真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2006年03月18日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


この言葉に当たる漢字にタイトルの「岩戸」もあるのだが、その読みに数を当てて「一八十」とするとらえかたがある。

たまたまネットサーフィンしていると、ある文章に目が止まった。そこには、「岩戸(一八十)開きとは、一から八までの世界を十の世界にまで開くことである。」(「八方世界」から「十方世界」へ開くこと)と記してあった。

つまり、われわれの世界は、一から八までの「一八=いわ=岩」の中の世界であり、「九」と「十」がその「岩」の外の世界ということらしい。(岩戸の中に隠れている天照大神とは、私たち一人一人のこと)

そして、「岩戸開き」をするというのは、一から八までの世界と、九・十の世界をひとつにして、「一二三四五六七八九十(ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・ここの・たり)」の世界に結ぶこととあった。



「真理探究」の手懸かりとして「数と形の関係性」に注目する私には、ここでその「いわと=岩戸=一八十」の《形》が観えてきた。

その形の候補として取り上げたのが、今日の画像の「立体八角形」である。



上述の「八方世界」とは、四正四隅の「東・西・南・北・東北・東南・西南・西北」の八方位のことであり、これを一から八までの世界とみることができる。つまり「八方世界」とは、四方八方の「平面の世界観」と言えよう。

そして「十方世界」とは、この「八方世界(一から八までの平面世界)」に、「九・十」に相当する「天・地(上・下)」を貫く「宇宙軸(垂直軸)」をくわえた「立体の世界観」のことである。





つまり「岩戸開き」の象徴的な表現である「八方世界から十方世界への開き」とは、「二次元の平面観」から「三次元の立体観」への認識の転換、すなわち物事を認識する世界観の《次元転換》を意味しているのではないか、と推測するわけである。


例えば月面に立って地球を眺めるような視線、つまり物事を鳥瞰(俯瞰)して観る視線(あるいは平面図形を垂直視する視線)を、「次元の方向性」として意識的に感じてみるところから、ひとりひとりの「岩戸開き」が始まるのかも知れない・・・。



《 追伸 》

「平成で岩戸が成る」という観方がある。平成の「平」の漢字を、「一八十」の数字の統合と観て、今年の18年で成年を迎えるというとらえ方だ。(昔は18歳が成人の年齢だった)

そして「ミロクの世へとひっくり返る」と続く。この「ミロク」の言葉は、「369」・「666」・「567」などの数に置き換えられ、どれも加えると「18」となり、これが「ミロク」をあらわす本質的な数であろう。

そもそも「岩戸開き」は、日本神話の物語であり、太陽信仰にまつわる話だ。とすると、「冬至」が年始とされたのは歴史時代に入ってからとされ、歴史をさかのぼれば太古の年始は(世界レベルでみても)「春分の日」に絞られてくる。

今年、平成18年3月21日(春分)をはさむ7日間(18~24日)は、「岩戸開き」を迎える転機かも・・・。

いままで見えなかったものが観えてきて、ひとりひとりが「虚構」を見抜き、「真実」を洞察する視線を獲得できますように。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年03月18日 18時07分58秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: