November 1, 2007
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アフター・スピード
出版社: 文藝春秋
著者: 石丸元章
これが犯罪者ってもんさBaby!! 取材ライターの著者が、ドラッグで逮捕されてから、執行猶予判決を受けるまで、2ヶ月半に及ぶ監獄生活の記録。留置場仲間に教わった大事なこと。ひとは牢屋で一日何をしてるのか? 三度の飯に(ホントに)一喜一憂し、サギ師や密売人達と親交を結び、空想ドラッグパーティに盛り上がり、裁判では証言台に立った弁護士の不手際と妻の失言に凍りつく……。前作『スピード』に続く、真の監獄ノンフィクション。





もし既にご家族や友人がパクられていたらこの本を差し入れたら
きっと喜ばれますよ。
留置所→拘置所→裁判所  の流れと生活がよく分かるように
解説されています。

作者の石丸元章氏によると、警察に捕まった事より 『レザボア・ドッグ』 の映画券が無駄になった方が問題だったらしい。
分かるなー、その気持ち。

俺も捕まったら、デートの予定、各料金の振込みや冷蔵庫の中身、
レンタルビデオの返却なんかが気になる!

執行猶予もらう予定なら、住んでもいない住居を借り続けんと
イカンし、裁判の証人で自分がいかに善良な人間かを証言して
もらう為に平日の昼に誰かに来て貰うってのも非常に申し訳ないし
(頼める奴がいねえ!)

ああああ、パクられるってメンドクサイ!

実際には逮捕される人の8割は薬物関係らしくて
皆で中で “エア・ガンジャ” をきめて、ラリラリになって遊んでたらしい。
ツワモノやな~。その手があったか!


それからイヤなのが、留置所等での生活!
アンチエイジング食は出ないよな?
酸化しまくった安弁当の生活か。

らしいが、おいらが使ってるオーガニックスキンケア用品は
売店にはないだろう。
ジャンキー(活字中毒者) なおいらが、
この空間に耐えられるやろうか?
週に2回2冊ほど借りられるらしいが、とにかく暇だから

というわけで、もしおいらがパクられたら是非とも本を
差し入れしていただきたい。(もしですよ、もし)
簡単には読み終わらん、長くて難しいのがいいな。
獄中で 『罪と罰』 読むのはベタすぎるから例えば…



・カラマーゾフの兄弟 
(登場人物の名前がややこしい)

・アンナ・カレーニナ 
(長い!「あんた、帰りーな」と必ずぼけられる)

・黒死館殺人事件 
(推理小説なのに、ほとんど推理に関係ない趣味の話が占める)

・源氏物語 
(長いなあ!与謝野晶子編集版がいいわ)


獄中はとにかく暇って噂は色々聞いてたけど
思想的に偏った本を与えれば、本を読まない人でも他にする事が
ないから読み出して、結果容易に 洗脳 できてしまうかも。

と、考えてみたら世間や学校もそんな状態か。
みんな思考停止するわけやで。







メタル手錠
悪いことに使っちゃ駄目ですよ。
プレイに使ってください。 沖


レザボア・ドッグス デラックス版
監督・脚本・出演:クェンティン・タランティーノ 
強盗のために集められた、お互いに素性を知らない人間6人がコードネームとして「色」を使ってお互いに名前を呼び合い、宝石強盗計画を実行した。が、事前に警察はこの宝石強盗を把握しており、Mr.ホワイトと重傷を負ったMr.オレンジは命からがらアジトに逃げ帰る。 そこにMr.ピンクがアジトに到着し、「この中に裏切り者がいる」と言い始めるのだが…



失われた時を求めて(1)抄訳版
著者: マルセル・プルースト /鈴木道彦
出版社: 集英社
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ふと甦るコンブレーの記憶。そこで過ごした少年時代を貫く二つの散歩道、スワン家の方とゲルマントの方。それは物語の重要なテーマを暗示する二つの方角である。隣人スワンが経験した苦しい恋と語り手がスワンの娘ジルベルトに寄せた少年の日の恋物語。やがて保養地バルベックを訪れた語り手は美少女たちのグループと知合い、なかの一人、アルベルチーヌへと心が傾いてゆく。



カラマーゾフの兄弟(1)
著者: フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス
出版社: 光文社
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
父親フョードル・カラマーゾフは、圧倒的に粗野で精力的、好色きわまりない男だ。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3人兄弟が家に戻り、その父親とともに妖艶な美人をめぐって繰り広げる葛藤。アリョーシャは、慈愛あふれるゾシマ長老に救いを求めるが…。



アンナ・カレーニナ(上)
著者: レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ
出版社: 東海大学出版会
ロマノフ王朝時代の帝政ロシア。貴夫人アンナ・カレーニナは、近衛連隊の青年将校ウロンスキーと知り合い、激しい恋に落ちた末に夫も子どもも捨ててしまうが、その許されない道行きの果てに彼女を待ち受けていたものは……。



黒死館殺人事件
著者: 小栗虫太郎
出版社: 早川書房
名探偵・法水麟太郎(のりみずりんたろう)が、「ボスフォラス以東に唯一つしかない…豪壮を極めたケルト・ルネサンス様式の城館(シャトウ)」・黒死館で起こる奇怪な連続殺人事件に挑む。 日本探偵小説史上最大の奇書とも評されている。



源氏物語(1)
著者: 紫式部 /与謝野晶子
出版社: 舵社
今更解説はいらんでしょ








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最終更新日  November 1, 2007 08:41:17 PM
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