリがない。以前は、夜も堂々と実施していたはずだが。現在は18時までと早めに切り上げられていた。カフェといってもずっとカジュアルにくだけていて、イートイン形式をとっている。レジで前金を払う。温or冷の珈琲か紅茶を選ぶ。Lサイズの紙カップ仕様のものが手渡される。同時に、開始時間を記したカードとお皿1枚をもらう。1回につき2個、ショーケースの中からケーキを選ぶことができる。オーダーの制限時間は40分。そのあとも、ゆっくり居座ることが可能である。不二家のケーキバイキングは、各店舗によって仕様が異なる。初期の頃はゆるめの規則だったのが、最近はけっこうきつくなって来ていた。単価の高い品物は1度きりとか、ピックアップできるのは320円以下の品物だけとか。しかしここの仕様は、ホールケーキ以外プチガトーならオールOKというなかなか太っ腹なところが、実に心地良い。せっかくの「夢の」ショーケースバイキングなのだから、妙なストレスを感じるのはご免こうむりたい。40分と正味(賞味)時間の短いのが、玉にキズっぽくはあるが。値段にリミッターが課せられている60分1本勝負よりは、数段快適である。1スイーツファン、1スイーツ食べ放題ファンとしては、この仕様がこのままずっと続くことを願わずにはいられない。たぶん偶然(必然もあるか)なのだろうが。残念ながら、こうしてHPで紹介したりすると、それ以後その該当店(該当メニュー)にとって、良からぬ展開になることが、少なからずある。個数が減ったり、量が減ったり、時間が減ったり。大味になったり、個数制限がついたり、人数制限がついたり、値段が高くなったり。売り切れていたり、売り切れではないにしろ(そのメニューを)断られたり、断られないにしろ露骨にイヤな顔をされたり。店自体の仕様が変わってしまう(時間変更、カテゴリー変更、リニューアル、閉店)ことも、多々見てきた。それがこういう紹介記事によるものなのかどうか、実際は分からない。しかしそれに類することを一切せず、ただ自身が楽しむことだけしているなら、実にカジュアルで楽しいばかりだろう。(書きこむモチベーションが上がらないのは、それと無関係ではない)「どうかこのまま」をこれほど祈念するというのは、それだけありがたい存在なのだろう。「どうか、このまま」「どうぞ、このまま」いつまでも…。(苺のフロランタンミルフィーユ、スペシャルモンブラン)(ふわふわミルキープリン、苺のタルト)(三角ショート、プリンショート)(クレープのパニエ、北海道なめらかチーズケーキ)(カップケーキ、ペコちゃんプリン)(ペコちゃんプリン、スペシャルモンブラン)(ショコラ、苺のタルト)(サバラン、三角ショート)店名である「マムズカフェ」は、新らたなる旅立ちをした不二家の象徴的なレストランらしい。提携先(ヤマザキ)を考慮したメニューも、開店当時はあったらしいが、今は指で数えるくらいしか置いてない。「Mom's cafe FUIYA」船橋店住 所:船橋市本町4-3-21アクセス:JR船橋駅西口駅前 P(無) 電話番号:047-422-1515営業時間:7:00-22:00/(平日) 8:00-21:00/(土日祝)定 休:年中無休座 席:カウンター7席/テーブル18卓/分煙/利用種別:個人向け/女性向け/家族向け/グループ向け/料金支払:前払い/セルフサービス/メニュー:【食事】 ケーキ食べ放題980/10:00-18:00/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味3.5/量5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場1)
2010.06.09
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工事中/////////
2010.05.14
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工事中////////
2010.04.20
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問屋町の一角に、真新しいラーメン店がオープンしていた。我流ラーメン「風神」と出ている。店内はウッディーで、なかなか居心地がよい。時間帯にもよるのだろうが、休日の夜ということで子供連れ、家族連れの姿が目についた。「味噌」は、中ぶりの器に野菜があふれんばかりの形相でやってくる。キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、もやし等々。炒めた野菜がごっそりのっていた。アルデンテを卒なくこなした中太麺は、スープとの相性も悪くない。スープは濃からず、薄からず。ちょうどいい万人向きに調製してあった。少々脂が浮いているが、(こってり)という範疇には入らないだろう。アルコール後やっても、じゅうぶん対応できるような懐の深いおいしさをかなえていた。スープによって麺の太さを変えている。休憩時間なしに、通しで営業しているのは利用する側にとって、かなりありがたい。使い勝手のよいお店だ。「味噌ラーメン」「わんたん麺」我流ラーメン「風神」 (2009年5月31日プレオープン) (6月5日グランドオープン)住 所:千葉市中央区問屋町11-4アクセス:問屋町スーパーカワグチ隣接 (P多数/スーパーカワグチ駐車場利用可能) 電話番号:043-245-5708営業時間:11:30-23:00/定 休:無休/客 席:カウンター15席/テーブル4卓/小上がり2卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:【ラーメン】 風神味噌650/風神とんこつ680/ワンタン麺680/ 風神醤油580/ 【トッピング】 半熟煮玉子100/きくらげ100/角煮470/ チャーシュー280/のり70/バター70/ わかめ70/ 【ご飯類】 ミニカレー丼200/ライス150/ 【おつまみ】 3種ソーセージ400/野菜炒め480/枝豆250/ チャーシューメンマ炒め450/ 【飲物】 生中520/びんビール520/お酒400/ホッピー250/ ウーロンハイ400/オレンジ150/コ-ラ150/評 価:☆☆☆☆ (味4/量3.5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4.5)
2009.11.15
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「BINGOバーガー」。南房総に下っていった際、利用させてもらう。道の駅「鄙の里」の一角に陣取った屋外屋台のハンバーガー屋さんである。ここでベーシックであろう店名となっている品物を頼む。注文を受けてから、やおら作りはじめる。見本が置いてあるので、それがけっこうな大き目サイズということは、予想済み。5分ほどして、本当にその通りの品物がやってきた。下手な子どもの顔くらいの大きさはある。舎屋の裏側の里山が望めるテラス席にすわって、いただくことにする。さっそくに一口いって、みごとなくらい魅了された。ズンとはまった。ややワイルド系のバンズが最高。&パテが最強。おまけに輪切りのトマトが絶品。ピクルスまでもが、相応の厚みを誇示している。どれも、信じられないくらいボッテリした外貌を持っている。素材、具材の厚みとかのサイズは、味覚に少なからぬ影響を及ぼすのは分かりきっているのだが。これほどまでそれがみごとにハマった例を、寡聞にして私は知らない。それぞれのバランスも秀逸。あまりにジューシー。あまりに豪放。しっかり・しっとりした噛み心地を備え、肉本来の風味を思う存分味わうことができる。食べ応え十分。魅力十二分。おせじにも安いとはいえないが。(既製の品に慣れた)自身の中のバーガー観が、一変するほどの品物であることは、まず疑いようがない。「試す価値がある」というのでは微弱すぎる。「食べる価値がある」「(よその下手な店をスルーしても、ここを目指し)食べるだけの価値がある」と、やや強めにプッシュしておこう。「ビンゴバーガー」住 所:南房総市川田82-2アクセス:道の駅「鄙の里」内 (P 多数) 電話番号:0470-36-1234営業時間:11:00-17:00/定 休:水曜日/木曜日/(ただし祭日の場合は営業)客 席:無数/自由/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:【バーガー】 ビンゴバーガー750/アボガドバーガー850/ ベーコンバーガー850/チリバーガー850/ フィッシュバーガー700/ 【サンドイッチ】 ハムチーズ450/BLT500/海老フライサンド800/ ローストビーフサンド950/ 【単品】 コールスローサラダ200/フライドポテト250/ 【飲物】 コーヒー200/アイスコーヒー300/コーラ200/ オレンジ200/本日のスープ200/さんぴん茶200/ ペレグリーノ200/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4.5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場5)
2009.11.09
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ジェラート&クレープの「ラケーリ」にて、大柄パフェが新登場していたので、さっそくに味わってみる。全高は約24センチ。ビールジョッキに盛られたそれは、ビッグ系としてはやや小ぶりに属するだろう。ウエハースのかわりにブルボンの菓子を配しているのが、なんともいえず微笑ましい。さすが本職カテゴリーに属するだけあって、アイス部のおいしさは特筆もの。ベリースムーズにとろけて、リアルにすーっと甘いスポットに収まる。これでこの価格なら、じゅうぶんリーズナブルだと思うのだが、どうだろうか。「気まぐれパフェ」と名づけられたこの一品。その日のスタッフのさじ加減で内容が変わる。フードコート内ということで、気軽に手軽に頼めるのが最高にうれしいではないか。ジェラートショップ「ラケーリ」住 所:千葉市中央区川崎町7-20アクセス:アリオ蘇我1F フードコート内電話番号:043-264-2855/営業時間:11:00-21:00/客 席:テーブル多数/定 休:無休(ただしアリオ蘇我に準ずる)メニュー:【ジェラート】 シングルスモール250/シングル300/ダブル380/ ソフトクリーム200/気まぐれパフェ1000/ 【クレープ】 生クリーム300/バナナSP430/ 【飲物】 アイスコーヒー230/アイスティー230/カフェオレ280/ ミルクオレ280/オレンジ280/イチゴミルク340/【ビッグパフェの過去記事】「トリトン」~花瓶のむこうに覗く夢~ (2006年10月3日)「洋食亭」~地底湖上のカオス~ (2007年4月1日)(閉店)「モンシェリ」~拝食・ポッキー塔付属の東京湾観音~ (2007年11月4日)「ジュウジュー」~異空間での非日常食~ (2007年12月7日)「にんにく屋」~格闘という小悲惨~ (2008年4月14日)「猿家」~高輝なる花瓶パフェ~ (2008年6月19日)「グルメドール」~尖塔系・夢のつづき~ (2008年10月9日)「プれンティ」~それはとてもカジュアルな~ (2009年7月4日)「ポムの樹」 (2009年8月15日)
2009.10.10
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「すばらしき地球・舌の記憶」と銘打たれたコースがプレゼンされていた。パンフではそれに関して次のように記してある。(和食・洋食・中国料理と様々な料理が楽しめるレストラン「セブンシーズ」。和洋中複合レストランだからこそ実現した、全19品からなる小鉢料理のフルコース。「良いものを少しずつ味わうことのできる料理」をモットーに、それぞれが1つの国や地域にとらわれず、グローバルな視点で取り組んだ、贅沢な「舌の記憶旅行」。「バランス良く上品に」をテーマとした絶品料理の数々を、心ゆくまでご堪能ください。2009年8月3日(月)~9月30日(水)内容の充実度はものすごいものがある。拙文が出る幕はどこにもない。ここは潔くビジュアルを提示するのみとしておこう。【前菜】もずく酢 松葉蟹 新銀杏ひすい揚げセルヴェルドカニュのタルティーヌパルマ産生ハムとルッコラあわびの冷製山椒のジュレ蜂蜜漬け金華ハム【スープ】すっぽん丸仕立て冷コンソメとヴィシソワーズサザエの茶碗蒸し フカヒレあんかけ【メイン】本日の鮮魚 お造りの盛り合わせトゥールヌードロッシーニたらば蟹と大車海老のシンガポールの漁師風炒め【食事】(チョイスメニュー/3品から1品を選ぶ)(画像はリゾット)1.牛しゃぶ冷やしそーめん2.チーズのリゾット トリュフの香り3.ユッケジャントック 韓国餅入り辛味雑煮【デザート】ごく軽いマンゴームースとミルクジェラート柑橘系フルーツとホワイトチョコのテリーヌハロハロ フィリピンの氷菓子「セブンシーズ」住 所:千葉市中央区中央港1-13-3 アクセス:千葉ポートタワー通り ホテルオークラ千葉内 P(多数)電話番号:043ー248ー1111営業時間:11:30-14:30/17:00-21:30/定 休:無休(臨時休業あり)客 席:20卓以上(可変)利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【ランチ】 チョイスランチ1365/昼の和食膳1365/ ランチdeコース4200(サービス料別) 【ディナー】 すばらしき地球・舌の記憶5775(サ別)/ ※季節・月によりメニュー可変評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス4/雰囲気4.5/CP4/駐車4.5)
2009.09.20
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姉埼の「ナンハウス」は、最近のお気に入り店の一つにあげられる。むこうの方のレストランに通有する、事務所然とした素気ないインテリアが特徴か。スタッフもやはり全員向こうの方。流れている曲も、あちらの本場の歌謡曲(だと思う)。演歌とは明らかに異なる、声を楽器のように扱った変節的なコブシが所々に効いて、なかなか趣ぶかい。ランチセットは4種類。ナン・ライスが食べ放題というのは、この店が開店してから「ナンハウス」グループ共通の仕様になったらしい。辛さは5段階から選ぶことができる。肝心のナンは約40センチ長の三角形。当然の大柄仕立て。縁がやや厚く、中心にいくにしたがって薄くなっている。なんというかそのあたり、ナポリピザと共通する部分がある。辛味5を頼んでしまったのだが。さすがにかなり本格的に素で辛い。最初のうちはナンとかいけると思うのだが、やがて舌の根の奥に辛みがみっちり入りこんでくる。ナンがFREEとなっていても、さすがに2枚食せば(かなりの程度)満足する。それほど原価をかけずに鋭くアピールする「道具」として「食べ放題」の宣伝文句は、かなり有効に違いない。ガッツリ行きたいときの選択肢として、必ず視界に入ってきてしまう。最近のお気に入りの一つというのも、そこが微妙に影響しているのかも知れない。店 名:「ナンハウス」姉崎店(2009年1月19日OPEN)住 所:市原市姉崎729-3アクセス:潮見通り ローソン姉崎店斜向かい P(約3台)電話番号:0436-61-6442/営業時間:11:00-23:00/(LT11:00-15:00)定 休:無休/臨時休業あり/客 席:テーブル7卓/利用種別:個人向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【ランチセット】 Aセット800(6種から1つ選択/サラダ/ナンorライス/飲物)/ Bセット880(ミニナン/サラダ/チキンティッカ/飲物)/ Cセット980(6種から2つ選択/サラダ/ナンorライス/飲物)/ Dセット1200(カレー1種/シークカバブ/チキンティッカ)/ 【セット】 ビールセット1550/お子様セット580/レディスセット1320/ 【レギュラー】【サラダ】 海老のサラダ600/チキンサラダ380/ 【スープ】 クリームトマトスープ350/クリームチキンスープ350/ レンズ豆スープ380/ 【焼物】 チキンティッカ810/シークカバブ750/マライティッカ960/ タンドリーチキン1040/ミックスグリル1900/ 【カリー】 チキンマサラカリー720/サーグチキンカリー760/ チキンキーマカリー790/ミックスベジタブルカリー800/ 豆とほうれん草のカリー800/マトンカリー850/ マトンサグカリー890/ミックスシーフードマサラ920/ 【ナン】 ナン310/ガーリック430/チーズ500/カスミリ550/ アル450/ 【ライス】 ライス310/インド風焼き飯(マトン)1100/ 【飲物】 アサヒ(中)520/マハラジャ550/キングフィッシャー550/ 生ビール500/グラスワイン360/ボトルワイン1850/ コーヒー300/チャイ300/ラッシー300/マンゴジュース420/ オレンジ200/マンゴラッシー420/ウーロン200/コ-ラ200/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味4/量5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場3)
2009.09.08
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その昔「ぐうラーメン」「蘇乃居」があった場所に「蓮の花」という中華料理店が入っていた。外観が真っ赤なので、通行人からけっこう目につく。真っ赤といってもじゃっかん落ち着いた色目なので、ド真っ赤な外観で周囲を圧倒する市原の「紫禁城」ほどの入りにくさは持っていない。中のようすは、前店となんら変わりなかった。経営者はまったく別のようだ。水がセルフサービスとなっている。ランチセットの「海老と玉子のチリソース」をいただいた。ボリュームたっぷりな上に、スープとご飯はお替わり自由。この値段でこの内容なら、立派にリーズナブルといえるだろう。小人数向けに、単品の小皿が用意されている。普通の品物にしても、どれも安価な設定で、けっこうな品数をそろえている。看板に記してある「居酒屋」の文字がやや的を外れていて、少し微笑ましい気分になってしまう。中華料理「蓮の花」住 所:千葉市中央区稲荷町2-3-12アクセス:国道357号沿い アリオ蘇我向かい 電話番号:043-268-1123営業時間:11:00-15:00/17:00-23:00/(平日) 11:00-23:00(土日祝)定 休:不定休客 席:テーブル 約10卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:【ランチ】 ランチセット各680(スープ、ライス、漬物、サラダ、杏仁豆腐) (豚細切り炒め/唐揚/麻婆豆腐/海老と玉子のチリソース等) 【前菜】 ザーサイ200/ピータン豆腐300/棒々鶏480/ くらげと胡瓜の和え物480/海老せん200 【点心】 餃子350/春巻360/小龍包380/ 【麺類】 醤油ラーメン580/広東麺720/チャーシュー麺760/ 地獄ラーメン860/上海焼きそば760/焼ビーフン680/ 【ご飯類】 五目炒飯680/キムチ炒飯680/海老炒飯720/ 腸詰とレタスの炒飯780/麻婆丼600/中華丼630/ ライス200/大盛ライス250/ 【スープ】 玉子スープ280/スーラータンスープ420/ かに入フカヒレスープ680/ 【単品】 海老マヨネーズ780/海老チリソース780/レバニラ780/ 八宝菜880/黒酢の酢豚880/海老とアスパラ炒め950/ 豚の角煮1080/フカヒレの姿煮2880/ 【小皿料理】 海老と野菜炒め480/酢豚480/麻婆豆腐480/ 手羽揚げ480/海老とにら玉炒め480/肉野菜炒め480 【定食】(ご飯、サラダ、デザート、スープ付) 酢豚760/レバニラ680/麻婆豆腐680/青椒肉糸680/ 黒胡椒肉野菜680/回鍋肉680/ 【飲物】 生ビール500/サッポロ黒500/エビス580/ スーパークリア350/福久娘400/紹興酒400/梅酒350/ からり芋400/和ら麦400/コーラ280/ウーロン250/ オレンジ280/ジンジャエール280/ 【コース】 2880/3880/5880/評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス4/雰囲気3.5/CP4/駐車場1)
2009.09.01
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以前あった「なか甚」が「魚々や」というお店になっていた。しかし、店名はかわっても中身のほうは同じ。少々若者向けにシフトして再オープンしたということだった。つけ麺は、けっこうな番手の太麺を使用。きっちりもっちりしていて普通においしい。汁はシンプルなもの。ネギ、刻みチャーシューなどが目立たぬよう息をひそめながら沈殿している。濃厚といえば濃厚。麺にべっとりと絡みついてくる。その濃さゆえに、最終段階においてつけ汁がほんのわずかしか残っていないという緊急事態が発生してしまった。これでは、締めのスープ割が楽しめない。もしそうしたいなら、最初から麺に絡ませる汁の量をコントロールしなければならない。今のような時代なら、こういう特濃系も許されて良いのだろう。具にじゃかんの物足りなさを感じてしまうのは、近くの「紅丸」の具だくさん仕様と比較してしまうからだと思われる。「濃厚ラーメン」は、リファインされた横浜家系。太麺で、魚粉の混ざったやや濃いめの醤油とんこつである。具としては、メンマ、ねぎ、チャーシュー、海苔3枚が配されていた。どうしても水が必需品となるような十全たる濃厚さを実現していた。なにげに完成度が高い。「にぼとんラーメン」はつけ麺ではなく、ふつうのラーメンでの提供となる。その名の通り、にぼしと豚骨をふんだんに駆使したという複層スープ。メンマ、海苔、ねぎ、チャ^シューという具が並ぶ。実食してみると、魚味がかなり強力に押してきている。そのぶんトンコツが引くような格好になっている。濃厚は濃厚だが、ボッテリ感、油脂感で食べさせるようなアバンギャルドな品物ではない。スープと太麺との相性が抜群に良い。「餃子」は、中ぶりのものが5個。皮が少し厚く、プリとした食感が楽しめる。もちろん焼けた上面はカリと香ばしく焦げ目がついていた。正直、前の「なか甚」のときより数倍良くなっていると思う。裏で努力している姿勢が、はっきり感じとれる。今後どういうふうに進展してくれるのか。おおいに期待しておこう。「餃子」「特濃ラーメン」「にぼとんラーメン」+玉子トッピング「麺屋 魚々や」(めんや ととや)住 所:市原市西広6ー4ー25アクセス:297号沿い 地図参照(P 約9台) 電話番号:0436-37-0708営業時間:11:00-16:00/18:00-21:00/定 休:木曜日/客 席:カウンター10席/テーブル2卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:先払い/券売機/メニュー:【ラーメン】 にぼとんつけ麺700/にぼとんラーメン650/中華そば550/ 濃厚醤油ラーメン650/コク味噌ラーメン720/ ※大盛無料/特盛100/ 【トッピング】 野菜盛り100/味玉子100/メンマ100/海苔100/ チャーシュー280/ 【その他】 餃子280/ミニチャーシュー丼280/ライス150/ 大ライス200/小ライス100/ 【飲物】 生ビール400/びんビール500/オレンジ150/コーラ150/ 日本酒地酒400/ 評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4)
2009.08.30
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店内は、テーブルの木目と内装のうすいブラウン系と白熱灯のあめ色が混合しあって、なかなか雰囲気がよい。奥のほうにもぐりこんでしまえば、ビルテナントの一角ということを忘れてしまいそうになる。オムライスで有名なお店だが、それを食べにきたのではない。以前ショーウインドーで一瞥し一目惚れして以来、ずっと心にとめていたBIGパフェが本日のお目当て品である。レギュラーのビッグパフェは「チョコ」と「プリン」の2種類しかなかった。これなら迷うことなく「プリン」で行くつもりをしていた。しかしメニューを見てみると、季節限定SPもので「完熟マンゴーパフェ」というのがやっていた。この際なので、そのパフェをいただくことにする。思ったより早くに敵はやってきた。大柄パフェの場合、けっこう時間がかかるのが通例だったので、これにはすこし調子が狂ってしまう。それ用の(ビッグパフェを食べますよ的な)準備がきちんと整わないまま不意に攻めこまれて感じか。とりあえず本日のお相手とキチッと正対する。全高は約32センチ。全幅は10センチくらい。別添えで、小皿と20センチ見当の長い先割れスプーンが付いてくる。尖塔役のパイナップルとワッフルコーンのソフトクリームが、これの主役は自分だとばかりにそそり立っている。フワフワゆるやかに生クリームの薔薇の花が咲き、サイドにはキウイ、マンゴなどが飾られている。その下は、アイスと一緒くたになったコーンフレークの層。こんもり丸くドーム状になった最下層には、マンゴー、ピーチ、パイン、オレンジなどフルーツのカクテルがたっぷり落とし込まれていた。ラーメンでいう「全部入り」の様相を呈している。みごとなくらい具だくさんな代物だった。あちこちで大柄なパフェを食べてきたが。その度に思うのは、品物を大きくするための細工があまりに不自然で人工的すぎるということ。アイスクリームばかりを使って、そのかわりに生クリームはほとんど使っていなかったり。3~5回の朝食として利用できるくらい、コーンフレークがごっそり詰まっていたり。しばらく見るのもイヤというほど、ゼリーやら寒天が配属されていたり。顎が疲れるほど、安もの系の缶詰果実が投入されていたり。要するに、普通イメージするパフェが、内容そのままにスケールアップしたのではなく、お店の戦略的に無理やり肥大化させられたような「怪物」が多かった。しかしここのパフェは、実に堂々と普通のパフェのビジュアルと内容を所持していた。その役割を、甘んじて(慎ましく、立派に)こなしていた。下手な背伸びをせずに、妙なプライドを持たず、等身大の自分を忠実に好演していた。実際、食べていて少しも違和感がない。あまりに普通すぎるので、かえってこちらが面食らってしまうくらいだ。たしかに、量的に驚嘆すべきものはない。何らかのメインを食べたあとの(じゃっかんボリュームがある)デザートとして、おすすめできるくらいである。その謙虚さが美しい。完食は容易に実現する。プライス的にも庶民の財布に優しい線で抑えてある。リーズナブルで、ほどほどな食べごたえをかなえている。そのバランス加減がすばらしい。地に足がしっかりとついている。この一品に出会って、本来BIGパフェがあるべき理想の姿を、ようやく見つけたような気がした。創作オムライスの店「ポムの樹」プレナ幕張店住 所:千葉市美浜区ひび野2ー4 プレナ幕張1階アクセス:海浜幕張駅前 プレナ幕張1階 (P多数/2000円以上の利用にて1時間無料) 電話番号:043-351-8061営業時間:11:00ー23:00(LO22:00)定 休:無休/客 席:テーブル 約17卓(可変)/分煙/利用種別:個人向き/少人数向き/カップル向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード可/メニュー:【オムライス+プレートのメニュー】 シーザーサラダと日替わりスープのプレート1280/ 海の幸のトマトクリームグラタンとツナポテトサラダ1380/ ビーフシチュープレート1480/和風おろしハンバーグ1280/ 照りマヨサラダハンバーグプレート1480/ 【オムライス】 定番ケチャップオムライス680/チキンオムライス780/ チーズインハヤシオムライス930/デミグラスオムライス880/ ベーコンとコーンのクリームチーズオムライス880/ チキンとほうれん草の照り焼きクリームソースオムライス880/ ナスと茸のトマトソースオムライス880/ とろーりチーズカレーオムライス850/和風おろしオムライス680/ 豚キムチマヨネーズオムライス930/ 昭和のドライカレーオムライス680/ ねぎ山とろろ和風スープオムライス880/ ハンバーグステーキのハヤシソースオムライス1130/ 【ドリア】 オムライスドリア880/チキンとほうれん草のドリア930/ ビーフシチュードリア1180/ シーフードトマトクリームドリア1030/ 【グラタン】 北海道ポテトのチーズ焼オムライス880/ 4種のチーズオムライス880/ 【サラダ】 ベーコンソテーサラダ530/海の幸のサラダ780/ やわらかチキンのシーザーサラダ730/ 【スープ】 北海道コーンポタージュ380/北海道パンプキンスープ380/ チーズオニオンスープ380/ 【セット】 ドリンクセット280/サラダドリンクセット380/ 【デザート】 BIGプリンパフェ780/BIGチョコレートパフェ780/ BIGマンゴーパフェ830/チーズケーキとベリーのパフェ450/ ショコラブラウニーパフェ450/黒ごまパフェ530/ 濃厚ショコラモンブラン530/ 【飲物】 コーヒー330/カフェラテ400/カフェモカ430/ 紅茶330/オレンジジュース380/コーラ330/ メロンソーダ330/ビール(小)400/ビール(中)500/ ライチソーダ380/ウーロン茶330/紅茶ゼリーオレ400/ コーヒーフロート480/コーラフロート480/ 評 価:☆☆☆☆ (味4/量4.5/サービス3.5/雰囲気4/CP4/駐車場4)【ビッグパフェの過去記事】「トリトン」~花瓶のむこうに覗く夢~ (2006年10月3日)「洋食亭」~地底湖上のカオス~ (2007年4月1日)(閉店)「モンシェリ」~拝食・ポッキー塔付属の東京湾観音~ (2007年11月4日)「ジュウジュー」~異空間での非日常食~ (2007年12月7日)「にんにく屋」~格闘という小悲惨~ (2008年4月14日)「猿家」~高輝なる花瓶パフェ~ (2008年6月19日)「グルメドール」~尖塔系・夢のつづき~ (2008年10月9日)「プれンティ」~それはとてもカジュアルな~ (2009年7月4日)
2009.08.15
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あらゆる意味で「万人向け」という言葉が当てはまる。利用する側の意思や意識が試されるお店なのかもしれない。寿し居酒屋「やまと」五井店住 所:市原市松ヶ島1-15-9アクセス:潮見通り 地図参照(P40台以上) 電話番号:0436-20-0207営業時間:11:00-15:00/17:00-22:30/(平日) 11:00-22:30(土日祝)定 休:無休/客 席:カウンター15席以上/テーブル8卓/座敷あり/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード可/メニュー:【ランチ】 日替わりランチ980/10貫セット780/ちらし780/ 15貫セット980/鮪ビンタ肉セット980/ 【サラダ】 大根サラダ399/海鮮サラダ819/ 【揚げ物】 若鶏唐揚399/ふぐの唐揚714/ 【造り】 かつお609/あじなめろう609/旬魚盛り合わせ1890/ 【セット】 きわみ御前2680/潮騒1480/浜千鳥1580/ 【にぎり】 やまと980/上1680/特上2380/ 【飲物】 モルツ樽生483/中びん525/コーラ262/ウーロン262/ 評 価:☆☆☆☆ (味3.5/量3.5/サービス3.5/雰囲気4/CP4/駐車場4.5)
2009.08.13
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この品に関しては、ビジュアルのほうが駄文の百倍も雄弁に語っており、もはや下手な解説の要がないくらい。生野菜サラダが盛りだくさんにあふれていて、下の麺がみごとなまでに見えない。汁は冷たい白湯系。見た目のあっさりを裏切って、けっこう濃厚でしょっぱい。しかしこれがまた具、麺とよくマッチしてしまう。創作中華「彩菜」(さいさい)住 所:市原市惣社2-10-9アクセス:市役所通り ガストのとなり(P2台) 電話番号:0800-800-3132/営業時間:11:30-14:00/17:00-22:00(LO21:30)/定 休:火曜日/客 席:カウンター4席/テーブル 約5卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【コース】(2名~) 2580/3000/3500/ 【ランチ&ディナー】【前菜】 四川風冷奴450/豚シャブバンバンジー790/ ピリ辛キューリ390/おつまみ焼豚880/ 鴨つくね(2本~)1本210/オリジナル春巻(2本~) 1本180/ ポーク焼売(3個~)1個130/XO醤揚げ餃子(5個~)1個120/ くらげの前菜(ねぎ塩or甘酢orガーリック)810/ ピータン(マヨソースor中国醤油)520/ 【サラダ】 彩菜サラダ790/ アボガドとピータンの特製マヨネーズサラダ850/ 牛シャブサラダ890/韓国風チョレギサラダ790/ カラーイ青野菜サラダ790/スモークサーモンのバジルサラダ880/ 海の幸のネギオイルサラダ1180/シーザーサラダ鶏唐揚のせ890/ 活帆立と活ホッキ貝のアンチョビサラダ980/ 【揚げ物】 若鶏のカラッと揚げ780/活帆立のサクッと揚げ(2個~)1個280/ 小エビのふわっと揚げ780/白身魚のピリ辛ソース850/ ふかひれの天ぷら(2枚~)1枚450/トンヒレの天ぷら 820/ 【スープ】 本日のスープ100/ふかひれスープ650/ 玉子スープ(約2人前)390/野菜スープ(約2人前~) 520/ コーンスープ(約2人前)580/ 豚ミンチとブラックペッパーのスープ(約2人前~)580/ サンラータン(約2人前~)620/ 【海鮮】 ふわふわカニ玉810/芝海老と茸の炒め820/ 芝えびと金絲菜の炒め820/海老と野菜のチリソース820/ 海鮮八宝菜950/青菜のカニあんかけ850/ 白身魚の甘酢あんかけ820/ホタテ貝柱のクリーム煮850/ 海の幸のXO醤炒め1260/海の幸のレタス包み(4枚~)1枚400/ 【肉料理】 彩菜風ペキンダック(4枚~)1枚72/ 若鶏のブラックビーンズ炒め810/麻婆豆腐790/ トンヒレ酢豚880/チンジャオロース880/ 牛バラ身のXO醤炒め1180/ 細切牛肉の蒸しパンサンド(4個~)1個400/ 豚肉の味噌炒めレタス包み(4枚~) 1枚380/ 牛ハラ身のオイスターソース煮込み880/ 【麺類】 サラダ冷麺850/辛味ぶっかけ冷麺880/さい 清麺(塩or醤油)520/チャーシュー麺850/ 五目あんの汁そば(醤油)850/モリモリもやしそば(醤油)820/ 海の幸の汁そば(塩)1020/ピリ辛エビそば(辛+塩)890/ 炎のタンタンメン980/ふかひれ麺1280/ ジャージャー麺850/あんかけ焼麺820/ 彩菜つけめん(赤or黒)890/ 【おこげ】 五目おこげ1120/エビチリ風おこげ1260/ 牛ハラ身のオイスターソースおこげ1320/ 海の幸のあら塩おこげ1320/茸のXO醤おこげ1260/ 梅肉おこげ1050/ 【あんかけ炒飯】 エビチリあんかけ炒飯1280/カニあんかけ炒飯1280/ 肉味噌あんかけ炒飯1080/五目野菜あんかけ炒飯1080/ ふかひれと上海蟹味噌のあんかけ炒飯1620/ 【炒飯】6207 五目炒飯880/えび炒飯880/ずわい蟹炒飯880/ チャーシュー炒飯820/サクサクレタス炒飯790/ スタミナニンニク炒飯790/XO醤炒飯880/ 牛肉と白黒ゴマ炒飯920/スパイシーカレー炒飯820/ 【デザート】 あんずの雫(杏仁豆腐)280/小豆のホット杏仁 290/ ホットコーヒー280/ウーロン茶プリン320/ ナタデココと小豆のココナッツミルク280/ ゴマ団子(3個~)1個160/抹茶アイス320/ 白桃シャーベット320/ゆずシャーベット320/ 【飲物】 エビスビール620/コロナビール620/ウーロンハイ500/ サワー各種500/カクテル各種550/ソフトドリンク280/評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス3/雰囲気4/CP4/駐車場3)
2009.08.05
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鎌取→ちはら台に引っ越しオープンした「まる金ラーメン」に立ち寄らせてもらう。カウンターのみの造りで、徹底的に機能性を追求したようだ。最小人数で切りもりするなら、たしかにこれしかない。この場で受験勉強ができそうなくらい室内が派手につややかに明るい。テーブルの上には、高菜、豆板醤、紅しょうが、にんにく、粒にんにくのポットが用意されていた。ミニチャーシュー丼とトンコツ白のチケット購い、手渡した。ラーメンのほうが先にやってくる。極細麺で、喉ごしは超スムーズ。九州豚骨で「硬め」と頼むとやってきそうなMAXアルデンテのバリ硬にはなっていない。万人向けといえた。具としては、チャーシュー、万能ねぎ、刻みきくらげ、白ごまという、よく言えば素朴な、普通にいうととても地味なメンバーが並んでいる。焼豚は、どちらかというとしっかり噛むタイプ。ほぼ中間の硬度。このメンツの中では、細かく刻んだキクラゲの食感が心地よいアクセントになっている。ボリュームは、よその店の博多系とんこつと同じでかなり控え目。はじめから替玉を前提にしており、少食の女性以外はもう一玉必要になるに違いない。変に脂ぎっていない。とんこつのイヤらしさが、ほとんどどこにも見当たらない。10年前だったら、これもかなりの個性品だと思うのだが。この種の「濃厚」「べったり」「まったり」に心身ともに慣れ親しんでしまった今の人々には、少々物足らないかもしれない。CPが高い。やたら具をデコレートして、客単価をつりあげようとする店が頻出する中。ここは具なしの「素らーめん」が用意してある。(ほぼ)飲まない私でも、たまにこういうシンプルなラーメンが食べたくなるときがあるくらいだ。その種のニーズがあるのはたしかなので、このへんの配慮は高く買える。このあとどんな色にも伸びていけるプレーンな印象が強く残った。どう伸長していくのか。とりあえずお手並み拝見としておこう。「丸金ラーメン」(2009年4月OPEN)住 所:市原市ちはら台南2ー29ー10アクセス:地図参照 P(約5台)電話番号:0436-75-0739営業時間:11:30-23:30定 休:月曜昼/客 席:カウンター14席/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/酒宴後向き/料金支払:前払い(券売機)メニュー:【ラーメン】 とんこつ白素ラーメン430/とんこつ醤油素ラーメン500/ とんこつ白ラーメン550/とんこつ黒ラーメン580/ とんこつ醤油ラーメン630/まるきんいっぱいラーメン800/ とんこつ醤油つけ麺650/油そば600/ 【トッピング】 半熟玉子100/チャーシュー200/長ねぎ100/ もやし100/魚粉100/メンマ20/海苔100/ 木耳100/明太子100/万能ねぎ100/ 【単品】 黒豚仕様横浜餃子400/ミニチャーシュー丼250/評 価:☆☆☆☆ (味4/量3.5/サービス3.5/雰囲気4/CP4/駐車場3.5)
2009.08.04
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当ブログも、何とか無事に60万アクセスを迎えることができました。本当にどうもありがとうございます。前の節目からその間は、自分にとってひじょうに厳しい期間でもありました。それでも数字は、いつも通りに積み重なっていました。それはある種の慰藉であり、激励でもありました。ありがたいことだと思っています。うまい言葉が見つかりません。この先も自分の(わがまま)につきあっていただけたら幸いです。ありがとうございました」<m(__)m>
2009.08.03
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以前ブラジル料理の「コパカバーナ」が入っていたところに、新たなお店がNEWオープンしていた。このあと少し手を加えれば、何のお店でも、どんな事務所でも開けるくらい、みごとにシンプルで殺風景な店内の様相だった。レジの横には、あちらの小品・食品などが並べてある。スタッフは向こうの女性ばかり。心なしか、顔が小さい気がする。安っぽい装飾を施したアルミ茶碗で水がやってきた。開店記念と銘打たれたワンコインランチ(辛み炒めご飯)を注文する。辛さを訊ねられたので、顔の大きさくらいの形を両手でつくって示してみせた。中くらいの意味あいだったのだが。はたしてうまく伝わるのか。それは、まったくもって素朴な一皿だった。香辛料で炒めたドライカレー風の挽肉、その横には目玉焼の艦載されたライス。双方の山を好きなように混ぜ合わせ、そこをスプーンですくい取る。「あっぱれ」と唸りたくなるくらいに辛い。それもただ辛いのではなく、内懐に不可思議な苦さを秘匿している。何といったらいいのか、奥行きがグンと増す。未知の香辛料が入れてあるのだろう。この新辛味は、完璧にこちらの予想の斜め上方を飛んでいた。それでも、食の適応力は自然に備わっているらしい。食べすすめるに従って、何となくその意想外にも慣れてくる。サービスで、タピオカ入のココナツミルクを出してくれた。これもこれでふつうにイメージする品を、パーフェクトに裏切ってくれた。タピオカ粒が極小でプルプルしている。一方、ミルクスープの濃度としてはごくあっさり。これが味わってみると、実は絶佳なくらいほろ甘い。ベリー甘ったるい。しかし、これも数口すするうちに、何となく慣れてきた。「もう二度と寄らない」という印象ではない。「できたらまた試してみたい」「別な料理も味わってみたい」と思わせるだけの吸引力は持っている。日本人向けにアレンジしているのがみてとれる。それにしても、はたしてこのへんで、この独特の香辛系が、どれくらい受容されるのか。まったくもって見当がつかない。とりあえず今は健闘を祈っておこう。タイ家庭料理「つじい」【閉店】住 所:市原市根田4-1-15アクセス:市役所通り コスモビデオ向かい(Pなし) 電話番号:0436-63-3315営業時間:11:00-14:00/17:00-23:00/定 休:水曜日/客 席:テーブル 約5卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ランチ】 グリーンカレー500/辛し炒めご飯500/ 【ランチ&ディナー】【スープ】 豆腐スープ700/ココナッツミルクスープ850/トムヤンクン800/ 【カレー】 グリーンカレー700/チキンレッドカレー700/ 海老入レッドカレー700/ 【炒めもの】 海鮮野菜炒め980/春雨野菜炒め700/わたり蟹カレー炒め1200/ 【麺類】 チキンラーメン500/トムヤンクンラーメン750/焼きそば700/ 【ライス】 鶏のせご飯700/レッドチャーハン700/辛し炒めご飯700/ グリーンカレーチャーハン700/タイ米ご飯180/ 【サラダ】 パパイヤサラダ700/春雨サラダ700/豚肉サラダ700/ 豚肉レモンソースサラダ700/ 【炒めもの】 チンゲン菜炒め680/鶏肉と生姜炒め680/鶏肉辛し炒め700/ 【飲物】 生ビール500/びんビール500/レモンサワー380/ カシスサワー380/ タイドリンク各種200/コーヒー200/紅茶200/コーラ200/ 評 価:☆☆☆☆ (味4/量3.5/サービス3.5/雰囲気3.5/CP4/駐車場1)
2009.07.27
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普通のお店で食べたわけではないので。今回のレポは、番外編といえるかも知れない。「南国ホテル」…現在は伊東園グループに属し、低価格、均一料金などを売りにしているお宿である。食事は、夕、朝ともバイキング方式。両側が、広間・大広間になったその通路にブッフェ台が置かれている。段差があるので、足の悪い人には少々難儀かも知れない。夕食のメニュー(日、月、シーズンによって変わるので、ここではその一例)を示すと。食事系は、前菜3種、サラダバー、ねぎチャーシュー、煮物、フライ3種(コロッケ、海老フライ、魚フライ)、刺身2種(海老、いか)、きんぴらごぼう、鯖焼き、カレー、ご飯等々。甘味のほうは、アイスクリーム、ミニたい焼き、杏仁豆腐、ロールケーキ3種(バニラ・チョコ・抹茶)、ミニ大福、パイン、ライチなど。こう書き記すと、なかなか充実しているように見えるのだが。そこは値段が値段なので、クオリティ的にすばらしい物は期待できない。海が近いからといって、とびきりの海鮮物が出たりはしない。海のものが数多く並ぶこともない。既製品感、チルド食感、冷食感のある品が多数ならんでいる。特別まずいものは見当たらないにしても、特別おいしい物も(同じように)見当たらない。大勢の人を相手にするそれ向けのバイキングということで。とにかくある一定の量をディスプレイすることに努力している。ねぎチャーシューなど、細かくカットしなければもっと素敵で楽しめる一品になると思うのだが。見事に刻まれて、見た目的に増量(ふか)されていた。ちなみに、朝食のほうも記しておくと。フライドポテト、ウインナ、玉子焼、スクランブルエッグ、焼売、鮭、おから、ひじき、納豆、サラダバー、パン、ご飯、コーンフレーク、オレンジ、ゼリーなど。こちらもごくごく普通の朝バイキングの内容といってよかった。ミニ卓上コンロが各テーブルに据えてあり、その上で鯵の干物でも焼くことができたらどれだけ好印象になるか。たまらず妄想をたくましくしてしまうのだが。無いもの無いので、どうしょうもない。グルメな旅を堪能したくて、宿のご飯に多大なる期待を持っているなら。悪いことは言わない、ここは外すべきだろう。宿の飯はどうでもいい。旅のグルメに関しては、その他の場所で満喫するつもりというなら、ここを選んでも悪くはない。文句ばかりを書きならべたようだが。実のところ私は、ここの(隠れ)ファンの一人である。その証拠に、もうすでに何度も泊っている。味覚以外でのリーズナブルさにおいて、かなり買っている。特に、土日祝もシーズンも関係なく同一料金で泊まれるというのは、高評価してもよいだろう。時間外には、無料で機械を開放しているカラオケバー。その後正規の営業時間になっても、ごく安価に利用できる同店。無料の卓球台、カラオケルーム(ただの和室だが)。24時間開放されているパソコン等々。食事のマイナス面を補ってあり余るだけのポイントを備えている。要はどこを重視するか、どこを切り捨てるかで、こういうリーズナブル系の価値は決まるのだろう。自分のポイントと合致するなら、ここはそんなに悪くない。(宿としての評点ポイントなどは、検索で容易にHITする。必要があるときは、そちらを参照されたし)「夕食」「夕食時のデザート」「朝食」
2009.07.20
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田んぼと畑と空地が混在するその中ほどに、突然意表をついて「お食事処」「営業中」の旗が揺らめいていた。駐車場の横には、小型魚船が堂々とディスプレイされている。この類の「知られざるお店」「穴場」が大好物である私は、少しだけ興奮ぎみに入口の戸をあける。予想以上にガランとしており、昼下がり独特のひと段落感にあふれていた。だれも見ていないテレビが物憂げに点っている。カウンター上には、寿司屋でおなじみのネタケースがあたりを睥睨している。また、卓上にはお盆が置かれ、出陣前のコップたちが行儀よく整列している。すぐ横に古っぽい電話帳がころがっていた。高級割烹あたりでこういうものを見ると、興ざめもいいところだが。ここで目にしても、不思議と似合っている。昭和風味の一つの景物としてきれいに納まっていた。天井には、極小の(おもちゃのような)レインボーライトがぶら下がっている。配線が通っているので、夜の居酒屋の部では、さぞや活躍することだろう。このあたり、いかにも地元民のための(居酒屋的)食堂といった風情が満点で、期待を裏切らない。ランチは5、6種類。その中から「穴子定食」を注文した。やってくるまで、けっこう時間がかかった。ただ単に「穴子」と名乗っても「煮物」「焼物」「天ぷら」「天丼仕様」といろいろあるのだが。ここはプレーンの天ぷらだった。身がしっかりとして、立派に分厚い。わりと淡めの揚げあがりながら、衣はカリッと硬質仕立て。サックリという食感のあと、ふんわりした柔らか至極な本身がやってくる。ホロリとくずれる加減を、口もとがうれしく受けとめる。天つゆが、(房総の漁師町ではめずらしい)醤油の色が薄いあっさり目。これがまた、準硬質系の穴天とよく合っている。味噌汁の具は豪華にもシャコがおごられていた。独特の濃密な香りが鼻をついていく。「絹の奴」「かぼちゃ」「ばか貝煮」と、サイドの小皿たちがなかなかの役者ぞろい。煮物の味つけが、やはりあっさり控え目な仕立てで、しごく好感が持てる。ご飯が小ぶりな茶碗でやってきたので、ちょっと少ないと思ったのだが。中がみっちり詰まっていて、実際のところけっこう満腹になった。窓向こうのPスペースに車が停まる。てっきりお客さんと思ったのだが。どうやらツケを払いにきたようだった。「酔った勢いだったんだろうネ。言いたいことだけ言ってたみたい」「そう、そりゃ悪かった。でもこの店以外、どこにもそんなトコないんだよねェ。莫迦を言いたい放題言えるようなトコ」「アハハ」そうやってしばらくの間、屈託のない会話をくりひろげていた。そのとき笑っていたおかみさんと、食後すこしだけ話をした。昼を出すようになったのは、ここ最近だという。傍で見るより簡単なことではない。なるべく地の物にこだわっている。メディアに取り上げられるのはありがたいことだが。そのときの料理の写真を元にして、少しでも異なったものを出すと文句をつけてくる手合いがいるそうだ。個人のお店の仕入れなのだから、すべて規格通りの物が手にはいる訳ではない。むしろ均一なものを仕入れることこそ不可能に近い。「こちらもいろいろ工夫するんですけどね。たとえば小柄なものだと2匹にしたりして」「宴会のときとかも、隣の人と大きさが違うと言ってきたりね」気苦労が耐えないようすだったが。この仕事が好きでたまらなそうな笑顔でしゃべってくるので、愚痴には聞こえなかった。自分も画像を公表する立場にいるので、この際ひとことだけ注意を入れておこう。くれぐれも、この写真をタテにして文句などつけないように願いたい。これは別にサンプルではない。動かぬ証拠でもない。そのときその場限りの、一期一会的な記録のかけらである。自分のための単なる備忘録の一葉にすぎない。食事処・居酒屋「おおたけ」住 所:木更津市牛込617アクセス:地図参照(P約12台) 電話番号:0438-41-8383営業時間:11:30ー14:00/17:00ー22:30/定 休:火曜日/第3水曜日/客 席:カウンター5席/テーブル4卓/座敷あり/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ランチ】 煮魚定食1000/刺身定食1000/天ぷら定食1000/ 穴子定食1000/鶏唐揚定食800/ 【単品】 いかの沖漬け500/いかの姿焼600/穴子天ぷら800/ ししゃも380/ホッケ塩焼き380/エイの唐揚400/ かれいの唐揚600/砂肝500/ポテトフライ500/ アサリフライ200/ばか貝フライ600/もつ焼400/ なんこつ揚600/野菜サラダ500/野菜のハム巻400/ ウインナ300/豚キムチ600/白菜キムチ300/ 野菜炒め500/お茶漬500/焼きそば500/ おにぎり(2個)300/冷奴100/評 価:☆☆☆☆☆ (味4/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4.5)
2009.07.15
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このシーズン恒例のデザートコースをいただくため、Hオークラに向かった。ジャズピアノが静かに流れている。スポットライトがきれいな帯状にならび、浪漫風なほどよい明るさを提供している。ホール内は、どっぷり夜の雰囲気に落ち着いていた。最初に飲み物をどうするか、たずねられる。いつも珈琲だったので、今回は紅茶にしてみる。これはポット仕様でやってきた。まず一皿目は、アミューズ的な小品。「洋ナシのキャラメリゼと塩のきいた生キャラメル」そのへんの下手な仏料理店のコースの同品より質量があり、なおかつ上手に洒落ている。ローストした洋ナシの横にキャラメル系のアイスクリームが添えられていた。その脇に生キャラメルとパイ。塩気はそんなに際立っていない。どこまでも甘みおさえめで上品&上質だった。前菜がわりの「柑橘系フルーツとホワイトチョコのテリーヌ、赤ワインでマリネしたトマトをそえて」これも、甘さ控えめ。見た目きちんとテリーヌしていた。しかし食べてみると、みごとにデザートしてくれている。トマトも、こういう扱いをされれば、きちんとしたスイーツになれることを初めて知った。意外性の妙技。妙味。3品目のスープ替わり。「彩りフルーツとアロエのミネストローネ、バジルをほのかにただよわせて」細かに刻んだフルーツポンチで、バジルが派手にきいている。上品至極。極楽、極楽。これから先はメイン相当となる。メイン1皿目は「ショッソン・オー・ポム」要するに、半月形をしたリンゴのパイ包みである。ナッツとレーズンが中心部に秘匿されている。普通やりそうなシナモンを大幅に効かせたものではなく、リンゴ本来の甘み&うまみにたよった静かな闘志にあふれる一品だった。熱々ホクホクで、ありあまるほどトロりん。口直しの単品。間奏曲。「レモンチェロのグラニテ ピンクペッパーの香りで」少量かかったペッパーが、微細ながらことのほか効いている。上質かつジェントルな甘さの中に、ひっそりピリリと美しく効く唐辛子。これはアイデアの勝利以外の何物でもないだろう。そして、メイン中のメインは今年も「クレープシュゼット」だった。例のごとく、テーブルの前にワゴンが引かれてくる。そして目の前で、調理パフォーマンスをしてくれる。じゃっかんの解説が付く。グランマニエ、コアントロー、VSブランデーの3洋酒を駆使している。「熱くて」「冷たくて」「上甘」。柑橘系の酸味と洋酒系のほろ味と、グラニューを焦がした甘味が、三味一体となってすばらしい味覚境を作りだしてくれていた。〆のデザート。デザートコース中のデザート担当は「ナッツ風味のブラマンジェ」ミント、ガトー(フロランタンのような焼き菓子)レンズ豆を炊いたもの。これら3種がトッピングとして付いている。これらを、お好みで適当に入れて食べる趣向。これも「ナッツ風味」というのが、ことのほか効いていた。軟質の最上級をいく。マイルドの極地。スーパーとろとろ。ブラマンジェというより、ムース。ムースというよりスープ、スープというよりビシソワーズ。そう。言うなれば、極限の甘み系ビシソワーズという表現がピッタリくる。総じて完成度が高い。高いというより、もうこれ以上先の天井がないくらいのハイレベルに到達している。味のほうもそうだが、ビジュアル面も最高。一品ごとに装いを凝らした変化のようすを楽しむためだけでも、このコースをたのむ価値はある。一介のスイーツファンは、ただそのスーパーFINEなパフォーマンスをありがたく受けとめるのみである。このイベントがあるため、私にとって7月は「聖なる月」と格上げされている。ハイネの「詩人の恋」ではないが。「美しき7月に…」そのものだ。「セブンシーズ」住 所:千葉市中央区中央港1-13-3 アクセス:千葉ポートタワー通り ホテルオークラ千葉内 P(多数)電話番号:043ー248ー1111営業時間:11:30-14:30/17:00-21:30/定 休:無休(臨時休業あり)客 席:20卓以上(可変)利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【ランチ】 チョイスランチ1365/昼の和食膳1365/ ランチdeコース4200(サービス料別) 【ディナー】 雲丹、鮑、伊勢海老、ふかひれ贅沢三昧コース5775(サ別)/ すっぽん・鰻コース5775(サ別)/ ライトフレンチ5775(サ別)/ ※季節・月によりメニュー可変評 価:☆☆☆☆☆ (味5/量3.5/サービス4.5/雰囲気4.5/CP4/駐車4.5)前掲の「トレビ」~要・今はなきミステリーツアーのノリ~ (2006年7月28日)前掲の「セブンシーズ」~甘くないオトナになるための甘さ~ (2007年8月16日)前掲の「セブンシーズ」~すでに完成の域にて~ (2008年7月11日)
2009.07.10
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どうしても無性にあの味が食べたくなってしまったので「九十九ラーメン」の津田沼店に向かう。駅前のメイン通りの端のほうに位置している。しゃもの威勢よさを模したような店名の赤ロゴからして、懐かしさがこみあげてくる。中は、けっこう賑わっていた。肝心の味のほうは、旧市原店とほぼ同じ仕様。セルフでやるネギ、辛味もやしの小壺も健在のまま。「うん、うん」と頷きながら、夢中で食べすすめる。同店の「木更津」「市原」と郊外の店は、残念ながら撤退の憂き目にあってしまったが。そこがなくなっても、よそでフォーローがきくところは、チェーン店のいいところなのかも知れない。味の記憶というのは、ある意味人の根っ子に関わっている。大事な小部屋である。典型的な都市型ラーメン屋といえるのか。看板である「○究チーズラーメン」が、連日売切れるくらいでないと(経営的には)厳しいのかも知れない。「醤油とんこつ」「九十九とんこつ」「九十九ラーメン」津田沼店住 所:船橋市前原西2ー21ー6アクセス:津田沼駅東側通り沿い(Pなし) 電話番号:047-404-0141営業時間:11:00ー5:00/定 休:無休/臨時休業あり/客 席:カウンター約15席/テーブル2卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:先払い/券売機/メニュー:【麺類】 元祖○究チーズラーメン900/九十九とんこつラーメン600/ 味噌とんこつラーメン750/醤油とんこつラーメン700/ 【トッピング】 味付半熟玉子100/揚げにんにく150/ゆで玉子50/ コーン100/バター100/もやし100/海苔100/ 白髪ねぎ200/メンマ250/ニラキムチ250/ チャーシュー250/ 【その他】 手作り九十九餃子350/ライス200/半ライス150/ 【飲物】 生ビール400/缶ビール350/ウーロン茶180/評 価:☆☆☆☆ (味4/量3.5/サービス3.5/雰囲気4/CP4/駐車場1)前掲の「九十九ラーメン」市原店~配慮スパイスが効いた別次元の真実~ (2006年4月17日) 前掲の「九十九ラーメン」市原店~白鳥の歌~ (2007年2月28日)
2009.07.07
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通り沿いの三角屋根のレストランなので、一度も迷わずに着くことができた。中央に梁が一本通る構造。頭上空間に余裕があるので、なかなか開放的な雰囲気が醸成されている。天井扇も、心なしかゆるやかに回っているように見える。都心だったらこの2~3倍の客席を用意するだろうフロアに、ポツポツとテーブルが置いてある。中はけっこうにぎわっていた。食事+いちごパフェという形にする。となりの家族連れも、そのとなりのカップルも同じようにしている。ビッグパフェを頼むときの醍醐味の一つは、登場するそのときの(大きさにやや引く感じの)サプライズ感にあるのだが。ここでは最初からネタばれしているので、残念ながらそれを味わうことはできない。存在が知られすぎてしまい、ほぼすべてのテーブルでオーダーしている。その肝心のビッグストロベリーパフェは、全高約33センチ。(ちなみに、メジャーは常に持ち歩いている)いちごの果肉は、きれいさっぱりパーフェクトなまでに姿を見せず、そのネーミングの根拠は、上から垂れポタされたイチゴソースのみとなる。具に重きを置く人にとってこれは、(一粒)チェリーパフェの苺ソースかけにすぎない。どちらかというと自分もその一派のはしくれだと思うが。プライスを勘案すると、これはこれで許せる。それ用の特別な器は用意されておらず、ごく普通のパフェ容器で供出されている。これがみごとなまでに頭でっかちで、見る者の悲哀をトコトンさそう。古谷三敏のキャラクターにありそうなドンヨリした表情をしている。通常ビッグパフェで取りがちな、上から俯瞰するような食べかた、食ルールは、この一品ではあり得ない。上から、あるいは斜め横方向から攻めていくしかない。満載状態のかき氷を、上からつぶすというフェイントなしにそのままやっていく、あの慎重かつていねいな食べっぷりが絶対に必要となる。どんな食べ物よりデリケートなスプーン使いが要求される。上から押しつけるような「順手」はご法度。シャベル方式で、下からすくいあげる「逆手」使いが、ここでの基本フォームとなる。これだけデリケートに注意しても、いくらかの乳脂肪分、クリーム、ソース等の滑落は甘受しなければならなかった。利用しやすいレストランである。どのメニューにしても、良心的でボリュームがある。「ハンバーグセット」「とんかつセット」アメリカンレストラン「プれンティ」住 所:銚子市笹本町165アクセス:国道356号沿い 地図参照 P(12台以上) 電話番号:0479-33-2535営業時間:11:00-14:30/16:00-20:40/(平日) 11:00-20:40/(土日祝)定 休:火曜日/客 席:テーブル12卓(可変)利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:【食事】 ポークジンジャー780/ハンバーグ780/ヒレカツ1080/ カキフライ780/鮭のバター焼1380/帆立フライ980/ チキンソテー980/トンカツ780/ミックスフライ980/ 若鶏の唐揚780/ビーフジンジャー1380/ ※(セットはプラス300円) 【サンドイッチ】 トースト420/エッグサンド580/ホットサンド750/ グラタントースト980/ピザトースト630/ 【グラタン】 グラタンスパゲティ1280/小海老グラタン650/ シーフードドリア800/ 【サラダ】 コンビネーションサラダ750/プれンティサラダ1280/ 【ヌードル類】 ミートソース800/ナポリタン750/ラーメン580/ チャーシュー麺800/ 【ステーキ】 サービスステーキ(200g)2700/(300g)3700/ 【ライス類】 小海老ピラフ700/オムライス980/カツカレー980/ ビーフカレー850/ ライス200/パン150/ 【パフェ】 チョコパフェ750/イチゴパフェ750/ブルーベリーパフェ750/ 小倉パフェ800/バナナパフェ800/キウイパフェ800/ 季節のフルーツパフェ(11月~2月)1500/クリームあんみつ700/ フルーツサンデー860/アイスクリーム500/ 【飲物】 コーヒー400/カフェオレ400/紅茶350/ウーロン350/ コーラ350/メロンソーダ350/レモンスカッシュ400/ ココア450/バナナジュース500/ 【アルコール】 生ビール530/アサヒ中びん630/日本酒350/白雪生800/ チューハイ各種500/カクテル各種600/評 価:☆☆☆☆ (味3.5/量4.5/サービス4/雰囲気3.5/CP4.5/駐車場4.5)【ビッグパフェの過去記事】「トリトン」~花瓶のむこうに覗く夢~ (2006年10月3日)「洋食亭」~地底湖上のカオス~ (2007年4月1日)(閉店)「モンシェリ」~拝食・ポッキー塔付属の東京湾観音~ (2007年11月4日)「ジュウジュー」~異空間での非日常食~ (2007年12月7日)「にんにく屋」~格闘という小悲惨~ (2008年4月14日)「猿家」~高輝なる花瓶パフェ~ (2008年6月19日)「グルメドール」~尖塔系・夢のつづき~ (2008年10月9日)
2009.07.04
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よほどの地元民でないかぎり、こういう本格派のローカル系路地に車を入れたりはしないだろう。自分にしても「食べ歩き」などという酔狂をしていなければ、ここには一生足を踏み入れなかったに違いない。「みやもと」は、一見何の変哲もないごく控え目な食堂然とした風情で街中にたたずんでいた。しかしここは(このあたりでは珍しい)広島焼を出してくれるお店なのだ。店内は、あっけらかんとして素晴らしく素っ気ない。どんな商売屋でも、すぐに衣替えできそうな気がする。ふつうこの種の店だとテーブルが「メイン」のおもてなし場所だと思うが。ここではそれが1卓しか用意してない。その周りでは、田舎の青年団の酒盛り後よりデラックスにとっ散らかって椅子たちが好き勝手な散歩をくり広げている。簡易な造作でなされたカウンターには、ヒップラインが妙に高い丸椅子が3脚無粋にならび、その奥には引き戸の冷蔵ケースが縮こまった印象で置いてあった。学校帰りの子専門のお好み焼き屋に、じゃっかんの品格系スペースを与えたらこうなるのかも知れない。目の前に鉄板はない。自身で焼くことは想定しておらず、すべて店の人が焼いて持ってきてくれる。水はセルフ仕様。しかしその流儀の勢いそのままに、ビールさえも「セルフサービスにご協力ください」と注意書きがしてあるのには、苦笑するしかなかった。近頃見かけないあのレトロな冷蔵ケースから、自分で持ってきて好きにグビグビやるわけだ。小上がりの棚にのっているTVを見てしばらく待っていると、注文の品が静々とやってきた。これは…。今まで自分が食べてきた。「広島焼き」とはまた別の趣があった。全体的に平べったい。横からみてみると、明らかに全高が低い。また焼きそばが縦横無尽にはみ出している。本場モノはもっと、焼きそばと本体がしっくり絡みあっていたような気がする。焼きそばは妙な自己主張はせず、きっちり品行方正でそのドーム内におとなしく格納されていたような気がするこれは(どちらかというと)ちょっと箸をつけただけでも、すぐに双方が分離したがるような仕立てになっていた。お好み焼き片が独立し、皮のように剥がれてしまう。強力に意識して箸を使い、それを一緒に食べるように努力してはじめて、普通にイメージする広島焼に到達することができる。味は悪くない。ソースは「おたふく」で、やや辛の濃厚。きちっとした本場の味覚が楽しめる。ほぼ食べおえる頃になると。これはこれで良いように思えてきた。しかとした独自の色がある。雰囲気やら料理の味覚などを含め(いろいろな意味で)言うにいわれぬ味がある。(実際、この場にいないにしても)猫が近くであくびをしているような、日だまりのにおいがプンプンしているような、そのまわりでは小さな井戸端会議がにぎやかに開催されているような、軒先に運動会の万国旗のように洗濯ものが揺れているような…。要するに下町の路地裏、その安心と安寧が支配するそのド真ん中で食べている安らぎとでもいうのか。ここではそれを、自然のままに体験させてくれる。浜の下町のへそは、間違いなくこの近辺に存在する。このお好み焼が本場モノか、それとも少しはずれた異端なモノなのか。そんなことは、この際どうでもよいではないか。この独特の雰囲気を生で体験できるだけで、ここに来た甲斐はじゅうぶんにあるに違いない。「みやもと」住 所:木更津市中央2ー2ー9アクセス:地図参照 (P約2台) 電話番号:0438-25-7600営業時間:11:30ー20:00定 休:不定休客 席:カウンター3席/テーブル 1卓/小上がり3卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【お好み焼】 広島お好み焼650/そば大盛950/ 【トッピング】 いか天100/マヨネーズ100/チーズ100/もち100/ ねぎ200/牛すじ200/ 【単品】 焼うどん600/焼そば500/関西風うどん450/いか天ソフト350/ お好み焼うどん750/冷奴300/キムチ350/みみ500/ 牛すじ500/そら豆350/枝豆350/評 価:☆☆☆☆ (味3.5/量4/サービス3/雰囲気4/CP4/駐車場1)/font>
2009.06.25
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園生と西千葉にある「ガガル」が、生実の県道66号沿いに新たな店をOPENさせていた。元ラーメン屋だった素っ気ない系のテナントなのだが。外観としては、濃い緑と印度三色旗の色遣いを派手に配してあるので、けっこう目立つ存在かも知れない。内装は、居抜きしたほぼそのままの形で普通にやっている。壁にペタペタと、あちらのタペストリーをぶら下げたりしているのだが。それは別になくても構わないように思う。色気が足りないぶんは、別で取りかえせばよいではないか。ランチのセットを注文した。ナン・ライスが食べ放題になっているのは、本店とまったく同じ流儀。これは、店のアイデンティティーとしてじゅうぶん秀逸であると思う。いくらフリーだといっても、まさか5枚・10枚食べる人はいない。たいがいの人はお替わりしてない。お替わりする人も、せいぜい2枚までで収まっている。それくらい。デフォルトでやってくるナンが遠慮なく大きい。象の耳まではいかないにしても、小象の足あとくらいはありそうだ。カレー種によって標準の辛味がちがう。チキン・マトンは最初から辛めで、ベジタブル・エッグなどはゆる目に調製されている。きれいなサラサラ仕様ではなく、少々日本のルー的なとろみが淡くついている。そこに象徴されるように、この地の趣向に敏感に合わせている。配慮してある。そのために、食べていてイヤな感じや違和感をまったく感じない。インド料理だからといっても、何も身構えずに普段着の自分といつもの自分の味覚仕様で、存分に楽しめた。千葉・市原の名店「デュワン」とは子弟関連があるようなのだが。詳しくは知らない。近頃このあたりでも、本格インドカレーのお店がどんどんと進出してきている。そのときどきのニーズに合わせて選択肢が増えていくのは、とてもありがたい。肩肘張る必要がないとき。ナンの飾りもない、ラーメン屋的なインテリアが許されるとき。大柄なナンに会ってみたいとき。ややポテったインドカリーを食べたい気分のとき。とりあえず、ガッツリ行きたいとき。そういうときにここは、有用な使途店・マークすべきお店となり得るに違いないだろう。インドレストラン「ガガル」(2009年2月15日OPEN)住 所:千葉市中央区生実町1605-1アクセス:県道66号沿い 地図参照 P(約3台)電話番号:043-264-3178営業時間:11:30-14:00/17:30-20:00/定 休:火曜日/客 席:テーブル7卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【ランチ】(各ナン、ライス、サラダ、ドリンク付) A780(カレー1種)/B900(カレー2種、ヨーグルト)/ C1080(カレー2種、タンドリーチキン、シークカバブ)/ バターチキンランチ900/ 【ディナー】【カレー】 ガガルSPカレー1150/サグマトン1100/ サグチキン1050/シーフード1150/エッグ900/ バターチキン1050/ベジタブル900/サグパニール960/ ダルフライ900/ 【ライス・ナン】 ライス250/サフランライス350/ナン250/ 【タンドール料理】 タンドリーチキン700/シークカバブ700/チキンティッカ700/ シュリンプティッカ950/ミックスグリル1800/ 【セット】 ガガルSPセット1700/レディースセット1550/ ガガルセット1450/ 【飲物】 生ビール500/びんビール500/インディアンビール640/ グラスワイン290/コーラ280/マンゴージュース380/ ラッシー290/アイスコーヒー320/チャイ350/ ウーロン茶290/評 価:☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス3.5/雰囲気3/CP4/駐車場3.5)
2009.06.21
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袖ヶ浦のド真ん中で個性的な輝きを放っていた「福のじ」が、市原に完全移転してきたというので、興味津々に寄らせてもらう。以前、「虎林」や「食いものや遊」などがあったその場所に、もう十年選手のように何くわぬ顔をして普通に営業していた。あまりに普段着っぽいオープン模様なので、よほど強力に意識してないとあっさり通りすぎてしまう。中は、二つの店を無理に一緒にしたようで、妙な構造になっていた。エリアが完全に真っ二つに分かれている。なぜか、いちばん似合いそうもないグランドオーケストラ系のBGMが堂々&流麗にながれていた。肝心のメニューは、かなり絞りこんだ印象。旧来のサービスランチもないし、定食類もない。ガウディの聖ファミリア教会よろしく、海老天が尖塔状に立ちならぶ「デカ盛り海老天丼」も見当たらないし、アニバーサリーパフェもやってない。それだけ、現在の自信作をならべたとも言えそうだ。とりあえず「どでか丼」シリーズは健在だったので、その中からごく無難に「天丼」を注文する。品物の登場を目の前にして、私はすぐに観念した。とにかくとりあえず途轍もなく突拍子もなく、予想をはるかに超えてボリュームたっぷり。イヤ、たっぷりしすぎていた。ここの直径30センチの丼はすっかり見慣れているので、別にサプライズする義理も人情もないのだが。肝心の中身のほうが、それこそ小池さんの頭的冠状にあふれんばかりに盛られている。これには、最初から白旗を掲げるしかなかった。いわし、あじ、海老、穴子、春菊、ナスという常連が、大きな空間をいかにも狭そうに占有しながら、各々の身体を自由奔放に張り広げていた。それぞれが桁はずれにでかい。中身の小規模さをコロモでごまかすためにわざわざ大柄にしたというような、貧相なこころざしの品物ではない。XLの子が4Lの服を着た(それもカジュアルのダボダボ系)のではなく、4Lの子がやや余裕の5Lのツメ襟学生服を着たような、そんな風体をした天ぷら軍団だった。具の肉づきにおいても、かなりの充実度を誇っている。穴子などは、相撲部か柔道部の諸氏・先輩からぜったい誘いがかかろうかという代物。ほかの魚の身にしても半端なく大柄。ひと口ほおばると、口中はみごとなまで(盛んに)(なかなか)サカナサカナしてしまって、いつもはそれほど欲しない野菜系の天ぷらが、このときばかりは恋しくてたまらなくなる。基本的に、味は房総流の濃い目。ご飯との相性が抜群によい。たまらない人は間違いなくたまらない。もちろんすべてが大盛仕様かというと、そうでもない。「ラーメン」や「チャーシュー丼」は、通常プラスαくらいで、並の女性でも平らげることができる11号的「普通サイズ」に落ち着いている。一つの品だけでシェアせず、一人一点ずつ注文してくれるよう注意書きがしてあった。また余りを持ち帰る際、生ものは遠慮して欲しいと記してあった。これらのことわりは、袖ヶ浦店では見たことがない。店内は盛況をきわめていた。そして、注文品の届いたテーブルから、驚嘆の混ざった歓声があがっている。すべり出しはとても順調にみえる。こういう個性派の進出は無条件に歓迎したい。願わくは、あらゆる面で袖ヶ浦店のあの威風堂々&キッチュの正凛とした姿に少しでも近づいてもらえたらと思う。いつの日かこの店の屋根上に本物のセスナが飾られることを、私はひそかに夢見ている。「天丼」「世界一のおやじ丼」ここまで来ると、これを単なる(どんぶり)呼ばわりするのは何か違うような気がする。これは豪放的な丼風器に盛られた、どんぶりとは名ばかりの、下部にご飯を敷いた超ド級のウルトラ海鮮盛である。「ラーメン」丼の直径は約21センチ。ここの他のメニューに比べて特に大きなものではない。それでも標準のものよりボリュームはあるだろう。刻み玉ねぎは浮いてないにしても、竹岡系的な醤油濃いスープが特徴といえる。厚切りのチャーシューが2枚おごられている。何気にCPの良い一品。「チャーシュー丼」ここのメニューは、まず器の大きさから提示しなければならないような気がしてきた。これは楕円形で、長径方向は31センチにならんとする。特濃の醤油だれでコーティングされたチャーシューは、形状は不揃いながら、どれも厚みには自信満々の面持ちでどっかり座っていた。肉のホロホロのくずれるさまを楽しむというより、噛んだ筋方向に素直に割れていくその納まり具合と、その際の独特の食感を楽しむ、噛む感触を楽しむためにあるような丼だった。サイドのサラダには、レタスと色鮮やかなパプリカが配される。シーザードレッシングがかかっていた。「福のじ」(2009年4月18日OPEN)住 所:市原市西五所34-34アクセス:平成通り 千葉トヨタのとなり 地図参照 P(8台)電話番号:0436ー63ー3121営業時間:11:00-15:00/17:00-22:00頃/定 休:月曜日客 席:カウンター2席/小上がり10卓(可変)/ 11:00ー17:00まで禁煙利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【どでか丼】 天丼1000/穴子丼1000/ロースカツ丼1000/チキンカツ丼1000/ チキチキ丼1000/煮うなぎ丼1000/チャーシュー丼800/ 世界一のおやじ丼3150(限定5食)/ごちゃまぜ丼1300/ うに丼1800/市原うまか丼1500/ 【麺類】 ラーメン500/チャーシュー麺750/ソース焼きそば680/ 【単品】 グリーンサラダ380/シーザーサラダ680/枝豆200/冷奴150/ メンマ270/鶏の唐揚580/おつまみチャーシュー600/ 手作りアイス350/こだわりプリン350/ 【セット】 福ちゃんセット1000(限定50セット) 【飲物】 キリン生ビール550/キリン瓶ビール550/アサヒ瓶550/ ノンアルコールビール480/ウーロンハイ480/梅ハイ480/ 峯の精300/冷酒850/コーラ300/オレンジ300/カルピス300/ ウーロン茶400/評 価:☆☆☆☆ (味3.5/量4.5/サービス3.5/雰囲気3.5/CP4/駐車3.5)前掲の「福のじ」~ガッツリ系の風雲牙城~(2006年12月16日)前掲の「福のじ」【再訪】(2008年9月6日)
2009.06.14
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不二家でケーキバイキングを実施中だという。かなり前のお話だが。稲毛のオーツーパークにあった「不二家レストラン」で、やはりケーキの食べ放題をやっていた。それはブッフェ用に用意された小カットものをいただく趣向で、正直なところあまり感心しなかった。(わりあい大柄な)不二家のケーキをいただくという充実感がまったくしなかった。しかし今回は、店売りとまったく同じ品物をバイキングでいただけるという。とあれとにかくとりあえず、突入してみることにする。限定店しかやってないので、その点は注意が必要。千葉ではここだけが該当となっている。店内はガラスエリアが広く、見た目にはなかなか開放的なのだが、実際この季節になると、少々暑いかもしれない。店の中央にドリンクバーの台が設置されている。食事をした人とブッフェのみの人とでは値段がちがう。ランチをたいらげてから、やおらその食べ放題をする旨を告げる。四角い皿と制限時間を記したパウチプレートを持ってきてくれた。玄関口のショーケースの前に行き、好きな品をピックアップしてもらう。ただし1度に2品まで。どの品もOKなわけではなく、「バイキング対象品」というカードがついたものに限られる。要するに320円以下のスイーツに絞ってある。それでも品数は多種多様&選り取りみどり。さすがこれには激しく目移りした。たまに、テイクアウトの人と重なったりする。いつもはそちらの立場なのだが、きょうはずっと優位なポジションでこの状況を余裕たっぷりに楽しめる。乏しい財布と相談しながら、あれこれ迷うこともなく、ただ現在の自分の甘みへの欲望・渇望に忠実に生きることができる。 ショーケースというのは、どんなものにしても素敵に見えるに決まっているのだが。その中でもケーキのショーケースほど、ファンタスティックなものは(私的には)存在しない。そこは童話以上の童話世界、メルヘン以上のメルヘン舞台である。充実した甘やかさに包まれたしなやかな森である。幼いころの憧れを具現化した静的アトラクションのテーマパークである。麗しきバラエティーボックスだ。カジュアルに手に届くもののうちで、最高に美しき食べるジュエルの展覧会場だ。もし小人になることが可能で、そこに棲みついていいというのなら、この極楽なステージ以外の場所を考えつかない。もし溺れる運命と決まっているなら、ぜひともここで溺れたい。ここ以上の聖地を私は持っていない。この際なので、味覚に関してあれこれうるさいことは言うまい。ここはあくまでFCチェーンのお店の一つなのだ。味はまさしく、食べ慣れた(最近の)不二家の味そのものである。それ以上でもそれ以下でもない。(品物制限はあるにしても)とにかくショーケースから品物を選び、それをこの場で食べる。(時間制限はあるにしても)それを食べ放題でいただくことができることこそ、最大限に評価すべきである。店売りなのだから、当然チープ感はまったくない。ブッフェのデザートコーナーでよくあるようながっかりする安普請をここで見かけることはない。あくまで本建築仕立てである。断層があるものは、その仕様に絶対必然の断層を立派にかなえている。ものの最上段ステージで燦然と輝くミニマムなお飾り紙片も、律儀に艦載されている。包みが必要なものは、一つひとつそれを身にまとっている。下に敷くケーキ台紙、透明なセロファンのヴェール、アルミホイルのクラウンターバンなど。全仕様ぬかりなく装備されている。ショートケーキはきちっとした2階建てで、間にもみっちり苺をサンドしてくれている。省略されたり、ピーチに代替されてない。もう言葉も出ない。すばらしく満喫した。「明日以降、もうスイーツを口にしなくてもけっこうです」と、血迷って一瞬悪魔との誓約書にサインをしかねなかったほどに。とにかく今は、この企画が長く続いてくれるのを祈るのみである。本日のランチの「ハンバーグとコロッケ」「ふわふわカスタード」「北海道なめらかチーズケーキ」「まろやかマロンモンブラン」「焙煎胡麻のやわらかブラマンジェ」「ドルチェキャラメルマキアート」「ベイクドチーズケーキ」「ペコちゃんのほっぺ」「ブルーベリープリン」「ミルクレープ」「白いチーズケーキ」「香り抹茶のケーキ」「コロコロくまさん」「マンゴープリン」「マンゴーのロールケーキ」「三角ショートケーキ」「極うましょうゆのシフォン」「白いチーズケーキ」「キャラメルクレープ」「不二家レストラン」千葉作草部店住 所:千葉市稲毛区作草部1ー17ー15 アクセス:国道128号沿い タウンライナー作草部駅近く P(約20台/利用により90分無料) 電話番号:043ー287ー7245営業時間:10:00ー2:00定 休:無座 席:テーブル約18卓(可変)/分煙利用種別:個人向き/家族向け/グループ向け/女性向け/メニュー:【フレッシュケーキ食べ放題】(10:00ー22:00)(60分) 1180/食事ありの場合は880(ただし714円以上の食事)/ 【ランチ】 日替わりランチ714/ミックスグリル924/ビーフステーキ997/ ポーク生姜焼997/ビーフカレー924/チキンマカロニグラタン735/ 【セット・定食】 洋食&デザートセット1659/稲庭うどんセット714/ ポーク生姜焼定食1029/ハンバーグと海老フライ定食1344/ 【パスタ】 ペスカトーレビアンコ924/たらこと茸の和風924/ カルボナーラ924/ 【ドリア】 フィッシャーマンズドリア1029/ビーフシチュードリア1029/ 【アペタイザー】 フライドポテト294/グリルソーセージ420/フライドチキン399 【ステーキ】 スパイシーグリルトリオ1239/不二家ハンバーグステーキ924/ 和風ハンバーグ924/ 【スープ】 コーンポタージュ315/オニオングラタンスープ609/ 【丼】 ステーキ丼1344/親子丼924/まぐろ丼976/ 【デザート】 あんみつ630/焼きたてホットケーキ472/ フルーツパラダイスホットケーキ735/イタリアンショートケーキ550/ ピーチメルバのミルキーソフトパフェ777/MRハムレット777/ ストロベリーパフェ661/評 価:☆☆☆☆ (味3.5/量5/サービス3.5/雰囲気3.5/CP4/駐車場3.5)
2009.06.09
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不況の影響と思われる現象が、町のそこかしこに表出している。食べ物関連でいえば、夜専業だったお店が、昼をあけているケースというのも、その部類に入れていいのではないか。この居酒屋も、最近になってランチを出すようになった。けっこう期待してしまう。外貌が、料理に対してきちっと一家言ある人がやっているというような、いかにも凜とした面がまえを誇示していたからである。人もお店も「外づらだけで判断してはいけない」とは百も承知しながら。人の直感というのも、あんがい莫迦にならないというのもまた事実だろう。引き戸をあける。外の印象そのままを中に取り入れたような小ざっぱりとして清潔感に満ちた席が用意されている。ランチとして出しているのは3種類。その中から「浜や定食」というのを注文してみる。目の前にきたそのビジュアルを見ただけで、正直惚れた。保守本流ド真ん中を一直線に行ったようなオーセンティックな品々が、一つの盆に盛ってある。それぞれが自信に満ちたたたずまいをしている。味噌汁は、汁の中に小さな積乱雲の層が静かに沈んでいるくらいの濃度。中身は、わかめ、ニラ、なめこ、豆腐という名バイプレーヤーぞろい。バラバラになりそうなメンツだが、これはこれできちんとバランスが取れていた。具だくさんで、しっかりした食べ甲斐がある。天ぷらは、いかにも「和」&「和風」を具現化したような上品なしつらえ。椎茸、なす、ししとう、海老、さつま芋等、天ぷら界の重鎮たちがコンパクトに収まっている。もちろん揚げたてで熱々なのは言うまでもない。さすがに海老は小ぶりのものだが、しっかりプリッとした歯ごたえを持っている。これに刺身の4点盛り、焼魚(さば)、たらの南蛮漬、新香、ご飯がつく。ご飯はさりげなく、お替わりを訊いてくれる。その他この定食だけソフトドリンクがつく。居酒屋というと、中には(酒呑み相手なので)料理の手を抜く店があるのも事実であろう。しかしことこの店に限っては、そんなことは杞憂にすぎない。味覚に対するこころざしの高さ、もてなしに向ける気持ちの熱さは、しかと感得することができた。どうしてもネガティブに考えがちなこの状況下だが。そのおかげで、今まで疎遠だったお店と新たにつきあうことができると思えば、また別のとらえ方、気持ちの切り換えもできるだろう。とりあえず、自分的には強力にワンプッシュしておきたい。「浜や定食」「定食」の天ぷら「定食」の刺身「フライ定食」料理茶屋「浜や」住 所:市原市八幡1179ー25 アクセス:白金通り。スーパーベイシア近く P(1台) 電話番号:0436-44ー0010営業時間:17:30ー23:00(LO22:30) ※現在ランチは無し定 休:日曜(祭日は不定休。要確認)座 席:カウンター6卓/小上がり5卓(可変)/利用種別:個人向き/家族向け/グループ向け/宴会向け/メニュー:【ランチ】(日替り/可変)(※2010年9月現在、ランチ営業は無し) フライ定食600/ぶりの山椒焼定食700/刺身天ぷら定食800/ 浜や定食1000(ソフトドリンク付) 【単品】 フライドポテト450/揚げ出し豆腐500/チーズフライ600/ 鶏の唐揚650/白きすの天ぷら650/豆腐田楽二色焼550/ つちくじらのたれ焼700/煮穴子の甘だれ焼650/ フワフワ玉子焼650/枝豆450/ずわいのかに味噌500/ 氷頭なます500/その他多数 【食事】 お茶漬け550/ミニ天丼700/ミニ海鮮丼850/おにぎり250/ 焼おにぎり250/山芋そば650/ 【飲物】 こはくエビス550/スーパードライ550/サッポロ黒ラベル600/ キリンラガー600/酎ハイ各400/ボトルワイン1800/竹の露500/ カシスオレンジ400/ジントニック400/ウーロン茶280/コーラ280/ ※すべて税抜き表示評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量3.5/サービス4.5/雰囲気4/CP4/駐車場2)
2009.06.08
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白金町の一角に、新たにOPENした「海味鮮」に入ってみる。辰巳台のほうが本店で、こちらはその支店となる。元としまや弁当という、大雑把かつ大らかな内装をそのまま生かしていた。見た目にお金をかけないというのが、アジアン系飲食店のオーナーがよくやる手だが。ここも例外ではない。それはそれで一つの経営手腕、センスとしておこう。これで値段が高かったらとても感心できないのだが。どの品もリーズナブルに抑えてある。想像したより中が広い。外周をL字にかこって、簡便なパーテーションで区切ったボックス席がずらりと居並ぶ。ホール・フロアのほうは一段だけ高くなっている。そちらは、自然と声が通る。厨房からの調理音やあと片づけの音も、どこかの社員食堂のように景気よく響きわたっていた。ランチセットの「肉と木耳と玉子炒め定食」を注文した。さすがに供出がすばやい。厨房で音が立ったと思うと、あっという間に飛ぶような勢いでやってきた。食べてみると、玉子の使いかたがじつに巧み。それはスープの雲状の散り方にしても、炒め物のややレアな火の通り具合をみてもよくわかる。これは、一般家庭では出せないプロ仕様と賞賛してもよいだろう。味つけは、わりと控えめ。スープも淡泊系だった。量的には、ここの立地を考えるとちょうどよい中盛り加減か。年寄りのグループの一人が「とても食べきれないね」と嬉しいため息をもらしていた。また「たしかに…味は悪くないね」ともつぶやいていた。数あるなかで、自家製というふれこみの「ニラ餃子」は特筆もの。さすがに(大)と銘打つだけの堂々たる体躯を誇っている。全長11センチ強で、幅もたっぷりとってある。異彩系焼餃子のビジュアルとしてはパーフェクトといっていい、サクッ・パリッとした食感が約束されたような、みごとにご馳走然としたその風体は、眺めているだけで頬がゆるんでしまう。中華風のパイに見えなくもない。食前に抱いた期待は、まったくといっていいほど裏切られない。十人が十人とも、予想通りの満足を得られることだろう。具がちょっと変わっていて、ニラと炒り玉子というメンツ。そこに、かくし味のように小粒の桜海老がパラパラと配されている。両面とも焼き色をつけ、そのややしっとり系の具を、しっかりパリッとした焼き皮でいただこうという憎い趣向。肉の旨味にたよらず、ニラのおいしさを最大限に生かそうとしているところは、好感を通りこして敬意に値する。テーブルの上には、一切の調味料類が置いてない。ふつうありそうな醤油、胡椒、ラー油まで置いてない。それらが必要な品を頼んだときに持ってくるらしい。本店のように、入るのに勇気が必要な店でないのはありがたい。本場の味をカジュアルに楽しめるということで、とりあえずブックマークしておいて損はないだろう。ランチの「肉と木耳と玉子炒め定食」「にら餃子」「肉まん」「五目炒飯」中国料理「海味鮮」白金店(かいみせん)住 所:市原市白金町3-46-1アクセス:白金通り エンターキングとなり P(約15台) 電話番号:0436-23-3853営業時間:11:00-2:00/定 休:無休(臨時休業あり)座 席:テーブル10卓/ボックス席8卓/喫煙自由/利用種別:個人向き/家族向き/グループ向き/宴会向き/メニュー:【昼】(定食セット) 豚肉と野菜炒め700/卵とにらの炒め750/油淋鶏800/ 角煮と野菜の煮込み950/牛バラ煮込み1100/ (麺セット)ラーメンセット700(麺4種選択+サイド5種~選択) 【前菜】 枝豆300/ピータン300/ザーサイ350/手羽先350/ 豚足350/くらげ冷菜580/冷菜3種盛り780/冷菜4種盛り1080/ 【海鮮料理】()内は小サイズ料金 アサリ炒め880(580)/魚の甘酢炒め980(680)/ 海老チリ980(680)/海鮮炒め1080(780)かに玉880(580)/ 海老マヨ980(680)/鮑姿煮込2280/フカヒレ姿煮込2580/ 【肉料理】 若鶏の唐揚780(480)/チンジャオロース880(580)/ ニラレバ炒め880(580)/八宝菜980(680)/酢豚980(680)/ トンポーロ980(680)/北京ダック1680/ 【野菜類】 ニラともやし炒め580/ニンニクとレタス炒め580/青菜炒め680/ 味噌なす炒め780/麻婆なす880(580)/四節菜炒め840/ 【豆腐料理】 麻婆豆腐780(480)/揚げ豆腐の五目煮込880(580)/ 海鮮豆腐980(680)/四川風麻婆豆腐980(680)/ 【麺類】 醤油ラーメン500/豚骨ラーメン600/醤々麺800/タンメン780/ 五目ラーメン800/味噌ラーメン750/五目焼そば800/ かた焼そば800/ 【土鍋料理】 中華風ナス土鍋880/海鮮ビーフン土鍋950/海鮮おこげ980/ 【点心類】 自家製ニラ大餃子(1個)90/焼餃子350/自家製小龍包360/ 海老餃子360/肉まん110/春巻450/桃饅300/ごま団子360/ 水餃子500/海鮮春巻600/ 【スープ】 玉子スープ480/ワンタンスープ680/野菜スープ580/ 【お粥・ライス】 海鮮おかゆ780/ピータンおかゆ580/野菜おかゆ680/ ライス200/ライス(小)110/ 【炒飯類】 五目炒飯500/キムチ炒飯600/にんにく炒飯600/ レタス炒飯000/ 海鮮炒飯840/北海あんかけ炒飯980/ 【丼類】 中華丼800/天津丼750/麻婆丼750/スペアリブ丼980/ 【デザート】 タピオカ入ココナツミルク400/杏仁豆腐350/マンゴープリン350/ 【飲物】 エビス樽生500/サッポロ黒ラベル中瓶500/青島ビール380/ カクテル各種480/ハウスワイングラス400/サワー各種300/ コーラ210/オレンジ210/ウーロン茶210/マンゴージュース210/ 【コース料理】(要予約) (8品)1890/(9品)2940/(10品)3990/(10品)5040/ (10品)6090/評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス3/雰囲気3.5/CP4/駐車場4.5)
2009.06.06
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木更津の夢空間はす向いにある中華の「くうろん」に入った。夜のみのお店なので、雰囲気はさすがにしっとりと落ち着いている。スポット光の使いかたに特段の配慮がうかがえる。無国籍的アジアンチックなインテリアで、それっぽい居酒屋の風情がスローかつメローに漂泊していた。ここに来て、オーダーバイキングを頼まない手はないだろう。何しろその品数が豊富で、しかもバラエティーに富んでいる。前菜6、サラダ5、スープ4、点心11、肉料理15、魚介系7、豆腐・野菜料理4、麺類9、ご飯系5、デザート7。実にバランスよくピックアップされている。味のほうは言わずもがな。保守本流というより、やや革新寄りの個性的創作系で、一品ごとにその妙味、差異のある彩味が味わえる。麻婆豆腐とか豚の角煮には、(かくし味として)納豆がおとなし目に配されていた。気づかない人は永遠に気づかないレベルなのだが。気にする人は、これまた永久に気にするかも知れない。その種の独創性・センスがここの一つの売りだろう。しかしそれが妙な「クセ」に思える場合、こことは相性が合わないということになる。もともと小皿中華のお店なので、(デフォルトの)少なめの量で出されるというのが、いろいろなものを食べたい向きには特にうれしい配慮。量の多寡にじゃっかんの差はあるが。バイキングでなく、単品で頼んだときと(ほぼ)同じ仕様で出てくるというのも、何気に点数がたかい。本格的なところだと、餃子が「焼き」ではなく「蒸し」一辺倒の場合があるが。ここはさすがに庶民派で、きちっと焼餃子のほうも用意してくれている。かめ出し紹興酒が似合う。ハートランドビールが似合う。幅広い年齢層のカップルに適応する。庄司と(楽天の社長のほうではない)ミキティーがここで食べていても、ちっとも不思議ではない。実際、カップル客の利用が多い。その人たちは、実に賢い選択をしていると思う。「チャーシュー」(醤油系のタレでかるく炙った一品。肉をいただくときの充実した噛み心地と、噛んで肉の繊維がほどけ、そのジューシーさを味わうのと、その両方を楽しめる仕様。口もとがタレと肉汁でグズグズになったとしても、そこはご愛嬌)「海老のマヨネーズ炒め」(濃厚至極なマヨソースがたまらない)「自家製上海小龍包と海老蒸し焼売」(こちらが思うよりしっかりした造り。れんげの補助がまったくいらない独立系。油脂網を混入させているのか、それでも充分な肉汁を口中いっぱいに感じ取ることができた)「炒飯」(杏仁が入っていてもおかしくない創作系の茶碗でやってくる。明らかに小ぶりなのだが。オーダーバイキングの場合は、これくらい控え目なのが逆にありがたい。単純で律儀なパラパラ系ではなく、少ししっとり目に調製したオトナのチャーハン)「杏仁アイス」(「明治エッセルスーパーカップ」でも出して欲しいような代物。下手な店の中途半端な杏仁豆腐よりずっと杏仁らしい。けっこう香り高い。思わず出自の良さがでる上質な甘さとなめらか至極な舌触りに、我を忘れてやみつきになってしまう)チャイニーズスタイル「くうろん」住 所:木更津市文京2-4-9アクセス:夢空間向かい P(約5台) 電話番号:0438-25ー4646営業時間:18:00-2:00/定 休:木曜日/客 席:カウンター5席/テーブル2卓/小上がり2卓/喫煙自由/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【ディナーコース】(2名~) (6品)2000/オンリーワンのおまかせコース2500/ 【オーダーバイキング】(2名~)(2時間) 2480/ 【単品】【前菜】 蒸し鶏と生野菜の辛ソースあえ550/芝海老のにんにくソース580/ 鮪のたたき680/自家製チャーシュー580/ 【サラダ】 芝海老のレタス包み580/チーズとナッツのサラダ580/ ふかひれサラダ580/棒々鶏サラダ550/ 【スープ】 かにと玉子のふかひれスープ550/コーンスープ380/ 【肉料理】 北京ダック550/牛肉の黒こしょう炒め580/チンジャオロース580/ 豚ばらのやわらか角煮580/酢豚550/蒸しレバニラ550/ 【魚介料理】 ふかひれ姿煮3500~/伊勢海老料理3500~/鮑料理3500~/ 【点心】 自家製上海小龍包480/くうろん餃子450/水餃子350/ 海老春巻450/チャーシュー饅380/ベトナム網焼餃子480/ 【ご飯】 かにとレタスの炒飯580/チャーシューと海老の炒飯580/ 高菜炒飯580/福建炒飯580/ 【麺類】 ふかひれラーメン680/ねぎそば580/坦々麺580/ こんがりあべこべ焼きそば580/あんかけ焼きそば580/ 【デザート】 杏仁豆腐380/亀ゼリー380/マンゴプリン380/杏仁アイス380/ ごま団子380/黒胡麻プリン380/ 【飲物】 生ビール(中)500/瓶ビール500/ハートランド600/ ノンアルコールビール450/熱燗450/甕出し紹興酒450/ ウーロン茶200/緑茶200/コーラ200/カルピス200/評 価:☆☆☆☆☆ (味4/量5/サービス4/雰囲気4.5/CP4.5/駐車場3)
2009.06.02
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その節は、多くのかたに慰藉的な言葉をかけていただきました。感謝いたします。生活のリズムも、ようやく元の落着きを取りもどしつつあります。ブログのほうですが、休止期間中にもかかわらず多数のアクセスをいただきました。本当にありがたいことです。無言の激励のように感じられました。近いうちに再開するつもりでおります。以前のようにお付き合いいただけたら幸いです。よろしくお願いします<m(__)m>
2009.05.29
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/////工事中//////
2009.05.19
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/////工事中//////
2009.04.16
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前項の「謹告」に対して、好意的かつ慰藉的なコメントをしてくださった皆様。どうもありがとうございました。それらすべては、私の胸にきちっと届いております。言葉のキャッチボールがすんなりかなうBLOGのシステムを、これほどありがたく感じたことはありませんでした。本来なら、一人ひとりの方に返信しなければならないのですが。今回は、この場を借りて「返信」に代えさせていただきます。どうかご了承ください。本当にどうもありがとうございました。
2009.04.09
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超わたくしごとなので、記すかどうか迷ったのですが…。ブログも長くやっていると、どうしても「人生」の重要場面と交差しなければならないようなので。正直なところを書きます。実はさきごろ、父が遠い星の彼方に旅立っていってしまいました。ほとんど睡眠の延長線上で、いかにも似つかわしい穏やかな顔をしておりました。父については「DNAの底~」(1)、(2)で少し触れてあります。「我慢強さ」と「柔和」をまっすぐに具現化した人でした。自分にとっては「私を全肯定してくれる、地球上で唯一無二の人」といったイメージがあります。私が何かしようとすると、いつも強力にサポートしてくれました。他人が勝手なことを言っても、それにはまったく耳を貸さず、私を応援し続けてくれました。その口もとからは、私に対するほめ言葉しか聞いたことがありません。ある意味、特殊な親子(関係)だったのかも知れません。本人たち二人にしか分からない、濃厚な場面がたくさん思い出されます。「心が折れる」というのはなかなかうまい表現だと、この立場になってみて、はじめて痛いくらいに実感しました。けっこうきついものがあります。ブログをどうするのか。今まで通りにやっていくのか、風向きを変えて続けていくのか、それとも小ざっぱりきれいにフェードアウトするのか。この際なので、少し考えてみたいと思います。猶予の時間をいただけたら幸いです<m(__)m>
2009.03.31
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久しぶりに「ベルクール」に寄らせてもらう。雰囲気や味わいなど、前回と同様のレベルをしっかり保持していた。ごく健全に経験値を積んできているのか、接客に余裕のようなものが感じられた。肩肘を張らねばならないフランス料理のそれではなく、あくまで洋食店としてのプチ高雅な方向である。コース内のデザートには、チーズケーキが供された。きわめて清純で清楚。うつむくことしかできない前時代の少女のように控え目で目立たずおとなしい。要するに、本当に本格的に小柄で体積が小さい。これには少し苦笑的な表情をするしかなかった。実際ほぼ一口ですんなりきれいに納まってしまう。価格のしわよせがこのあたりに表出しているのかもしれない。CPとしては依然として高いレベルにある。頑張ってもらいたい。フランス料理屋「レストラン ベルクール」(2008年4月27日OPEN)住 所:市原市西広6-4-4アクセス:市役所通り 297号に突き当たる手前 P(約5台)電話番号:0436-98-4699/営業時間:11:00-14:00/18:00-20:30(LO)/定 休:水曜日/第2、第5火曜日のディナー/客 席:テーブル10卓(可変)/2階に個室あり/利用種別:個人向き/少人数向き/女性向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード対応/メニュー:【ランチ】 コース1260(前菜、メイン、デザート、飲物) コース1380(前菜、スープ、メイン、デザート、飲物) デザート4種盛+400/ おまかせコース2900(前菜、スープ、魚、肉、デザート盛、飲物) 【ディナー】 コース/2100/3500/5200/ 【単品】【前菜】(日によって可変) 若鶏のガランティヌ1260/鰆マリネ1260/サーモンマリネ1260/ 茸のテリーヌ1260/フォアグラの前菜1890/ 【メイン】 鴨もも肉のロースト2100/子羊のロースト2100/本日の魚2100/ 牛サーロインのポワレ2100/イベリコ豚のグリエ2520/ 【飲物】 プレミアムモルツ600/ファインブリュー550/ジントニック550/ ジンバック550/ウオッカトニック550/カシスソーダ550/ ウイスキーソーダ550/コーラ380/ウーロン380/オレンジ380/ ジンジャエール380/ペリエ450/エビアン450/ 【シャンパン】 カステル・ブランデ・ブリュット・ゼロ3500/ロラン・ペリエ3500/ 【ワイン】 ハウスワイン(グラス)350/同(デカンタ)950/ サンタベル・ブルゴーニュ・シャルドネ・レミレイユ2700/ ウィリアム・フェーブル・シャブリ3900/ マルク・ムノー・ブルゴーニュ・ヴェズレー・ブラン4200/ ムルソーレ・ビドゼ・プリュール(2002)14500/シャンボール・ ミュジニィ・レゾビエール・フィリップ・ルクレール(2002)15000/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス4/雰囲気4/CP4.5/駐車場3.5)前掲の「ベルクール」~シャルル・リーズナブル~(2008年4月29日)前掲の「ベルクール」~料理屋の心意気~【再訪】(2008年8月9日)
2009.03.10
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