ワイヤークラフト @ アクアリウム @ そして、おやじの日常!

ワイヤークラフト @ アクアリウム @ そして、おやじの日常!

2020.10.08
XML
カテゴリ: 水草水槽
はい!こんにちわ!!オイカワです。

今日は、ちょっと小難しい話になりそうですが、出来るだけ簡単に解説出来ればと思います。
さて、アクアリウムで熱帯魚を飼育していたり、水草を飼育していたり・・・。

アクアリウムでは、「水」が非常に大事な部分になります。

「水」を制する事が出来れば、「アクアリウム」を制すると言っても過言では無いかもしれません。

少し問題が起こると、その原因を調べたりするかと思います。
アクアリウムの勉強をやりだすと、必ず自分の水槽の水質が「どうなのか?」が気になってきます。

水質測定の用語で「PH」(ペーハー)と言うものがあります。


0側が酸性   7が中性   14側がアルカリ性   ですね。



まあ、アクアメーカーから色んな水質調整材が売られていますので、上手く利用すればよいかと思うのですが、その前に「PH7の飼育水」ってものが、どういうものなのか?ちゃんと理解しておいた方が良いかと思います。


さて、PH7の中性である水。
世の中に存在するPH7の水がすべて同じなのか? って・・・当然、違いますね。

では、「PH7の水」とはどう言う状態なのか?

水の中には、色んな物質が溶け込んでいます。
また、目に見えないほどの微粒子として存在しています。
水に含まれる物質の酸性またはアルカリ性の量で、その水のHPが決まります。


① 酸性物質(10)  と  アルカリ性物質(10) が溶け込んだ水は、、、、中性です。

そして

② 酸性物質(1000)  と  アルカリ性物質(1000) が溶け込んだ水も中性です。

そして




さて、熱帯魚や水草を飼育するのに適した水のPHって・・・いくつなの?
(①の飼育水で育てている人) と (②の飼育水で育てている人) の結果って同じでしょうか?
言わずもがな・・・です。

((そのうえ、当然の事ながら中性な物質が大量に含まれている状態でも・・・中性ですよね。))


水のPH(ペーハー)なんて、水質基準の一項目に過ぎません。






実際、この項目以外にも色々と測定している様です。

水道水の水質は、地域によってバラバラです。
最低レベル上記の数値をクリアしてはいますが、現実としてアクアリウムには適さない水道水である地域がある様です。

上記の表に「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」って言う項目があります。
大抵の熱帯魚や水草は、軟水を好みますので、ここの数値が高い地域でアクアリウムをやっていると、かなりのハンデを背負う事になります。

逆に、たいして何もやっていなくても上手く行くって人も・・・羨ましいですねww


ですので、水質測定などしなくても上手く行っている人は、きっちり水換えをこなしていればOKなのでしょうが、そうで無い地域の人たち。。。
自身の水道水の水質を一度調べてみる価値はあるかもしれません。

また、調べる際は水道の蛇口から出てきた直後!と抜気やエアレーションを十分した後の状態も測定しなければ意味がありません。
特殊な水質の場合、上記の前後でPH値などは簡単に1以上の差が付いたりする様です。


ありがたい事に、現状私は一切の測定を行っていません。


****************************************************************************


さらに・・・小難しい話へ !


飼育水に含まれる不純物が原因で、熱帯魚が死んだり、水草が上手く育たなかったりしますが・・・。
本気で調べだすと、結構大変だと思います。
まず自身が飼育している熱帯魚や水草が上手く育つ水質を知らなければなりません。
そして、自身の水槽の水質と照らし合わせて、どうなのか?

また、水質を調整するために色んな物を入れすぎない様に!
例えば、飼育水にとある「強アルカリな物質(10)」があるとします。
これを中性にするために調整材なんかがある訳ですが・・・
強アルカリ成分を中性にするため調整材を大量投入しないと中性にならない場合があります。
調整材(1000)を投入したとすると、飼育水の中に(10+1000)と言う不純物質が存在する形になります。
こう言う状況は好ましくありませんので、強アルカリ物質を取り除く方法で対処しましょう。
リバースグレインなんかが対象になる様です。

逆に、水槽内に不純物が少なすぎる状態で、過密飼育をしているとエサ量に比例して酸性へ傾いていったり・・・。
水草水槽だと、Co2添加開始と共に急激に酸性へ下がったりもします。
まだ、この辺りだと添加量や添加開始時間などで調整は可能ですよね。


水草水槽では、硬度が重要視される事が多いです。
これにもちゃんと理由があります。
また硬度の数値によりPHの上下変動値が変わってきます。
難しい水質で管理を余儀なくされる場合、色んな事を理解して把握していく必要が出てくるかと思います。
色々やるのが大変なら、RO水 や イオン交換水 なども調べてみてください。


これらの情報が必要なく、水換えだけで維持できる事が理想なのですが、そうとも言えない水道水がある様です。
これらの不純物が原因で、コケの発生が止まらなかったり、生体が死んだり、水草が上手く育たなかったり・・・です。
飼育水に入っている不純物のすべてがダメな訳ではありません。
水草の育成に必要な栄養素も不純物です。


理想は、必要な物が必要な分だけ水槽内に存在する事です。

必要な物を入れる・・・カリウム成分の肥料添加
不必要な物を取り出す・・・水換え

代表的には、この二つでしょうか?



あまり突き詰めて考えてると頭が痛くなってきますねwwww

では、良いアクア生活を!!!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.10.08 16:15:25
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: