日々精進なり  <武蔵野東ラグビー部>

日々精進なり <武蔵野東ラグビー部>

2007年01月27日
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カテゴリ: 障害って?
私の家は代々床屋。

祖父の代から、父も、、床屋。

私はその3代目にならずに、教師になった。

父は私に床屋になれと言ったことがない。


そんな父が亡くなって、それ以後は母親が一人で床屋をやっている。

高円寺の青梅街道沿いにある店は、そこそこの客の入りらしい。


その店であった先日の光景。


「あのー、、、頭を刈ってもらいたいのですが、、」

申し訳なさそうに入ってきたのは、40代くらいの女性。



どうやら、自閉症の男性らしいと母親はすぐにわかったそうだ。

そうなれば、どこかの床屋で断られたという想像は容易にできる。

元来、私が出した卒業生達が数名通っているので、彼らと話をしながら、そして、

注意を促しながら頭を刈るのは、母親にとってはお手の物。

だから、快く引き受けたそうだ。


しかし、頭を刈っている間、母親は不安そうな眼差しをずっとおくっていたという。

それでも、しっかり刈り終えて帰っていたそうだ。

店を出るときには「ありがとうございました!!」と何回も何回も、、

本来であれば、お客様に御礼申し上げるのは店側の行動。

ところが、料金を支払って何回も頭を下げたのは、母親。

快く受け入れられたことが嬉しかったのかも知れない。




ところが子どもの調子が悪かったらしく、何回か店の中で叫んだ。

他のお客さんもいたので、その子の母親は何回も何回も謝罪をしたそうだ。

その後、その親子だけになると、、

「本当に申し訳ありません。皆さんにどうやって謝罪をしたらいいか、、」

店主である私の母親は、



と言ったそうだ。


さて、難しい問題。

でも、、、

気軽に床屋に来て欲しいな。

少なくとも、高円寺のその床屋は個性の強い子でも大丈夫。


我が母親を誇らしい肝っ玉ババア、、、がばい婆ちゃん、、と思えた。






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最終更新日  2007年01月27日 15時28分02秒
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