May 8, 2007
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カテゴリ: 自分大好き


最近立て続けに

「自分を好きになるには
自分を褒めるにはどうすればよいですか?」

という質問を全然別の人たちからいただきました。


自分を褒める、好きになるにはどうすれば良いか

良い所だけを見て好きになるのが簡単なように
悪い所だけを見て嫌いになるのも簡単ですよ。
でも人間ってトータルなんです。良いも悪いも強いも弱いも。
ブラッド・ピットだって顔を洗いながら小指を鼻の穴に
ズボッ と入れて鼻血出してるはずです(多分)。

気にせんで下さい

俺は変態とブログで公言してますし。
(隠すよりそういうキャラだと受け入れられる方が楽)

他人のほんの些細な所が好きってことはないですか。
自分も同じように、些細なことで好きになりませんか。
論理的思考や心理学、元々の性格の影響もありますが
自分を極限まで客観視する能力が自分にはあります。
「沖って凄いなー、あ、そういえば沖って俺のことやった」
なんてしょっちゅう思ってます。
沖は只者ではないと思ってましたが、素敵な女性に沢山出逢い
その魅力について教えてもらいました。

「惚れているわけでもない女の為に何故そこまでするの?」
ともよく聞かれますが
「俺が女の人にしてもらったことに比べたら

と答えてます。


この場を借りてお礼を申し上げます。

俺から女性をとるというのは
ジャン・ジュネ (*1) やランボー (*2) や山頭火 (*3)
どうしようもないですね。


(*1)ジャン・ジュネ(1910-1986)
孤児、放浪、泥棒、乞食、男娼と言った特異な経歴。
正規の教育を受けたことがないまま刑務所内で
執筆した詩集をコクトーに認められる。

(*2)山頭火(1882-1949)
酒癖が悪く放蕩を繰り返し、妻子を棄てて出奔。
その後雲水姿で西日本を中心に旅し句作を行う。
自由律の詩の代表的作家。

(*3)ランボー(1854-1891)
妻子を棄てたヴェルレーヌと共にヨーロッパを放浪。
ほとんどの作品を10代のうちに書き上げてしまう
『地獄の季節』でフランス文学史上、最も早熟な、
屈指の天賦の才能を見せる。







著者: ジャン・ジュネ
訳:澁澤龍彦
出版社: 河出書房新社

霧のたちこめる港町ブレストで非情の殺人を犯す水夫クレル。
その瓜二つの弟ロベールと、彼ら二人を愛する淫売屋のおかみ
リジアーヌを巻き込み、展開されてゆく「分身」たちの輪舞。
そこでは、愛と裏切りが奇蹟的な融合を遂げる!
魔術的とも評される言葉の圧倒的な力で、サルトルやデリダを
驚愕させたジュネの代表作、渋沢龍彦の名訳で待望の文庫化。



まっすぐな道でさみしい

著者: 久保観堂 /種田山頭火
出版社: 美研インターナショナル /星雲社
放浪の俳人、山頭火の歩いた道を、求道の書家、
久保観堂が墨と筆でたどった作品集。



ランボオ詩集
著者: アルテュール・ランボー
訳:小林秀雄
出版社: 東京創元社

驚くべき早熟さで、彗星のごとく、フランス誌壇に登場し、
人間の愚劣と文明を呪詛し、瞬時にしてアフリカの沙漠に
光芒を没した天才詩人アルチュウル・ランボオ。
その作品を、小林秀雄訳で贈る永遠の美神の書。
「地獄の季節」「飾画」その他の韻文詩と、巻末に、
訳者によるランボオ論1、2、3を収める。







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最終更新日  May 8, 2007 03:09:49 AM
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