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カテゴリ: モンハン小説
主なあらすじ・・・・・




前回からの続き・・・・・(いくさの終焉)










サバツ
と名乗る男の 漆黒を そのまま切り抜いた異様ないでたちに 

ポーチ は 恐怖の余り指先一つ動かせずにいた・・・




「逃走」  という選択肢は鼻から無い


たとえ背を向け逃走をはかったとしても この男から到底逃げおおせるとは思えなかったし


何よりも 友を見捨てる行為は 彼の最も忌むべき行動である



一瞬であったが  ポーチ の瞼に 息子が作った料理を嬉しそうに口に運ぶ 


年老いた母親の顔が浮かぶ





(な・・・なんだよ これ・・・) 


突然 現れた母親の姿に ポーチ は困惑していた・・・

人は 死に際に直面した時 これまで辿った生涯の記憶を鮮明に脳裏に描くと言われている・・・


甘美な思いで脳裏を埋めつくし  

自らの死を 少しでも和らげる為に取る 人という種の防衛本能だろう

(これが 走馬灯って奴かっ・・・・)


「どうしたお前・・・  震えて動けねぇのかい?  クククククッ


   ちったぁ抵抗してくれねぇと  燃えねぇじゃねぇかよ・・・   クククククッ」

漆黒に染まるトマホークを弄びながら  ポーチ に歩を進める  サバツ


表情に浮かぶ狂気の渦は 他者の死を自らの糧とし長い年月を積み重ねた結果だろう・・・

「腕からいくか・・・?     それとも脚からか・・・?


     まぁ俺の楽しみを邪魔した罰を償ってもらうからには 


                    楽には死ねねぇがな・・・  ギャハハハ」


怖いことを ぞろりと言い放つ


ポーチ の胸中に 留めなく溢れる湧水のように 立て続けに過去の思いが巡る

故郷から遠く離れ 右も左も分からぬ このドルマの街で

初めて味わった  アプトノス の霜降り肉の味


料理の何たるかさえ知らぬ俺に 優しく接してくれた料理長の顔


そのどれもが  ポーチ にとって かけがえのない代物である


(そう言えば・・・  料理長が初めて褒めてくれた料理が 

                古代豆と スパイスワームのスープだったけ・・・)








(あの目が飛び出るほどの辛さを口にした時の 料理長の顔っていったら・・・)

(ん!!!   スパイスワーム!!!)





何かに とり憑かれるように 左右のポケットをまさぐる ポーチ に 


サバツ は さらに被虐の炎を燃やした・・・



「そう そう  良いじゃねぇか・・・   もっと足掻きなよ 


            観念しちまった奴は クソ面白くもねぇからな  ギャハハハ」



ポーチ

コッ!!!

それは  サバツ に届くことなく くぐもった音をあげ空中で粉砕された・・・

サバツの周囲に サラサラと白い粉末が舞う

「おい おい  何だよこれ・・・   塩か・・?  


  けっ つまんねー奴だな おめぇは  もうちっと何とかなんねーのかよ・・・」

揶揄する言葉を言い終えぬうちに 大量の唾を 床に吐き出した


ポーチ の投げ放った物は 料理人の常として 持ち歩く岩塩の塊であった


野外での料理を行う機会も多い宮廷料理人は  絶えず一定量の 香辛料 を身に帯びている


「もう お前いいや・・・  死ね・・・」

サバツ は 不気味に光るトマホークを 頭上高々に振りかぶった

「塩漬けがお気にめさぬなら こいつはどうだよっ!!!!」

もう一度  ポーチ は渾身の力をこめ  小さな塊をサバツに向け投じた!

「馬鹿たれがっ!!!!」


トマホークの刃は 投げ放たれた塊を 事も無げに粉砕する

先程と全く同じ光景だが サラサラと降り注ぐ粉末には目にも鮮やかな 紅色 に染まる

「ぐおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」

眼や呼吸器官を襲う強烈な痛みに  サバツ は絶叫をあげた

両の目尻からは絶えず涙が噴出し  呼吸をするだけで肺がグイグイと締め付けられていく

「ぎ・・・ぎ・・・ぎざま  な・・・な゜・・ にを  じ・・・やがっだ・・ ゲホッ ゲッホ」


視界を奪われ トマホークを狂ったように振り回す サバツ

「気にいってくれたかい? ポーチ様特性 スパイスワームの粉末さ!!!」


ポーチは 痛みに転げまわる サバツの横をすりぬけ 


末だ倒れこむ コバン の元に向かった・・・

続く・・・・・・・





後記・・・・・・


皆を 底なし沼に誘う フロンティア日記は 


ちこっとお休みし 小説の続きをそろそろいかなきゃね(笑)


ポチからの希望の 色々なアイテムを使った頭脳戦  うまく書けてるかなぁw

これ かなり難しかったっすけど もう最後まで書けてます

あとは清書するだけっすので この続きは 近いうちに・・・


では






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最終更新日  2008年01月12日 13時07分39秒
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