ダイアモンド・ダスト

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Dec 25, 2014
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世間はクリスマスで
華やぎのピークを迎えていると言うのに
『消えて無くなりたい病』なんていうタイトルの記事をアップするのは
どおかと思ったりしたけれど

ま、いっか。。。



リストカットを繰り返す若者は
「別に死にたいワケじゃなく、生きていたくないだけ。。。」だと
カウンセラーに言うらしい。

生き続けていることの苦しさを知らない大人は

自殺を繰り返す人を諭したりする。。。が
そんな言葉などは
本当に、苦しみの中にしか生きられない相手のことが解っていないよなって思う。


生きていれば、良いことがある。。。というのは
それまでに良いことが有った経験がないと
良いことが有ると言うことを信じることは出来ない。

自殺を繰り返す人たちは
良いことが有ると信じられないから
生きていたくないのだと解っていれば
そんな馬鹿げた台詞で
自殺が止められるわけがないと解りそうなもの。。。



諭されている人間より
楽なところに生きているのだから
そんな人たちの言葉が
自殺願望者の心を動かせるとは思えない。


だから

頓珍漢なんだと思う。


大きな悲しみや、絶え間なくやって来る苦しみ
抱えきれない孤独なんかが襲ってくるたび
『消えて無くなりたい』という想いが
みぞおちの辺りを絞るような冷たさを伴ってやってくる。


『消えて無くなりたい病』というものを
体感したことがないカウンセラーは
その症状を
自分自身を否定しているために起きていると解釈し
自分を愛するようにとか
自分の価値を認められるようにしようと諭す。

なぁ~んて頓珍漢なんでしょ!?って思う。


『消えて無くなりたい』病を抱えている人は
これ以上はもう苦しみに耐えられない!っていうところに立っていて
それ以上同じ状況の中に居たら自分が壊れてしまうって言う
自己防衛本能が働いているために
『消えて無くなりたい』のさ。

自己否定なんかじゃなく
自分を守ってあげたいって言う
自己愛なんだぜ!


本当の痛みを
身をもって体感したことが無い連中が
想像の範疇で
自殺願望者を扱おうとするから
とんでもない意味不明な解釈がなされていたりする。


なんだろう。。。諭している側の方が
経験が浅いのに
その未熟な体験や浅はかな思考でありながら
自殺願望者よりも
「自分達は正常で、相手はやんでいる人」という風な
どこか高みから見下ろしている
自分達の気持ち悪さを自覚していない。。。っていう気がしてしまうよ。










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Last updated  Dec 25, 2014 08:25:12 PM
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