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【モスクワ共同】女子テニスの元世界ランキング1位で「妖精」と人気を集めたマリア・シャラポワ(32)=ロシア=が26日、米誌で現役引退を表明した。エッセーで「テニスに私はさよならを言います」とした。 4歳でテニスを始めたシャラポワは米国に渡った後にフロリダ州のアカデミーで腕を磨き、17歳だった2004年にウィンブルドン選手権初優勝。05年に初めて世界ランキング1位となった。四大大会通算で5度優勝。12年ロンドン五輪では銀メダルを獲得した。 近年はけがに苦しんでいた。現在の世界ランキングは373位。ツアー大会では通算36度優勝。生涯の獲得賞金は約43億円。
2020.02.27
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ATP(男子プロテニス協会)は24日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は、前週から順位を1つ下げて31位となった。錦織は前週と変わらず1,390ポイントだが、「ATP500 リオデジャネイロ」でベスト4入りしたボルナ・チョリッチ(クロアチア)が32位から28位に上昇したことにより、後退。錦織は2018年4月以来、約1年10ヶ月ぶりのトップ30陥落となった。前週の「ATP500 リオデジャネイロ」で、今シーズン2個目のタイトルを獲得した23歳クリスチャン・ガリン(チリ)は、順位を7つ上げて18位に。自己最高位を更新するとともに、初のトップ20入りを果たした。また、前週の「ATP250 デルレイビーチ」で、キャリア通算2個目のタイトルを獲得した22歳ライリー・オペルカ(アメリカ)は、54位から39位に浮上。そして、日本人選手では「ATP250 デルレイビーチ」で準優勝の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、前週から順位を15上げて48位に。2017年3月以来、約2年11ヶ月ぶりにキャリアハイを更新し、初のトップ50入りを果たした。2020年の目標の一つとして「東京オリンピック」出場を掲げている西岡。その出場権獲得に向けて大きく前進した。そのほか、杉田祐一(日本/三菱電機)は2つ順位を上げて81位。内山靖崇(日本/北日本物産)は3つ下げて99位につけている。なお、西岡と内山は今週「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)に出場する。◇ ◇ ◇【2月24日付最新ATPランキング】順位(前週) 名前(国籍) ポイント1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 9,7202. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 9,3953. ← (3)ロジャー・フェデラー(スイス) 7,1304. ← (4)ドミニク・ティーム(オーストリア) 7,0455. ← (5)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 5,8906. ← (6)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 4,7457. ← (7)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 3,8858. ← (8)マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 2,8609. ← (9)ガエル・モンフィス(フランス) 2,86010. ← (10)ダビド・ゴファン(ベルギー) 2,55511. ← (11)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,40012. ← (12)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,36013. ← (13)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 2,26514. ← (14)アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 2,21915. ← (15)デニス・シャポバロフ(カナダ) 2,07516. ← (16)スタン・ワウリンカ(スイス) 2,06017. ← (17)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,04018. ↑ (25)クリスチャン・ガリン(チリ) 2,00519. ↓ (18)フェリックス・オジェ アリアシム (カナダ) 1,77120. ↓ (19)ジョン・イズナー(アメリカ) 1,760------------------------28. ↑ (32)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 1,45531. ↓ (30)錦織圭(日本/日清食品) 1,39039. ↑ (54)ライリー・オペルカ(アメリカ) 1,17748. ↑ (63)西岡良仁(日本/ミキハウス) 1,00781. ↑ (83)杉田祐一(日本/三菱電機) 70199. ↓ (96)内山靖崇(日本/北日本物産) 604110. ↓ (104)ダニエル太郎(日本/エイブル) 511118. ↓ (114)添田豪(日本/GODAI) 487(テニスデイリー編集部)
2020.02.24
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世界ランキング男子テニスの11月4日付ATP世界ランキングが発表され、錦織圭は前回から2つ下げて13位へ後退した。トップ10では、R・ナダル(スペイン)がN・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて1位へ浮上した。また、M・ベレッティーニ(イタリア)は前回から1つ上げて8位、R・バウティスタ=アグ(スペイン)も1つ上げて9位となり、自己最高位を記録した。11月4日付の男子ATP世界ランキング トップ10は以下の通り。※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント■1位[ ↑1 ]…R・ナダル9,585ポイント(9,225ポイント)■2位[ ↓1 ]…N・ジョコビッチ8,945ポイント(9,545ポイント)■3位[ - ]…R・フェデラー(スイス)6,190ポイント(6,950ポイント)■4位[ - ]…D・メドヴェデフ(ロシア)5,705ポイント(5,920ポイント)■5位[ - ]…D・ティーム(オーストリア)5,025ポイント(5,495ポイント)■6位[ ↑1 ]…S・チチパス(ギリシャ)4,000ポイント(3,830ポイント)■7位[ ↓1 ]…A・ズベレフ(ドイツ)2,945ポイント(4,335ポイント))■8位[ ↑1 ]…M・ベレッティーニ2,670ポイント(2,705ポイント)■9位[ ↑1 ]…R・バウティスタ=アグ2,540ポイント(2,575ポイント)■10位[ ↑3 ]…G・モンフィス(フランス)2,530ポイント(2,350ポイント)
2019.11.05
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男子テニスの錦織圭(29)=日清食品=が22日、負傷していた右肘の手術を受けたことが明らかになった。マネジメント会社によると、術後は良好で、今後は24日に国内でリハビリを開始。トレーニング再開は12月初旬頃の見通しという。患部は5~6月の全仏オープン後から腫れがあって水がたまり、夏の全米オープン3回戦敗退後はツアー大会から遠ざかっていた。錦織は、21日に日本協会が発表した国別対抗戦デビス杯(11月18~24日、マドリード)代表からも外れた。16年9月のデ杯ウクライナ戦を最後に代表での試合から遠ざかっており、20年東京五輪の出場資格を満たすためには今回の代表入りが必要だった。ただ、けがなどの理由があれば例外が適用されるため、代表入りへの障害はない。2大会連続の五輪表彰台がかかる来季へ、まずは利き腕の回復に集中する。
2019.10.23
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男子テニスの錦織圭(日清食品)が22日夜、日本国内で故障していた右肘の手術を受けたとマネジメント会社が明らかにした。24日からリハビリを開始し、12月初めに来季に向けたトレーニングに入る予定という。錦織は5~6月の全仏オープン後から右肘に腫れがあり、水がたまる状態だった。今夏の全米オープンで3回戦敗退後はツアーを離れており、今季の残りの大会に出場せずにシーズンを終了し、手術に臨むと21日に発表していた。錦織は9月の時点では医師から4週間ほどラケットを振れないと診断された。
2019.10.23
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「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)出場をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が10月21日に発表された。右ひじの手術を受ける錦織圭は、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)と国別対抗戦デビスカップ・ファイナルズ(スペイン/マドリッド)の欠場を表明し、今季終了となった。10月21日付の「RACE TO LONDON」トップ15は以下の通り。※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント1位[ - ]:R・ナダル(スペイン) 9,225ポイント2位[ - ]:N・ジョコビッチ(セルビア) 7,945ポイント3位[ - ]:D・メドヴェデフ(ロシア) 5,875ポイント4位[ - ]:R・フェデラー(スイス) 5,690ポイント5位[ - ]:D・ティーム(オーストリア) 4,525ポイント6位[ - ]:S・チチパス(ギリシャ) 3,730ポイント7位[ - ]:A・ズベレフ(ドイツ) 2,855ポイント8位[ - ]:M・ベレッティーニ(イタリア) 2,525ポイント9位[ - ]:R・バウティスタ=アグ(スペイン) 2,485ポイント10位[ - ]:D・ゴファン(ベルギー) 2,325ポイント11位[ - ]:F・フォニーニ(イタリア) 2,235ポイント12位[ - ]:錦織圭 2,180ポイント13位[ - ]:G・モンフィス(フランス) 2,170ポイント14位[ - ]:D・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,860ポイント15位[ ↑2 ]:S・ワウリンカ(スイス) 1,820ポイント
2019.10.22
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日本テニス協会は21日、11月18日に開幕する男子国別対抗戦デビス杯決勝(スペイン・マドリード)の日本代表メンバーを発表。日本NO・1で、世界8位の錦織圭(29=日清食品)は、右ひじのケガのため、代表入りを辞退した。これで、錦織は、20年東京オリンピックに出場する資格である代表戦回数を満たせなくなった。出場資格では、前回の五輪終了時点から4年間で、代表戦に最低3回、その内の1回は、19年か20年に選ばれている必要がある。錦織は、最後に出場した代表戦が、16年リオデジャネイロ五輪直後で、16年9月のデビス杯対ウクライナ戦だ。出場資格には、残り2回、代表戦が足りないことになる。もし、デビス杯決勝で、日本が1次リーグで敗退すると、東京五輪前の20年に、もう1度、代表戦の機会はあるが、それでも錦織は3回の出場資格は満たせない。デビス杯決勝で、日本が1次リーグを突破し、準決勝まで進むと、東京五輪前に代表戦はなくなる。日本テニス協会と、錦織の所属事務所であるIMGは、出場資格の例外規定を、国際テニス連盟に申請する予定だ。例外規定には、ケガ、世界ランクが急上昇した新星、代表戦への貢献度などがある。錦織は、地元のエースであり、リオデジャネイロ五輪の銅メダリストのため、例外規定が適用される可能性は高い。◆デビス杯決勝日本代表 西岡良仁(ミキハウス)、内山靖崇(北日本物産)、杉田祐一(三菱電機)、ダニエル太郎(エイブル)、マクラクラン勉
2019.10.22
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15日、WTA(女子テニス協会)がファン投票によって選ばれた9月の月間最優秀選手を発表。大坂なおみ(日本/日清食品)が1月以来となる今シーズン2度目の受賞を果たした。大坂は「全米オープン」後にジャーメイン・ジェンキンスとのコーチ関係を解消。現在は一時的に父親がコーチを務めている。すると9月16日開幕の「東レ パン・パシフィック・オープン」、9月28日開幕の「チャイナ・オープン」で連続優勝。この2大会の成績が評価され、「全豪オープン」を制した1月以来の受賞となった。現在10連勝中の大坂の次戦は、10月27日に開幕する、年間の上位8選手で競うツアー最終戦「WTAファイナルズ・深セン」を予定している。大坂は昨年に続く2年連続の出場。昨年はグループリーグで3戦3敗、3戦目は足の痛みにより途中棄権を余儀なくされ、涙を流した。今年の出場者も8人のうち、7名が決定。大坂の他に、「全仏オープン」優勝のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、今季4度優勝のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、「ウィンブルドン」優勝のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、「全米オープン」優勝のビアンカ・アンドレスク(カナダ)、「全豪オープン」準優勝のペトラ・クビトバ(チェコ)、昨年のツアー最終戦優勝者のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が出場権を獲得している。一時的なコーチ関係とはいえ、「私のテニスというものを、一番良く知っている人物だと間違いなく思っています。私にとって最愛の人だから、そこが私にとって一番の利点だと思っています」と父親について語るほど相性の良い2人。世界1位を経験し成長した大坂が、父親との快進撃を続けられるか注目だ。【2019年月間最優秀選手】1月:大坂なおみ(日本/日清食品)2月:ベリンダ・ベンチッチ(スイス)3月:アシュリー・バーティ(オーストラリア)4月:ペトラ・クビトバ(チェコ)5月:キキ・バーテンズ(オランダ)6月:アシュリー・バーティ(オーストラリア)7月:シモナ・ハレプ(ルーマニア)8月:ビアンカ・アンドレスク(カナダ)9月:大坂なおみ(日本/日清食品)(テニスデイリー編集部)
2019.10.18
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世界ランキング女子テニスの10月7日付WTA世界ランキングが発表され、大坂なおみは前回から1つ上げて3位へ浮上した。大坂は、6日に行われたチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)決勝で世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)を破り、今季3勝目、キャリア通算5勝目をあげた。10月7日付の女子WTA世界ランキング トップ10は以下の通り。※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント■1位[ - ]…A・バーティ7,096ポイント(6,446ポイント)■2位[ - ]…Ka・プリスコバ(チェコ)6,015ポイント(6,125ポイント)■3位[ ↑1 ]…大坂なおみ5,621ポイント(5,011ポイント)■4位[ ↓1 ]…E・スイトリナ(ウクライナ)5,525ポイント(5,320ポイント)■5位[ ↑1 ]…B・アンドレースク(カナダ)5,041ポイント(4,835ポイント)■6位[ ↓1 ]…S・ハレプ(ルーマニア)4,962ポイント(4,907ポイント)■7位[ - ]…P・クヴィトバ(チェコ)4,776ポイント(4,571ポイント)■8位[ - ]…K・ベルテンス(オランダ)4,495ポイント(4,225ポイント)■9位[ - ]…S・ウィリアムズ(アメリカ)3,935ポイント(3,935ポイント)■10位[ - ]…B・ベンチッチ(スイス)3,848ポイント(3,738ポイント)
2019.10.07
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チャイナ・オープン女子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)は5日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの大坂なおみが第16シードのC・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-4, 6-2のストレートで下して大会初の決勝進出を果たし、今季3勝目に王手をかけた。この日、大坂は0勝2敗と負け越していたウォズニアッキとの戦いに臨んだ。序盤から両者激しい打ち合いから、第9ゲームで大坂がカウンターショットを決めてブレークに成功。さらに第10ゲームをサービスキープし、第1セットを先取。第2セット、大坂は第1・第5ゲームでブレークすると、試合を通して1度もブレークを許さず、ウォズニアッキとの元女王対決を制した。決勝では、世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)と対戦する。第1シードのバーティは準決勝で第8シードのK・ベルテンス(オランダ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
2019.10.05
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楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019男子テニスの楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019(日本/東京、ハード、ATP500)は5日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのD・ゴファン(ベルギー)を6-3, 6-4のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。この日、ジョコビッチは序盤からバックハンドのウィナーなどを決め、第2ゲームで2017年覇者のゴファンからブレークに成功。その後もストローク戦で主導権を握り、第1セットを先取。第2セットに入ってもジョコビッチの勢いは衰えず、第1ゲームでブレークする好スタートを切ると、試合を通して1度もブレークを許さず勝利した。決勝では、世界ランク80位のJ・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。予選から勝ち上がってきたミルマンは準決勝で同53位のR・オペルカ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
2019.10.05
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女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が4日、次世代を担う期待を背負う全米オープン優勝経験者同士の初対決を逆転で制した。北京で行われている中国オープン女子シングルス準々決勝で、第4シードの世界ランキング4位、大坂は先の全米オープンで初優勝した第5シードのビアンカ・アンドレースク(カナダ)に5―7、6―3、6―4で逆転勝ち。女子ツアーを統括するWTAによると、大坂は年間成績上位8人で争うシーズン最終戦のWTAファイナル(10月27日開幕、中国・深圳)の出場が確定した。大坂の辛抱が最後に実った。第1セットでいきなり1―5とリードされながら、5―5と一度は追いつく粘りを見せた。このセットを失い、第2セットも先にブレークを許す窮地からよみがえった。対戦したアンドレースクはツアー17連勝中で、しかもトップ10選手には生涯、8勝無敗と向かうところ敵なしの勢い。そんな新鋭の強打に対し、重心を低く構えて丁寧に返し続け、ときに強打を見舞った。第2セットを奪い返し、最終セットは要所でバックハンドのストレートの決定打。そして3度目のマッチポイントをサービスエースで締めた。
2019.10.05
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チャイナ・オープン女子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)は1日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが世界ランク82位のA・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2, 6-0のストレートで破り、3回戦進出を果たした。この日、大坂はファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得すると元世界ランク9位のペトコビッチを圧倒。わずか58分で勝利した。3回戦では、世界ランク24位のA・リスケ(アメリカ)と対戦する。リスケは2回戦で同52位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。同日の2回戦では第1シードのA・バーティ(オーストラリア)、第7シードのP・クヴィトバ(チェコ)、第15シードのS・ケニン(アメリカ)、第16シードのC・ウォズニアッキ(デンマーク)が3回戦へ駒を進めた。第10シードのA・ケルバー(ドイツ)、第12シードのA・サバレンカ(ベラルーシ)、第13シードのS・スティーブンス(アメリカ)は2回戦で姿を消した。
2019.10.01
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チャイナ・オープン女子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、プレミア・マンダトリー)は29日、シングルス1回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが世界ランク76位のJ・ペグラ(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-5)のストレートで下し、2年連続2度目の初戦突破を果たした。昨年の同大会で4強入りを果たした大坂は第1セット、フォアハンドウィナーを決めるなど好調なプレーを見せ、第3ゲームから4ゲームを連取。その後1度ブレークを返されるも、セットを先取する。第2セット、互いにサービスゲームのキープが続くも、第11ゲームで大坂がブレーク。しかし、直後の第12ゲームでブレークバックを許しタイブレークへ突入する。最後は大坂が振り切り勝利した。2回戦では世界ランク72位のJ・タイシュマン(スペイン)と同85位のA・ペトコビッチ(ドイツ)の勝者と対戦する。
2019.09.29
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30日開幕の「楽天ジャパンオープン」(日本・ 東京 /9月30日~10月6日/ハードコート)に出場予定であったスタン・ワウリンカ(スイス)と、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が欠場すると、米テニスメディアのTennis World USAが報じた。ワウリンカは、先週の「ATP250 サンクトペテルブルク」にも欠場しており、「楽天ジャパンオープン」への6度目の出場とはならなかった。同大会2015年の優勝者であり、グランドスラム3冠のワウリンカ、昨年の出場時は2回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦し6-4, 1-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト8進出を逃している。同大会2012年~2014年の3年間連続で準優勝しているラオニッチは、8月の「全米オープン」を怪我で欠場していたものの、先週開催された「レーバーカップ」には出場し、シングルスを2試合行っていた。しかしながら、8度目となる「楽天ジャパンオープン」への出場とはならなかった。ワウリンカとラオニッチが抜けたドローには、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)とフィリップ・クライノビッチ(セルビア)が代わりに出場することになる。ラモス ビノラスにとっては、4回目の「楽天ジャパンオープン」出場となり、2017年の「ATP1000 パリ」の準優勝者であるクライノビッチにとっては同大会初出場となる。また、左肩の怪我により出場が危ぶまれているノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、彼の関係者がフランスの通信社AFPに、同大会へ出場する意向を伝えたとジャパンタイムズが報じている。(テニスデイリー編集部)
2019.09.27
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女子テニス「東レ・パンパシフィック・オープン」最終日は22日、大阪市のITC靱TCで決勝が行われ、世界ランキング4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、同41位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(28=ロシア)と対戦。6-2、6-3とストレートで退け、大会&母国初優勝を飾った。同大会の日本勢の優勝は、95年の伊達公子以来、24年ぶり2人目。これで、大坂のツアー優勝は1月の「全豪オープン」以来、約8カ月ぶり4勝目。前日21日には、試合間隔が約2時間の準々決勝&準決勝のダブルヘッダーを乗り切り、2年連続3度目の決勝舞台に立った大坂。17年10月の香港オープン準々決勝で敗れた相手との対戦で、第1セット第1ゲームをキープすると、第2ゲームを早くもブレークする絶好立ち上がりの。第3ゲームをラブゲームでキープし3ゲーム連取で主導権を握ると、強烈なショットを左右に打ち分けポイントを重ね、第8ゲームもブレーク。このセット6-2で先取した。第2セットに入っても集中力を切らすことなく、第1ゲームをあっさりキープ。第4ゲームで先にブレークに成功すると、その後もサービスゲームを確実にキープして、第2セットを6―3で連取。今大会1セットも落とさず歓喜の瞬間を迎えた。3度目となった決勝の舞台で、ようやくつかんだ頂点。3歳まで過ごした思い出の地・大阪で「三度目の正直」を果たした大阪は「自分が生まれた大阪で、3回目にして勝つことができてうれしい。非常に楽しめる試合だった」と話した。
2019.09.22
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東レ パン パシフィック オープンテニス女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/大阪、ハード、WTAプレミア)は21日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの大坂なおみが第9シードのE・メルテンス(ベルギー)を6-4, 6-1のストレートで下して2年連続3度目の決勝進出を果たし、日本人で1995年の伊達公子以来24年ぶりの優勝に王手をかけた。前日の雨による悪天候の影響で1日2試合のダブルヘッダーとなった大坂は、同日に世界ランク36位のY・プチンセワ(カザフスタン)をストレートで破っていた。準決勝、大坂は序盤からメルテンスの鋭いサービスとストロークに苦戦するも第10ゲームでブレークに成功し、第1セットを先取。第2セットは第2ゲームでリターンエースを決めた大坂がブレークするも、続く第3ゲームでは2本連続のダブルフォルトのミスなどでブレークバックを許す。その後、息を吹き返した大坂が4ゲームを連取して圧倒し、勝利した。決勝では、世界ランク41位のA・パブリュチェンコワ(ロシア)の勝者と対戦する。
2019.09.21
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「女子テニス・東レパンパシフィックオープン」(21日、ITC靱TC) 前日雨のため順延となった準々決勝が行われ、大会初優勝を狙う世界ランク4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は、過去3戦全敗の同36位のユリア・プティンツェワ(カザフスタン)と対戦し、6-4、6-4のストレート勝ちをおさめた。大坂にとって、これまで1セットも奪ったことがない“天敵”だったが、不安定な面もありながらも、落ち着いたプレーで退けた。 終盤には“気遣いの人”大坂らしいシーンもあった。第2セット5-4で迎えた第10ゲーム。30-15から大坂のフォアハンドクロスを追ったプティンツェワが左足首を負傷。その場で倒れ込み、動けなくなった。大坂はすぐに駆け寄ると、ブランケットを敷いて、治療できる場所をつくり、その後は水を運んであげるなど、迅速に対応。「とにかくユリアが心配だったの。足首は時に本当に深刻な怪我になるから。彼女がこの後、アジアの他の大会に出られなくなることはあってはいけない。ああいう場面でリアクションしない選手もいるかもしれないけど、私はすぐにいってあげたかった」と、振り返った。 その後、プティンツェワは治療を受け、試合に復帰。足を引きずりながらも、最後までプレーした。フェアプレー精神に溢れた試合に、観客からは大きな拍手が巻き起こった。 勝ち上がった大坂はこの日は“ダブルヘッダー”。15時45分以降に行われる準決勝で、世界ランク24位のメルテンス(ベルギー)と対戦する。過去の対戦成績は0勝1敗。
2019.09.21
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「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)大会3日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者で世界181位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)と対戦。7-5、6-3で大坂が勝利し、ベスト8進出を果たした。勝利した大坂は、明日行われるユリア・プティンセバ(カザフスタン)とVarvara Flink(ロシア)の勝者と準々決勝で対戦する。第2セットも大坂のサービスゲームから。第1セットを7-5で先取した大坂は、第1ゲームでデュースの末にブレークポイントを握られた。なんとか粘る大坂だったが、3本目のブレークポイントを握られたところでリターンウィナーを決められた。これで第1セットと同様、大坂が追う立場となった。両者サービスゲームをキープして迎えた第4ゲームでブレークポイントを握った大坂は、サイドラインギリギリのところでしっかりと踏ん張ってショットを決め、ブレークバックに成功。ゲームカウント2-2とした。ブレークバック直後の第5ゲームでトモバにブレークポイントを握られたが、しのいでキープし、リードを作らせない。そして第8ゲームで0-40と大きなチャンスをつかんだ大坂。ここでトモバがプレッシャーからかダブルフォルトをし、大坂がブレークに成功してゲームカウント5-3となった。続く第9ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。ここを守り切った大坂が第2セットを6-3で連取。出身地の大阪で見事、勝利を決めた。(テニスデイリー編集部)
2019.09.19
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テニスの全米オープン車いすの部は8日、ニューヨークで行われ、女子シングルス決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)は第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)に6-4、1-6、4-6で敗れた。デフロートは2連覇。男子ダブルス決勝で国枝慎吾(ユニクロ)グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組はアルフィー・ヒューエット、ゴードン・リード組(英国)と対戦し、6-1、4-6で迎えたマッチタイブレークを9-11で落とした。
2019.09.09
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WTA(女子テニス協会)は9月9日、最新の世界ランキングを公表。大坂なおみ(日本/日清食品)は「全米オープン」前の1位から4位に後退した。前週の「全米オープン」は4回戦で敗退となった大坂。残念ながら2連覇はならず、女王の座から陥落した。ポイントは全米前から大きく減らし、現在4,846ポイント。現在1位はアシュリー・バーティ(オーストラリア)、2位はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)。そして、同大会ベスト4進出を果たしたエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、前週から2つ順位を上げて3位につけている。「全米オープン」でカナダ勢初となるグランドスラム優勝を果たした19歳のビアンカ・アンドレスク(カナダ)は、前週の15位から自己最高となる5位に浮上。前年2018年の同大会は世界208位で出場し、予選1回戦で敗退となったアンドレスク。この1年間で世界ランキングを約200上げ、急成長を見せている。また、7月の「ウィンブルドン」で彗星のごとく現れた15歳の超新星ココ・ガウフ(アメリカ)は、「全米オープン」で3回戦まで進出。前週の140位から106位に上昇し、自己ベストを更新した。そのほか日本人選手としては、「全米オープン」1回戦で敗退となった土居美咲(日本/ミキハウス)が、前週の108位から107位となった。◇ ◇ ◇【9月9日付最新WTAランキング】順位(前週) 名前(国籍) ポイント1. ↑ (2)アシュリー・バーティ(オーストラリア) 6,5012. ↑ (3)カロリーナ・プリスコバ(チェコ) 6,1253. ↑ (5)エリナ・スビトリーナ(ウクライナ) 5,0324. ↓ (1)大坂なおみ(日本/日清食品) 4,8465. ↑ (15)ビアンカ・アンドレスク(カナダ) 4,8356. ↓ (4)シモナ・ハレプ(ルーマニア) 4,8037. ↓ (6)ペトラ・クビトバ(チェコ) 4,3268. ↓ (7)キキ・バーテンズ(オランダ) 4,3259. ↓ (8)セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 3,93510. ↑ (12)ベリンダ・ベンチッチ(スイス) 3,738------------------------106. ↑ (140)ココ・ガウフ(アメリカ) 574107. ↑ (108)土居美咲(日本/ミキハウス) 571(テニスデイリー編集部)
2019.09.09
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「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。7-5、6-3、5-7、4-6、6-4でナダルが勝利し、自身4度目となる優勝を果たした。また、ナダルはこれでグランドスラムの通算タイトルを19個に伸ばした。セットカウント2-2で迎えた第5セットは、メドベージェフのサービスゲームから。第3、第4セットを続けて落とし、流れに乗ることのできないナダルは、第2ゲームで15-40とピンチを迎えた。またもタイムバイオレーションを取られ、プレッシャーのかかるナダルだが、なんとかしのいでキープした。第3ゲームを終えたところでメドベージェフがトレーナーを呼んで左の太ももあたりをマッサージしてもらっていたが、怪我ではないようでそのまま試合は続行された。第5ゲームで今度はナダルが40-0から追い上げ、デュースの末にブレークポイントを握る。一度はしのがれるも、再びチャンスをつかんだナダルが、メドベージェフの浅いボールに追いつきウィナーをねじ込んでブレークに成功。1ブレークアップとした。このブレークで調子を取り戻したナダルは、ブレーク直後の第6ゲームで、チャンスを与えずにキープする。そして第7ゲームではドロップショットでブレークチャンスを作ると、続くプレーでメドベージェフのスマッシュが大きくアウト。ナダルが2ブレークアップとリードを広げた。しかしナダルのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第8ゲーム。ブレークポイントを握られると、ナダルはタイムバイオレーションを取られ、セカンドサーブに。このセカンドサーブをダブルフォルトしてしまい、ブレークを一つ返された。第9ゲームでも、ナダルはチャンピオンシップポイントを握るが諦めないメドベージェフがしのぐ。それでも2度目のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第10ゲーム。またもブレークポイントを握られるも、今度はナダルが決め切り、4度目の優勝を決めた。ナダルは第1・第2セットを奪いながらも、メドベージェフの驚異的な粘りに合い、第3・第4セットを落とした。第5セットも序盤は押されたが、最後は力を振り絞り、4時間51分の死闘を戦いきって優勝をつかみ取った。/(テニスデイリー編集部)
2019.09.09
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テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は7日、女子シングルス決勝が行われ、19歳で第15シードのB・アンドレースク(カナダ)が37歳で第8シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで破り、カナダ人男女を通じて四大大会初優勝の快挙を成し遂げた。10代で全米オープンを制するのは、2006年のM・シャラポワ(ロシア)以来13年ぶり。決勝戦、アンドレースクはミスを連発するセリーナから第1セットを先取。第2セットはゲームカウント5-1とリードしたが、そこからセリーナに反撃を許す。そして、再び主導権を握ったアンドレースクが第11・第12ゲームを連取し、1時間39分の戦いを制した。表彰式のスピーチでアンドレースクは「言葉で表現するのはとても難しいけど、とてもうれしい。この瞬間のために厳しいトレーニングをしてきた。夢が叶って、本当に幸せ。この舞台でセリーナと戦えたことは本当に素晴らしい」と語った。「試合は全く簡単ではなかった。他の試合と同様に、全力を尽くす準備した。集中力を失わないように努めた。全部がうまく機能した」「セリーナはチャンピオンで、巻き返してくることは分かっていた。私も全力を出そうと考えていたし、彼女(セリーナ)はサービスがとてもよくなってた。自分がやってきたことを誇りに思うし、この試合に勝ち切れてうれしく思う」「自分のやってきたことが信じられない。長い道のりだったけど、支えてきてくれたチームに感謝している。これからも一緒に頑張っていく」一方、敗れたセリーナは2014年以来5年ぶり7度目の優勝と、M・コート(オーストラリア)に並ぶ歴代最多タイの四大大会24勝目とはならなかった。
2019.09.08
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テニスの四大大会、全米オープンテニス第6日は8月31日(日本時間9月1日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われた。女子シングルスで連覇を狙う第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は3回戦で、主催者推薦で初出場した15歳の新鋭、コリ・ガウフ(米国)=世界ランキング140位=と対戦。6―3、6―0のストレートで下し、4回戦に駒を進めた。 大坂は試合後、号泣するガウフに歩み寄り、「あなたは頑張った。コートでのインタビューを一緒にやりましょう」と声をかけた。1度は断ったガウフだったが、大坂が再度「一緒にやりましょう」と誘うと受け入れた。ガウフは「きょうの試合は本当に彼女(大坂)がすごかった。この試合から学ぶことがたくさんありました。この機会を本当にありがとうございます。なおみ、きょうはありがとう」と涙ながらに話した。続いてインタビューを受けた大坂も目を潤ませ、ガウフと抱き合い「まずガウフのチームと家族に敬意を表します。前から知ってる私たちが努力をして今、この舞台にいるのが本当にうれしいです。私も成長できた試合。スタンドの皆さんからの声援も素晴らしかった。コリ(ガウフ)が相手だったからきょうはいい集中力が出せました」と笑顔。そして「きょうのお客さんはほとんどがガウフを見るためにやってきた。(1人で)シャワーで泣くよりも、みんなと話した方がいいと私は思った」とインタビューに誘った理由を説明した。2人に対し、スタンドの観衆は大歓声を送っていた。
2019.09.01
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男子シングルス3回戦で、昨年4強で第7シードの錦織圭(29=日清食品)は世界ランク38位のアレックス・デミノー(20=オーストラリア)に2―6、4―6、6―2、3―6で敗れ、16強入りを逃した。4大大会での連続8強以上進出は5大会でストップした。興奮冷めやらぬ20歳を背に、錦織は観客の拍手に力なく手を上げてスタジアムを後にした。14年には準優勝している好相性の地でまさかの3回戦敗退。男女ともに番狂わせが続く今大会でその一人となり、「攻め切れない時が多かった。彼のディフェンスが凄く良かったので、自分のテニスが100点じゃない中で差が出た」と静かに語った。初対戦の新鋭に序盤から圧倒された。どれほど動かされても走って返す相手の粘り強さと思い切りの良さに「驚いたのはディフェンスの球の質。振られてもしっかり深い球を返してきたので想像と違った」。アンフォーストエラー(自身が原因のミス)は相手の倍の60回。要所のストローク戦で巻き返しながら、想定外の球筋にミスを重ねた。右肘痛を抱えながらの戦いにも「自分の調子が上がってこなかった」と言い訳はしなかった。20代最後のグランドスラムは苦い結果に終わったが、次戦出場予定の楽天ジャパン・オープン(30日開幕、東京・有明)へ「この負けをなるべくプラスにできるように合わせたい」と視線を上げた。
2019.09.01
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テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第7シードの錦織圭が世界ランク108位のB・クラン(アメリカ)を6-2, 4-6, 6-3, 7-5で破り、2年連続7度目の3回戦進出を果たした。この日、錦織は第3ゲームでクランの強烈なサービスに対してリターンからチャンスをつくり、ネットプレーを決めるなどでブレークに成功。さらに第7ゲームではバックハンドの強打を放ち、再びクランのサービスゲームを破る。続く第8ゲームは2本ダブルフォルトをするも、28分で第1セットを先取。第2セット、好調の錦織は第3ゲームでクランからミスを誘い出して優位に立つと最後はリターンエースを決めてブレークし、ゲームカウント4-2とする。しかし、クランの強打が決まり始めると、第7ゲームから4ゲームを連取させてセットカウント1-1に追いつかれる。第3セットもクランの強打に苦しんだ錦織だったが、第5ゲームでパッシングショットを決めるなどでブレークに成功。第8ゲームではサーブ・アンド・ボレーでポイントを獲得してピンチをしのぎ、第9ゲームもブレークして勝利へ王手をかける。第4セット、第2ゲームで錦織がブレークする好スタートを切り、ゲームカウント5-1とリード。そこから4ゲームを連取されたが、第12ゲームでクランのサービスゲームを破り、2時間30分を超える熱戦を制した。3回戦では、第31シードのC・ガリン(チリ)と世界ランク38位のA・デ ミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。
2019.08.29
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Nitto ATPファイナルズ男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)出場をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が8月26日に発表され、錦織圭は前回と変わらず8位となった。【錦織ら全米OP対戦表】11月10日から開幕するNitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。錦織は現在開催中の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に第7シードとして出場。26日に行われた1回戦を突破し、2回戦へ駒を進めている。8月26日付の最終戦出場ランキングトップ15は以下の通り。※[]内は前回のランキングからの変動数、1位[ - ]:R・ナダル(スペイン) 7,225ポイント2位[ - ]:N・ジョコビッチ(セルビア) 7,085ポイント3位[ - ]:R・フェデラー(スイス) 5,150ポイント4位[ - ]:D・ティーム(オーストリア) 3,835ポイント5位[ ‐ ]:D・メドヴェデフ(ロシア) 3,605ポイント6位[ ‐ ]:S・チチパス(ギリシャ) 3,150ポイント7位[ - ]:R・バウティスタ=アグ(スペイン) 2,340ポイント8位[ - ]:錦織圭 2,090ポイント9位[ - ]:F・フォニーニ(イタリア) 1,955ポイント10位[ - ]:A・ズベレフ(ドイツ) 1,940ポイント11位[ ‐ ]:D・ゴファン(ベルギー) 1,900ポイント12位[ ‐]:G・モンフィス(フランス) 1,720ポイント13位[ ‐ ]:F・オジェ アリアシム(カナダ) 1,581ポイント14位[ ‐ ]:G・ペラ(アルゼンチン) 1,510ポイント 15位[ ‐ ]:J・イズナー(アメリカ) 1,490ポイント
2019.08.27
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現地の26日、今シーズン最後のグランドスラム「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)が開幕。大会初日は男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われた。男子シングルス1回戦、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が予選勝者で世界205位のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)と対戦。第2セットで相手が途中棄権となり、錦織が2回戦へ進出した。試合後のオンコートインタビューで錦織は「(トゥルンヘリッティは)良い選手なので、最後まで試合できなかったのは残念だと思う」と話し、自身については「調子は良かった。とてもハッピーです。たくさんのファンの中で試合をすることができました。やはり全米オープンは興奮しますね。多くの観客の中でプレーできることは最高です」と語った。相手の途中棄権ではあるものの、錦織にとって「ウィンブルドン」4回戦以来約1ヶ月半ぶりの勝利、奇数年の「全米オープン」では初勝利となった。そして、世界59位の西岡良仁(日本/ミキハウス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界151位マルコス・ギロン(アメリカ)に3-6、6-4、6-4、6-4で勝利。4年ぶり、2度目の同大会2回戦進出を果たした。世界ランキングで自己最高の58位に迫る59位につけている西岡。接戦となった試合だったが、ブレークポイントを握った数は西岡が12本、ギロンが5本と、西岡が圧倒的に多くのチャンスを作っていた。また、セカンドサーブでのポイント獲得率も60%と安定感を見せた。そのほか、ディフェンディングチャンピオンとして第1シードで出場のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同大会5度の優勝を誇る第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が順当な勝ち上がりを見せた。女子シングルス1回戦では、第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が世界87位マリア・シャラポワ(ロシア)と対戦。セレナが6-1、6-1で元世界女王対決を制し、2回戦進出を決めた。22度目(2018年セレナの試合前棄権を除く)の対戦となったこの試合、セレナは5度ブレークポイントを握られるもすべて凌ぎ、自身は5度ブレークに成功。わずか59分で勝利し、これでシャラポワに対して20勝2敗となった。そのほか、世界108位の土居美咲(日本/ミキハウス)が第10シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦。土居は5-7、0-6で敗れ、残念ながら1回戦敗退。第2シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は順当に2回戦進出を決めた。◇ ◇ ◇【8月26日 主な試合結果】◆「全米オープン」男子シングルス1回戦〇[7]錦織圭(日本/日清食品)6-1、4-1(Ret) ●[Q]マルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)〇西岡良仁(日本/ミキハウス)3-6、6-4、6-4、6-4 ●[WC]マルコス・ギロン(アメリカ)〇[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-4、6-1、6-4 ●ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)〇[3]ロジャー・フェデラー(スイス)4-6、6-1、6-2、6-4 ●[Q]スミト・ナガル(インド)〇[5]ダニール・メドベージェフ(ロシア)6-4、6-1、6-2 ●プラジュネシュ・グネスワラン(インド)女子シングルス1回戦〇[10]マディソン・キーズ(アメリカ)7-5、6-0 ●土居美咲(日本/ミキハウス)〇[8]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)6-1、6-1 ●マリア・シャラポワ(ロシア)〇[2]アシュリー・バーティ(オーストラリア)1-6、6-3、6-2 ●ザリナ・ディアス(カザフスタン)〇[3]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)7-6(6)、7-6(3) ●[Q]テレザ・マルティンツォバ(チェコ)〇ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)6-1、6-0 ●ジェン・サイサイ(中国)(テニスデイリー編集部)
2019.08.27
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何かとお騒がせなニック・キリオス(オーストラリア)が、「ATP1000 シンシナティ」での暴言等により、11万3000ドル(約1,190万円)とテニス史上最高額の罰金を科せられた。米テニスメディアのBaselineが、今回キリオスが塗り替えた「テニス罰金ランキング・ベスト5」を発表した。第5位 ジェフ・タランゴ(アメリカ)、1995年度「ウィンブルドン」きれいに決まったと思われたサービスエースのポイントに対し、リプレーを要求されたことに腹をたてたタランゴは、再度サービスを打つ準備中に、ヤジを飛ばした観客に向かって「黙れ!」と言い放ち、「卑猥な言葉」の警告を受ける。「黙れ!」には何ら卑猥な言葉も含まれておらず、また観客のヤジは、明らかにタランゴがサービスを打つモーションに入っている段階でも、収まっていなかった。タランゴは主審に対し「テニスにおいて、最も堕落した審判だ!」と反抗。その発言で「言葉による侮辱」のコードバイオレーションを受けるとタランゴは、「もうたくさんだ!」と言い捨てて退場した。これにより、大会主催者であるオールイングランド・クラブはタランゴに4万3756ドル(約460万円)と当時の最高額を科した。彼が退場した後に、彼の妻が主審を平手打ちにしたことは、ドラマのような事実だが、タランゴは妻の行為には満足だったようだ。第4位 ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)、2012年度「ATP500 ロンドン」ナルバンディアンの話はなかなか衝撃的だ。彼が試合中にいらだちを抑えられずに蹴り上げた木製のスポンサー看板が線審のすねに直撃。これにより、決勝戦は一瞬にして幕を閉じた。もちろん故意に当てたわけではなかったものの、線審の足からは血が流れ、ナルバンディアンは即座に失格となった。その後科せられた罰金は、合計6万9910ドル(約735万円)に及んだ。第3位 バーナード・トミック(オーストラリア)、2019年度「ウィンブルドン」オールイングランド・クラブは、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)との1回戦において、「プロテニス選手として求められる基準」を満たさず、いわゆる無気力プレーをしたとして、トミックに1回戦の賞金4万5000ポンド(約580万円)と同額の罰金を科した。トミックはこの試合で38%のポイントをとっているが、1時間もかからずに敗戦した。無気力と思われるプレーは体調不良が原因であると、トミックは罰金への不服を訴えたが却下された。第2位 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、2009年度「全米オープン」ウイリアムズは準決勝でのキム・クライシュテルス(ベルギー)との対戦で、セットカウント0-1での2セット目、5-6とリードを許した状況でのサービスゲームで、15-30とクライシュテルスに1ポイント先行された局面で打ったセカンドサーブに、フットフォールトの判定を受けた。セレナは冷静さを失い「このボールをあなたの喉に押し込んでやるわ!」と線審に詰め寄った。これにより、ウイリアムズはペナルティとして1ポイントを失い、試合は終了した。彼女はすぐに謝罪をしたが、すでに当時の最高額である8万2500ドル(約868万円)の罰金が科されていた。第1位 ニック・キリオス(オーストラリア)、2019年度「ATP1000 シンシナティ」ATPは「ATP1000 シンシナティ」2回戦での、カレン・ハチャノフ(ロシア)戦においてキリオスの行った、違反行為が書かれた長いリストを公開。そこに書かれていた罰金の総合計は11万3000ドル(約1,190万円)にのぼった。キリオスは、主審のファーガス・マーフィーを「役立たず!」と罵しるのみならず、許可なくコートを離れ、廊下でラケットを2本叩き折り、その折れたラケットを持ってコートへ戻っている。賛否両論はあるものの、キリオスはいまだ大いに人気があり、出場する大会では常にファンの注目の的だ。このトーナメントの直前では、「ATP500 ワシントンD.C.」においてダニール・メドベージェフ(ロシア)との決勝戦を制し優勝しており、その実力には目を見張るものがある。8月26日から始まる「全米オープン」では審判との戦いではなく、テニスの熱戦で観客を盛り上げてくれることを期待したい。キリオスは初戦、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)との対戦を予定している。(テニスデイリー編集部)
2019.08.26
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今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男女シングルスのシード選手が発表され、男子で世界ランク7位(8月19日付)の錦織圭(日清食品)は第7シードで大会に臨むことになった。全米に2年連続10回目の出場となる錦織は、2014年にグランドスラム自己最高の準優勝。昨年は3度目の4強入りを果たし、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 4-6 2-6で敗れていた。男子のトップシードはディフェンディング・チャンピオンで4度目の優勝を狙うジョコビッチ、過去3度タイトルを獲得しているラファエル・ナダル(スペイン)が第2シード、2004年から5連覇を達成したロジャー・フェデラー(スイス)が第3シード、昨年自己最高のベスト8をマークしたドミニク・ティーム(オーストリア)は第4シードとなった。上位選手では、2009年覇者のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が右膝手術の回復途上のため欠場した。ドロー抽選は8月22日(木)に行われる予定となっている。■男子シングルス|シード選手1 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)2 ラファエル・ナダル(スペイン)3 ロジャー・フェデラー(スイス)4 ドミニク・ティーム(オーストリア)5 ダニール・メドベデフ(ロシア)6 アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)7 錦織圭(日本/日清食品)8 ステファノス・チチパス(ギリシャ)9 カレン・ハチャノフ(ロシア)10 ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)11 ファビオ・フォニーニ(イタリア)12 ボルナ・チョリッチ(クロアチア)13 ガエル・モンフィス(フランス)14 ジョン・イズナー(アメリカ)15 ダビド・ゴファン(ベルギー)16 ケビン・アンダーソン(南アフリカ)17 ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)18 フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)19 ギド・ペラ(アルゼンチン)20 ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)21 ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)22 マリン・チリッチ(クロアチア)23 スタン・ワウリンカ(スイス)24 マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)25 ルカ・プイユ(フランス)26 テイラー・フリッツ(アメリカ)27 ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)28 ニック・キリオス(オーストラリア)29 ブノワ・ペール(フランス)30 カイル・エドマンド(イギリス)31 クリスチャン・ガリン(チリ)32 フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)
2019.08.22
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<テニス:ロジャーズ・カップ>◇9日◇カナダ・トロント◇女子シングルス準々決勝第2シードで世界ランク2位の大坂なおみ(21=日清食品)の4強進出はならなかった。昨年の全米オープンの決勝の再現となった同10位のセリーナ・ウィリアムズ(37=米国)との対戦で3-6、4-6で77分でストレート負けした。凡ミスは相手の22本に対し18本だったが、ウイナーが相手の31本に対し5本しか奪えず、サービスエースも相手の12本に対し0本で、ブレークポイントを1度も握れない完敗だった。大坂は同3位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)が準々決勝で敗れたため、12日に発表予定の最新世界ランキングで1位に復帰することが確定している。
2019.08.10
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ロジャーズ・カップ女子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、WTAプレミア)は8日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの大坂なおみが世界ランク65位のI・シフィオンテク(ポーランド)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。準々決勝では、第8シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。この日、大坂はミスを重ねて苦戦。予選から勝ち上がってきた18歳のシフィオンテクに第10・第12ゲームでセットポイントを握られるも強烈なサービスでピンチをしのぎ、タイブレークの末に第1セットを先取。第2セット、大坂は第4ゲームでブレーク。第5ゲームでブレークバックされるものの、ストローク戦で主導権を握ると、第10ゲームで再びブレークを奪い勝利した。 準々決勝で対戦する両者は3度目の顔合わせで大坂の2連勝中。直近は昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で、大坂がストレートでセリーナを下して四大大会初優勝を成し遂げた。セリーナは3回戦で世界ランク48位のE・アレクサンドロワ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。
2019.08.09
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ロジャーズ・カップ男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は7日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの錦織圭は世界ランク66位のR・ガスケ(フランス)に7-6 (8-6), 2-6, 6-7 (4-7)の逆転で敗れ、今季3度目の初戦敗退を喫した。 第1セット、錦織はゲームカウント0-2のスタートから挽回し、第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えた。しかし、ダブルフォルトのミスなどからブレークバックを許す。 その後、雨による悪天候の影響で試合は一時中断するも、サービスエースやフォアハンドのウィナーを決めるなどで集中を維持した錦織がタイブレークの末に、第1セットを先取。 第2セット、錦織は第1ゲームでブレークされると、第2ゲームの途中で雨によりまたも中断。再開後はブレークポイントを握るもチャンスを逃してゲームカウント1-5とリードを許すと挽回できず、セットカウント1-1に追いつかれる。 ファイナルセットも両者一進一退の攻防から、第9ゲームで先にブレークを許した錦織は、第10ゲームのガスケのサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックに成功。さらに第12ゲームでマッチポイントを握ったが、3時間を超える死闘の末に力尽きた。 一方、勝利したガスケは3回戦で、第10シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と世界ランク23位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
2019.08.08
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(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)で、北米ハードコートシーズンをスタートさせる第5シードの錦織圭(日本/日清食品)。今回は初戦となる男子シングルス2回戦の相手、リシャール・ガスケ(フランス)を紹介する。現在33歳のガスケは世界ランキング66位。身長183cmで右利き、片手バックハンドは回転、コース、スピードを自在に操ることができる芸術品だ。自己最高ランキングは2007年7月に記録した世界7位、これまで15回のツアー優勝を果たしている。今シーズンのガスケは脚の付け根の怪我のため、5月の「ATP1000 マドリード」から大会に出場。現在10勝9敗となっている(試合前棄権を除く)。前週に出場した「ATP250 キッツビューエル」では1回戦敗退という結果だった。ガスケと錦織の過去の対戦成績は、ガスケの7勝3敗。2015年まではガスケが6連勝していたが、その後は1勝3敗。直近は2018年の「楽天ジャパンオープン」で対戦し、錦織が勝利している。一方、錦織は出場を予定していた「ATP500 ワシントンD.C.」を欠場したため、これが「ウィンブルドン」以来約1ヶ月ぶりの試合となる。錦織は昨年トロントで行われた同大会ではノーシードで出場し1回戦敗退を喫しているため、今年は大幅にポイントを重ねるチャンスだ。まずは以前苦手としていた相手をしっかり下し、「全米オープン」へ向けて好スタートを切ることを期待したい。両者の2回戦は大会3日目、日本時間8日の1時に開始予定だ。◇ ◇ ◇【ガスケのプロフィール】■生年月日1986年6月18日(33歳)■身長183cm■利き腕/バックハンド右/片手■「ATP1000 モントリオール」過去最高成績(トロント開催も含む)準優勝(2006・2012年)■キャリア通算シングルスタイトル数15個■2019年ツアー本戦、ここまでの戦績10勝9敗(試合前棄権を除く)(テニスデイリー編集部)
2019.08.07
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ATPツアー公式戦の「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/賞金総額633万8885ドル/ハードコート)に、日本の錦織圭(日清食品)が出場する。世界ランク7位(7月29日付)の錦織は第5シードとなり、初戦となる2回戦でブノワ・ペール(フランス)とリシャール・ガスケ(フランス)の勝者と対戦する。今大会に5年連続7度目の出場となる錦織は、2016年の準優勝がこれまでの最高成績。昨年は2回戦で、ロビン・ハッサ(オランダ)に5-7 1-6で敗れていた。グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)とのペアでダブルスにもエントリーしている錦織は、1回戦で第5シードのジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)/オリア・テカウ(ルーマニア)と対戦する予定となっている。今シーズンの錦織は、開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)で約3年ぶりにタイトルを獲得してツアー決勝での連敗を「9」でストップし、グランドスラムでは昨年のウインブルドンから5大会連続で8強入りを果たした。予選に第6シードで出場した西岡良仁(ミキハウス)は初戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)を6-2 6-3で破ったが、予選決勝でイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に4-6 3-6で敗れた。ロジャーズ・カップはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの第6戦目で、シングルス56ドロー、ダブルス24ドローで争われる。※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位<予選結果|日本人選手>■予選決勝●21西岡良仁(日本/ミキハウス)[6] 4-6 3-6 ○23イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)■予選1回戦○21西岡良仁(日本/ミキハウス)[6] 6-2 6-3 ●22マレク・ジャジリ(チュニジア)<上位出場選手シード順位|シングルス>ラファエル・ナダル(スペイン)[1]ドミニク・ティーム(オーストリア)[2]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[3]ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4]錦織圭(日本/日清食品)[5]カレン・ハチャノフ(ロシア)[6]ファビオ・フォニーニ(イタリア)[7]ダニール・メドベデフ(ロシア)[8]
2019.08.06
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ATP(男子プロテニス協会)は7月29日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週と変わらず7位につけている。錦織は、前週の大会に出場していないためポイントの増減はなく、変わらず4,040ポイント。5位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とは375ポイント差、6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)とはわずか5ポイント差となっている。そして、前週「ATP250 アトランタ」で優勝し、自身2度目のタイトル獲得となった20歳のアレックス・デミノー(オーストラリア)。前週の34位から25位に上昇し、2019年の3月に記録したキャリア最高順位である24位に迫った。このほか、「ATP500 ハンブルク」で同大会2年連続の優勝を果たしたニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は16位で変わらず。また、同大会にはランキングトップ10のドミニク・ティーム(オーストリア)やズベレフが出場していたが、ティームは準々決勝敗退、ズベレフは準決勝で敗れるという結果だった。日本人選手では、西岡良仁(日本/ミキハウス)が前週の73位から4つ下げて77位に。そして「ATP250 グシュタード」に出場し、2回戦で敗れたダニエル太郎(日本/エイブル)。前週の111位から7つ下げ118位となっている。また、内山靖崇(日本/北日本物産)は前週カナダで行われたATPツアー下部大会で準優勝の結果を残し、165位から139位に上昇。キャリア最高順位を更新した。杉田祐一(日本/三菱電機)はアメリカで行われたATPツアー下部大会で見事優勝を飾り、241位から197位に上昇している。◇ ◇ ◇【7月29日付最新ATPランキング】順位(前週) 名前(国籍) ポイント1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 12,4152. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 7,9453. ← (3)ロジャー・フェデラー(スイス) 7,4604. ← (4)ドミニク・ティーム(オーストリア) 4,5955. ← (5)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,4156. ← (6)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 4,0457. ← (7)錦織圭(日本/日清食品) 4,0408. ← (8)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,8909. ↑ (10)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,62510. ↓ (9)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 2,62511. ← (11)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 2,50012. ← (12)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 2,38013. ← (13)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,21514. ↑ (15)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 2,19515. ↓ (14)ジョン・イズナー(アメリカ) 2,04016. ← (16)ニコラス・バシラシビリ(ジョージア) 1,97517. ← (17)マリン・チリッチ(クロアチア) 1,94018. ← (18)ダビド・ゴファン(ベルギー) 1,86019. ← (19)ガエル・モンフィス(フランス) 1,77020. ↑ (21)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,765------------------------25. ↑ (34)アレックス・デミノー(オーストラリア) 1,51569. ↑ (85)アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン) 86077. ↓ (73)西岡良仁(日本/ミキハウス) 776118. ↓ (111)ダニエル太郎(日本/エイブル) 493139. ↑ (165)内山靖崇(日本/北日本物産) 381197. ↑ (241)杉田祐一(日本/三菱電機) 262(テニスデイリー編集部)
2019.07.29
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10日に、米・フォーブス誌が2019年度版の「世界で最も稼ぐセレブリティ100人」を発表。テニス界からはロジャー・フェデラー(スイス)が11位に、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が55位にランクインしている。今年の「ウィンブルドン」男子シングルス決勝で、約5時間の激闘を演じた2人が世界のセレブリティのなかでも存在感を発揮した。フェデラーは昨年の23位から11位にランクアップ。賞金は740万ドル、契約した商品を選手が使用するエンドースメント収入(企業の商品を使用するスポンサー契約による収入)で8,600万ドルを得ているとされている。フェデラーは現在、ユニクロやロレックス、メルセデス・ベンツなどとスポンサー契約を結んでいる。昨年復活を遂げ、絶対王者に返り咲いたジョコビッチは、昨年のランク外から55位にランクイン。賞金は2,060万ドル、エンドースメント収入は3,000万ドルとされている。ジョコビッチはラコステや、アシックス、セイコーウオッチなどとスポンサー契約を結んでいる。また昨年はラファエル・ナダル(スペイン)が72位だったが、今年はランク外となっている。また同ランキングの1位は、ミュージシャンのテイラー・スウィフト(アメリカ)で1億8,500万ドル。アスリートではサッカー選手のリオネル・メッシ(アルゼンチン)の4位が最高位で、その収入は1億2,700万ドルとされている。(テニスデイリー編集部)
2019.07.20
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【ウィンブルドン共同】テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権最終日は14日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)に7―6、1―6、7―6、4―6、13―12で勝ち、2年連続5度目の優勝を果たした。32歳のジョコビッチは四大大会で今年の全豪オープンに続く通算16個目のタイトルとなり、優勝賞金235万ポンド(約3億2千万円)を獲得した。試合時間は4時間57分で同種目決勝の最長記録。
2019.07.15
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【AFP=時事】10日に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)シングルス準々決勝で勝利し、男子では初の大会通算100勝目を挙げたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が試合後、自身が大記録を打ち立てたことは知らなかったと明かした。8度の大会優勝経験を誇るフェデラーはこの日、錦織圭(Kei Nishikori)を4-6、6-1、6-4、6-4で下し、ウィンブルドンで通算13度目、四大大会(グランドスラム)では通算45度目となる4強入りを果たし、準決勝では長年のライバルであるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と激突することが決まった。しかしフェデラーは、自身が同一のグランドスラムで100勝を記録した初の男子選手になったことは知らなかったとし、「試合後のコートでサインをしている時に、あるファンに教えてもらった」「特別だ。初めてここに来てから長い時間がたった」と話した。「でも試合中にそのことについて考えることはなかった。一瞬たりともね。それでサインをしていたら、そのファンに『100勝目おめでとう』と言われたんだ。知らなかった。すっかり忘れていたよ」「これで次はラファとの準決勝。ウィンブルドンで100勝なんて誰が想像しただろうか。もちろん僕はしていなかったよ」 【翻訳編集】 AFPBB News
2019.07.11
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ウィンブルドンテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、第8シードの錦織圭が世界ランク58位のM・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 3-6, 6-3, 6-4で破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。準々決勝では、第2シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。第1セット、錦織は序盤からククシュキンの鋭いストロークに苦戦するも、第4ゲームで強烈なリターンからポイントを連取。最後はバックハンドのダウンザラインを決めてブレークに成功し、ゲームカウント4-1とリード。それからも高い集中力を維持してサーブ・アンド・ボレーなどでポイントを取り、このセットを先取。第2セットも両者白熱したラリー戦を展開する中、錦織はククシュキンの強打に押され、第8ゲームでミスを重ねてブレークを許す。第9ゲームではブレークバックのポイントを2本握ったがネットプレーを決められてチャンスを逃し、セットカウント1-1に追いつかれる。第3セット、錦織はククシュキンの動きを止める鮮やかなウィナーを放ち徐々にリズムに乗ると第8ゲームでミスを誘い出してブレーク、さらに第9ゲームをサービスキープし、勝利へ王手をかける。第4セットは互いにブレークするスタートとなり、錦織が第5ゲームで3度目のブレークに成功するとリードを守り、2時間半を超える熱戦を制した。準々決勝で錦織と対戦するフェデラーは、4回戦で第17シードのM・ベレッティーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
2019.07.09
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「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、男子シングルス3回戦。第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界71位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-4、6-3、6-2のストレートで破り、ツアー通算400勝、4度目のベスト16入りを果たした。その錦織が試合後のインタビューに答えた。試合を振り返って錦織は「中盤から後半にかけてすごく良くなりましたね。序盤は先にブレークされて嫌な展開でしたが、しっかり落ち着いてプレーできたと思います」と語った。好調なサーブ、リターンについては「サーブ、リターンが良いと自然と流れも良くなってくるので。ほぼ、全部のゲームで良いプレッシャーを相手にかけれたんじゃないかなというくらいリターンが良かったです。それに加えてサーブも大事なところでエースがあったり、フリーポイントを取れたりと、この2つが今日はすごく良かったと思います」と振り返った。ここまで全てストレート勝利をあげている錦織は「今日も良い形で勝てましたし、どの試合も集中してプレーできているので、内容も満足しています」と語った。この勝利がツアー通算400勝目となるが、おめでとうございますとインタビュアーに言われると「あ、そうなんですか?」と驚きの表情を見せた錦織。続いて笑顔で「それはちょっと嬉しいですね」と喜びを見せた。錦織は、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とミカエル・ククシュキン(カザフスタン)の勝者と4回戦で対戦する。(テニスデイリー編集部)
2019.07.06
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<テニス:ウィンブルドン>◇5日◇英国ロンドン世界7位の錦織圭(29=日清食品)の3回戦は、日本時間6日、午後7時開始の第3コート第1試合に組み込まれた。対戦相手は同71位のジョンソン(英国)で、対戦成績は錦織から4勝0敗。
2019.07.06
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ATP(男子プロテニス協会)は6月17日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週と変わらず7位につけている。直近の「ATP250 シュツットガルト」に出場したトップ10の2名、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とカレン・ハチャノフ(ロシア)はともに初戦敗退し、ポイント加算は無し。それ以外にもトップ20以内はランキングの変動がなかった。一方トップ30では、「ATP250 シュツットガルト」で今シーズン2個目のタイトルを獲得した23歳マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が、前週からランキングを8つ上げて22位となった。シュツットガルト準優勝の18歳フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、前週と変わらず21位だ。日本人選手では、西岡良仁(日本/ミキハウス)が順位を1つ上げ67位に。ダニエル太郎(日本/エイブル)は3つ上げて107位となっている。◇ ◇ ◇【6月17日付最新ATPランキング】順位(前週) 名前(国籍) ポイント1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 12,7152. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 7,9453. ← (3)ロジャー・フェデラー(スイス) 6,4204. ← (4)ドミニク・ティーム(オーストリア) 4,6855. ← (5)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,3606. ← (6)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 4,2157. ← (7)錦織圭(日本/日清食品) 4,0408. ← (8)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,5659. ← (9)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,98010. ← (10)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,78511. ← (11)ジョン・イズナー(アメリカ) 2,71512. ← (12)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 2,69513. ← (13)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 2,62514. ← (14)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 2,61515. ← (15)マリン・チリッチ(クロアチア) 2,39516. ← (16)ガエル・モンフィス(フランス) 2,05517. ← (17)ニコラス・バシラシビリ(ジョージア) 1,97018. ← (18)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,90019. ← (19)スタン・ワウリンカ(スイス) 1,71520. ← (20)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 1,690------------------------21. ← (21)フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ) 1,52222. ↑ (30)マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 1,50567. ↑ (68)西岡良仁(日本/ミキハウス) 776107. ↑ (110)ダニエル太郎(日本/エイブル) 524(テニスデイリー編集部)
2019.06.17
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「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)出場をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が6月10日に発表され、錦織圭は前回から2つ上げて6位へ浮上した。11月10日から開幕するNitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で12度目の優勝を果たしたR・ナダル(スペイン)はN・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて1位へ浮上した。6月10日付の最終戦出場ランキングトップ15は以下の通り。※[]内は前回のランキングからの変動数、1位[ ↑1 ]:R・ナダル 5,505ポイント2位[ ↓1 ]:N・ジョコビッチ 4,725ポイント3位[ ↑1 ]:R・フェデラー(スイス) 3,360ポイント4位[ ↑1 ]:D・ティーム(オーストリア) 3,305ポイント5位[ ↓2 ]:S・チチパス(ギリシャ) 2,940ポイント6位[ ↑2 ]:錦織圭 1,710ポイント7位[ ↓1 ]:D・メドヴェデフ(ロシア) 1,585ポイント8位[ ↓1 ]:F・フォニーニ(イタリア) 1,550ポイント9位[ ↑1 ]:A・ズベレフ(ドイツ) 1,490ポイント10位[ ↓1 ]:G・モンフィス(フランス) 1,320ポイント11位[ - ]:R・バウティスタ=アグ(スペイン) 1,215ポイント12位[ ↑12 ]:S・ワウリンカ(スイス) 1,130ポイント13位[ ↓1 ]:F・オジェ アリアシム(カナダ) 1,081ポイント14位[ ↓1 ]:J・イズナー(アメリカ) 1,060ポイント15位[ ↓1 ]:G・ペラ(アルゼンチン) 1,015ポイント
2019.06.11
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ジュニアの男子シングルスで、4大大会ジュニア初出場の望月慎太郎(16=Team YUKA)が大会の日本男子史上初の4強入りを果たした。これまでの最高は06年に錦織圭の8強だった。4日前に16歳になったばかりの望月が、大きなステップを踏み出した。「1回戦を勝つことが目標だった。信じられない」。日本テニス協会の盛田正明名誉顧問が設立した基金で、12歳でIMGアカデミーに留学。錦織と同じ道を歩んできた。同所では錦織と一緒に練習することもあり、口調は穏やかだが「バックのクロスは負けていない」と強気だ。1回戦で最終セット2-5から大逆転して波に乗った。「20歳で錦織さんの歴史を抜きたい」という16歳は、まずは今大会のジュニアで錦織超え。4大大会ジュニア・シングルス日本男子初の優勝に残り2勝だ。
2019.06.07
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全仏オープンテニス(French Open 2019)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第7シードの錦織圭(Kei Nishikori)は1-6、1-6、3-6のストレートで第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れた。試合後には、ナダル、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の「ビッグスリー」に阻まれて「四大大会(グランドスラム)の準々決勝の壁を越えられない」ことへの悔しさをにじませた。ナダルに完敗し、グランドスラムでは自身8回目、全仏では3回目のベスト8敗退となった錦織は「やり続けないといけないし、ストレートで勝てるようにしないといけない。今はテニスの面でも、メンタル面でもまだ足りないのかもしれない」「とにかくやり続けるしかない。いつもベスト8の壁に阻まれているから、次の目標は準決勝か決勝になると思う」とコメントした。2014年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)で決勝に進出している錦織は、この日はグランドスラムで自身4回目、全仏の日本選手では1933年の佐藤次郎(Jiro Satoh)氏以来となる4強入りを目指したが、ナダルに屈した。ナダルとの対戦はこれで13戦11敗、クレーでは5戦全敗となっている。ビッグスリーとの通算戦績でも、7勝34敗と大きく負けが先行している。また今回は、3回戦と4回戦の2試合連続で5セットマッチを戦っており、費やした試合時間はナダルより4時間以上も多かった。どちらの試合も最終セットは先行を許しながらの逆転勝ちで、そのダメージが残っているのか、ナダル戦では第2セットと第3セットを通じて右腕の治療を要した。「3セットで勝てていれば良かった」「コートにいた時間が長すぎたのは確かで、ラファには思うようなプレーをさせてもらえなかった」「フレッシュでない状態では、彼についていくのは難しい。球はすごく重いし、サーブも良かった。楽に取れるポイントは一つもない」「1ゲームを取るのでさえ、果てしなく長く感じた」 【翻訳編集】 AFPBB News
2019.06.05
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードの錦織圭が世界ランク38位のB・ペール(フランス)との2日がかりの死闘を6-2, 6-7 (8-10), 6-2, 6-7 (8-10), 7-5のフルセットで制し、2017年以来2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。この試合は前日に行われたが、錦織からセットカウント2-1の時点で日没順延となっていた。再開後、第3ゲームで錦織は序盤からペールの攻撃的なリターンに攻められてブレークされる。その後も錦織が放ったストロークが際どい判定の末にアウトになるなど劣勢が続く。息を吹き返した錦織はタイブレークへ持ち込むもセットカウント2-2に追いつかれる。ファイナルセットはゲームカウント1-4とリードを許し、第9ゲームではペールのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。この絶体絶命の状況から強烈なリターンを決めるなどで4ゲーム連取の猛攻を見せ、勝利を手にした。準々決勝では、第2シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは世界ランク78位のJ・ロンデロ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
2019.06.03
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【パリ共同】テニスの全仏オープン第8日は2日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス4回戦で第7シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦し、6―2、6―7、6―2で日没順延となった。11度の優勝を誇る第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)はフアンイグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)に6―2、6―3、6―3で快勝した。
2019.06.03
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男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(29=日清食品)は世界ランキング32位のラスロ・ジェレ(23=セルビア)に6―4、6―7、6―3、4―6、8―6で勝利した。4時間26分の激戦を制して、5年連続の16強進出。2年ぶり3度目の8強入りが懸かる4回戦は世界38位のブノワ・ペール(30=フランス)と対戦する。長く厳しい戦いを終え、錦織が茶目っ気たっぷりに言った。4時間26分に及んだ“マラソンマッチ”後の公式会見。疲労度を問われると「今はもちろん疲れています。早く終わらないかな、と考えながらインタビューに答えています」と笑った。自身の最長試合は1月の全豪4回戦のカレノブスタ(スペイン)戦の5時間5分。今回はキャリアで4番目の長さだった。両者譲らずに突入した最終第5セット。錦織は第1、第3ゲームと連続でブレークを許した。「2ブレークダウンして最終セットが始まる経験があまりないので、多少の動揺はあった。負けも頭をかすめましたよ。またレコードに傷がつくな、と。ただ最初の3ゲームは相手が良すぎたので、自分のプレーを続けていればチャンスは来るだろうと思いながらやっていた」。集中力を切らさずに、第4ゲームをブレークバック。相手サーブの第8ゲームも奪うと、7―6で迎えた第14ゲームは15―30から3連続ポイントでブレークして、激戦に終止符を打った。最終セットにもつれた試合にはめっぽう強い。ATPツアーの公式サイトによると、錦織はフルセットになった場合の勝利が75・1%で歴代1位。さらに5セットマッチでのフルセットの試合は7連勝中で、22勝6敗の勝率78・6%と抜群の数字を誇る。強さの秘訣を「他の選手がどうなのか分からないけど、集中力は自分の中ではあまり落ちていない。ファイナルになると上がってくる気がする。今日みたいな試合は諦めないことが一番、大きな力になると思う」と自己分析した。4回戦ではペールと対戦。1回戦のアリス、2回戦のツォンガに続き、地元フランス勢と顔を合わせる。対戦成績は6勝2敗と勝ち越しているが、4大大会では2勝1敗で3試合中2試合で5セットまでもつれている難敵だ。「次も大変な相手。またフランス人でトリッキーな選手。2週間の長い戦いなので、体もそうですけど、メンタルも疲れてストレスがかかっているので、オフの日(試合がない日)に、いかにリラックスするか。なるべく体を戻して次の試合に臨みたい」。英語と日本語による1つ1つの質問に丁寧に応じて、約15分の会見を終えた。
2019.06.01
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、第1シードの大坂なおみが世界ランク43位のV・アザレンカ(ベラルーシ)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で破り、2年連続3度目の3回戦進出を果たした。序盤からミスを連発する大坂はアザレンカに主導権を握られ、ゲームカウント0-4とリードを許す。第5ゲームではサービスキープすると徐々に本来の力を取り戻したが、第1セットを落とす。第2セットは第4ゲームで0-40とブレークのチャンスを迎えるも、これを逃すと、直後の第5ゲームでブレークされる。その後、第8ゲームでブレークバックして追いつくと、第11・第12ゲームを連取してセットカウント1-1とする。ファイナルセットは第4ゲームで激しいラリー戦の末に大坂がブレークすると勢いに乗り、リードを守って2時間半を超える新旧女王対決を制した。3回戦では第29シードのM・サッカリ(ギリシャ)と世界42位のK・シニアコバ(チェコ)の勝者と対戦する。
2019.05.30
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