おなご日和

おなご日和

PR

Profile

gentlake

gentlake

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

具合の悪い時の飲食 happy mediumさん

産後のリカバリーヨ… embrace_michiyo_ueさん

3匹のこぶたとわら… mummy piggyさん
maman diary maman-herbさん
よつば農場*一家に… カモノハシ君36さん
November 4, 2008
XML
カテゴリ: 親愛なるひと
昨日深夜のNHK総合「トップランナー」。
深夜だったので録画しておいた。

出演していた京谷和幸という男。
わたしたち夫婦の友人なのだ。

車椅子バスケの強豪、千葉ホークスの主軸で、全日本チームでも元キャプテン。
北京パラでは選手団の主将、チームでは司令塔をつとめた。
車椅子バスケ界のみならず障害者スポーツ全体、世界レベルで活躍するアスリートとしても
注目されている彼は、これまでもたびたびメディアに登場してきた。

トップランナーという番組のコンセプトはもちろんあるのだけれど、これまでのものよりもぐっと、京谷和幸という人間像が深く映し出され、スタジオで交わされる生の声が、視聴者の心に響いたのではないかと思った。


夕方のニュースにちょろっと紹介、というのではなかなか、競技の迫力や、選手の心の奥深くまでは掘り下げられない。
東北ローカルというのと、全国ネット、という大きな差ももちろんあるけれども。

障害者スポーツ全体に風呂敷を広げるでもなく、チームの話題にぶれすぎることもなく、
家族や会社の話題に偏りすぎることもなく、
今ホットな男、個人の思いだけに的をしぼり50分間びっちり使われるというのは、
ボリュームも構成もすばらしかった(ってどこから目線なんだか、笑)。

夜更かししているそこらへんの(失礼!)若者にも見てもらえていたらなぁと思う。

現在37歳。
彼はアテネ大会からの4年間で、精神的にも肉体的にも成長し、今期が一番いい状態だという。
そしてこれから伸びる可能性をももちろん感じ、どこまでいけるか挑戦し続けるのだという。

コート上のパフォーマンスもさることながら、自身の歩んできた軌跡から感じたことや夢を語るその言葉が、この間にもさらに積み上げられ、洗練されている様に大いに感動した。


漫画「リアル」の著者、井上雄彦氏からの手紙もまたよかった。

その身に起こるすべての道のりが、
天からのギフトだと、思えるようにと。

わたしたちも、友人にこのことばを贈られたことが支えになっている。

日常に、一見災難と思えるような出来事が起こったとき、

それがギフトだと思えるとき、ひとはその出来事に感謝できるのだ。

そのためには、今、やれることをする。
わたしたちが息子から学んだことを、彼も昔から人に伝えている。
それから、出会いに感謝!ということも。

わたしたちが生きていく限り続く、出会いと挑戦というギフトはいつも、贈られているのだと、ひとり運転しながら思い返す。


再放送は、11月7日深夜25時~NHK教育だそうです。

すばらしい夜をありがとう!







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 5, 2008 04:17:12 PM
コメント(0) | コメントを書く
[親愛なるひと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: