立派な水草水槽を作る上で、綺麗な水草水槽を維持されている方の真似をする事って、凄く大事だと思いますし、失敗しない為の一つの方法です。
フィルターや照明などと言った設備については真似する事が出来ても、なかなか維持管理方法まで、真似る事は難しいですね。
以前、記載したフィルターの中身であったり日常の管理など、目に見えない部分はどうしても真似出来ませんし、またこのあたりに微妙なさじ加減が必要になってきますね。
昨今、照明やCo2ボンベ、ソイルなどの普及により、水草水槽は凄く維持しやすくなったとされていますが、それでも苔だらけにし失敗する人は沢山居る訳で。。。
ある程度の設備を持っているにも関わらず失敗する人。
・水草水槽に入れている生体の数が多すぎる
・水草水槽に入れている水草の量が少なすぎる
・管理維持に失敗している
大きく分けるとこんな所でしょうか
初心者の場合、上記二つが重複しており、なおかつ管理方法も確立出来ていなかったりすると、間違いなく苔だらけの水槽になり、初めに購入した水草はすべて廃棄するハメになるかと思います。(私もそうだったww)
そして、この状況を一度経験してしまうと失敗を恐れ、次回購入する水草の量も少なめになったり、カリ成分の添加を怖がったり、苔防止のグッズや薬に走ったりと・・・。
悪循環から抜け出せなくなる時がある様に思います。
☆ 水草水槽をやりたいのであれば、まずはきっちりした設備を整える事。
(どれか一つ欠けるだけで、バランスを取る事が難しくなりますので、揃える事が出来ないのであれば、水草はやめておいた方が無難です。)
照明・・・水草にもよりますが60wは最低欲しい所
外部フィルター・・・買えないなら水草あきらめましょう
Co2・・・出来ればボンベ式、発酵式では色々と問題あり。
肥料・・・最低でもカリ成分の肥料は必要です。
低床・・・ソイルなら品種選びに失敗しない様に
大磯砂なら元肥・追肥が必ず必要。(また導入初期に酸処理)
☆購入する水草は、少しづつ増やして行くのではなく。初めから相当量を購入しましょう。
購入する水草の種類は多めに、初期立ち上げ時は有茎系を多めに
(目安として、植えるスペースが無いくらいの量)
☆一緒に水槽内にいれるであろう生体は少なめに
少なければ少ない程、苔の発生頻度も減りますので、維持管理が楽になります。
オトシンとサイアミーズは、初めから入れておいても良いんじゃないかと思います。
私の持論では、エビや貝は必要ありません。
☆購入した水草の生態をよく学習
追肥の有効性やトリミングの方法・病気など、その水草が元気に成長出来る環境作りに専念する事
☆管理
・枯れかけている葉のトリミング
・定期的な水換え・掃除
・定期的なフィルター掃除
・定期的なカリ成分の追肥
・不足分の栄養の追肥
綺麗な水槽を維持するには、他人の目に触れない部分での管理が重要です。
魚を飼うより水草育てる方が、断然難しいですね。
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