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2007.10.10
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カテゴリ: カナダ映画



父親レミ(ジラール)は大学教授で、女ぐせが悪く、これまでさんざん家族に迷惑をかけてきた。
父のような人間にはなるまいと、別の道を歩んできたセバスチャンだったが、葛藤を抑えながら、“友人を呼んで楽しい病室にして”という母の頼みを聞き入れ、行動を開始するのだった―――


先日観た「 海を飛ぶ夢 」と同じ尊厳死を、一部扱ってはいても、違った趣の作品になっていました。
死ぬまでに観たい 映画1001本 に選ばれ、アカデミー賞・外国語映画賞を獲ってはいますが、日本では意外と評価は低いようです。
生き方の違いか、独特のユーモアのせいか・・?
耐えること、言葉にしないでも伝わるもの。日本人の慣れ親しんだ気質とは逆な、主人公レミの末期なのでした。


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観ていませんが、4人の男女が延々セックス談義をする、というものらしい。
死という重いテーマにユーモアを持ち入れたくて、この役者陣となったそうです。

その通り、ユーモアを観るとなかなか楽しめるかも。
とにかく前作を引きずってるのか、下ネタ+下品な台詞が飛び交うのですが、友達の中年男女が集まって延々と語りあっていられるのは、楽しそうでした。
ただ、主人公レミには死期が迫っているのです。



父の生き方に反発して、家を出た子どもたちは実家と疎遠になっていました。
やり手の証券ディーラーである息子セバスチャンは、婚約者とともにモントリオールへ戻り、父の最期に尽力します。
病室の手配から、友人知人への連絡、痛みを抑えるためのヘロインの入手まで・・・あらゆることを。
まあ驚くほどのやり手ぶりで、勢いよく展開していく前半はリズミカル。
会話劇を楽しみながら、死にゆく人と見送る人の、心の葛藤を見守ることになります。
それが好きか嫌いかは、分かれるところ。


息子とのわだかまりも解け、たくさんの友人に見守られて幸せそうな最期でした。
ただ、節操がなく、監督もいうとおり、哲学がない。
(哲学なんて言葉、映像特典をみたから出てきたのだけど)
難しいことじゃなくて、万人に通じる死にゆくときの知恵となるようなことがなかったと、思ったのでした。


ヘロインを手に入れるため、レミの元愛人の娘ナタリー(マリー=ジョゼ・クローズ)と連絡を取ったセバスチャン。

母親との関係が悪く、麻薬でボロボロなナタリーは、レミの死に立ち会うことで次第に再生していきます。
快楽を得てきたヘロインで、目の前のレミの痛みを癒し、死に至らせた・・・どんな思いでそれと向かい合ったのでしょう。
彼女の仄かな恋が、きちんと封じられてよかった・・
レミやその友人のように節操のない性を謳歌する遺伝子が、セバスチャンに流れていなくってよかったです~3

秋の木々、紅葉した湖畔の情景が作品を盛り上げています。
これからの季節にいいかも。秋の夜長に。




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監督  ドゥニ・アルカン
製作  ダニエル・ルイ 、ドゥニ・ロベール
脚本  ドゥニ・アルカン
撮影  ギイ・デュフォー
音楽  ピエール・アヴィア
出演  レミー・ジラール 、ステファン・ルソー 、マリ=ジョゼ・クローズ
  マリナ・ハンズ ドロテ・ベリマン 、ルイーズ・ポルタル

(カラー/カナダ・フランス合作/99分)








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Last updated  2007.10.10 23:58:26
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