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2011.05.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
久しぶりに、最近読んだ本の感想を書いてみよう。
昨年夏に部署が変わって以来、まとまった休みが少なくなったせいで
まとめて本を読む時間がとりづらく、読む量が減っているんだよなぁ。


■まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん

 直木賞受賞作で、近々公開される映画の原作でもある。
 氏の作品は初めてなので、他の作品との比較はできないが、
 全体的なユル~い雰囲気を楽しみながら読めた。
 直木賞作品はかくあるべきだ(w。
 Amazonの書評を読むと「リアリティがない」等の記述もあるが、


 メインキャストの行天の存在をウソくさく感じる向きもあるだろうが、
 ワシの高校の同級生には、行天に近い人物はいたぞ。
 だから(?)それほど非現実的なキャスト、ストーリーという訳では
 ないと思う。

 メインキャストの多田も行天も痴的なほどに心優しい人間として
 描かれている。
 そこをウソ臭く感じる人もいるとは思うが、舞台は「まほろ」だ。
 「まほろば」なんだから、それでいいじゃないか。


■プリンセス・トヨトミ/万城目学

 同じく近々公開予定の映画の原作だが、こちらは直木賞「候補」作品。
 三浦しをん同様、この作家の作品も初めてだ。


 長編でもストーリーがテンポよく進めば長さはまったく気にならないが、
 無意味な描写が多いのでストーリーの冗長さが気になるんだなぁ。
 無理やりページを増やす為に、文藝春秋社の編集者が無意味な情景描写や
 説明調の長台詞を書かせたんじゃないか???
 (元々は別冊文藝春秋の連載らしい)



 映画には不向きな本だと思うんだけどなぁ。
 読者それぞれの余韻を感じながら読み終わる作品だと思う。
 原作に忠実であればあるほど、映像にしちゃうとそんな余韻を感じることもなく、
 中途半端な残尿感(失礼!)だけが残るんじゃないかと。。。
 堤真一はワシの大好きな俳優であるが故、彼のキャリアの汚点となるような
 駄作になっていないことを切に願う。

おしまい





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最終更新日  2011.05.03 22:46:26
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