May 9, 2007
XML
カテゴリ: 体内から健康美





出版社: 西日本新聞社

いま「食」が揺らいでいる。家庭の食(食卓)、学校の食
(給食)、地域の食(食文化)、国の食(食料)…。
「食」というモノサシを通して、家庭や地域、環境や農業、
医療、教育、福祉などのありようを考える。



図書館で借りて一気読みしました。

それぞれの巻にテーマがあるけど少し書き出すと

例えば4巻の「輸入・加工」。
「みりん」と「みりん風調味料」が別物っては初めて知った。
みりんはアルコール13%前後で酒税がかかる
みりん風は1%未満。こくや旨味ではかなわない。
スポーツ選手がCMで飲むスポドリも糖分は 5% もあり


輸入食品は、ソバなら長野県に運ばれ信州そばとして
加工され各地の「古里特産品」のあつかいになる。
輸入食品の検査をする厚労省検疫所職員はわずか 295名
日本より食品輸入量が少ない米国の1/20以下。
ほとんど書類審査で済ませているのが実情。

6巻の「産む力、生まれる力」はこれから出産を迎える人には
特にお勧めです。
病院での出産と、自然分娩の違いが分かりました。
出産した女性が医者に何を食べればいいかを聞いたら
「いつもと同じで良い」と言われたので、レトルト、インスタント、

出なかったという。
もっとひどいのは妊娠したけど、
米すら炊いたことがない という人。
それまで一体どういう生活をしてたんやろう?
出産までに覚えんならんことが多すぎるなあ。


コンビニもリサイクルを始めたらしけど、
余ったコンビニ弁を家畜の飼料にするのも問題があると思う。
添加物や保存料だらけの餌を食べた豚が大量に病死したって話を
以前聞いきました。怖いなあ。

一番心に残った一言は食に対する知識ではなく意識

親の無知は子に対する罪


確かにその通りですね。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  May 9, 2007 07:44:26 PM
[体内から健康美] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: