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「難しいなぁ
どちらかというと、 人は頑張らねばならないし
頑張るのは、当然なんよなぁ。」
背中を触って、奥野先生がそういいました。
最近、背中が硬くなっているなとは思っていたんですが
どうやら、張っていたようで
「癖になってますか。」と尋ねると
「大いになっている。
なせばなる。 なさねばならぬ何事も。
確かに、そうだよ。
でも、なす前に 元気がなかったら、なされへん。
やるかやらんかといえば やったら、なるよ。
元気って 最初からあるものだと思っていて
元気がなくなることに気づいていない
だから、これ 背中が張っているんよ。
自分に意識がないからわからない。 周りに意識がいってしまっているからだよ。」
そんな風に話してくれました。
この話をしたと思うけれどと
前置きをしたあとで
「自分を大事にしているつもりやろ?
でも、もう一度確認するな。
自分を大事にするとは、どういうことか 大事にするというのは、どうすればいいのか。」
って、聞かれたんですね。
知ってるけれど、分かっていない出来ていないんだなと思っていると
「大事するというのは
自分に関心を持つこと。
常に、関心を持つこと。
身体の状態は、どうかな? 自分いま、何を考えているかな?
財布の中身はどうかな?
今日どこいくんかな? これから、どうするんかな?
それは、なんでもいいねん。
自分は、人のことを どう考えているんだろうとかでも。
いろんな方面から 自分のことを見る
自分の肉体であったり 自分がどんな風に寝ているのかでもいいし
とにかく、常に関心を持つこと。
これは、どういうことかというと
極端に言ってしまえば
これで、いいと思っていると 自分のことを大事にしないんだ。
病気なんてわかりやすいけど あかんと思うと、大事にしようとするやん。
ということは、
これじゃいかんという意識がない
ともいえるよね。
もうあかんでと思ったら 無理をしないよな。
これ以上頑張ったら、つぶれるで と思ったら、頑張らないよな。
だから、 無理をする、頑張るということは
いやいや大丈夫、まだまだいける
と思っているところがあるということなんだ。
物事を見て、あれもせねばいかん これもせねばいかんと思うんだけど
頑張るには、ゆとりがいるんです。
頑張ったら、ゆとりが無くなるんだよね。
頑張って、ゆとりが生まれるんだったら 頑張ったらいいんやけど、
頑張ったら、ゆとりがなくなる。
ゆとりがなくなったら、
身体はしんどくなる。 意識も集中できない。
ゆとりがあれば 簡単にこなすことができる。
ちゃんとするんやで しっかりするんやでに意識を持つと
ゆとりがなくなってしまう。
だから、常にゆったりなんだよ。」
そんな話をしてくれました。
しっかりというのはわかるんだけどゆったりって、分かってないよなぁと思っていたら
それを見透かすように続きのお話をしてくれたのですが
長くなったので、続きはまた書きますね。
とにかく、ゆとりとゆったり意識して過ごしてみたいと思いました。
Nat King Cole - The Christmas Song
"The Christmas Song", Nat King Cole