おねえんち。~手芸・DWE・帝王切開~

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2003.03.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
まさかこんな日がやって来るとは夢にも思っていなかった。

その伝説が彼らの言葉を借りて言うと「再生」されているのだ。間違いなくあの時の彼らがあの時のままで、私の目の前でPleyしている・・・
とうとう今日、17年越しの思いがかなったのだ。メンバー5人のうち3人が代わってしまったが、いつまでも引きずっていてもしかたがない、マイケルとアンディはあの時のままだし、こうやってまた彼らのRock’n Rollが聴けるのだから、新メンバーごと素直に受け入れたいと思ってた。

中学生の頃いろんな音楽に興味を持ち出して、行き着いたところがこの「HANOI ROCKS」だった。
ストレートで超カッコイイ、それでいてメロディアスなロックンロール。当時たった14歳だった私にも、ほとんどの曲を作るGのアンディ・マッコイは天才だと思った。
彼らはルックスがかなり派手で、Voのマイケル・モンローにいたってはけっこう美形だったので、最初は少々ミーハーな気持ちがなかかったかというとウソになる。当時の音楽雑誌でもそんな雰囲気で扱われていたように思う。しかし、彼らの曲を聴いていくうちに、彼らは見た目だけでなく、確かに本物のRock’n Rollerだということがすぐにわかった。私は何もかもほうりなげて彼らに夢中になってしまった。彼らが切っ掛けで、自分達でバンドっつうものをやってみたくなった。自分も彼らのような、カッコイイRock’n Rollerになりたかった。言わば私の中で彼らは教祖様に等しかったのだ。
そんな彼らがこれからという時期に不幸にも、1人のメンバーを事故で亡くし、それを切っ掛けに解散してまった。私が夢中になって間もない頃だった。こんなにものめり込んでいるに、本物の彼らのステージを観ないままで、なんか納得できないでいた。その後、Voのマイケルのソロでの来日ツアーにも行ったが、なんか違うと感じていた。
その後自分も段々年もとり、彼らのことも思い出化してしまっていた。ところが去年の夏だったろうか、ラジオであのHANOIが来日し、ステージをしていると言っているではないか!耳を疑った。子育てに追われ今ではすっかり普通の専業主婦の私は、1人取り残された気分だった。何も知らなかった。結婚して子供が産まれてからは、子育てや家の事が趣味みたいになって、ちょっとやそっとのことで興奮する事などなかった。なのに、これだけは譲れない、絶対譲れない。今回の来日ツアーが決まった時、なにがなんでも行くと決めた。主人は仕事がら1月から3月はかきいれ時なので、ただでさえこの時期休みが少ないのだが、3月4日だけはなにがなんでも休んでもらうことにしてもらった。

なんばハッチ だ。整理番号はかなりいい方だった。私達の現役?の頃はこんなオールスタンディングなんてホールは小さなライヴハウスぐらいで、わりと大きいこのようなの所は、外国でのライヴの映像でしか見たことなかった。小さなライヴハウスでさえ、将棋倒しでの死亡事故を耳にしたことがあるのに、ちょっと怖いな~と思いつつ、やっぱり近くで観てみたい、入場に少々遅れたものの、アンディ側の前でがんばる事にした。
35分押しで、やっと彼らが出てきた。今までわりと冷静に立ってたオーディエンスが一気に前に押し寄せ、私も波に飲まれてずいずいと前のほうへ・・・す、すごい、こりゃただ事ではない、冗談で主人に、「もし生きて帰ってこれなかったら、後宜しく」なんて言ってたのが、冗談ではなくなりそうだ、なにやら人が後ろから頭の上を転がってくるし、生きていてもこりゃ最後までもたないと思った。なんとか最初の数曲が終るまではがんばったが、落ち着きだした頃に、ちょっと後ろに撤退した。意外と少し下がったほうがよくみえた。

1:Obscured
2:Delirious
3:Malibu Beach Nightmare
4:Whatcha Want
5:A Day Late, A Doller Short
6:I Can’t Get It
7:Underwater World
(Cheyenne)
8:Don’t You Ever Leave Me

10:People Like Me
11.Until I Get You
12.Self Destruction Blues
13:Gypsy Boots
14:Lucky

16:High School
17:Oriental Beat
Encore 1
18:Taxi Driver
19:Up Around The Bend
Encore 2
20In My Darkest Moment

本当に本当の彼らが目の前で演ってる。体が嫌でも動き出す。新譜はほとんど予習できなかったが、古いナンバーはフルで歌えた。声もがらがらになるくらい叫んだ。嬉しくて笑いが止まらなくなったり、懐かしくて涙があふれてきたり、久々に自分の感情が100%発散された感じがした。今までたくさんのライヴ観てきたけれど、こんなに満足して、「また明日からがんばろう!」って気持ちになるくらいの力をもらったのは初めてだった。

事前情報で、演奏が全て終ってから新メンバー達がまたステージに降りてくると聞いていたので、少し待っていた。情報どおりやってきた。ステージに座ってしばしファンと握手したり、サインしたり、結構群がっていたが、少し後ろの方から大きな声で「Hello!」と声をかけたら、さっとこちらに手を伸ばしてくれ、握手できた!DWEの賜物だ!(Helloだけだっつうの!)しかしマイケルのMCはほとんど聞き取れなかった。(´・ω・`)

会場から出てきたのは9時半過ぎていた。家に電話してみると旦那はすでにギブアップ寸前、チビが眠くてぐずっているらしい。チビは寝るとき私のおっぱいがないと寂しいらしい、それでもご飯食べて帰ってきていいというので、しっかり食べて帰った。
皆の協力の下、楽しむことができて、本当に価値の高い一日だった。
HANOI ROCKS





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Last updated  2003.03.08 02:51:18


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