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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ]
価格:1,870円(税込、送料無料)
(2025/9/5時点)
じつはわたしは独身高齢女ってやつで、しかも天涯孤独の孤独死ルート確定を突き進んでいるんですよ。
こうなったことに対しての「後悔」て自分でもドン引きレベルでなくって、なるべくしてなったし、自分の意志でそのルートを選んできたので、それにたいして「辛い」とか「さみしい」ってのはありません。
じつのところ、わたしはもうなんていうか…生まれたこと自体が「失敗」みたいなところがあって、それがずっと心の片隅にあるから、家族なんて欲しいとおもったことがないし、持てるはずがないと思ってきました。
子供のころからずっと、です。
なので結婚願望マイナス値だったんですよね
いやーじっさい30歳で死ぬ予定だったんですよ、子供のころはがちでそう思ってました。
まさかこんな高齢になるまで生きるとはっていう
もちろん家庭環境があんまりよくなかったこともありますが、いまはそれを悲壮感たっぷりに浸ってはいません。
家族がいないおかげで、いま、一人満喫してますしね
しかも友人の数がすくないので、困ったものです。
さらにいえば学歴も低くて、ろくな職歴もありません。じつに社会の低層にいて、生きてる価値などこれっぽっちもありません。
だからこそ、なんだか心がすごく軽いんですよ。
「諦めが肝心」というのがわたしの座右の銘でもありますしね。
いくつかの絶望というか、自分は何やってもダメなんだなーを経験してきたので、もうこれはさっさと諦めて底辺で生きようと決めたんですよ。
そしていろいろあったんですが、今年に入ってなんだかいろんなことを考えまして、
「そうだ、資産形成しよう」
となったんですよ。
いやー、持ってる資産なんて雀の涙なんですが、わけあって無職になってしまい…うーんどうすっかなーってことで、手持ちの「札」でなんとかしようと考えたんですよ。
パワハラやらなんやらで心も折れたことだしもしかも更年期キタコレですし…
それで慌てて始めたのが「新NISA」で、これをきっかけにいろんなことを調べ始めました。
おもにYouTubeでそれ関連の番組を見ては自分なりに学習し、考えて…
いわゆるマネーリテラシーがゼロどころかマイナス値くらいだったので、もうはやいとこNISAやってたらよかった…と、さすがにそれは「後悔」したけれど、
後悔したところでその気持ちは「一円」にもならないんだから、思い立ったら口座開設だよってことで、さっくり口座開設。
ブログも楽天ですし、証券口座も「楽天」にしました。単純です。
まあ、つまりNISAがらみの動画を見あさっていた時に見つけたのが、上記の本でした。
ゼロで死ぬなんてぶっちゃけ理想論です。
でも、この考えは「老後の指針」になりえたんですよ。私的には、ですが。
この「ゼロで死ぬ」っていうのは、一文無しで野垂れ死ぬ、ということではないんですよ。
この考えのためには、まず資産形成しなくちゃならない、という考えになったんです。
お金あっての「楽しさ」ですからね。不安を解消するのも「お金」です。
けれど、お金を貯めることだけにすべてをつぎ込んでしまうのは…わたしのような天涯孤独の身には「つまらない」ものなんですよ。
つまり、あとに何かしらを残してあげたい「身内」というのが存在しないからです。
「終活」なんて言葉もありますが、わたしはなにしろ孤独死なので、やっといた方がいい、ではなくてやらなくてはならない、んですよ。
自分で何もかもやらないといけなくて、それってつまり、めっっっっちゃ金がかかります。
死ぬときはゼロでいいんですが、死ぬ前にはお金かかるから、資産形成しないとまずい、という流れになります。
わたしのような孤独な女子…とくに高齢の方で天涯孤独が確定している方は、この「DIE WITH ZERO」念頭に置いておくといい思想だと思います。
金を使い切って死ぬ…というわけではないんですよ、本書がいいたいのって。
お金を使うことは大事、そのためにはお金を貯めるのも大事ってことです。
わたしは計画倒れしやすい性質なのでがっちりとした計画を立てるのは苦手なんですが、ふわっとでも、このくらいの資産は保有しときたいなー、というのを考えておいた方がいいなと
また、マネーリテラシー激低だったもんでいろいろ情報あさってたんですが「日本円」だけに自分の財産を「賭ける」のはリスク高い、というのを知ったんですよ。
これはじつは実感もありました。
長く、銀行預金で定期貯金とかしてきたんですが、むかしはまぁ金利よくて、銀行貯金にも意味があったんですが、今、引くほど金利が低い…低いっていうか、税金も取られるのでほぼないに等しいんですよ。
このことがきっかけにもなって「定期預金」どうしよっかなーと悩んでいたってのもあり、新NISAについて目がいったってわけなんです。
もちろん投資はリスクもありますが、インデックス投資しておけば、少なくとも銀行に日本円で全部預けておくよりはマシなんですよね
こういった「考えて行動する」ことを「ゼロで死ね」で気づかされたんです。
金を遊びでも何でも無計画に使いまくって無一文になって死ぬ、という本ではないです、決して。
そして「健康大事」って内容でもありますね。
健康にためには「投資」しろって大事な思考です。
いろんな経験をしようって内容でもあって、それは高齢のわたしはもうしてきたんでいいんですが、「金を貯める経験」だけはかなりおろそかだったので、今からでもやろっかなと。
そして、わたしは高齢女には違いないんですが、「現在」が一番「若く」もあって、何事かをやるなら、明日ではなく「今」なんですよね。
地頭があるいこともあって、社会の底辺でしか生きられないけれど、それならそれで、底辺でもぼちぼち楽しく生きていこう、と。
本を読むのが好きですので、漫画もいろんなものを読んでます。
むかしは読まなかったろうなーってものも読みますし、やはりどうしても受け付けないものもありますが、それはそれってもんです。
旅行好きでもあったんですが、土産物はほぼ買わない。
これは昔からなんですが、「思い出」は冥途の土産ってことで、先に冥途に送っておいたって思考でいました。
どうせ忘れるかもしれないんだし、先に冥途に送ったってことにしとけばいいんですよ。
ふりかえってみると、この本に出会う前からわりと「ゼロで死ぬ」考えが自分の根底にあった気はします。
自分はどうせ失敗作なので、死んだところで別段なにかしらあるわけでもないし、と。
そう考えるとすごく楽なんで。
「失敗」自体はすごく怖いんですけどねー失敗を責められるのがものすごく怖い。
ともかく、こんなことは周りの人に言える話でもないので、ブログでつぶやく程度にしています。
より良い人生=「ゼロで死ね」ではないとも思ってますけど…でも自分はそうかもってだけで。
天涯孤独ならそれに見合った生き方ってきっとあると思うし、それを楽観しててもいいんじゃないかなと思ってます。