April 20, 2007
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カテゴリ: 放浪の旅



(続き)


本郷の弥生美術館・竹久夢二美術館に行って来ました。

大正から昭和にかけて活躍した挿絵画家の高畠華宵や
竹久夢二そして特別展で蕗谷虹児の絵も大量に
展示されていました。

華宵の絵が色っぽいわあ。今の漫画と比べても全然負けてない。
特に気に入ったのが 「刺青」 という作品。
褌一丁の美少年の背中に見事な彫り物がある。

ここまで綺麗なのは見たことがない
そもそも少年の肌や血管の美しさはなんや?美の極みや。
三島由紀夫とかこんなん大好きやろうなあ。
昭和美少年手帖という本の表紙にも使われています。



昭和美少年手帖
著者: 中村圭子
出版社: 河出書房新社



夢二の描く女性は前々から好きだったんですが
原画を大量に見ていると、うーん重い。
女性の眼 からメッセージがガンガンに出てきて
耐え切れないほどの重たさでした。
体調整えないと此処には来れへんなあ。
そんな中、全然有名ではない木炭のデッサンやけど
「彦乃」を描いているのが一番気に入った。

本当にこの人を夢二は愛していたんやなあ

蕗谷虹児の絵も凄いな。絵葉書何枚か買ってしまいました。
小さい美術館でよかった、密度が濃いから大きいと見て回るのに
体力使って動けなくなってたかも。

華宵も夢二も虹児も写真がメッチャクチャにカッコいいわ。




黒猫・菊姫




蕗谷虹児増補改訂版
著者: 蕗谷虹児
出版社: 河出書房新社





http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

■所在地:
弥生美術館 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
竹久夢二美術館 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2

■開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
■休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、展示替え期間中、年末年始
■入館料:一般800円/大・高生700円/中・小生400円
※ 二つの美術館は同じ建物内で見学ができ、上記料金で二館併せてご覧いただけます。



東大安田講堂もすぐ側なので観に行きました。
流石に古い建物。イメージほど大きくはなかったなあ。



続く







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最終更新日  April 21, 2007 12:17:37 PM
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