ダイアモンド・ダスト

ダイアモンド・ダスト

Dec 8, 2012
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過去を振り返って
「苦労した」と語る人は多いけれど
そういう人は
過去を語れるだけの苦労しかしていない。

本当に大変な苦労をしてきた人は
そのとき抱いていた感情は
過去のものではなく
現在もそのまま変わらず
現在のものとして心の傷に成っているから

思い出をわざわざ語ろう何てことは仕舞いとする。

しかしそれを語らずには
相手が自分の考え方を責めるような言い方を封じる手段が無い場合には
その場は相手の言いたい放題にさせておく。

相手がそれだけ言いたいことを抱えているときに
こちらが自分の心の傷を押してまで
相手に理解を求めても
結局聞く耳持たずという勢いに
こちらが自分の心の傷を抱えながら語る勢いが
勝てるわけが無いのだ。

しかし、相手がこちらの生き方や考え方を理解する

理解せざるを得ない機会は
いつか必ずやって来る。

何気ない会話の中に
その時は訪れ
悲惨な出来事によってもたらされた

本格的に表に現れる時間を回避できるくらいに
あっさり過去の事実を表現することが出来るタイミングに
相手にそれを伝えると
あまりに衝撃的な内容に
相手は反論だの説得だのという行為が
どれだけ無意味で
コチラを傷つけることにしかならないことを知り
以前此方に対してぶつけてきていた内容を
自ら訂正する。

本当に深い悲しみや傷を負っている人は
過去が過去ではなく
現在にも引き摺っていて
「苦労した」などと過去形で
堂々と語ることなど出来ない。

だから「私は苦労した」と言う人が
羨ましくもあり
くだらないと思ったりもするし、
彼等がこちらに説教がましいことをぶつけてきているときは
戦うときではないと考え
放置する。

それについて相手を説得すべきとおっしゃる方もいらっしゃるし
そうおっしゃる方達は
こちらが抱いている傷の重さをご存知で無いから
自分の中にある傷の重さと戦うことの厳しさと
相手を説得する労力のダブルパンチに抗することが
どれだけ大変なことかを解かっていないからこそ言えてしまう
楽天家なのだと冷めた見方で観てしまう。

相手が熱しているときは放置し
相手がその話題に対して無防備なときに
さらっと過去にあった事実を伝えるようにすれば
こちらの傷の深さを自ら思い知るまでに至らずとも
相手の考え方を訂正できる。

「私は苦労した」と言えない傷を負っている自分が
相手を説得するには
このやり方が一番労が少なく
効果が高い。







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Last updated  Dec 8, 2012 07:03:44 AM
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