真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2019年03月08日
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前回の日記 ​では、国東半島の「両子山」に登った経緯や感想等を記したが、その登山口となる山麓には (※)六郷満山 総寺院「両子寺(ふたごじ)」があった。

(※)六郷満山とは・・・大分県 国東半島一帯にある寺院群の総称を「六郷満山(ろくごうまんざん)」と呼び、神仏習合の文化が今日まで受け継がれている。「六郷」は両子山を中心とした山稜の間に開かれた六つの郷、「満山」はそこに開かれた寺院群を指し、古くから六郷満山文化と呼ばれる独特の山岳仏教文化が栄えてきた。


登山前のご挨拶ということで当寺院に参拝すると、当時(2018年11月下旬)は紅葉の季節であり〔六郷満山 開山1300年〕という大きな節目を迎えたこともあって、境内は参詣客が多く大変な賑わいを見せていた。そして参拝後に寺務所を訪ねた際、入手したパンフを映した画像が冒頭である。

この〔九州西国三十三観音霊場〕を紹介するパンフには、なんと!わが故郷「小郡」を代表する文化人・漂泊の俳人「山頭火」が、あたかも巡礼の先導役を担うかのように映っていた。

かつて山口市と合併する前の「小郡町」の時代に、地元のバンドにドラム担当で所属していた私は、バンドメンバーが町長の依頼で作詞・作曲した「町おこし」の楽曲『 山頭火~流転 』を演歌調で唄っていた時期があったので、思わずパンフを手にして「ほほぅ!」と唸ってしまったことを憶えている。

当時を振り返れば…町長選のこけら落としや全国山頭火フォーラム、地元の花火大会やチャリティーコンサートなど…市内各所で唄っていたことを走馬灯のように思い出すのであった。



さて上の画像は、昨年(2018年)の春に​ リニューアルしたJR新山口駅 ​は北口の正面玄関を撮影したものだ。





種田 山頭火(たねだ さんとうか 1882~1940)

現・山口県防府市に生まれる。俳句に親しみ、43歳のときに出家してからは、各地を行乞しながら数多くの俳句を作りました。小郡には1932年に訪れ、 其中庵 を結庵し、1938年まで6年間暮らしました。現在の其中庵は、当時の記録を基に1992年に再現したものです。庭には山頭火が俳句に詠んだ草や木が植えられています。​

また、 山口市小郡文化資料館 ​には種田山頭火が書いた書や使用した道具が展示されています。






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最終更新日  2019年03月08日 21時21分42秒


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