真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2021年10月23日
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さて今回の日記は、前回のシリーズ(特別編)を締めくくる記事となる。

前回の日記では、岩屋山の中腹にある「鏡岩」を取り上げ、縄文時代の古代人が”磐座(いわくら)”を活用した天体観測の痕跡から、毎年10月23日の日の出が「冬の始まり」を告げる月日と記した。

ということで今朝、その「冬の始まり」を指標する朝日を拝すべく、当山の「鏡岩」の後ろから10月23日の曙を撮影した画像が上である。

予想通りであったとはいえども、太古より定められし山頂より昇る「曙(あけぼの)」の美しさに感動・・・しばし胸を打たれた。




次に上の画像は、10月23日の月日を刻む山頂から昇ったばかりの、赤い陽光に照らされ神々しく反射する「鏡岩」を撮影したものだ。



そして朝日に輝く「鏡岩」の中央に立ち、「冬の始まり」を告げる陽光(上の画像の紫色の線が示す)を浴びながら・・・この鏡のように反射する光は、果たして何処に向かっているのだろう・・・と、「鏡岩」を背に自分なりに探ってみた。

すると、やはりその反射光(上の画像の黄色の線が示す)が向かう先は、かの「祝島」だと体感した。



そこで上の画像は、その私的に「鏡岩」と名付けた岩の上に乗り、その凹面鏡のようにカッティングされた磐座の精細な断面を、ほぼ真上から撮影したものである。

興味深いことに、今回この岩上に立ったことで気付いたのだが、この上の画像では左端に、どうやら大きな「円形」が刻まれているのである。また、同じ岩を真横から映した3つ上の画像には、右上の岩の最上部に、その「円形」を示す線がクッキリと刻んであるのだ。

この「鏡岩」の最上部に刻まれた「円形」だが、今の私にはなぜか「魚の目」に観えている。どうやら、その目の左先には「魚の口」のような線刻があり、反対側の先端には「魚の尾」のような線刻があるので、もしかすると本日の10月23日の陽光が「鏡岩」を反射する日から、沢山の魚が取れる”豊漁の季節”を迎えることから、この岩の最上部に古代人が線刻を施したのかもしれない・・・。



さて、このシリーズでは何度も取り上げた岩屋山より瀬戸内海を挟み、九州方面の遠方に望むことのできる南方の三山が、「由布岳(ゆふだけ)」と「鶴見岳(つるみだけ)」、そしてその前方に色濃く見えるなだらかな山並みの頂が、豊前国一宮 宇佐神宮の神体山である「御許山(おもとさん)」である。

この上の画像は、その山口市秋穂二島の岩屋山より「南方の三山」を撮影したものであり、その三山の内訳を分かりやすく図示した画像が下である。



いよいよ「冬」の季節を象徴する〔山口と九州を貫く南北軸〕を含む日本列島は、本日をもって「冬の始まり」の月日を迎え、そして「冬の終わり」を示す月日たる2月20日までの約120日間を経ていくなかで、おそらく”大きな変容”の時期を迎えたと、そのように感じ始めた今日この頃である。






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最終更新日  2021年10月24日 00時10分07秒


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