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2005年06月29日
「 八雲の紋 」 京都 東寺と出雲を結ぶ謎
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その東寺参詣の折に境内で土産物を買っていたら、そこに東寺の寺紋としての「八雲紋(やくものもん)」(上の画像)を扱っていた。全体として八つの雲の形で構成され、その中心に少し大きめの「雲のかたち」と、その周囲に七角形状になるよう七つの「雲のかたち」が配してある珍しい紋章である。
当時は、私自身が「七角形」に強く魅かれていたこともあり、この寺紋にどういう謂れがあるのか、また「八雲」とくれば「八雲立つ出雲・・・」という「出雲」にかかる枕詞ということで、島根県の「出雲」とゆかりのある紋章なのかなど、とても知りたいという思いが湧き上がり、境内にある寺務所で僧侶達に訊ね回ったことを覚えている。
詳しい話は聞けなかったが、やはり山陰の出雲国ゆかりの寺紋であることは確かなようで、境内の鎮守社が出雲系の神社ということが、寺紋の由来につながっているとのことであった。つまり、現在の「東寺」がある場所は「もともと出雲系の神社の土地だった」ことがうかがえるというわけだ。
そういえば現在でも、境内南側の出入り口の近くに、お寺を守る出雲系の神社が存在する。
島根県の「出雲」といえば、出雲市大社町に鎮座する「出雲大社」が有名だ。その出雲大社の北側には神体山の「八雲山(やくもやま)」である。
その八雲山の南側の麓と出雲大社境内の北側の接合部、まさに神体山と出雲大社を結ぶ境界域のところに「スサノヲ」を主祭神として祀る「素鵞社(そがのやしろ)」がある。
この「素鵞社」は出雲大社の摂社なのだが、出雲大社に参拝される際は、「素鵞社」への参拝も是非お勧めしたい。当社の参拝の際には、神社の裏手に回り山裾の岩肌の前に立ち、八雲山の息吹を直に感じていただきたい。「我が心すがすがし・・・」の素晴らしい神気をいただくことができよう。
そして出雲にはもう一つの有名な神奈備山たる「八雲山」がある。それは、島根県大原郡大東町にある「須我神社」(主祭神 スサノヲ)の神体山であり、この八雲山の山頂あるいはその近辺が、スサノヲとイナダヒメが初めて住居をつくり生活を始めた場所とされている。
出雲大社境内の「素鵞社と八雲山」、そして大東町の「須我神社と八雲山」の関係は相似象・・・。つまり、この「スサノヲ」を祀る二社と二つの「八雲山」は、互いに似ている関係にあると言ってよかろう。
おそらく出雲国におけるスサノヲ祭祀は、大東町の八雲山と南麓にその原型があり、それが歴史の変遷により分祠された社地が、出雲大社の後方にある八雲山と南麓であったと考えられる。
それを示唆するかのように、中世の出雲大社は「神仏習合」の影響を受けて、一時祭神は「スサノヲ」であったとする見解があるようで、実に興味深いところである。
さてここで、「八雲紋」と「スサノヲ」の関係について、さらに深みのある解釈を試みてみよう。
この「スサノヲ」とは、象徴的に「剣」と解釈することができる。そしてこの「剣」は、地球の「地軸」を暗示している。その地球の回転を司る「地軸」の極北方位(私たち日本人は北半球に住んでいるという前提)に「八雲の紋」を想定すると面白い。
つまり「八雲紋」の中心の雲を「北極星」と見立て、その周囲を取り巻く七つの雲を、北極星を中心として巡る「北斗七星」ととらえてみるのだ。おそらく出雲におけるスサノヲ祭祀の本質とは、地球の地軸に対する信仰、すなわち「北辰(北極星と北斗七星)信仰」であったと観ることができる。
となれば、出雲大社の主祭神の「オホクニヌシ」を「地球」そのものとしてとらえ、その背後に「スサノヲ」の役割たる「地軸」を想定でき、さらにその奥にある神体山の「八雲山」山頂から天空に向かう「八雲紋」たる「北辰」の姿が彷彿としてくる。これまでの日記に書いてきたように、どうやら「南北軸」とは地球の「地軸」を意味しており、「スサノヲ」とはその象徴言語と解釈してよさそうである。
「八雲」をキーワードとして此処まで来たわけだが、そこで今一度「紋章」としての「八雲」をおさらいしておこう。この「八雲紋」は、全体的に七角形状だと言ったが、普通は七角形であれば、その形状を「七」に纏わる形ととらえがちである。ところが、この七角形状の紋を「八雲紋」というのは、一体なぜなのだろうか・・・。
それは、日本の紋章における独特の数解釈にありそうだ。例えば「七曜紋」という紋章の形は六角形状である。それは同じ直径の円を、中心が一つとその周囲に六つの円を配した、計七つの円で描かれた紋章で、それを「七曜紋」と名付けているのだ。
つまり数の付く紋章の日本的な数え方とは、中心も一として数に加えて全体を数えるのが特徴といえる。このことは年齢の数え方の、いわゆる「数え」で何歳という、一般の年齢よりひとつ上乗せして数える「しきたり」と繋がりがありそうである。
以上のことから、七角形状の「八雲の紋」を、中心の雲とその周囲の七つの雲の数を合わせて「八」とする、日本的な捉え方が分かっていただけたものと思う。
この「七角形」が面白いのは、ある条件でこれを立体的に構成した場合、中央部が「開いた」かたちになるところだ。平面の図形として「正七角形」を描こうとする場合、コンパスと定規だけでは描けないとされているが、次元を一つ加えた立体的感覚で構成法を模索すると、意外と簡単に具現化できるのである。
ある解釈によると、「七角形」は「破壊」と意味付けされる。これが、まさに言い得て妙で、中心の「八」の位置が開いた状態とは、八が開く・・・「八開」・・・「破壊」・・・「はかい」というつながりを見出せ、この「言葉遊び」こそ日本語活用の醍醐味であり、「八開」とは「末広がり」という吉兆の意味合いにもつながる。
また立体的な「七角形」の中心部が開いたその破壊性とは、ただ単なる破壊一辺倒ではなく、「創造的な破壊」を意味した造形だと捉えることができる。
例えば、火山の噴火を創造の源とすれば、噴火には相応の破壊も伴うわけで、「創造」と「破壊」は常に表裏一体というわけである。以上の観点から、この「立体的な七角形構成」(下の画像)を、私なりの「創造的破壊」という意味合いでとらえてみた。
「創造的破壊」の形があるなら、その反対の「破壊的創造」の形もあるわけで、また双方の境界に「安定的維持」と想定する形も加えて、次回では三種類それぞれの形の関係性について論じてみたい。
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最終更新日 2019年08月15日 17時02分21秒
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