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2010年01月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

くたびれている日もシャキっと働くための6つの方法

1:何をするべきか、目標を明確にする
2:現実逃避をやめる
3:たっぷり水を飲む
4:あちこちを動き回る
5:シャワーを浴びる
6:より簡単なタスクに取り組む

なのだそうです。

少し前に小学生の女の子に

「この30分にやってほしいと せんせが、思っていることはなに?

 この30分で何をマスターしたらいいの?」

そう聞かれたことがありました。これとこれとこれと示すと

「じゃぁ、これがちゃんと出来上がったら わたしは、休憩したらいいのかな。。。?」

とまた、聞いてきたんですね。

確かに、この時間することに対してゴールが明確に設定されて

ミスすることなく、最短距離で行けばいいので

当然のことなんですよね。


もちろん、授業のプランは
いつも練っているんですが

『求めるもの』を明確にするというとことだし

彼女にもっと、完成図を具体的にということを教えてもらいました。

そして、月曜日にお風呂からあがると家族が食い入るように見ていた番組があって

その内容に、また驚嘆してしまいました。

テレビ東京系列で放送している『カンブリア宮殿』なんですが

今週は、栃木県宇都宮市に本社をおく『マニー』という会社を特集していました。


司会の村上龍さんが

「選択と集中を進めると これほどのことができるということを

 今日は、みなさんに感じてほしい。」

と話していた内容なんですが


マニーという会社は、手術の縫合針や
歯の根っこの治療をするときの針を作っている会社で

髪の毛よりも細い針なのに一番安いものだと1袋2本入りで、200円。

そんなに安いから儲かっていないかというとマニーの営業利益率は40%近くで

任天堂やユニクロなど日本の優良企業を上回る会社なのです。


そして、こういう企業だと
熟練した職人さんがいるか

高性能のハイテク機械があるかと思うとそうでもなかったりするのです。

なんとも、不思議な会社なのですが機械に材料に入れて数秒で加工され

ごく簡単だという仕組みで驚くべき加工を成し遂げる機械を

次々と考案しているのです。


なんとも、不思議だと聞いていると
会長である松谷さんは


「こつこつとやる加工というのは
 誰でもできる。

 他に無い加工法、私、そういうのを 『とんち』と言っているんですが

 一番原価を劇的に下げるのは そういう加工法なんです。 」

って、いうんですね。


「とんちって、最近聞かない言葉で
 一休さんのイメージがするのですが

 とんちのアイデア、とんち発想法って 具体的には、どういう考え方なのですか?」

と村上さんが尋ねると


「わたし、工場の中で
 言っているのですけれども

 『材料を放り投げて
  落ってきたら
  製品になっている』 

 というようなことを 考えようじゃないかと。」


「それは、魔法みたいですよね。
 最も合理的な加工法ということですかね。」


「そういうことです。

 ただ、目的に対して、私どもでは 『熱心に粘り強く』と言っているんですが

 『熱心さ』というのは、
  みんなあるんですが

 それを継続して、1年も2年も
 同じテーマを考え続けるという粘り強さですね。

 それをやっていると その問題に対しての

 こちらの『高まり』ができる というのでしょうか。

 ポテンシャルがあがると そうすると、ひらめく。

 すると、とんちが出てくる訳です。

 どこにでも問題を解決するためのヒントは いっぱいあるのだけれども

 高まらないと見えない。 だから、熱心に粘り強くやっていくと。」

そんな風に話していました。


そして、何よりも面白いと思ったのは
この会社の「世界一か否か会議」。


この会議は、ずばりマニー製品が
世界一であることを担当者が発表・証明する会議で

そして、この会議で世界一でないことが発表されると

販売が中止となってしまうのです。

それに対しても松谷さんは

「お客さまのために 製品が世界一役に立つかどうか

 そうでないんだったら、 当社がやる意味がなくなってくる。

 そういう場合は他の会社のものを 世の中に流通させた方が、世の中のためですよね。」


確かに、もっともなことなんだけど。。。
って、思いながら、聞いていました。

「この世界は、 品質の良いものが勝ちます。

 そして、ツールとしては 『世界一』が一番効くんですね。」


「『世界一』と言い始めたのは
 そもそもどのあたりから来ているのですか。」

「『世界一』というのは、格好いいですよね。

 『世界一』といっても商品によって 切れ味とか、強さなどいろいろ要求があります。

 項目に細分化して 『切れ味は世界一』とか

 そういう細分化された項目で 世界一というのがまず最初にあって

 それらをトータルして 『当社の製品は世界一』

 そういう言い方でないと意味がない。

 漠然と、世界一といっても それは、本当に世界一かどうか」

「確かに、それは、素晴らしいことで でも、それは、気付きにくいことですよね。

 気付かれたのは、 世界に進出していかれたからですかね。」


「そうですね。我々の商品というのは
 我々のお客さんは、データを要求する。

 さらに、その要求を説得するために また、データを要求する。

 それによって我々は培われてきた。

 そして、説明するよりも

 データが営業してくれるといいますか 一人歩きするんですよね。

 最近は、インターネットによって その広まりは、すごく早くなっています。」


「カンブリア宮殿をはじめて
 かなりの会社を紹介してきましたが

 世界一にならないもの以外はやらない という会社は、初めてじゃないですかね。

 要するに、世界一の品質以外 目指さないということですよね。」


「我々は、世界一の品質を
 というのを背負っているんです。

 例えば、私は、社内でよくいうのですが

 針の先端だけ考えている者は 世界で何人いるかと

 それを研究しているやつは、何人いるかと せいぜい5人いるかどうかだと思うのです。

 医療針の先端だけ研究している人間は 何人いるかと。5人ぐらいしかいないだろうと。

 5人のうち1番になれば、世界一なんだと。 その方がモチベーション上がります。」


「世界を相手にすると、
 企業というものは強くなりますよね。

 世界を相手にしないと、

 どっかで世界と 対峙しなきゃなんなくなった時に

 弱さがでてきちゃうのです。。」

そんな風に話していました。


そして、『やってはいけない経営』
というのを会社の理念にあげていて


(1)医療機器以外はやらない
(2)保有技術の無い製品はやらない
(3)世界一の品質以外は目指さない
(4)ニッチ市場以外のものはやらない
(5)世界中に販売できないものはやらない


と決めているそうです。

これに対しても

「『どうしたら、  同じ失敗を繰り返さないか」

 そのために作ってあるあります。」

「やることよりも
 やらないことを列挙した方が
 分かりやすいかもしれないですよね。

 世界一を目指すぞというよりも 世界一の品質以外目指さないという方が

 世界一の品質以外排除するということだから 分かりやすくて、強いですよね。」


「私たちは、技術で
 社会貢献していると思っているので

 当社の技術で及ばないようなことを 一生懸命やるというのは

 結局は、社会のためにならない。

 得意なところで勝負するということですね。 それが一番、社会に貢献できるということなのです。」


そして、最後に

「松谷さんは、何のために 働いてらっしゃいますか?」

という質問に

「カッコよく言えば 我々の企業理念になるように

 『世界の人々の幸福のため』とかね そうなっているんですが

 しかし、そこと、

 実際の毎日毎日のモチベーションとは ちょっと違ってくると思うのです。

 実際は、「世界の人々のために」と 思っている人は、なかなか少なくて

 『自分の目的を達したい』ということで そのためには、『世界一』が一番いいんですね。

 『世界一』というのを いっぱい散りばめてあるのです。

 そこに達するために、仕事をしている。 そういうのが、事実です。」


と答えておられました。


とんちを利かす、やらないことを決める
細分化された分野で、世界一を目指す


なんか、魔法のようなお話でしたが
今まで思っていないところに点を打たれて

こういう風にものって考えるのかとすごく感銘を受けました。

BSをご覧になれる環境の方は

木曜日の今夜9時からBSジャパンで再放送があります。

よかったら、ご覧ください。

また、パソコンで動画が見れる方は
アクセス集中してないときに、 こちらでどうぞ。

『求めるもの』 2010年01月16日
『しっかりとゆったり』 2009年12月11日

旅人 福山雅治    緊急発表(笑)






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最終更新日  2010年01月28日 15時38分46秒
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