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2009.01.20
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カテゴリ: ネタ
今日の朝イチにmixiに掲載された記事ですが、妙に面白くて、寝起きなのに一気に最後まで読んでしまいました。

日本の南極の基地って昭和基地とみずほ基地は知っていましたが、それ以外にも何箇所かあるんですね。初めて知りました。

一番面白かったのはやっぱり「メシ」の話ですね。
何よりもメシは大事です。
南極の越冬隊も、わたしが乗ってた船も似たようなもので閉鎖された環境では何よりもメシが楽しみになりますから、ものすごく気持ちがわかる内容でした。

わたしが乗っていた船ではこの記事の越冬隊のコックさんのように、「やる気のある」コックさんばかりで航海中はおいしいメシばかり食べることができました。

ニュージーランドやアメリカ西海岸への航海中は寿司が出たり、中華のフルコースが出たり、テールシチューが出たり、イセエビが一人当たり丸まる一匹出てみたりと、学生相手とは思えない、「本気の」料理ばかりでした。この人たち何でも作れるんだーと感心した記憶があります。

しかも、最後に船を下りるときに食費が余ったからと全員に缶詰だのハチミツだのおみやげまで持たせてくれたのです。

別の船では毎日レトルトばかりだった上にお土産の類は一切なかったそうですから、わたしはラッキーでした。


要は食費がらみのカネをコックの一存でいくらでもコントロールできるんです。
食事の味落として自分の懐に入れてしまうコックもいれば、乗組員や学生においしいものを食べてもらおう!余ったお金はおみやげにしてみんなで分けちゃおう!というコックさんもいるんですね。まっとうな料理人なら普通は後者になると思うんですが・・・

幸運にも前者のコックに当たったことはないのですが、当たってしまうと、ホント悲惨な日々を過ごすことになります。

それにしても南極行って見たいなぁ。オーロラは死ぬまでに一度は見ないと!

後半の記事が楽しみです。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724381&media_id=40
 南極観測隊は南極で何をしているのか? そんな我々の素朴な疑問に答えてくださったのが、篠原洋一さん(46歳)だ。篠原さんは、以前南極越冬隊の調理担当として実際に1年3カ月に及ぶ南極生活を経験し(第33次隊)、今回再び第50次隊の調理担当として南極へ出発した人物である。

 見た目はちょっとふくよかで、かつては「ブー」という愛称で親しまれ、今では「南極のホッキョクグマ」と呼ばれることもあるという、人懐っこい笑顔が実に魅力的な男性である。2008年12月25日の出発を目前に控え繁忙を極める中、篠原さんは長時間にわたり、東京都板橋区にある国立極地研究所で、南極生活やそこでの食生活について、楽しく、そして熱く語ってくれた。

●一番の楽しみである“食事”を担当

 「南極観測隊は、3カ月ほどで帰国する、いわゆる夏隊(通称「日帰り」)と、1年3カ月にわたり現地で活動を続ける越冬隊(通称「1泊2日」)に分かれます。夏隊と越冬隊のいずれも、雪と氷に閉ざされた環境の中ですから、隊員たちにとっては食事が最大の楽しみなんですよ。ですから私は、調理担当として、その大事な食事のことで彼らにストレスをかけないことが何よりも大切だと考えています。その証拠に……と言いますか、『XX次隊は食事が良かったが、XX次隊の食事はね……』なんていうことが、後々何年も後に言われたりするんです。責任重大ですよ」と、恰幅の良い体を揺すって豪快に笑う。

 南極観測隊には、どのような人々が参加しているのだろうか?

 「平均年齢で言うと34~35歳くらいでしょうか。(今回の第50次隊では)一番若い人で30歳、一番の年長者が52歳です。独身者が約半数。女性もごく少数ですが参加します。専門分野的には、観測系と設営系に分かれています。観測系は研究者グループですね。それに対して設営系は、機械関係の技術者や通信士、私のような調理師、医師、環境保全技術者、その他技術者からなります。合計人数は年次により異なりますが、おおむね30人前後ですね(今回の第50次は28人)。



 観測基地も、1957年に開設された「昭和基地」(平均気温マイナス10.5度、最低気温マイナス45.3度、最高気温10度、建物56棟)を中心にしつつ、今では「みずほ基地」(1970年開設、標高2230m、平均気温マイナス32.5度、最低気温マイナス61.9度、最高気温マイナス2.7度)、「あすか基地」(1985年開設、標高930m、平均気温マイナス18.3度、最低気温マイナス48.7度、最高気温0.5度)、「ドームふじ基地」(1995年開設、標高3810m、平均気温マイナス54.3度、最低気温マイナス79.7度、最高気温マイナス18.6度)と、その拠点を増やし、活動の幅を拡大・充実させている。

●オーロラの美しさは「百聞は一見にしかず」

 篠原さんは南極越冬隊を志願した動機をこう語る。「とにかく、『百聞は一見にしかず』でオーロラを見たかったんですよ。そして、実際に見た時には『俺はこれを見るために来たんだ』という感動に胸が打ち震えましたね。発電機のグオーンという音、氷のピシッという音、風のピューッという音、そして空にはオーロラ……その神秘的かつ圧倒的な素晴らしさは、テレビや写真で見るのとは比較になりません。氷山の氷を入れたオン・ザ・ロックを飲みながら羽毛服をかぶって眺めましたが、あの感動は一生忘れません」

 オーロラだけではない。南極では、意外なものまで見えるようだ。「オーロラ撮影会をやっていると、実は人工衛星がよく見えるんですよ。ある時、ひときわ光り輝く衛星らしき物体が見えたので『あれは何だ!』って調べてみたら、それがなんと、毛利衛さんが搭乗するスペースシャトル『エンデバー号』だったんです。あとは、そうですね。大マゼラン星雲が見えた時も感動しましたねぇ……」

●「ペンギンは食べませんよ!」(笑)



 持ってゆく量は、やはり滞在期間の1年3か月分?「いえいえ……滞在期間分に加えて、予備食を300日分、持ってゆきます。なぜなら、自然条件の過酷な南極ですから、南極観測船の『しらせ』が翌年来られないという万一の場合も想定しないといけませんし、基地施設の火事などの不測の事態にも備えておく必要がありますから」

 では、事前にメニュー表を作った上で、食材を積むのだろうか?「積み込みの時点では詳しいメニューは考えていません。メインディッシュに関しては、週に牛1回、魚1回、豚1回という決め方はしていますが、それ以外はアバウトです。現地での状況を見ながら、臨機応変に対応していきます」

 食材を現地で保管するには、苦労が多いのでは? 野菜不足でかっけになったり、ということはないのだろうか。「そうですね。例えばキャベツなどは、切り口に石灰を塗って新聞紙に包むことで長持ちします。涼しい風通しの良いところに置けば3~4カ月は持ちますよ。実は、基地内で各種野菜を水耕栽培していまして、それを食べるようにしています。ルッコラ、サラダ菜、貝割れ、ラディッシュ、プチトマト、キウリ、ナスなど……いろんなものを作ります。ただし、白菜とキャベツは水耕栽培できないんです」

●南極の人気メニュー?「ハルマゲ丼」

 具体的に、篠原さんはどんなメニューの食事を作り、どんなものが人気を集めるのだろうか?

 「朝食は和洋両方です。和食であれば、ご飯、味噌汁、小鉢、焼き魚(西京漬や干物)、納豆。洋食だと、パン、コーヒー、ジュース、ミルク、卵料理ですね。

 昼食は、カレーライス、丼物(親子丼、カツ丼、牛丼、鉄火丼、海鮮チラシ丼 他)、ラーメン、うどん、そば、沖縄そば、チャンポンなどです。ボリュームがある丼物は人気がありますよ。よく覚えているのは「ハルマゲ丼」といいまして(笑)、卵でとじた春巻をご飯にのせた丼物です。ボリュームがあって美味しいと喜ばれました。他に、カツ丼などもとても人気があります。

 夕食は、メインディッシュ、副食2品、ご飯、味噌汁というのが基本構成です。メインディッシュは、牛だとTボーンステーキ、羊はラムのグリル、豚は、豚カツ・串カツ・ポークチョップ。ロブスターだと、エビフライやチリソースなどが、人気メニューですね。週末は鍋料理を出します。

 あと特筆すべきこととしては、隊員たちの様々なニーズに対応しつつ、食べるよろこびをできるだけ大きくするためにテーマメニュー制を導入していました。『イタリアン・ナイト』『アラビアン・ナイト』『スパニッシュ・ナイト』『北海道ナイト』『沖縄ナイト』『伊達政宗ナイト』といったように、各国料理あるいは、各郷土料理を出すようにしているんです。さらに、そうした料理の数々に関して、ちょっとしたウンチクを加えながら出してあげると、とても喜んでもらえるんですよ。きっと、こちらの熱意や創意工夫が伝わるのでしょうね。でも、あくまでも予算の範囲内ですることですから、豪華な食材を使った翌日は『お茶漬けビュッフェ』にするなどして、バランスを取ってゆくことが大切なんです」

●冬至は祭り、氷山で流しそうめんも

 長い滞在期間中には、イベントも多いようだが、そういう場合には、特別料理を出すのだろうか?「もちろんです。『ミッドウインター』のお祭りの時には、とっておきの黒毛和牛を振る舞います。また夏の終わり頃、10キロメートルの遠足に出る時などには、『幕の内弁当・駅弁風』を作りますし、オーロラを見に行く時は、熱いおでんを持っていったりします。おでんをほおばりながら一杯やって、オーロラの出現を待つんですよ。

 そう言えば、氷山で『流しそうめん』をしたこともありました。ポリタンクに熱湯を入れておいて、熱湯ごとそうめんを流すんです。食べ手が箸でソーメンを掴む頃には80度くらいに冷えていて、それを口に入れる頃には、ちょうどいい具合に冷たくなっているんですよ」(笑)

 過酷な自然環境の下での心和む瞬間を演出するのは、プロの料理人が精魂傾けて調理した料理の数々、ということなのだろう。

●調理担当としての生活リズムは?:

 インタビュー前編の締めくくりとして、篠原さんの南極での生活リズムをお聞きしておこう。

 「毎日、午前6時起床です。洗面後、すぐに朝食の準備に取りかかり、午前7時から8時半にかけてが皆の朝食時間となります。

 こうした仕事が一段落したら(午後9~10時以降)、バーに顔を出して一杯やったり、映画を観たりしてくつろぎ、午前0時ごろに就寝という感じですね」

 さて、南極越冬隊の調理担当として、1年3カ月に及ぶ越冬生活を体験し、今また南極へと旅立った篠原洋一さんだが、彼は、どういう経緯を経て、南極越冬隊に加わったのだろうか? そしてまた、今次再度、南極行きを志願した背景には、一体何があったのだろうか?

 篠原さんはどうやって、南極越冬隊の調理担当になったのか。後編ではそれを見ていきたいと思う。

一部抜粋





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Last updated  2009.01.20 19:15:17
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