コミックや小説の感想つれづれ書き~かなり雑多に

コミックや小説の感想つれづれ書き~かなり雑多に

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2025.12.03
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カテゴリ: コミック感想
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続巻キタコレェェェェ
もう出ないかなぁとしょんぼりしてたんですが、新刊きてくれました!!

いやほんともうこれ大好きすぎるんですよ!

キャラ全員好きすぎる…
14歳になったラズリスもちゃんとかっこよくてかわいいし…
ヒロインのガーネットがこの巻になって「かわいい」を発揮してくれています。
タイトルにある年下王子の想いに気づかない、というのはこの巻からになるかな。

恋のライバルとしてのフィリップもいいんですよー美形なのもありますが、すごく策士らしいのがたまりません。

セルジュにーちゃんに嫁は?嫁はよっっっ幸せになって…

この作品は多分に漫画家さんのオリジナルが入っているようなのですが、かなり良い味付けになっていますね。
国の歴史にかんしてもしっかり描かれていて、現在の王政がどのように制定されてきたのか…つまり設定というか物語の土台がかなりしっかりしています。

今回すこしだけ残念だったのは、ナルシス殿下が出てこなかったことくらいかな…まあこのあたりは次でしょう。
国王と王妃のこともなんですよね。
ラズリス少年期の大きな山場となりえた王妃の存在が今回はほぼないに等しいになってます。
ラズリスの教育係のラウル(ちなみに大好きだ!!)が陛下への批判をちゃんとされているのが好ましかったです。うんうん、この一言があるってすごく意味があるんですよ。ラウルの批判って、すなわち読者も感じていることですからね。

ラウルがよい意味で「読者」の視点に立っていてくれているんですよ。

こういう、物事を俯瞰してみることができる人物というのは、読者が物語没入する手助けとなります。
文官のロベールという新キャラもいて、これもまたいいわぁ…
読者視点というものにはなりえませんが、その代わり国の政治の「説明役」として適切なんですよ。ロベールもまた俯瞰した説明を担える人物です。



とにかくキャラ全員好きだし、主人公ふたりのことは純粋に応援できるんですよ。
ヒロインのガーネットの恋愛に疎い点も、嫌みな感じがありません。
すっとぼけたりしないのがいいんだなと感じます。
ガーネットの気持ちがブレないのがいいんでしょうね。

恋愛小説を読んでるくせになんでやねーんと思わないこともないんですが、おそらく「勉強」の一環として読み、参考にしたり、評価したりしちゃうんで、自分のことのようには「体感」できないんだなーと、ここらも察せられる描き方をしてくれます。



狂王ユリウスの話を最初に入れてくれたのはほんとによかったです。

いやー、絵もこのみというか、ほんまうっっっまいし、コメディ部分については好みは別れるかもですが、私はもう大好きで、いい塩梅にほっこりさせられるんですよ。

緩急のある、いい漫画の展開だと思うんですよね。
無駄にコミカルにしすぎない、というのがよい。


漫画家さんの担当の推しはフィリップだそうですが、わかりますよ!!
こういういい男はなんぼだしてもらってもいいですからねっ

またわたしはセルジュおにいちゃんが一番ですけど!!にーちゃんかっこええ!!
仕事できるし優しいし、最高すぎでは?
とーちゃんは今のところ手紙とかにしか出てこないけど、いつか出ないかなぁ…セルジュはパパ似だそうですが、ガーネットの母の顔も一度おがみたいところ。出てないし、亡くなったのかな?


まあともかく、次の巻ではナルシスの話も絡んでくるでしょう。
ナルシスの「背景」も気になるところなので、ともかくつぎを楽しみに待ちたいです。





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最終更新日  2025.12.03 20:00:06
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