鯉次郎の旅日記

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カテゴリ: カテゴリ未分類
世の中には高~~い本がございますね。

小売価格で9万とか10万の本(古本で)が非常に安くオークションに出ていたので鯉が落札し少し人様に譲りましたが、

高~~い本も色々と調べるとずいぶん安く買えるものです。


先日人様に譲った本は落札価格と送料で14000円でしたが、鯉自身が欲しくて買った本では最も高い買い物をしました。


定価43000円!!!!!


限定1200部


たった1200部か!と思ったものの、すべて売れれば5160万!!!


およそ640ページ


もっとも発売されたのが昭和61年なのですでに25才





よく見ると微かにシミがあるが、その他は完全に新品同様!!


ちなみに鯉が買ったのは送料込みで7800円


調べられた限り一番安かった。



で、その本は!!

「奈良三作」

「奈良散策」ではございません。

「三作と散策」とでは偉い違いですが、「奈良三作」はどえらく高い本なんです。


では何の本かと申しますと。


江戸初期に興った奈良派、その中で三作として名高い利寿、安親、乗意をまとめた研究書。古来論評を避けられ未分類であった奈良三作、その解明に挑戦し、重要文化財に始まる名品の数々を収録、詳細な解説、論評を交えて5年もの歳月をかけて纏め上げられた労作。

何だかわからんよね。

江戸時代の金工(刀装具等を作った職人)で最も多くの職人を世に生み出した奈良派の中でもっとも評価の高い3人を奈良三作と言いますが、その三人の作品や奈良総本家の事を研究し、三人のもっとも多くの作品を掲載した本です。

narasan001.jpg



narasan002.jpg
写真は三作の中の安親の作品で、象さんが描かれています。
象は日本には1730年?に初めて来たそうですが、安親は1670年生まれなので、存命中に見た可能性がありますね。


こんな風に左に鍔や縁頭、小柄等を掲載し、右でその解説をする本です。


特に鯉が知りたかったのはどの本でも数少ない作品しか紹介されていない杉浦乗意の作品でした。



とにかくいくつかの理由からこの乗意の研究は非常に面倒らしく、誰も避けて手を出そうとしなかったとの事。






興味の無い方には「で?」って感じですが、江戸美術(こんな言葉は無いかも知れませんが、鯉は使います)に興味を持ってしまった鯉


と言うか、日本の職人はやはり凄いぜ!!!!!!

とつくづく感じています。


そのきっかけが刀装具なので、何と言ったら良いのか・・・


詳細は後日書きますが、乗意の作品が少しでも他の本よりも掲載していれば良いと思って買ったのですが、

最高にうれしい誤算がありました。



それは来週には書けるかな?


とりあえず非常にうれしい誤算があったので書いちゃいました。

とちょっと見ていて・・・

ど素人の鯉がちょっとした誤記を見つけてしまった・・・

ごめんなさい米野健一先生





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Last updated  2011.10.29 23:05:26
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