August 12, 2007
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カテゴリ: 放浪の旅



原爆ドームの日記に書き足しです

アメリカの学校などでは、原爆投下は戦争を早く終わらせるための
妥当な手段として教えられているし、ほとんどの人が
そういう認識です。

9.11の数ヵ月後くらいの時、大学の政治学のクラスでちょっと
この話題になり、教授も同じこと(早く終結するなら正当化される)
とのたまっておられたので僭越ながら言うときました。


So you're saying,

it would be justified that Usama Bin-Ladin shot nukes

to N.Y and L.A and wiped out ten millions of civilians,

as long as it quickens the war to finish, hum?

(つまりこうい事でっか?

戦争が(アメリカが負ける方に向かって)早く終結するなら

オサマ・ビン・ラディンが核をニューヨークやロスにぶっ放して

数千万人もの市民が死んでも正当化される。と?)


感情的に言うのではなく、あくまで理詰めに、
金縁眼鏡のズレを直しつつ冷静に言うのがコツです。

相手の土俵に立って負かしてやるって S


実際その通りなんやけど、上の英語だけは日本人が
覚えといたら役に立つのと違いますか。
This is a pen. より先に暗記するまで学校で教えるべきかな。



では、旅日記の続き



8月6日の夕方は、原爆ドーム横の元安川で 灯篭流し

開始時刻(18時)ちょっと前に行くと既に人、人、人。
もう川の縁ギリギリまでいて、落ちてしまうんやないか?と思うくらい。
外国の報道機関も来とったわ。

マリンバ(って呼ぶのか?)をノリノリのヘッドバンキングで
引いている子供のバンドがいた。灯篭を流す会場の真横。


河岸と河中央の船から灯篭を流していかはる
(灯篭は公園で売ってます)
しかし引き潮に対して(結構干満差がある)海風で非常に
バランスが悪い。ほとんどの灯篭は最初の橋を越える前に
ひっくり返ってまう。

一気に流すイメージがあったわ。


「風が強くて引っくり返りよる。供養にならん」
と、隣にいたおっちゃんが言うてはった。

「供養」
死んだ人を向うの世界に送り出すって意味やんな?
久し振りに聞いたその言葉はなんやか重かった
そういえば墓参りにも、10年以上行ってへんぞ


俺が俺の生を生き
俺が俺の死を死ぬ


それが俺なりの供養やなあ。




ドーム3
手書きの灯篭

ドーム4
夜にはこうなる

ランタン1
炎が燃える

ランタン3
おいらの命も燃やしていきます

ランタン4
横から見るとこうなる

灯篭流し
灯篭流しは綺麗でした。
周りのビルのライトを押さえればもっと綺麗なはず
海まで流れていけ!
(実際は大量のゴミになってしまうと思うんやが
やっぱりちゃんと誰かが回収してるのか?
してるはずよな。毎年これだけ流してるんやから
回収せんと川底えらい事になるわ)




続く



沖の英語教室

灯篭:lantern
供養する:hold a memorial service
満ち潮:flood tide
引き潮:ebb tide
海風:sea breeze
川底:riverbed











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最終更新日  August 18, 2007 05:57:14 AM
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