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カテゴリ: モンハン小説


間が空きましたので前回のあらすじはこちらから・・・





---- 光球が一気に炸裂し 閃光が俺の視界を真っ白に染めていく。


俺は 瞬時に後方に跳ね飛びながら 空中で 防御姿勢 を取り 後に来る衝撃波に備えた。

爆音と共に とてつもない速さで迫る  破壊の渦


「クッ・・・」  


熱量を伴った死の衝撃波が 俺の頭髪をチリチリと焦がす・・・


衝撃に耐え切れなくなった装甲板の一部が弾け飛ぶと同時に 俺はバランスを失った。



受け身を取りそこない しこたま強く背中を打ちつけた俺に 

痺れたような鈍い痛み  が走る。


たまらず呼気を吐き出した。


「グハァァッ・・・」 

爆音のせいで キンキンと鼓膜が悲鳴をあげるのをこらえ 俺は即座に周囲を見回す。


ジョーカー と  リュウ は何とか直撃を避け 回避したようだ。


二人はすでに 頭を振りつつも 立ち上がりかけている。


光球が 俺たちの 中心位置 で爆裂した事が せめてもの幸いと言えた。


もし 直撃でもしていたら 俺とて  レジ と同じ運命をとげていただろう・・・

ル・ルイ は 無事かっ!!!)

(いねぇ・・・・!!!!)   

不吉な考えが頭をよぎる・・・

   

ルイッーーーー !!!」    鬼の険相 を浮かべながら叫んだ!!!

(いたっ!!  あそこだ!!)     一段高くなった山肌に  ルイ がいた。

爆発地点に最も近かった  ルイ は衝撃のダメージからか ピクリともしてねぇ・・・


(待ってろ 今行くからなっ・・・!!!!!)

四肢に力を入れ  ルイ の下に駆けつけようとした刹那

俺の背後から 歓喜にも似た 雄たけびが上がる。

グゴゴォォォォオーーーー


走り出すのも忘れさせるほどの 恐怖 が 俺を蝕みはじめていく。

たまらねぇ恐怖感

ゆっくりと背後を振り向く・・・

まるで 笑みを浮かべたように裂け上がった顎を さらに釣り上げ

はんば潰された瞳のない  血の色 だけを浮かべた ヤツの眼が俺を見据えていた。




ヤツの次の獲物は どうやら俺らしい・・


それは 狂気・・・・   いや 歓喜と言える 感情なのかもしれない。。




殺戮に酔いしれるヤツは  ゆっくりと俺に向かい始めた。


距離が縮まるにつれ ヤツの 瘴気 にも似た 血なまぐさい呼気が届く。

俺は まるで 呪縛にでもあったように 体一つ動かせなくなっていた。


恐怖に屈した心が 闘うことを拒否したのだ。。


ガチガチと小刻みな音を立てている俺の歯を 必死に食いしばり 恐怖に堪える。。

(俺は誓ったじゃねぇか!!!   ルイ を迎えに行くことを!!!)


(命ある限り 俺は諦めねぇ!!!)

(動け! 動け!  動け!)


「くそったれがぁぁ~~~!!!!!!」  





パンッ!!!

俺とヤツの間に 立ちはだかった  ジョーカー が 俺の頬を張った。


「何をしてるっ!!!    ルイ の元へ早く行け!!!」

一気に呪縛が解け 四肢に力がはいる!!

ジョーカーは 俺に背を向け ヤツと真っ向から向かい合っている。

「さぁ きな 化け物  私が相手になるわ・・・」


あの神仏像にも似た 微笑を  ジョーカー は浮かべていた。。


右手には  ルイ が衝撃で落としたであろう  ハイフロストエッジ が握られている。


殺戮を邪魔されたヤツの怒りは凄まじかった!!!

ギッシャァァ~~~~~~~~~ 


俺が走り出すのと同時に    ジョーカー へ 死の突進が開始された。


圧倒的な瘴気に無意識にすくみながらも  ジョーカー は 渾身の力を込め

ハイフロストエッジ を叩き込む   

狙いは どんな生物でも致死に至る  眉間 


だが 直撃ではないにしろ 光球の一撃を浴び しかも片腕しか使えない

ジョーカー の一撃はヤツには届かなかった・・・



巨躯から生み出される膂力に乗った  禍々しく巨大な角

ジョーカー  の脇腹をとらえていた・・・・



まるで 冗談の様に 腹部から角の先端が生えている。


「ぐぼっ・・・・・」    口腔から 血泡がこぼれる。。

巨大な角に  ジョーカー  を突き刺したまま さらに 咆哮があがった


グゴォォォォォォオ!!!!!!!!!!!!


ジョォーカーーーー !!!!!」


言葉にならぬ絶叫が 雪原に空しく残響した・・・

続く・・・・・・

後記・・・

残すところ数回の訳ですが 本当に筆が進まなくて参っています・・・
どうしても納得がいかず 没にした草稿は2度。

今になって 「生み出す苦しみ」を身をもって体験している親父っす。

既にストーリーも完成し あとは どうやって読んで頂いている皆様に 著者のイメージを
伝えるかの作業なのですが どうしても後半になるに従い 戦闘シーンが続き
躍動感を伝えることが とっても難しいっす。。


語尾 場面場面の繋がり もう血の小便が出るくらい悩んでしまいます・・・

冗談で 「これで小説家の仲間入りっすねw」 なぁんて言ってる親父ですがとっても これを仕事には出来ないと痛感したわけっすね。

小説家って凄いなぁ~~ って思いながら・・・






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最終更新日  2006年11月06日 18時28分22秒
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