フィラデルフィアで気持ちいい暮らし

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2010年03月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今、ドキュメンタリー映画「The Cove」を見終わりました。オスカーを観て、、ドキュメンタリー部門でこの映画が受賞した時に興味を持ちました。私の英語理解能力にも限界があるので、この映画をどれくらい理解したかというと「…」ですが、でも、見終わった後の感想は「ショックでした。。」です。

この映画の内容ですが、舞台は和歌山県太地。毎年数千頭のイルカがここの入り江に追い込まれ、ショー用のイルカを選んだ後、残る全てが食用に殺される。しかもイルカ肉が高値で売れるクジラ肉と偽装されている。その肉が最大許容量をはるかに越える水銀を含有している…簡単に言うとこんな感じだと思います。

イルカ保護を訴えているリック・オベリーは60年代に大ヒットしたTVシリーズ「フリッパー」のイルカ調教師。この番組のおかげで世界中にイルカ人気が広がり、イルカ・ショーを目玉とするマリンワールドが数多く設立されました。
でもある時、リックの関わっていたショーのイルカがストレス(狭い環境、音に敏感etc )で死に、更にそのイルカと仲の良かったイルカが彼の中で自殺を図った事、娯楽産業の誕生の一因になったこと等に責任を感じ、イルカ保護運動を始め、イルカをビジネスの為に売るな、殺すなと訴えています。

映画の中で、太地漁業協同組合側とこの映画撮影陣が激しく衝突する所が何度と出てきますが、撮影陣を激しく威嚇、罵倒する態度、殺されたイルカに祈りを捧げる外国人サーファーを押しのける態度、何かをひたすら隠そうとする態度などを見ていると、彼らの守ろうとしているものが本当に伝統(何百年も続く追い込み漁)なのかどうか…私には儲けを邪魔されたくないだけなんじゃ、という風にしか移りませんでした。
本当に自分たちが嘘偽りなく正しい事をしているという信念があるのなら、あんなにあちこち隠さなくたっていいと思うし、何故あんなにカメラで撮られることを拒否するのか…と疑問に思いました。

私はライと日本の捕鯨について時々口論するのですが、今回この映画を観て、旦那に向かって日本の歴史だの、伝統だのを笠に言い返していた自分の考えを見直してみよう…と思うきっかけとなりました。やっぱり私も日本人だし、ライにそういう事を言われると思わずムカッとしてしまうんですよね。でも、映画の中で食用となるイルカが大量に殺されるシーンを観て、しかも海が殺されたイルカの血で染まりその中を普通に泳いでいる人のシーンを観た時、本当になんともいたたまれない気持ちになりました。
私は昔の日本人の信仰(?)、命ある物を自分たちの為に殺す時、必要な分だけを殺し、その命に感謝して頂く…という行為に共感していたので、このシーンを観た時は、どうしても利益の為だけにこのイルカたちが殺されているようにしか思えませんでした。
しかもそのイルカの肉を高価な鯨肉と偽って売る、しかもそのイルカ肉には最大許容量をはるかに越える水銀が含まれている、更にその肉を学校給食で出したりしている(太地の学校では近年、鯨肉(イルカ肉)を学校給食で出すのを取りやめにしたそうです)等など…私は知らないことばかりだったので、映像以外にもショックを受けました。










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Last updated  2010年03月30日 02時52分09秒
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