美人と鹿児島弁の取り合わせがまた面白い。軍平クンの男らしい説得にころっと参るような描写での心にもない(いや、子供向け番組なら説得力あるのかもしれないけれど)トコロ、がおかしい。
何にしろ特撮とコメディの相性は巧く嵌まればいいなあ、という話。
演じた英玲奈は特撮では劇場版龍騎でも結婚詐欺師・霧島美穂(仮面ライダーファム)の復讐の原動力となる姉役を演じて(台詞なし・・というか冷凍保存の 死体役
ですが・・DCでは浅倉に殺されるシーンがあるので2シーンのみの出演)おり特撮ヒロインの姉専門役者・・なのかしらん。この役は公募、だったらしいので役者デビュー作だったのかもしれない。
あと仮面ライダーではカブトの12話ではセレブな女、実はワーム、という役もやっています。
これ・・・・ゴーオンジャーの34話『悪魔ナオンナ』の話じゃん。
キバの話。
続く三角関係。互いに気づかない関係性(恋愛関係と正体)のうち恋愛関係をお互いが知るに至るエピソードである。観てる方としては結構フラストレーションが溜まるところ(今回の二人で深央を見張るシーンでの渡の鈍さ・・・というかボケはここまでいくと面白いが)であったのでここでハッキリすることでどうなるのかはこれからの興味をひくところ。
・この世アレルギーの克服、母の寂しさを覚える静香
・クィーンの回想・ブラッディローズの完成(過去編)
・名護と神様の漫才「小吉をよこしなさい!」
・エクスカリバー(おいおい)を抜く話(前編)
・健吾との埋まらない溝
・恋愛と友情の終わり(?)深央の告白と知ってしまう太牙・・・鈍すぎる渡
・王の登場(過去編)
印象的なのは神様をもあなたは間違っている・・今すぐ修正するべきです、と説教してしまう名護の件り・・・こうしてみると名護はもっと前半から喜劇的に使った方がよかったのかも・・と改めて思わせる。小吉に喜ぶ恵を小市民と批判しつつ凶の連発で小吉を欲しがる名護の小児的な部分もよく出ている。恵の絡むようなツッコミ(これは初期から通していいのだが)も活きてるし。初期の反キバ感情にこの方は結構貢献していたので。
あとは過去編の尺のなさ。現代の補完、という意味合いが強くなってきて過去編(トリオ漫才とか)の方が楽しみだった、というムキからすると尺の面でも笑いの面でも残念である。
ただクィーンとビショップのエキセントリックな芝居は妙な凄みと存在感があっていいですな。この2人をみるのが楽しみになってきてます。
クィーンとビショップ、というより加賀美早紀と村田充といえば飯島愛原作の映画『プラトニックセックス』(01)で二人は共演している。
この作品を仮面ライダー的に説明すると
レイプされて妊娠した クィーン
が父親の デンライナーのオーナー
に殴られるシーンから始まりAVへの出演、妊娠、堕胎、恋人との破局を経て最終的にはよりを戻しかけた恋人・ 五代雄介
を事故で失う、という不幸テンコ盛り、ケータイが重要なアイテムとして登場するのも加えて後のケータイ小説的な要素を全て含んだようなお話。
ビショップ
は五代の友人のバーテンとして出演してます。
クィーンの怖い演技
はキバよりもコッチの方が堪能できます・・・どんな見方やねん。
・・脱線しすぎですな。
プラトニック・セックス オリジナル・サウンドトラック
過去でも現代でもキングが登場しクィーンを巡る紅親子との確執が描かれて行く・・・だろうけれどある意味これは善悪というよりも種族を越えた痴話喧嘩なわけで「仮面ライダー」がそこに収束していくというのはなんとも面白い・・・・のか。
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